サイアミディン

ストレスに感じるくらいなら糖質制限を緩めるべき

前回に引き続いて、日比野佐和子先生のダイエット本を読み進めていきたいと思います。

今回取り上げるのは、日比野先生がよく述べられている「糖質制限で一過性脳虚血発作となった」というくだりの話ですが、

正直言って、私は糖質制限推進派の神経内科医として、それが本当に一過性脳虚血発作だったのか、かなり懐疑的に思っています。

今回もあくまでも日比野先生が書かれた内容からの私の推測になりますので、信憑性の判断は各読者の方々にお任せしたいと思います。

39種類のダイエットに失敗した46歳のデブな女医はなぜ1年間で15kg痩せられたのか? 単行本(ソフトカバー) – 2017/5/25
日比野 佐和子 (著)

続きを読む»

根治に導けるのは自分だけ

認知症パーキンソン病に対しての減薬治療方針は、

確かに患者さんに目覚ましい治療効果をもたらすことができます。

ただしそれは薬剤の過剰投与による副作用部分がなくなったことによる効果であって、

医師が病気を治すのに何か凄い技術を披露したわけではありません。

平たく言えば、「スタートラインに戻っただけ」

がん放置療法に通じるものがあると私は考えています。

決して病気の進行が踏みとどまったわけではなく、

根本的原因に対処しない限りはやはり緩やかに悪化していくであろうと思います。

続きを読む»

ストレスをマネジメントできずに起こってくること

ストレス学説を最初に唱えたハンス・セリエ(1907-1982)という生理学者がいます。

彼はストレスの元であるストレッサーに曝された際に身体がその有害性に適応しようとする一連の生化学的反応のことを「汎適応症候群」と名付けました。

そしてセリエ博士は、汎適応症候群には3つの段階がある事を示しました。

汎適応症候群
(※図はこちらのサイトより引用させて頂きました。)

各段階の名称は (1) 警告反応期,(2) 抵抗期,(3) 疲憊 (ひはい) 期、となっています。

続きを読む»

快に従うストレスマネジメントの可能性

在宅医療の現場では、病院医療では考えられないことがしばしば起こります。

とある在宅専門クリニックの見学に行った際には、病院で余命数ヶ月と宣告されていた末期がんの患者さんが、

最期の時間を自宅で家族と過ごしたいと切望して、覚悟の上で環境を整えて在宅退院してもらったところ、

結果的に数年間、しかも比較的良い状態で生き続けることができていたという話を稀でなく聞きました。

別に糖質制限をしたわけでもありませんし、ビタミンを大量に投与したわけでもありません。

それなのに現代医学でもはやなす術のない末期がんに対し良い状態での延命を成し遂げられたわけです。

続きを読む»

外向き思考で幸せを目指す

昨日に引き続き、本日はラッセルの幸福論の内容について紹介します。

まず前提として、ラッセルは哲学とともに数学にも精通した学者でしたので、

幸福論の内容は自分の経験を細かく分析して、幸せになるための方法をまるで数学の公式のように導き、

しかもこの方法論を仮説としてではなく、「すでに実証済の方法論」として紹介している所にラッセルの積極性を垣間見ることができます。

そして幸せとは、熟れた果実が運よく落ちてくるように手に入るものではなく、自らが行動して手に入れようとして初めて獲得できるものだと言っているのです。

続きを読む»

意識的に休む必要性

私はこのブログでしきりにストレスマネジメントの重要性を叫んでいますが、

糖質制限と違って科学的に見えない部分も多いので、いまいちその重要性が正確に伝わっていないと感じることがあります。

伝える情報だけでなく、伝える側の技術というのも大事になってくると思います。

わかりやすく伝えるために重要な技術の一つに「たとえる」ということがあります。

先日紹介した「バナナを逆からむいてみたら」という本の中で、

ストレスマネジメントの重要性を大変わかりやすく紹介している文章がありました。

続きを読む»

