サイアミディン

バター負荷試験

サラダチキン負荷試験に続いて行ったバター負荷試験の結果を公開します。

読者の方々からも「自分は肉を食べても血糖値は上がらない」とか、「断食後だと食べる内容に関わらず食事を再開したことで血糖値が上がるのではないか」など様々な御意見を頂きましたので、

今回は83時間の断食の時点でバター100gを食べて血糖値、ケトン体、インスリン、グルカゴンがどのように変動するかという事について、

食前、30分後、60分後、120分後、180分後、240分後、300分後、360分後の計8回採血を行って観察してみることにしました。

また今回は簡易ケトン体測定器と実測での3ヒドロキシ酪酸の測定値の差についても同時に検証することにいたしました。

まずはその結果をどうぞご覧ください。

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あえて糖質を利用する戦略

糖質制限推進派医師の立場でいると、

糖質に対するネガティブなイメージを患者さんに伝える機会がどうしても多くなります。

しかし時には自分を振り返る作業も必要です。自分の理論が完璧だとあぐらをかいたままではいつかきっと足元をすくわれます。

自己批判の意味を込めて、本日は糖質制限推進派医師の視点で糖質のポジティブな側面について考えてみたいと思います。

一つのきっかけとなるのは、近頃話題となっている将棋界の新星、藤井聡太四段です。

2017年6月23日現在、14歳という若さで、公式戦負けなしの28連勝記録を飾っています。凄まじい才能の持ち主ですね。

そんな中、彼の対局中の食事が俄かに注目を集めています。

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笑ってくれれば

たとえば死期迫る病の方々の

苦しみを音楽で和らげることができたとして

その偉業は軽めの美談として受け流されるだろうか

余命が延びることだけが良い治療ではない

短くとも美しい人生はある


あなたの病気を治すのに

エビデンスなんかどうだっていい

あなたが笑ってくれれば



たがしゅう
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不安とは自分の心が作り出す

たがしゅうブログを運営していて糖質制限実践者からの質問を時々受けることがあります。

「糖質制限をしていて○△□◇・・・といった状況なのですが、このまま糖質制限を続けていて大丈夫でしょうか。不安なので先生の御意見をうかがいたいです。」といった内容が多いです。

私に関して言えば、糖質制限を今後一生続けていく事に関して一切の不安はありません。

自分の体調も良くなっているし、患者さんの診療にも活かせるし、指導の言葉に説得力を持たせることもできる。

理論的にも穴のない糖質制限を続けることに不安を感じる要素がありません。

では私に質問を下さる方はどうして不安を感じているのでしょうか。私と何が違うのでしょうか。

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主導権を取り戻せ

とある自己免疫疾患の患者さんに糖質制限指導を行っています。

その方は別の専門医にステロイドを中心とした処方を受けているので、薬剤調整を私が直接できるわけではありません。

なので作戦としては、まずはとにかくしっかりと糖質制限を行うことで体調やデータを改善させていき、

その上で処方をしている主治医と相談して、ステロイドの減量について相談して徐々に減薬を目指すようにとアドバイスしています。

ところがその患者さんは糖質制限ができているにも関わらず、結局ステロイドの減薬を主治医に相談できずに、

どうも言われるがままにそのままの量のステロイドを飲み続けてしまっているようです。

なぜステロイドの減量を相談しないのか?と尋ねた所、「相談しにくいから」と患者さんは言うのです。

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ヨガはスーパーストレッチ

ジムに通い始めて約1カ月の月日が流れました。

一応3日坊主にはならずに週3回のペースで30分のストレッチ、1時間程度の筋トレマシン、30分程度の有酸素運動を基本に続ける事ができています。

110時間断食で5kg体重が減ったにも関わらず、体重はあっという間に元に戻ってしまい、見た目には結局大した変化は現れていませんが、

体脂肪率が少し減り、基礎代謝もちょっと上がってきましたので、今後の経過に期待をしつつこの習慣を継続していきたいと思っています。

そんな中、前々から興味のあったヨガのスタジオプログラムに先日ようやく参加してきました。

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得意分野こそ疑ってみる

NHK Eテレの番組、「100分de名著」の2017年6月のテーマは「維摩経(ゆいまぎょう)」です。

正直、私は「維摩経」という名前すら聞いたことがありませんでしたが、これがまた大変興味深い内容が書かれている本のようで、番組が大変わかりやすく紹介してくれています。

解説者は宗教学者の釈徹宗(しゃく てっしゅう)先生で、以前、「歎異抄」の解説の時にも登場されていましたが、

釈先生の解説はとてもわかりやすく、仏教について不案内な私でも非常によく理解できるので、大変優れた解説力だと思います。

さて、この維摩経ですが、時は紀元前、仏教が出家者のためのものという考えが常識的であった時代、

出家をしていない者でも仏教によって救われなければおかしいという矛盾をついた在家者(=非出家者)達によって興された「大乗仏教」という一大ムーブメントの中心にいた「維摩(ゆいま)」という人物にまつわるお話です。

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自己免疫疾患とストレスマネジメント

私は自己免疫疾患にも糖質制限が有効だという考えを持っています。

そのメカニズムはまだ明確にはされていませんが、

少なくとも糖質制限をすることで、動脈硬化や酸化ストレスのリスクが下がります。その事が自己免疫疾患の病態に悪さをするとは考えにくいです。

一方で糖質制限単独では自己免疫疾患の病勢をコントロールしきる事は難しいということも臨床的には感じています。

なぜ自己免疫疾患に対しては糖質制限が十分な効果を示さないのか。

この問題を考える時に、自己免疫疾患の治療で一般的に用いられているステロイドがヒントになります。

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文章の無断使用は構わない

他の人のブログを読んでいて、たまに「転載禁止」という文言を見る事があります。

自分が一生懸命考えて作成した文章を、二次使用、三次使用される事を嫌がる方がそのように書かれるのでしょうけれど、

私に関して言えば、このブログに書いた文章は誰でも自由に利用してもらって構わないと考えています。

というよりも、その流れは誰にも止められないといった方が正確かもしれません。

例えば、作者に敬意を払って文章を引用する人は、私がどうこう言わなくても引用元を明示して下さるでしょうし、

逆に他人の表現を盗用し自分の文章であるかのように振る舞うような人は、作者が禁止した所で無断盗用を止めるとは思えません。

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文章の作成力と表現力

先日、ウチの病院のスタッフから院内広報誌用のドクターコラムを書いてもらえないかとの依頼がありました。

快諾して時期的に熱中症の話題について2時間くらいで書き終えて原稿をメールで送った所、

スタッフの人から「もう書かれたんですか!?」と驚かれるという出来事がありました。

当然今までのブログ記事をコピペして送ったわけではありません。やはりブログと院内広報誌では読者層が違いますから。

たとえ同じ内容を扱うにしても、どんな人が読むかを想像しながらそれに合わせて文章のニュアンスを変えていく必要があります。だから広報誌用に文章を新たに書き下ろしました。

それでも毎日ブログを書くという習慣が功を奏したのでしょう。

私の文章作成力はいつの間にかかなり高まっていたという事にはっと気づかされました。

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プロフィール

たがしゅう

Author:たがしゅう
漢方好きの神経内科医です。
糖質制限で10か月で30㎏の減量に成功しました。
糖質制限を通じて世界の見え方が変わりました。
今「自分で考える力」が強く求められています。
私にできることを少しずつでも進めていきたいと思います。

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