サイアミディン

コレステロールとストレスの関係

ブログ読者の方より匿名で御質問を頂きました。

コレステロールの上昇とストレスって関係あるんですか?

というものですが、これについてはストレス学の書籍などを読んでみても直接言及しているものは私の知る限りありません。

しかしこんな時もあきらめずに自分の知っている知識と経験を元に、自分の頭で考えてみたいと思います。

結論から言えば「正常な身体機能を有する状況ではストレスに伴いコレステロールは上昇する」と私は考えます。

ただしそれは悪いことではなく、Low T3症候群と同様、身体の適応反応だと私は考えています。

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身体を守る精巧なシステム

ブログ読者のきよすクリニックの先生からLow T3症候群を考える上で有益なコメントを頂きました。

(以下、コメントより引用)

甲状腺ホルモン関連疾患の場合、
視床下部、下垂体、甲状腺、T4→T3変換、標的臓器に異常がないかどうか、および視床下部~標的臓器までの情報伝達系に異常がないかどうかを考えるとわかりやすいです。

低T3症候群において、仮にT4からT3への変換が障害されているとすれば、T4高値、TSH高値となるはずですが、実際にはTSHとT4は高値ではありません

(引用、ここまで)


代謝を高回転にする甲状腺ホルモンが分泌され効果を示すまでには、

様々な段階がある事を知るのとともに精巧に構築されたフィードバック機構を理解する事が重要だという御指摘だと思います。

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環境が潜在能力を変える

ブログ読者のEtsuko さんより次のようなコメントを頂きました。

Etsuko さん、どうも有難うございます。

>人間は、その時代に合った(必要な)
>能力しか表面化してないのだと思います。
>例えば「テレパシー」
>規模は小さいですが、「以心伝心」が、その現代版だと思います。
>人類が、狩りを中心にしていた時代は、この能力が必要だったはずです。
>ヒトの連携プレー無くしては、大きな獲物を仕留める事は難しいです。
言語の無い時代、コミュニケーションのツールとして
このテレパシー能力が表面化していたのではないかと思います。
>表面化していない能力を、簡単に引き出せるようになると、
>それはそれで、凄い事になりそうです。
>その時代に合った能力しか表面化させないという、
>理由があるのかもしれません・・・

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ラップ療法でうまくいかない例への御意見

先日、褥創のラップ療法でうまくいかない例を提示し、

読者の方々からそれに対する様々な御意見を頂きました。誠に有難うございます。

本日は頂いた御意見を一部御紹介させて頂きます。

それが集合知として、私自身の治療方針の見直しにつながればと思いますし、

同じような悩みを抱えている方への参考に少しでもなれば幸いです。

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情報を咀嚼する

ブログ読者のだいきち さんから示唆に富むコメントを頂きました。

(以下、だいきち さんコメントより一部抜粋)
健康な人々にとっては、現代医学は常に進歩の一途を邁進しているような印象を抱いていると思うのです。

何故なら、世間(特にメディア)では最新医療であたかも「大病が完全に治った」かのような、側面の良い面ばかりを誇張して報道する特性があり、視聴者は鵜呑みにしてしまう傾向があります。

実際、私の親もそのような報道を「すごいね~技術はどんどん進歩して安心だね」と笑みを湛えて拝聴しています。

「治る」というインパクトが視聴者に受けるので、プラス面を誇張するという手法をよくとるのがテレビというものです。

実は、最新医療でもっても救われず亡くなっている方々のほうが更に多いという暗い事実にはほとんど触れずに。
まだまだメディアリテラシーが進んでいるとは言えません。
(抜粋、ここまで)


