サイアミディン

一方的な主体性では不十分

ブログ読者のエリスさんから、「自分がどうしたいかはお互いに伝える必要がある」という御意見を頂きました。

これは本当にその通りで、男女の恋愛の場合で考えると、

仮に女性側がどうしたいのかを明確に示したとしても、男性がそれを示さなければ、

和牛の漫才ではありませんが、男性側は常に女性の意見発信で物事を考えるという受身的な思考パターンを披露してしまうことになり、

はたからみたら滑稽な状況、男性役の水田さんの正論を言っているのに憎たらしい状況に陥ってしまいます。

言い換えれば、折角の主体性の良さが台無しになってしまう危険性をはらんでいるということです。

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限られた時期の運動は人為的であってよい

私は運動をするなとは言いません。

運動はしてもいいし、しなくてもいいものだと思っています。

こう言ってしまうと、0か100かの二元論に聞こえるかもしれませんが、

動物として生きている限り、運動していないと言いながらも、何かしらの運動をしています。

その量が人と比較して多いか少ないかという問題であって、「運動をしてもしなくてもいい」という考えは、

「糖質制限をあまり厳格化しない」という発想と似ていて、本人の心地よさを重視するという考えに通じます。

そうした考えの中で運動習慣のない人が運動が好きでないのに無理矢理に運動習慣を作る必要はないという意見を述べたわけですが、

かならずしもそうとは限らないと考えさせられる御意見をブログ読者のkazukou1508 さんから頂きました。

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主体的医療を行うためにすべきこと

ブログ読者のEtsuko さんから頂いたコメントを参考にして、

主体性の具合で患者を以下の4グループに分ける発想について思考を深めたいと思います。

・Aグループ(主体性8~10割、受動性0~2割):患者が治療法を提案し、医師と相談しながら治療法を決定する「患者主導・医師パートナータイプ」
・Bグループ(主体性5~7割、受動性3~5割):医師が複数の治療法を説明し、患者と相談しながら治療法を決定する「医師主導・患者パートナータイプ」
・Cグループ(主体性3~5割、受動性5~7割):医師が治療法を決定し、患者に説明し同意を得る「医師主導・説明同意ありタイプ」
・Dグループ(主体性0~2割、受動性8~10割):医師が患者にとって最良だと考える治療法を、説明や同意を経ずに決定する「医師主導・説明同意なしタイプ」


こうして整理すると目指すべき主体的医療と現在の医療との関係性がよくわかるように思います。

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糖質制限で体調が悪くなる人の本質的な問題点

ブログ読者のCarmen さんから御質問を頂きました。Carmen さん、有難うございます。

(以下、引用)

【2018-04-20 Carmen

MEC食ドクターの福田先生はスーパー糖質制限や完全MEC食で調子が良くない患者を診て糖質摂取を促し症状が良好に向かうケースをブログで紹介しています。
http://seiichizb4.blog.fc2.com

ただ江部先生は福田先生の症例を紹介されてもエネルギー不足の論を崩されません。糖質摂取で症状が良くなることを認めてなくエネルギー論に終始しています。
がMEC食プラスバター大量摂取を考えてもエネルギーが足りてないとは到底思えなく疑問は残ります。

たがしゅう先生は患者が糖質摂取して良くなること、そして糖質制限での体調不良はエネルギー不足が原因とのことについてどう思われますか?

(引用、ここまで)

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文献情報を思考の樹に組み込む

ブログ読者のEtsuko さんから、以下のコメントを頂きました。Etsuko さん、有難うございます。

(以下、引用)

【2018-04-18 Etsuko

崎谷先生の本はインパクトがあり、
前々から興味を持っていましたが、
「警戒心」から読んだことはありません。

乳酸を毒物扱いされていることで、
他の内容についても懐疑的になりました。

引用文献の数が多ければ良いというものではないです。
現代では間違いが認められた文献の情報も、
紛れ込んでいるのではないかと心配になります。

信頼性できる文献を選択する事にこそ、
価値があると思います。

(引用、ここまで)

