サイアミディン

柔軟思考の背景にあるもの

テレビはのめり込んでしまうとすぐに時間が奪われてしまうので、

最近はできるだけ見ないように心がけているのですが、

昔テレビにハマった経験は今の私の中に確実に残っています。

そして今は大変便利なことにYou Tubeなどのネット動画配信サービスがあり、

これにより過去にハマったテレビ番組を一部視聴する事ができたりします。

休みの日にそれらを少しでもYou Tubeで観てしまうと、昔ハマった記憶が呼び起こされて時間を忘れて観続けてしまっている自分がいます。

アドラーは過去の出来事は関係ないと言っていますが、こういう時にやっぱり関係するんじゃないかと思ってしまいますね。

私が昔ハマりにハマったテレビ番組の一つに日本テレビで放送されていた「マジカル頭脳パワー!!」というのがあります。

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良いものはわかりやすい

引き続きガンディーについて考えます。

ガンディーが行った「塩の行進」と「断食」は非常にわかりやすい行為でした。

シンプルに言えば、「歩くこと」と「食べないこと」です。老若男女、識字能力の如何に関わらず誰にでも理解する事ができます。

しかもその行為の中に塩の専売という理不尽な制度に立ち向かう強い意志、

争いをやめさせるため自らが死をも覚悟し食べないという強い精神を率先して示す事で、民衆の心の中にある善良なるものが引き出されるというガンディーの深い意図が込められています。

ただ単純に歩いたり、食べなかったりすることとはわけが違うのです。

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ガンディーの断食

NHK100分de名著の今月のテーマは「ガンディー」です。

おそらく「ガンジー」といった方が通りがいいこの偉人の名は、

正式な発音からすれば「ガンディー」の方が近いのだそうです。

二十世紀前半、非暴力・不服従の精神でイギリスの支配制度からインドを独立へと導いた事で知られていますが、

番組から学ぶ所によれば、ガンディーは優れた宗教家であり、政治家でもあったというのです。

興味を持った私はガンディーの関連本を手に入れてさらに理解を深めようとしました。

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ちょっとした「違和感」に気付く

先日、ふと自動録画されていた番組の中から、

NHKの朝の情報番組「あさイチ」に、大ヒット映画「君の名は。」のプロデューサーの川村元気さんが出演されているのを見ました。

「君の名は。」はまだ私は観ていませんが、相当流行っているみたいですね。

この番組で初めて川村さんの存在を知りましたが、この方ものすごい才能のある方のようで、

「君の名は。」以外にも「電車男」「告白」「悪人」「バケモノの子」などなど、関わった映画は次々とヒットして、

同時にベストセラーになるような小説を何冊も書かれていて、さらに絵本作家もされていて、それがまた映画になるというすごさです。

驚いたのはそんな才能のある人が何ともまだ若いという事です。

そして番組の中で川村さんが作品作りのために普段から心がけていることの話がとても面白かったです。

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「構造」で考える時の盲点

ヒトがビタミンC合成能を失ったのは野菜を食べる習慣を得たからではないか」という仮説に対して

我が師、夏井睦先生から畏れ多くもコメントを頂きました。

なぜ,ヒトはビタミンC合成能を失ったか。
要らなくなったから」という可能性も忘れてはいけません。

そもそも「ビタミンCが必須栄養素」と言うこと自体が変なのです。だって,「水溶性で体内に蓄積できず,植物からしか摂取できない」ものが生存に必須な物質・・・なんて論理的に考えるとありえないです。

ビタミンCが豊富な植物を常に手に入れられたから,という説明はちょっと眉唾。
植物にとって葉はエネルギーを産生する「生きるのに絶対必要な」最重要器官ですから,動物に食べられないように毒物であるアルカロイドをためたり,食べられないように固くしたり,トゲを生やしたりしています。だから,どの葉っぱもたいてい不味いし食べにくい(そこらに生えている雑草を食べてみるとわかります)。私たちが食べている葉っぱは食べやすいように品種改良したものです。

先史時代人が私が考えるように昆虫・小動物が常食だったら,遊びながら10分足らずで一日に必要な蛋白と脂質が採取できます。そういう彼らが,なぜわざわざ不味くて食べにくいものを食べる必要なんてありません。まぁせいぜい,遊びで口に入れ,「苦い!」と吐き出すのが関の山。果実にしても原種はそんなに甘くないので,積極的に食べたのかなぁ,と思います。

知人の生化学者に聞いたところ,「必要なのは抗酸化剤。ビタミンCは抗酸化剤の一つにすぎないので,その他,抗酸化剤として機能する物質が体内で作れるようになれば,ビタミンC合成能を放棄しても不思議ないと思うよ」ということでした。

http://www.wound-treatment.jp/new_2015-01.htm#0124-06:00-3
壊血病の発症には常に糖質過剰摂取がセットになっている印象です。

