サイアミディン

押すべき時と引くべき時

言語的に謝っていても、非言語的に謝っていない場面が見られることってあると思います。

先日、自分自身の中にそれを感じた瞬間がありましたが、

時々私は他人に対しても、何となくそれがわかることがあります。

直観的にとも言えるかもしれませんが、おそらく非言語的なメッセージには大きなものがあるという事なのだと思います。

取って付けたような謝罪をしているけれど、その実が伴っていないと感じた場合、私は謝罪を受け止めた上でその場をサラリと流します。

そしてその相手へこちらからのメッセージを積極的に伝える事を一旦諦めます。

なぜならば、相手は腹の中では全然謝っていないのであって、そんな人に対して自分の言葉が届くとは到底思えないからです。

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良い触り心地でストレスを軽減する

「ブランケット症候群」という言葉を御存知でしょうか。

幼い頃から長いこと使い続けてきたタオルやぬいぐるみなどの触り心地のよいものをくたくたになるまで触り続け、

愛着が付き過ぎるがゆえに寝るときにそのものがないと眠れなくなってしまう症候群のことです。

漫画「スヌーピー」でライナスという男の子がいつも柔らかい毛布を引きずるように持ち歩いていて、みんなに嘲笑されるキャラクターとして登場することから、別名「ライナスの毛布」とも呼ばれる症候群です。

実は、カミングアウトしますが、私はブランケット症候群です。

子供の頃から使い続けて古くてボロボロになったタオルを寝るときに、いまだに枕にしたり抱えたりしています。

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身体の声に従ってみる

1週間ジムを休んだ後、久しぶりに再開したら結構な筋肉痛になったという話をしましたが、

その後、5日間くらいしてようやく筋肉痛が消えて、またジムに行こうかと思っていたら、

その日は当直明けの休みの日ということもあってでしょうか、

午前中でたっぷり時間があるにも関わらず、なんだか無性にジムに行くのが億劫になる感じがしました。

うまく言い表せませんが、どうも気が乗らないのです。再び軌道を修正するためにまた行かなきゃと思うのですが、

気持ちとは裏腹に身体はなかなか動きません。以前ブログ読者の方に教えて頂いたベビーステップも試みましたがうまく軌道に乗りません。

そこで思い切って発想を変えて、私は身体の声に従って、あえて心ゆくまで休んでみることにしました。

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ストレスはほとんどの病気に関わる

私の診療は糖質制限とストレスマネジメントを二本柱としています。

糖質過剰摂取がほとんどの人の病気で関わっているのと同じように、

ストレスマネジメントの視点でみると、ストレスもほとんどの人の病気に広く関わっている印象を受けます。

自律神経過剰刺激症候群、またの名をReilly現象と呼ばれる病態があります。あまり聞き慣れない言葉かもしれません。

これは、自律神経の末端に強い刺激または弱くても持続的な刺激が作用することで、病的な自律神経反射を起こし、

血管運動の乱れや平滑筋の緊張や運動異常によって器質的変化を起こす現象と定義されています。

平たく言えば、ストレスがかかり続けてそれをうまく処理できなければ、身体の中の様々な臓器に支障をきたしうるということです。

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ゲームのストレスマネジメントとしての可能性

先日「ドラゴンクエスト11」というゲームが発売されました。

国民的なゲームなので詳しい説明は不要かもしれませんが、

簡単に言うと、主人公である勇者が世にはびこるモンスター達の脅威から世界を救うために冒険し、レベルを上げて最終的に魔王を倒すのが目標であるロールプレイングゲームです。