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本質を忘れないで

ブログ読者のだいきちさん、ねけさんから、

異なる二つの記事に対してそれぞれコメントを頂きました。お二人とも有難うございます。

それらのコメントが偶然なのか必然なのか、一つの本質的なことを指摘している事にふと気付いたので、

本日はその私の気付きを記事にさせて頂こうと思います。

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自由を求めて身体は病む

ブログ読者のだいきちさんから、以下のようなコメントを頂きました。だいきちさん、有難うございます。

(以下、引用)

【2018-03-13 だいきち
潜在意識

病気になるのも自分、治すのも自分
というのは誰しも十分に理解しているはずですが、何故病気になるのでしょう?
こうなると、好きで病気になりたいと公然という人はいないでしょうが、実は潜在意識の中で病気を望んでいる場合もあるのかと見なければ解決できないのです。
母親の愛情を受けたくて、仮病する子がいるといいます。
その心理は十分に理解できますし、大人にも適用できる原理かなとも思います。
その視点で見ていくと、新たなアプローチも存在するかもしれませんね。】

(引用、ここまで)


この御意見は非常に本質をついていると私は感じました。

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ストレスマネジメントの問題は大きい

何でもかんでもストレスマネジメントで片付けないで」というコメントを読者の方から頂いたことがあります。

おそらくその方にとってはストレスマネジメントという具体的ではない治療方針が私がその人の悩みを煙に巻くというか、お茶を濁しているように受け止められてしまったのだと思います。

しかし私はおそらく多くの方が思っている以上にストレスマネジメントの問題を重要視しています。

なぜならばストレスマネジメント不良は、時として糖質制限を実践してもらおうと促す時の最大の妨げとなりますし、

糖質制限によって起こるはずの糖代謝優位から脂質代謝優位への代謝変更を、糖質制限を行なっていたとしても起こさせない程強力に糖代謝へ傾ける原因となり得るからです。

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コレステロールとストレスの関係

ブログ読者の方より匿名で御質問を頂きました。

コレステロールの上昇とストレスって関係あるんですか?

というものですが、これについてはストレス学の書籍などを読んでみても直接言及しているものは私の知る限りありません。

しかしこんな時もあきらめずに自分の知っている知識と経験を元に、自分の頭で考えてみたいと思います。

結論から言えば「正常な身体機能を有する状況ではストレスに伴いコレステロールは上昇する」と私は考えます。

ただしそれは悪いことではなく、Low T3症候群と同様、身体の適応反応だと私は考えています。

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身体を守る精巧なシステム

ブログ読者のきよすクリニックの先生からLow T3症候群を考える上で有益なコメントを頂きました。

(以下、コメントより引用)

甲状腺ホルモン関連疾患の場合、
視床下部、下垂体、甲状腺、T4→T3変換、標的臓器に異常がないかどうか、および視床下部~標的臓器までの情報伝達系に異常がないかどうかを考えるとわかりやすいです。

低T3症候群において、仮にT4からT3への変換が障害されているとすれば、T4高値、TSH高値となるはずですが、実際にはTSHとT4は高値ではありません

(引用、ここまで)


代謝を高回転にする甲状腺ホルモンが分泌され効果を示すまでには、

様々な段階がある事を知るのとともに精巧に構築されたフィードバック機構を理解する事が重要だという御指摘だと思います。

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プロフィール

たがしゅう

Author:たがしゅう
本名:田頭秀悟(たがしら しゅうご)
漢方好きの神経内科医です。
南鹿児島さくら病院にいます。
糖質制限で10か月で30㎏の減量に成功しました。
糖質制限を通じて世界の見え方が変わりました。
今「自分で考える力」が強く求められています。
私にできることを少しずつでも進めていきたいと思います。

南鹿児島さくら病院では職員を随時募集中です。
詳しくはホームページhttp://www.nissyoukai.or.jp/
を御覧になって下さい。
見学申し込みもお気軽にどうぞ。

※当ブログ内で紹介する症例は事実を元にしたフィクションです。

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