サイアミディン

プラスの発想からの脱却

私は糖質制限に始まり、ケトン食断食へと理解を深めていく過程で、

マイナスの発想を強く意識するようになって行きました。

病気を治すのに何かを加えるのではなく、何かを減らすという考え方です。

減らすといっても減らし過ぎはよくないという意見もあると思いますが、

オートファジーという蛋白質再利用の為の、酵母からヒトまで広範囲に保存された安定システムがあることや、

糖質制限をして最初の頃はスムーズに痩せていくけれど、その後は同じ食事をしていても体重が横ばいになっていくという観測事実などを踏まえると、

本来の食性さえ守っていれば結構なところまで減らしても大丈夫なのではないかと思うようになってきました。

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なぜ糖質制限でアレルギーが良くなるか

糖質制限でアレルギー性疾患が改善する事も経験的によく知られています。

一方でアレルギーには様々なタイプがあり病態も複雑で、

なぜ糖質制限でアレルギーが改善するかという詳しいところはまだよくわかっていないと思います。

今回は数あるアレルギーのタイプの中で、即時型アレルギーについて取り上げて

なぜ糖質制限をするとアレルギーが良くなるのかについての一端を考えてみたいと思います。

即時型アレルギーとは、食べ物を食べて数分くらいでじんま疹が出るというタイプのアレルギーで、またの名をⅠ型アレルギーとも呼ばれています。

即時型アレルギーのメカニズムは比較的よくわかっています。

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断食か運動で現状を打破する

糖質制限と切っても切れないキーワードが「ケトン体」です。

糖質制限とはケトン体がエネルギーとして有効利用できるように身体の代謝を切り替える食事療法」とも言えます。

従って、糖質制限の事を真に理解するためにはこの「ケトン体」を理解することが欠かせません。

そして勉強すればよくわかりますが、ケトン体には抗炎症作用、鎮痛作用、神経保護作用、ミトコンドリア機能改善作用など様々なメリットがあります。

それゆえ手練れの糖質制限実践者の中には、ケトン体値をいかに上げるかという事に執心している人も多いと思います。

しかし私はケトン体の数値そのものよりも、「ケトン体が細胞・組織で有効利用されているかどうか」の方が重要だと考えます。

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糖質制限推進派医師こそが立ち向かうべき課題

先日、とある糖質制限実践者との交流で、

素朴かつ芯をつく質問をされてドキッとする事がありました。

「医療関係者の方は糖質、タンパク質、脂質それぞれを摂ったらどのくらいインスリンが出るかって認識しているものなのですか?」

インスリンの値は血糖と違って簡易測定器なるものはありませんから、基本的には病院での採血でないと測定できません。

また保険の問題もあり何度も採血する事は一般的ではありませんから、医療機関で食後インスリン動態を把握する機会があるとすれば私の知る限り、未診断の糖尿病の診断目的で行う75gOGTT試験の時くらいだと思います。

この試験は75gの糖質が含まれるブドウ糖入り炭酸水を飲んでもらい、摂取前、30分後、60分後、120分後に採血をして血糖値の推移を確認するというものです。

2時間値で血糖200mg/dL以上が確認されたら「糖尿病型」と判定され、2回糖尿病型と判定されたら糖尿病と確定診断されます。

この75gOGTT試験で採血する際に血糖と一緒にインスリンを測定することがあるのです。

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高血圧をもたらす真の原因

今日は高血圧治療について自分なりに考えてみます。

まず、そもそも血圧はなぜ上がるのでしょうか。

もともと人体には様々な血圧を上げるためのシステムが備わっています。

例えばストレスがかかり交感神経が活性化されると、交感神経末端や副腎などからドーパミン、ノルアドレナリン、アドレナリンといったカテコールアミンと総称される物質が分泌されます。

