サイアミディン

糖質制限推進派医師こそが立ち向かうべき課題

先日、とある糖質制限実践者との交流で、

素朴かつ芯をつく質問をされてドキッとする事がありました。

「医療関係者の方は糖質、タンパク質、脂質それぞれを摂ったらどのくらいインスリンが出るかって認識しているものなのですか?」

インスリンの値は血糖と違って簡易測定器なるものはありませんから、基本的には病院での採血でないと測定できません。

また保険の問題もあり何度も採血する事は一般的ではありませんから、医療機関で食後インスリン動態を把握する機会があるとすれば私の知る限り、未診断の糖尿病の診断目的で行う75gOGTT試験の時くらいだと思います。

この試験は75gの糖質が含まれるブドウ糖入り炭酸水を飲んでもらい、摂取前、30分後、60分後、120分後に採血をして血糖値の推移を確認するというものです。

2時間値で血糖200mg/dL以上が確認されたら「糖尿病型」と判定され、2回糖尿病型と判定されたら糖尿病と確定診断されます。

この75gOGTT試験で採血する際に血糖と一緒にインスリンを測定することがあるのです。

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高血圧をもたらす真の原因

今日は高血圧治療について自分なりに考えてみます。

まず、そもそも血圧はなぜ上がるのでしょうか。

もともと人体には様々な血圧を上げるためのシステムが備わっています。

例えばストレスがかかり交感神経が活性化されると、交感神経末端や副腎などからドーパミン、ノルアドレナリン、アドレナリンといったカテコールアミンと総称される物質が分泌されます。

カテコールアミンは直接的に心臓に作用して心臓の拍出を強めたり、身体の末端の血管を収縮させたりして中心部分の血圧を上げたりします。

またカテコールアミンは腎臓に作用してレニンという昇圧物質の分泌を刺激し、それが様々な昇圧作用を持つホルモンと連携して全体として血圧が上昇する方向へも働きかけます

これだけ様々な昇圧システムが張り巡らされているという事は、血圧が上がることそのものは人体にとって必要な機能だと考える事ができます。

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なぜ甘みは食欲を掻き立てるか

休日のある日、しゃぶしゃぶとお寿司が定額食べ放題のチェーン店に行きました。

私は糖質制限実践者ですから、当然ながら寿司は食べずにしゃぶしゃぶばかりを食べるのですが、

野菜もバイキング形式で好きなだけ食べることができますし、料金も2000円程度とリーズナブルで全体的に満足するお店でした。

100分の時間制限で相当お腹を空かせた状態で思いっきり食べるつもりで入店したのですが、

40分くらいで満腹感を感じたため、60分残して終了となりました。

その後、たまには気分転換に大型ショッピングモールへと行ってみることにしました。

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喫煙大酒家でも健康長寿になる秘訣

横山大観の話が続きます。

前回、美術館では横山大観の食生活情報にたどりつけなかったと書きましたが、

wikipediaを見ると、横山大観の食生活が結構書かれているというのを読者の方に教えて頂きました。

どうやら横山大観はタバコだけでなく、お酒も好きな人であったようです。

以下、wikipediaの紹介文より一部引用します。

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信念を持って長寿を成す

日本美術史に残る天才横山大観は、

明治元年(1868年)に生まれ、昭和33年(1958年)90歳でその生涯を閉じています。

これは当時にしてはかなり長命の部類に入るのではないかと思います。

死因は明記されていませんでしたが、昭和32年11月に腸障害、神経痛、急性気管支肺炎を併発し、

昭和33年2月26日午前0月51分に逝去という経緯であったようです。

興味深いのは、大観が89歳の最晩年まで決して実力衰える事なく素晴らしい作品を世に出し続けていたということと、

そして最晩年まで大観には喫煙習慣があったという事実です。

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身体の声を聞くのに慣習が邪魔をする

糖質制限批判本を読むことは、自分自身の頭の整理につながるとともに、

時折、新しい情報と出会える事もあるので、油断せず丁寧に読み込んでいく必要があります。

その際、自分の中での思い込みを外して、できるだけフラットな気持ちで読むとよいと思います。

「どうせろくなことが書かれていないだろう」という決めつけで読まないことです。そうする事で見えてくるものがあります。

それを踏まえて、引き続きこちらの糖質制限批判本を読んで気付いた事を記事にします。

「炭水化物」を抜くと腸はダメになる (青春新書インテリジェンス) 新書 – 2015/6/2
松生 恒夫 (著)