実は私はもともとテレビっ子であると同時に、かなりゲームをやり込んでいた子でもありました。

ドラゴンクエストは私がちょうどものごころついたくらいの頃にその初代作品が世に出ていますので、

自分の成長と併せてドラゴンクエストの歴史を見てきたような所があってかなり思い入れがある作品です。

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ストレスマネジメントが鉄欠乏に重要な理由

藤川徳美先生の本を読んでいて、もう一つ感じた違和感があります。

本の中には血液検査でフェリチン低値を指摘され、糖質制限+鉄剤/鉄サプリ+αの治療を行うことで、

劇的な改善を遂げた精神疾患の患者さんの症例が実に多く紹介されていますが、

20代女性、パニック発作、フェリチン4未満、糖質制限+鉄剤で改善
40代女性、パニック障害、フェリチン4未満、糖質制限+鉄剤で改善
30代女性、パニック障害、フェリチン4以下、糖質制限+鉄剤で改善・・・・


このように紹介される事例がことごとく、フェリチン1桁台の重度鉄不足の方ばかりなのです。

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自己免疫疾患とストレスマネジメント

私は自己免疫疾患にも糖質制限が有効だという考えを持っています。

そのメカニズムはまだ明確にはされていませんが、

少なくとも糖質制限をすることで、動脈硬化や酸化ストレスのリスクが下がります。その事が自己免疫疾患の病態に悪さをするとは考えにくいです。

一方で糖質制限単独では自己免疫疾患の病勢をコントロールしきる事は難しいということも臨床的には感じています。

なぜ自己免疫疾患に対しては糖質制限が十分な効果を示さないのか。

この問題を考える時に、自己免疫疾患の治療で一般的に用いられているステロイドがヒントになります。

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糖質制限関係なしでも治す漢方

先日、何気なく漢方の雑誌を読んでいたら、

興味深い症例報告が掲載されていましたので少し紹介したいと思います。

「半夏厚朴湯が著効した周期性嘔吐症候群の一例」
越田全彦(洛和会音羽病院総合内科)
山崎武俊(洛和会音羽病院漢方内科)
日東医誌 Kampo Med Vol.68 No.2 134-139, 2017


半夏厚朴湯という漢方薬が、周期性嘔吐症候群(cyclic vomiting syndrome;CVS)という原因不明のストレスなどを契機に何度も嘔吐を繰り返すという病態に著効したという症例です。

周期性嘔吐症候群はまたの名を「アセトン血性嘔吐症」とも言い、以前当ブログでも考察したことがあります

当時の私の考察を簡潔にまとめれば、「糖質代謝に適応しきれていないやせ形で筋肉量の少ない小児が、ストレスや糖質摂取を契機とした血糖変動に対応しきれずに嘔吐などの消化器症状をきたすという病態」と言えます。

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音楽のストレスマネジメントとしての可能性

環境が変わり、新しい治療ができないかということで、

前々から興味のあった音楽療法の可能性について改めて勉強を始めてみております。

心地よい音楽を聞けば穏やかな気持ちになるというのは、多かれ少なかれ皆が経験していることではないかと思います。

なので単純に考えれば、音楽療法はストレスマネジメントとして使える可能性があるという事になります。

とはいえ、心地よい音と感じるかどうかについては個人差があり、実体験や経験、その人の感性などが複雑に影響してくるため、

これを聞けば皆が心地よく感じるという絶対的な音はないようです。

そんな中多くの人が心地よいと感じるとされる音のパターンがあり、これを「1/fゆらぎ」と呼びます。

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美術のストレスマネジメントとしての可能性

足立美術館訪問を通じて美術の奥深さに興味を持ちつつあります。

横山大観は生涯を通じて、富士山を描くことに主眼を置いてきた画家でもありました。

「富士を描くことは富士にうつる自分の心を描くことだ」という言葉を残した大観、

絵を描くことを通じて自分の心と向き合う事に通じるような気がするのです。

というのも、足立美術館には横山大観以外にも興味深い作品を描く画家がたくさんいました。

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プロフィール

たがしゅう

Author:たがしゅう
本名:田頭秀悟(たがしら しゅうご)
漢方好きの神経内科医です。
南鹿児島さくら病院に勤務しています(下段にリンクあり)。
糖質制限で10か月で30㎏の減量に成功しました。
糖質制限を通じて世界の見え方が変わりました。
今「自分で考える力」が強く求められています。
私にできることを少しずつでも進めていきたいと思います。

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