それと関係あるかどうか不明ですが,酸化型ビタミンC(デヒドロアスコルビン酸)は細胞内に取り込まれて抗酸化剤である還元型ビタミンCになるそうですが,デヒドロアスコルビン酸の取り込みはブドウ糖と競合するんだとか。

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ナイチンゲールは本質を見ていた

皆さんは、ナイチンゲールについてどれくらい御存知でしょうか。

私が医師の仕事をする時に大変お世話になる看護師さん、その象徴的存在がフローレンス・ナイチンゲールです。

ものすごく有名な人物ですが、恥ずかしながら私は医師なのにナイチンゲールの事はそんなに知りませんでした。

せいぜいクリミア戦争へ参加し、まだ看護が広く知れ渡っていなかった時代に、戦地で正しい看護学の基礎を創り上げた祖、といったくらいの認識です。

ところが先日、糖質制限を通じて知りあった先生から一冊の本を頂き、私は初めてナイチンゲールの思想について知る事になりました。



病いとかかわる思想【第2版】 単行本 – 2006/3/16
森本 芳生 (著)


その結果、ナイチンゲールは生命の本質に目を向けて病と向き合った偉大な人物であったという事がよくわかりました。

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天才は連想上手

立派な学歴や経歴を持つ医師達が糖質制限を批判するのを見るにつけ、

本当の頭の良さとはどういう所にあるのだろかという事を考えさせられます。

世の中を見渡せば、学歴がなくとも「この人は頭がいいなぁ」と思う人に時々出会う事があります。

例えば、当ブログで時々紹介する「100分de名著」という番組の司会、伊集院光さんは私から見てものすごく頭の良い人です。

あの番組は歴史的な名著をそれに詳しい専門家を招いて要点を解説してもらうという内容です。解説される専門家の方々も勿論素晴らしく、難しい文章を丁寧に読み解いて下さるのですが、

伊集院さんはそれをさらに視聴者目線まで落とし込んでくれるというか、大変わかりやすいたとえを多用して自身が理解した内容を確認して下さるのです。

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先入観を外すのは難しいが不可能ではない

ゴキブリが苦手だという人は多いと思いますが、

ゴキブリを美味しそうだから食べてみたいという人はおそらく少ないでしょう。

しかし、ゴキブリを食べるという食文化は実は日本を含めた世界各地に存在しているそうです。

例えば中国ではゴキブリを漢方薬の一成分「䗪虫(しゃちゅう)」として利用されたりもしています。

栄養的にもゴキブリは高タンパク質、高脂質の優秀な糖質制限OK食品です。

言わば肉を食べているのと同じようなものなのに、肉を食べる事に比べてゴキブリを食べるハードルの方が明らかに高いのは何故でしょうか。

これは脳が作り出すイメージが食べる事に確実に影響を与えるという事をよく示している話だと思います。

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競争を意識しない生き方

ノーベル医学生理学賞を受賞された大隅良典先生の受賞直後の会見では名言連発でした。

急な会見であれだけの事が言えるということは、いかに普段から自分の考えをしっかり持っているかという事だと思います。

なんで?というのは科学の基本です

世の中にはわかっているようでわかっていないという事が結構たくさんあるということです

こども達に何とかなるさという気持ちでいろいろなことにチャレンジしていくという精神が伝われば嬉しい

"役に立つ"という言葉は社会をダメにする。最初からがんや難病の治療に役に立つと思って研究したわけじゃない。ゆとりをもって科学を支えられる社会になってほしい

そんな中、一番印象に残ったのは、大隅先生が、

もともと他人と競争するのが嫌いで、他人がやらない事をやろうとした結果、酵母の世界に目を向けたという話です。

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やわらかい心で世界を捉える

私は夏井先生から糖質制限の存在を教わりました。

糖質制限実践前の自分の精神状態は暗鬱たるものがありましたので、

もしも糖質制限に出会っていなければという事を考えるだけで、夏井先生は私にとっての命の恩人です。

しかしおそらく夏井先生にとってはわざわざ「誰かの命を救おう」と思って行った行動では決してないと思います。

見返りを求めず真実を公開する姿勢で起こした行動が、結果的に多くの人の心を救っているのだと思います。

私は豚皮揚げを食べる会の常連となり、かつては雲の上の存在であった夏井先生とお話しをさせて頂く事ができるようになりました。

その中で感じるのは、やはり夏井先生の考えている事は、平凡な思考の一枚も二枚も上手を行っているという事です。

先日も大変心に響く次のようなお言葉を教えて頂きました。

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プロフィール

たがしゅう

Author:たがしゅう
漢方好きの神経内科医です。
糖質制限で10か月で30㎏の減量に成功しました。
糖質制限を通じて世界の見え方が変わりました。
今「自分で考える力」が強く求められています。
私にできることを少しずつでも進めていきたいと思います。

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