私も、国民の健康観や医療に対するイメージがマスコミに操作されている部分は大きいと考えます。

「自分で考える力」を十分に身につけていない人は、マスコミの作る流れに容易に扇動されてしまうのです。

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最善は常に変動する

とあるブログ読者の方から「ヒトが食べるべきものは何だと思いますか?」という御質問を頂きました。

投稿者の方の御意見では、書物を読むとヒトの主食は「骨髄」だという見解があり、

それに準じれば、骨髄の栄養素としては飽和脂肪酸やビタミン、ミネラルが豊富に含まれているので、

骨髄の栄養組成に近づけるために鶏肉よりもオージービーフ、また一部サプリメントを使うのもよいのではないかと考えるがどう思うか?という趣旨の御質問でした。

初期人類は骨髄を主食としていたとする説は、人類学者の島泰三氏の書かれた「親指はなぜ太いのか」という本に詳しく書かれていますね。

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快を感じる医療は適切とは限らない

ブログ読者のSLEEPさんより次のようなコメントを頂きました。

今の医療というのは長く生きることに特化していて楽しく生きることに対応してないですね。

良薬は口に苦し、と言いますが口に苦いのが良薬と言うわけではないでしょう。

病気になったら真面目に人生を送れ、即入院、手術だ、全力でリハビリだ、禁酒、禁煙なんて当たり前だというのもね、苦しい闘病をさらに苦しくしてどうするんだと思います。


胃瘻、人工呼吸器、気管切開、中心静脈栄養などと、

現代医療は延命治療の技術をかなり発達させてきました。

私も神経内科医としてそういう処置がなされる患者さんをたくさん診て来ました。

個人的には苦しいだけの延命治療は施す側の自己満足になるだけの思いがあるため、あまり実施したくない処置なのですが、

家族の希望や状況、ひいては病院の診療指針などを踏まえると、延命行為を勧めざるを得ない状況があるのです。

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ヒト本来の眠る姿勢とは

先日フランスに関する記事を紹介した時に、

ブログ読者のアラジンさんから「フランス人はうつ伏せ寝が多いと聞きますが本当でしょうか?」というコメントを頂きました。

残念ながらその質問に答えるための信頼できる情報を私は持っていないのですが、

うつ伏せ寝が健康によいという考え自体には興味を持ちました。医学的に言えば「腹臥位(ふくがい)」と言いますが、

あまり腹臥位の健康効果について言及している医学書がない中、一人この事に言及していたのが、かの有名な聖路加国際病院の日野原重明先生です。



長寿の道しるべ 単行本 – 2013/3/22
日野原 重明 (著)

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あるはずのものがないときにきづくこと

電車の中でみんなスマホばかり見ている」という話を取り上げた時に、

ブログ読者のやまたつ さんから「自分の通勤風景でも、8割がスマホの画面とにらめっこ」とのコメントを頂きました。

8割という数字を見ると、ついつい「2:8の法則(2:6:2の法則)」の事を考えてしまいます。

そういえば、以前紹介した映画プロデューサーの川村元気さんが、こんな事をおっしゃっていました。

ある日電車に乗り込んで家にスマホを忘れた事に気付いた川村さんは、電車の中でする事もなかったので外の風景をただ眺めていました。

すると途中で車窓から綺麗な虹がかかっている光景を目にしました。

「東京でもこんな綺麗な虹が見られることがあるんだなぁ」と感動していた川村さんがパッと電車の車内を振り返ると、

ほとんどの人がスマホを見ていてその虹に気づいていなかったのだそうです。

この話はいろいろな気づきを与えてくれているように私には思えます。

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女性を守るために生まれた男性

男性が女性にモテたいという気持ちが持つ原動力にはかなり大きいものがあります。

モテたいと表現してしまうと俗っぽいですが、女性に注目してもらうため、女性に愛してもらうためと幅を広げて解釈すれば、ほとんどすべての男性の行動原理になっているのではないかとさえ思う程です。

一方で、私は男性なので女性の気持ちが完全にわかるわけではありませんが、女性が男性にモテたいという気持ちは少なくとも表面上は男性のそれに比べて目立ちません。

秘する気持ちがあるかもしれない事は否定できませんが、例えばお笑い芸人など「モテたいからなった」などと公言しやすい職種の人でも、そう言うのは男性に圧倒的に多いように思います。

また他方で世の中に氾濫する性的な情報を眺めてると、女性向けのものよりも男性向けのものが圧倒的に多いですね。

そこにインターネットも加わり、その気さえあれば簡単にそうした情報に触れる事ができる世の中になってしまっています。

性情報に男性が惹きつけられる吸引力には相当なものがあります。容易にアクセスできる情報に対してたいていの男性はその魅力に抵抗し難いと思います。

アイドルに熱狂するというくらいの現象なら男性、女性に均等に見られるように思いますが、こと性的な情報に関して言えば男性は操られる側、女性は操る側という構図があるように私には思えます。

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プロフィール

たがしゅう

Author:たがしゅう
本名:田頭秀悟(たがしら しゅうご)
漢方好きの神経内科医です。
南鹿児島さくら病院にいます。
糖質制限で10か月で30㎏の減量に成功しました。
糖質制限を通じて世界の見え方が変わりました。
今「自分で考える力」が強く求められています。
私にできることを少しずつでも進めていきたいと思います。

南鹿児島さくら病院では職員を随時募集中です。
詳しくはホームページhttp://www.nissyoukai.or.jp/
を御覧になって下さい。
見学申し込みもお気軽にどうぞ。

※当ブログ内で紹介する症例は事実を元にしたフィクションです。

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