サイアミディン

鉄不足の重要性を知らしめる

広島県の精神科医、藤川徳美先生が書かれた本、

「うつ・パニックは「鉄」不足が原因だった」を拝読しました。



うつ・パニックは「鉄」不足が原因だった (光文社新書) 新書 – 2017/7/19
藤川 徳美 (著)


いろいろ考えさせられる良書だったと思います。

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がんに心から感謝する境地

以前も書きましたが、末期がんを克服した人の体験談を、

現代医学は軽くあしらう風潮があります。そんなはずがない。うそに決まっている、と。

しかしながら、そうしたがんサバイバーの人達の言葉に実際触れてみると、普通では感じないような言葉の重みを感じます。

疑わず素直な気持ちでまずは彼ら彼女らの言葉に耳を傾けてみましょう。

今日紹介するのは、48歳の時に子宮がんが発覚し、手術できない程進行していた状態から、

一冊の本に出会ったことをきっかけにがん細胞も含めて60兆個のすべての細胞に感謝をし、10万回ありがとうという事でがんを克服したという工藤房美さんの本です。

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自分で仕事の限界を決めない

糖質制限を通じて知り合ったお友達から面白い本を提供してもらいました。

私は今年のはじめに職業の幅を超えて仕事というものを捉えようという意志表明を致しましたが、

今回御紹介する本は、まさにそれを地で行っているような方が書かれた本です。



すぐやる! 「行動力」を高める“科学的な"方法 単行本(ソフトカバー) – 2016/7/27
菅原洋平 (著)


著者は作業療法士で、ユークロニアという人材開発会社の代表でもある菅原洋平さんです。

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得意分野こそ疑ってみる

NHK Eテレの番組、「100分de名著」の2017年6月のテーマは「維摩経(ゆいまぎょう)」です。

正直、私は「維摩経」という名前すら聞いたことがありませんでしたが、これがまた大変興味深い内容が書かれている本のようで、番組が大変わかりやすく紹介してくれています。

解説者は宗教学者の釈徹宗(しゃく てっしゅう)先生で、以前、「歎異抄」の解説の時にも登場されていましたが、

釈先生の解説はとてもわかりやすく、仏教について不案内な私でも非常によく理解できるので、大変優れた解説力だと思います。

さて、この維摩経ですが、時は紀元前、仏教が出家者のためのものという考えが常識的であった時代、

出家をしていない者でも仏教によって救われなければおかしいという矛盾をついた在家者(=非出家者)達によって興された「大乗仏教」という一大ムーブメントの中心にいた「維摩(ゆいま)」という人物にまつわるお話です。

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材料と環境整備

私は糖質制限でうつ病を克服した実体験を持つ医師ですが、

世の中には糖質制限関係なしでうつ病を克服したという人もおられます。



うつヌケ うつトンネルを抜けた人たち 単行本 – 2017/1/19
田中 圭一 (著)


私はストレスマネジメントには、糖質制限に勝るとも劣らない効果があると考えています。

おそらくこの本には糖質制限関係なしにうつ病を克服できるほど優れたストレスマネジメントの方法が書かれているのであろうと思い、

興味を持って読み進めてみる事にしました。

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希望を持って生きること

今月のNHK Eテレ、100分de名著のテーマは三木清の「人生論ノート」でした。

本の分量として決して多い方ではない一方で、一見意味を理解するのが困難な表現も多く織り交ぜられているのですが、

それはこの本が書かれていた当時は戦時での言論統制が敷かれていたからだそうです。

その制限をかいくぐって、三木清がそれでもどうしても書き残したかった想いが書き残されています。

本の最後「希望について」語られる場面で、次のような一文が出てきます。

「人生は運命であるやうに、人生は希望である。運命的な存在である人間にとつて生きてゐることは希望を持つてゐることである。」

この言葉には私は非常に共感を覚えます。

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様々な情報を得て知識を整理する

糖質制限について専門分野の異なる様々な先生達が共同執筆されたムック本が出ました。



スーパードクターズ! いま、糖質制限がすごい! ケトン体生活のススメ (ぴあMOOK) ムック – 2017/4/3

内科、外科、産婦人科、小児科、歯科、オーソモレキュラー、教育と、

糖質制限界で有名な錚々たる先生方が名を連ねており、私も購入して読ませて頂きました。

これだけ多分野にわたって糖質制限が良いと語っているということは、

糖質制限の本質や推して知るべし、と私は思うのです。

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失敗を成功に導くシステムを考える

失敗学に対する勉強を続けていたら、興味深い本と出会いました。



失敗の科学 失敗から学習する組織、学習できない組織 単行本(ソフトカバー) – 2016/12/23
マシュー・サイド (著), 有枝 春 (翻訳)


失敗を失敗のままにしていると、同じ失敗を何度も繰り返してしまいます。

その失敗を繰り返す体質が医療業界全体にあるのだという鋭い指摘が書かれていました。

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小さな声を聞く、小さな声を上げる

文庫X(エックス)と呼ばれる本を読みました。

岩手県盛岡市のさわや書店フェザン店の書店員さんの発案で、

タイトルをあえて隠してその代わり「読んで欲しい」という趣旨の直筆の紹介文をブックカバーに書いて売るという斬新な方法で、

そのまま売っていたら興味を持たれなかったであろう客へ興味を持たせる事で一躍話題となった本です。

売りたい気持ちに反してあえてタイトルを隠す、でもかえってそれが興味をそそるという逆転の発想。私もこの紹介文に興味をそそられて買ったクチです。

文庫本にして約500ページと、読み切るのになかなか時間のかかる作品ではありますが、一旦読み始めると内容に引き込まれてどんどん先に読み進めたくなる内容の本でした。紹介文通りでした。

当初、この紹介文のセンスの良さをブログのネタにしようかなと思って読み始めた本でしたが、

それ以上に本編の内容に考えさせられる所が多かったので、本編から私が学んだ事を書くことにしようと思いました。

ただ内容を読んでみればわかりますが、書店員さんが表紙を隠した本当の意図というのがしみじみと伝わってくる本編の内容であり、

この本をたくさんの人に読んでほしいと考えた書店員さんの気持ちを思うと気軽にネタバレしたくない気持ちになってくるのです。

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仕事の目的を幅広く捉える

あけましておめでとうございます。

私がブログを書き初めて4回目の元日を迎えました。

毎年元日は心機一転、一年を始めるにあたってふさわしい心構えが学べる本を紹介するようにしています。

今年まず紹介したいのはこちらの本です。



目覚めよ、薬剤師たち!―地域医療を支える薬剤師の使命 単行本 – 2013/11
鶴蒔 靖夫 (著)


医薬分業を推し進める先駆け的存在となった「ファーマシィ」という株式会社の武田宏(たけだ ひろむ)社長の理念が、批評家の鶴蒔靖夫(つるまき やすお)氏によってまとめられた一冊です。

武田社長の考え方は私の解釈で端的に表現すれば、「薬剤師の本来の在り方を思い出せ」というものです。

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プロフィール

たがしゅう

Author:たがしゅう
漢方好きの神経内科医です。
糖質制限で10か月で30㎏の減量に成功しました。
糖質制限を通じて世界の見え方が変わりました。
今「自分で考える力」が強く求められています。
私にできることを少しずつでも進めていきたいと思います。

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