今回紹介するのは、糖質制限をすることで腸の調子が悪くなった症例を紹介するこちらの文章です。

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サプリメントは対症療法に過ぎない

糖質制限にサプリメントを用いれば最強とする風潮がありますが、

私ははっきり言ってその風潮にあまり乗り気ではありません。

確かにサプリメントを追加する事で体調不良が改善する症例は私も経験します。

しかしその一方で、いくら糖質制限にサプリメントを加えても改善しないという症例も確かに経験するからです。

その改善しない理由をサプリメント派の医師はサプリメントの組み合わせがよくないからとか、サプリメントの量が足りないからなどと考えますが、

本当にそうでしょうか。ここにおいても原因と結果をはき違えてしまってはいないでしょうか

いくらサプリメントの工夫をしたとしても、

もし栄養素の欠乏が原因ではなく、なにか他に原因があって起こっている結果だとすれば、

サプリメントの補充は対症療法でしかなく、根本原因は依然として放置されているという事になります。

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一般書と専門書の読み分け

私は考え事をする際によくネットサーフィンを利用します。

ネット上に存在する情報はインターネット黎明期に比べてば大分信頼度が高くなりました。

やはり知恵が知恵を呼び、良いものが洗練され悪いものが排除されていく自然淘汰のプロセスがここでも行われているという事なのでしょう。

しかし私の場合、考え事の答えがネット上に乗っているという事はあまりありません。

けれど考えの種になる情報は無数に存在します。それらをつなぎ合わせて新たな解釈を生みだそうという試みをよく行っています。

ただインターネットの情報は断片的でどうしてもまとまりがなかったりします。それらを全部自分の頭の中で整理し結合させていくのは結構疲れる作業だったりします。

そこで、ある程度まとまった情報を整理して理解したいと思う時には本に頼る事が多いです。

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インフルエンザへの本質的な対策

インフルエンザが流行しているようです。

私の勤める病院でもインフルエンザの患者さんを散見するようになってきました。

発熱で救急受診された患者さんにはほぼ全例インフルエンザ検査を実施し、

検査陽性、つまりインフルエンザに感染しているとわかれば、抗インフルエンザ薬を処方し感染を拡大させないように、

なるべく人との接触を避けて自宅で療養するよう指導するのが通例のパターンとなっています。

学校や職場など集団感染が懸念される場面では、出席や出勤を停止するようにも指導し、

とにかく感染を不要に拡大させないようにすることが医療者の責務だと言う風潮があると思いますが、

はたしてこれは本当に本質的な問題の解決になっているのでしょうか。

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うつ伏せ寝は良いのか、悪いのか

ここしばらくうつ伏せ寝の事について考えを巡らせています。

極端な人為が入っていない世界であれば、ヒトが心地よいと感じることは生存にとって有利に働いて然るべきだと私は考えています。心地よい刺激であればそれを繰り返したいという気持ちが自然に発生するからです。

しかし、私は独身の身でかつ診療の場で乳幼児を診る機会もないので乳幼児に接する実体験がないため、うつ伏せ寝と乳幼児に関する私の考察は完全に机上の空論だと自覚しております。

なのでここ数日、いろいろな方の乳幼児を育てた経験をうかがって実情を知ろうと試みました。

様々な話を総合したところ、「うつ伏せ寝をさせると赤ちゃんは気持ちよく眠る」というのは親の立場で多くの方が実感される事のようです。

一方で、「首もすわっていない赤ちゃんがうつ伏せ寝で息が苦しいからといって自力で首を横に向けるのは無理」という御意見も頂きました。

うつ伏せ寝は安眠させやすくするのに突然死のリスクになるという矛盾、これをどう説明すればよいのでしょうか。

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プロフィール

たがしゅう

Author:たがしゅう
漢方好きの神経内科医です。
糖質制限で10か月で30㎏の減量に成功しました。
糖質制限を通じて世界の見え方が変わりました。
今「自分で考える力」が強く求められています。
私にできることを少しずつでも進めていきたいと思います。

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