カテコールアミンは直接的に心臓に作用して心臓の拍出を強めたり、身体の末端の血管を収縮させたりして中心部分の血圧を上げたりします。

またカテコールアミンは腎臓に作用してレニンという昇圧物質の分泌を刺激し、それが様々な昇圧作用を持つホルモンと連携して全体として血圧が上昇する方向へも働きかけます

これだけ様々な昇圧システムが張り巡らされているという事は、血圧が上がることそのものは人体にとって必要な機能だと考える事ができます。

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なぜ甘みは食欲を掻き立てるか

休日のある日、しゃぶしゃぶとお寿司が定額食べ放題のチェーン店に行きました。

私は糖質制限実践者ですから、当然ながら寿司は食べずにしゃぶしゃぶばかりを食べるのですが、

野菜もバイキング形式で好きなだけ食べることができますし、料金も2000円程度とリーズナブルで全体的に満足するお店でした。

100分の時間制限で相当お腹を空かせた状態で思いっきり食べるつもりで入店したのですが、

40分くらいで満腹感を感じたため、60分残して終了となりました。

その後、たまには気分転換に大型ショッピングモールへと行ってみることにしました。

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喫煙大酒家でも健康長寿になる秘訣

横山大観の話が続きます。

前回、美術館では横山大観の食生活情報にたどりつけなかったと書きましたが、

wikipediaを見ると、横山大観の食生活が結構書かれているというのを読者の方に教えて頂きました。

どうやら横山大観はタバコだけでなく、お酒も好きな人であったようです。

以下、wikipediaの紹介文より一部引用します。

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信念を持って長寿を成す

日本美術史に残る天才横山大観は、

明治元年(1868年)に生まれ、昭和33年(1958年)90歳でその生涯を閉じています。

これは当時にしてはかなり長命の部類に入るのではないかと思います。

死因は明記されていませんでしたが、昭和32年11月に腸障害、神経痛、急性気管支肺炎を併発し、

昭和33年2月26日午前0月51分に逝去という経緯であったようです。

興味深いのは、大観が89歳の最晩年まで決して実力衰える事なく素晴らしい作品を世に出し続けていたということと、

そして最晩年まで大観には喫煙習慣があったという事実です。

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身体の声を聞くのに慣習が邪魔をする

糖質制限批判本を読むことは、自分自身の頭の整理につながるとともに、

時折、新しい情報と出会える事もあるので、油断せず丁寧に読み込んでいく必要があります。

その際、自分の中での思い込みを外して、できるだけフラットな気持ちで読むとよいと思います。

「どうせろくなことが書かれていないだろう」という決めつけで読まないことです。そうする事で見えてくるものがあります。

それを踏まえて、引き続きこちらの糖質制限批判本を読んで気付いた事を記事にします。

「炭水化物」を抜くと腸はダメになる (青春新書インテリジェンス) 新書 – 2015/6/2
松生 恒夫 (著)


今回紹介するのは、糖質制限をすることで腸の調子が悪くなった症例を紹介するこちらの文章です。

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サプリメントは対症療法に過ぎない

糖質制限にサプリメントを用いれば最強とする風潮がありますが、

私ははっきり言ってその風潮にあまり乗り気ではありません。

確かにサプリメントを追加する事で体調不良が改善する症例は私も経験します。

しかしその一方で、いくら糖質制限にサプリメントを加えても改善しないという症例も確かに経験します。

その改善しない理由をサプリメント派の医師はサプリメントの組み合わせがよくないからとか、サプリメントの量が足りないからなどと考えますが、

本当にそうでしょうか。ここにおいても原因と結果をはき違えてしまってはいないでしょうか

いくらサプリメントの工夫をしたとしても、

もし栄養素の欠乏が原因ではなく、なにか他に原因があって起こっている結果だとすれば、

サプリメントの補充は対症療法でしかなく、根本原因は依然として放置されているという事になります。

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プロフィール

たがしゅう

Author:たがしゅう
漢方好きの神経内科医です。
糖質制限で10か月で30㎏の減量に成功しました。
糖質制限を通じて世界の見え方が変わりました。
今「自分で考える力」が強く求められています。
私にできることを少しずつでも進めていきたいと思います。

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