サイアミディン

哲学を使いこなす意義

山口県の徳山市で、哲学者の小川仁志先生主催で毎月行われている「哲学カフェ」

今回もまた鹿児島より参加して参りました。

やはり小川先生が参加者の皆様と対話の時間を作り上げていくやり方には学ぶべき所が多く、

そのノウハウを少しでも吸収して今後の活動に活かそうと思った次第です。

今回も「愛」をテーマにいろいろと話し合って、最終的に思わぬ深い所まで考えさせられる事となりましたが、

本日の記事はその内容についてではなく、参加した際に小川先生の方から、

「新刊を出したので読んで感想を書いて下さる人にはこの本を差し上げます」

との申し出があったので、私が名乗りを上げてその本を頂くことができました。

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パーキンソン病を専門家に任せない

人体の機能がオーバーヒートした後に消耗して不可逆的な機能低下をきたす「消耗疲弊」病態、

代表格の病気は認知症です。認知症にまつわっては、コウノメソッドに代表されるごく少量の薬剤処方術が、

その方針に対し理解を示す、少数派でも熱意のある先生達によって広められ、そのすぐれた治療効果が少しずつ市民権を得られつつある状況だと思います。

なぜごく少量の抗認知症薬で効果が出るかと言えば、

薬が作用する相手である神経細胞が消耗疲弊のために機能低下し、少量分しか薬が作用する部位が残されていないからです。

それに加えて、機能低下を踏まえずに常用量投与して実は副作用をきたしているという側面がなくなるために、

ガイドライン的な治療ではなしえない治療効果をもたらしているものと考えられます。

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孤独を有効活用する

糖質制限実践者がまだ世の中の多数派となっていない現状においては、

「孤独」というものとどのように向き合うかはひとつの大きなテーマです。

だいぶテレビや雑誌などマスコミの影響で糖質制限というものが、ダイエットとしての偏った形ではあるものの、

言葉としては周知されてきましたが、周りを見ればまだまだ糖質制限を実践している人は変わり者扱いで、

医療の現場においても、同じような状況に立たされています。

私は私のいる病院で、ある程度の範囲内で糖質制限指導を実践させてもらえるようにはなりましたが、

それでも精神的な孤立感は基本的に変わりません。

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健康長寿につながるストレスマネジメント

2017年11月のNHKEテレの番組「100分de名著」で取り上げられていた、

バートランド・ラッセルの『幸福論』について紹介させて頂きます。



ラッセル『幸福論』 2017年11月 (100分 de 名著)
小川仁志(著)


今回の指南役は、以前当ブログでも紹介した山口大学国際総合科学部准教授で哲学者の小川仁志先生です。

今回も非常にわかりやすくラッセルの幸福論について解説して下さったおかげで、

バートランド・ラッセルという人物に私は非常に強い興味を持つようになりました。

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信頼は人生の潤滑剤

あけましておめでとうございます。

今年最初の話題は、私にしては珍しく洋書を紹介したいと思います。

私は以前エストロゲンというホルモンの成り立ちを学び、生命の本質は女性にありという事を悟りましたが、

それに対する男性の本質はその女性を守るためのガーディアン(守護者)だという考えに至りました。

なぜならば男性は女性の美しさに容易に翻弄されますし、時には地位や名声を投げうることさえありますし、

かといって女性に翻弄されまいと自らのガードを固めていれば、一定以上の幸せは得られないというジレンマに陥ります。

男性にとって女性とは守るべき存在でありかつ生きる原動力です。

仮に女性がいなくなった世の中を想像したら、その存在の大きさに否が応でも直面させられると思います。

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ものごとを見る視点を変える

糖質制限に興味はあるけどなかなか始められないと言う人に対して、

私は次のようにアドバイスするようにしています。

糖質制限の負の側面ではなく、正の側面に注目するようにして下さい」と、

糖質が食べられないことに意識を向けるのではなく、肉を目一杯食べられるという事に意識を向けるのです。

つまりものごとを見る視点を変えるというアドバイスです。

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正しく褒めることは必要

アドラー心理学においては「他人を褒めてはいけない」という教えがあります。

なぜならば褒める行為は褒められる相手との上下関係を作るからであって、

たとえ相手が幼いこどもであっても対等な人間同士として接するべきであり、

さもなくばそのこどもは褒められる事にしか注目しない人間へと育ち、

最悪の場合褒められなければ行動しない人間になるおそれがある、と学びました。

この話は概ねは納得できるものの、心の中でどこかすっきりしない感覚が残っていたのは、

世の中には褒められることによって明らかに人生がポジティブに動いている人が所々にいるという事実があったからです。

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精神科医が鉄欠乏症に注目する理由

精神科医の奥平智之先生の著書、「マンガでわかる ココロの不調回復 食べてうつぬけ」を読ませて頂きました。



マンガでわかる ココロの不調回復 食べてうつぬけ 単行本(ソフトカバー) – 2017/11/11
奥平 智之 (著),‎ いしいまき (イラスト)


副題に「鉄欠乏女子を救え!」とあり、鉄欠乏症に伴って起こる様々な精神症状、その対策としての糖質制限も含めた食事療法、漢方治療などが紹介されています。

鉄分が欠乏している女性のことをこの本の中では略して「テケジョ」と称して、ソフトタッチなイラストやマンガを交えてわかりやすい説明がなされています。

夏に読んだ同じく精神科医の藤川徳美先生の本と同様、奥平先生も鉄不足をかなり強調されている様子がわかります。

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「炭水化物は人類を滅ぼす【最終解答編】」書評



我が師、夏井睦先生の待望の新刊本が出版されました。

前著、「炭水化物は人類を滅ぼす」も、その生命史を俯瞰するような切り口で、

糖質制限の妥当性を説明し、さらになぜ糖質が神格化されるほど人間の文化の中に根付いたのかという事について、

多くの状況証拠を結び付けて、非常に説得力のある仮説として私達に提案される名著でしたが、

今回はさらにスケールの広い考察が積み重ねられ、「炭水化物が人類を滅ぼす」という未来が、

そんなに遠い先ではなく喫緊の課題となる事に対し警鐘を鳴らし、その危機的状況に対して人類がどう立ち向かうべきかを独自の視点で提言された壮大な作品です。

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慈愛の心を持って触れる

最近、非常に興味深い本を読みました。

ブログ読者の皆様におすすめです。



皮膚は「心」を持っていた! (青春新書インテリジェンス) 新書 – 2017/8/2
山口 創 (著)


著者は桜美林大学リベラルアーツ学群教授で臨床発達心理士の山口創(はじめ)先生です。

健康心理学・身体心理学というものを専門とされており、この本では皮膚感覚が心と身体に及ぼす多岐に渡る影響をわかりやすく紹介されています。

私などは漢方診察で患者さんの脈を見たり、お腹を触れたりする場面も多いのですが、

この本を読み終えて非常にたくさんの事を教わったように思います。

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プロフィール

たがしゅう

Author:たがしゅう
本名:田頭秀悟(たがしら しゅうご)
漢方好きの神経内科医です。
南鹿児島さくら病院にいます。
糖質制限で10か月で30㎏の減量に成功しました。
糖質制限を通じて世界の見え方が変わりました。
今「自分で考える力」が強く求められています。
私にできることを少しずつでも進めていきたいと思います。

南鹿児島さくら病院では職員を随時募集中です。
詳しくはホームページhttp://www.nissyoukai.or.jp/
を御覧になって下さい。
見学申し込みもお気軽にどうぞ。

※当ブログ内で紹介する症例は事実を元にしたフィクションです。

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