サイアミディン

ストレスマネジメントの教科書とは

ある程度規模の大きい本屋を歩いていると、

一つ大きなコーナーとして「自己啓発本」のコーナーがあります。

「自己啓発」とは「自己を人間としてより高い段階へ上昇させようとする行為」のことです。

様々なタイプの自己啓発本が世に出ていて、タイトルも印象的なものや挑戦的なものが多いのでいつも私の興味をそそるのですが、

私が推奨するストレスマネジメントの教科書的なものも、結構この自己啓発本の中にあったりします。

先日も本屋でストレスマネジメントに役立ちそうな本を見つけたので、

本日はそれを皆さんに紹介したいと思います。

続きを読む»

極度のストレス環境から学ぶストレスマネジメント

小保方晴子日記に書かれている壮絶な体験記録の中で、

ストレスマネジメント的に参考になる箇所がいくつか書かれていたので、

本日はその辺りの私の注目点について紹介したいと思います。

基本的には小保方さんはこの日記の中で、抑うつ状態、思考鈍麻、倦怠感、悪夢、情緒不安定など様々な辛い症状にさいなまれており、

読んでいてこちらとしても辛くなってくるような記述がずっと続いているのですが、

そんな中でも少し希望が見出せる箇所、言い換えれば極度のストレス環境を抜け出す秘訣のようなものがおそらく無意識でしょうけれど書かれていることに気付きました。

続きを読む»

私もあなたも受け入れる思考へ

私が健康維持のための秘訣として糖質制限と並んで注目するストレスマネジメントは、

実は非常にバリエーションに富んでいて、個々人を取り巻く環境によって具体的にどうすべきかという事がそれぞれで異なるので、

なかなか理解し実践するということが難しいのですが、

先日、とある漢方の勉強会に出席した時に大きくストレスマネジメントの概念について整理する良い方法を知る機会がありました。

それは「わたし軸」と「あなた軸」の二軸で考えるという手法です。

それぞれを「自己軸」と「他者軸」と言い換えてもよいかもしれません。

この手法によれば良好なストレスマネジメントができている状態とは「わたしはOK」「あなたもOK」と思えている状態のことを意味します。

続きを読む»

ストレスに感じるくらいなら糖質制限を緩めるべき

前回に引き続いて、日比野佐和子先生のダイエット本を読み進めていきたいと思います。

今回取り上げるのは、日比野先生がよく述べられている「糖質制限で一過性脳虚血発作となった」というくだりの話ですが、

正直言って、私は糖質制限推進派の神経内科医として、それが本当に一過性脳虚血発作だったのか、かなり懐疑的に思っています。

今回もあくまでも日比野先生が書かれた内容からの私の推測になりますので、信憑性の判断は各読者の方々にお任せしたいと思います。

39種類のダイエットに失敗した46歳のデブな女医はなぜ1年間で15kg痩せられたのか? 単行本(ソフトカバー) – 2017/5/25
日比野 佐和子 (著)

続きを読む»

根治に導けるのは自分だけ

認知症パーキンソン病に対しての減薬治療方針は、

確かに患者さんに目覚ましい治療効果をもたらすことができます。

ただしそれは薬剤の過剰投与による副作用部分がなくなったことによる効果であって、

医師が病気を治すのに何か凄い技術を披露したわけではありません。

平たく言えば、「スタートラインに戻っただけ」

がん放置療法に通じるものがあると私は考えています。

決して病気の進行が踏みとどまったわけではなく、

根本的原因に対処しない限りはやはり緩やかに悪化していくであろうと思います。

続きを読む»

ストレスをマネジメントできずに起こってくること

ストレス学説を最初に唱えたハンス・セリエ(1907-1982)という生理学者がいます。

彼はストレスの元であるストレッサーに曝された際に身体がその有害性に適応しようとする一連の生化学的反応のことを「汎適応症候群」と名付けました。

そしてセリエ博士は、汎適応症候群には3つの段階がある事を示しました。

汎適応症候群
(※図はこちらのサイトより引用させて頂きました。)

各段階の名称は (1) 警告反応期,(2) 抵抗期,(3) 疲憊 (ひはい) 期、となっています。

続きを読む»

快に従うストレスマネジメントの可能性

在宅医療の現場では、病院医療では考えられないことがしばしば起こります。

とある在宅専門クリニックの見学に行った際には、病院で余命数ヶ月と宣告されていた末期がんの患者さんが、

最期の時間を自宅で家族と過ごしたいと切望して、覚悟の上で環境を整えて在宅退院してもらったところ、

結果的に数年間、しかも比較的良い状態で生き続けることができていたという話を稀でなく聞きました。

別に糖質制限をしたわけでもありませんし、ビタミンを大量に投与したわけでもありません。

それなのに現代医学でもはやなす術のない末期がんに対し良い状態での延命を成し遂げられたわけです。

続きを読む»

外向き思考で幸せを目指す

昨日に引き続き、本日はラッセルの幸福論の内容について紹介します。

まず前提として、ラッセルは哲学とともに数学にも精通した学者でしたので、

幸福論の内容は自分の経験を細かく分析して、幸せになるための方法をまるで数学の公式のように導き、

しかもこの方法論を仮説としてではなく、「すでに実証済の方法論」として紹介している所にラッセルの積極性を垣間見ることができます。

そして幸せとは、熟れた果実が運よく落ちてくるように手に入るものではなく、自らが行動して手に入れようとして初めて獲得できるものだと言っているのです。

続きを読む»

意識的に休む必要性

私はこのブログでしきりにストレスマネジメントの重要性を叫んでいますが、

糖質制限と違って科学的に見えない部分も多いので、いまいちその重要性が正確に伝わっていないと感じることがあります。

伝える情報だけでなく、伝える側の技術というのも大事になってくると思います。

わかりやすく伝えるために重要な技術の一つに「たとえる」ということがあります。

先日紹介した「バナナを逆からむいてみたら」という本の中で、

ストレスマネジメントの重要性を大変わかりやすく紹介している文章がありました。

続きを読む»

ストレス蓄積に気付かず体調を崩していく人達

ストレスマネジメント指導の難しさの本質は、

ストレスという見えないものが同時に自覚されにくいものであるという所にあると思っています。

はたから見れば明らかにストレスで体調不良に陥っていると思われる人であっても、

どれだけ体調不良がひどくても、本人が「ストレスなど関係ない」あるいは「ストレスなどどうしようもない」と思っていれば、

こちらがいくらストレスマネジメントの話をしても全く響かないという経験を数多く積んでいます。

また最近それ以上に厄介だと感じているのは、

体調不調すら自覚していない人もいるということです。

続きを読む»

プロフィール

たがしゅう

Author:たがしゅう
本名:田頭秀悟(たがしら しゅうご)
漢方好きの神経内科医です。
南鹿児島さくら病院にいます。
糖質制限で10か月で30㎏の減量に成功しました。
糖質制限を通じて世界の見え方が変わりました。
今「自分で考える力」が強く求められています。
私にできることを少しずつでも進めていきたいと思います。

南鹿児島さくら病院では職員を随時募集中です。
詳しくはホームページhttp://www.nissyoukai.or.jp/
を御覧になって下さい。
見学申し込みもお気軽にどうぞ。

※当ブログ内で紹介する症例は事実を元にしたフィクションです。

最新記事
最新コメント
最新トラックバック
月別アーカイブ
カテゴリ
これまでの訪問者数
FC2アフィリエイト
メールフォーム
フリーエリア
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QR