ストレス蓄積に気付かず体調を崩していく人達

ストレスマネジメント指導の難しさの本質は、

ストレスという見えないものが同時に自覚されにくいものであるという所にあると思っています。

はたから見れば明らかにストレスで体調不良に陥っていると思われる人であっても、

どれだけ体調不良がひどくても、本人が「ストレスなど関係ない」あるいは「ストレスなどどうしようもない」と思っていれば、

こちらがいくらストレスマネジメントの話をしても全く響かないという経験を数多く積んでいます。

また最近それ以上に厄介だと感じているのは、

体調不調すら自覚していない人もいるということです。

続きを読む»

押すべき時と引くべき時

言語的に謝っていても、非言語的に謝っていない場面が見られることってあると思います。

先日、自分自身の中にそれを感じた瞬間がありましたが、

時々私は他人に対しても、何となくそれがわかることがあります。

直観的にとも言えるかもしれませんが、おそらく非言語的なメッセージには大きなものがあるという事なのだと思います。

取って付けたような謝罪をしているけれど、その実が伴っていないと感じた場合、私は謝罪を受け止めた上でその場をサラリと流します。

そしてその相手へこちらからのメッセージを積極的に伝える事を一旦諦めます。

なぜならば、相手は腹の中では全然謝っていないのであって、そんな人に対して自分の言葉が届くとは到底思えないからです。

続きを読む»

良い触り心地でストレスを軽減する

「ブランケット症候群」という言葉を御存知でしょうか。

幼い頃から長いこと使い続けてきたタオルやぬいぐるみなどの触り心地のよいものをくたくたになるまで触り続け、

愛着が付き過ぎるがゆえに寝るときにそのものがないと眠れなくなってしまう症候群のことです。

漫画「スヌーピー」でライナスという男の子がいつも柔らかい毛布を引きずるように持ち歩いていて、みんなに嘲笑されるキャラクターとして登場することから、別名「ライナスの毛布」とも呼ばれる症候群です。

実は、カミングアウトしますが、私はブランケット症候群です。

子供の頃から使い続けて古くてボロボロになったタオルを寝るときに、いまだに枕にしたり抱えたりしています。

続きを読む»

身体の声に従ってみる

1週間ジムを休んだ後、久しぶりに再開したら結構な筋肉痛になったという話をしましたが、

その後、5日間くらいしてようやく筋肉痛が消えて、またジムに行こうかと思っていたら、

その日は当直明けの休みの日ということもあってでしょうか、

午前中でたっぷり時間があるにも関わらず、なんだか無性にジムに行くのが億劫になる感じがしました。

うまく言い表せませんが、どうも気が乗らないのです。再び軌道を修正するためにまた行かなきゃと思うのですが、

気持ちとは裏腹に身体はなかなか動きません。以前ブログ読者の方に教えて頂いたベビーステップも試みましたがうまく軌道に乗りません。

そこで思い切って発想を変えて、私は身体の声に従って、あえて心ゆくまで休んでみることにしました。

続きを読む»

プロフィール

たがしゅう

Author:たがしゅう
本名:田頭秀悟(たがしら しゅうご)
漢方好きの神経内科医です。
南鹿児島さくら病院にいます。
糖質制限で10か月で30㎏の減量に成功しました。
糖質制限を通じて世界の見え方が変わりました。
今「自分で考える力」が強く求められています。
私にできることを少しずつでも進めていきたいと思います。

南鹿児島さくら病院では職員を随時募集中です。
詳しくはホームページhttp://www.nissyoukai.or.jp/
を御覧になって下さい。
見学申し込みもお気軽にどうぞ。

※当ブログ内で紹介する症例は事実を元にしたフィクションです。

最新記事
最新コメント
最新トラックバック
月別アーカイブ
カテゴリ
これまでの訪問者数
FC2アフィリエイト
メールフォーム
フリーエリア
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QR