サイアミディン

食べ放題は自制心を甘やかす

食べ放題というシステムに対して最近思うことがあります。

近頃の私は1日1食を基本におき、夜に食べ放題のお店でストレスフリーに満足する所まで食べるというやり方が習慣化しています。

それがストレスマネジメント的にも良いのではないかという風に思っていたのですが、

食べ放題にしてしまうと少なくともわたしの場合、これまでの習慣も相まって元を取りたい心理も働いて、

本来そこまで必要ないのに食べ過ぎてしまうという事が往往にして起こってしまうのです。

先日48時間断食後の状態にあった時なども、冷静に見ればさほど強い空腹感が襲っていたわけではなかったのですが、

今までの習慣でそれでも何か食べたいという気持ちになったので、いつものしゃぶしゃぶ食べ放題のお店に入りました。

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生きていて感じる理不尽さに宗教の力を

糖質制限がいかに素晴らしい健康法だとしても、

それをどれだけわかりやすく、どれだけわかりやすく相手に届けようとしても、

相手に受け入れる土台がなければ決して伝わらないということを私はこれまで嫌という程経験してきました。

それには業界の壁、常識の壁、文化の壁、中毒の壁、心理の壁など様々な壁が関わっていることは折にふれ取り上げて参りました。

それらの壁のせいで、たとえ肉親であっても、愛する人であっても想いが伝えられない現実に突き当たります。

だから私は伝えられる人に一生懸命伝えるというスタンスで、

伝わらない人には無理強いせず、それならそれで漢方など別の手段で治す努力をするというスタンスで日々頑張っています。

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あえて糖質を利用する戦略

糖質制限推進派医師の立場でいると、

糖質に対するネガティブなイメージを患者さんに伝える機会がどうしても多くなります。

しかし時には自分を振り返る作業も必要です。自分の理論が完璧だとあぐらをかいたままではいつかきっと足元をすくわれます。

自己批判の意味を込めて、本日は糖質制限推進派医師の視点で糖質のポジティブな側面について考えてみたいと思います。

一つのきっかけとなるのは、近頃話題となっている将棋界の新星、藤井聡太四段です。

2017年6月23日現在、14歳という若さで、公式戦負けなしの28連勝記録を飾っています。凄まじい才能の持ち主ですね。

そんな中、彼の対局中の食事が俄かに注目を集めています。

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文章の作成力と表現力

先日、ウチの病院のスタッフから院内広報誌用のドクターコラムを書いてもらえないかとの依頼がありました。

快諾して時期的に熱中症の話題について2時間くらいで書き終えて原稿をメールで送った所、

スタッフの人から「もう書かれたんですか!?」と驚かれるという出来事がありました。

当然今までのブログ記事をコピペして送ったわけではありません。やはりブログと院内広報誌では読者層が違いますから。

たとえ同じ内容を扱うにしても、どんな人が読むかを想像しながらそれに合わせて文章のニュアンスを変えていく必要があります。だから広報誌用に文章を新たに書き下ろしました。

それでも毎日ブログを書くという習慣が功を奏したのでしょう。

私の文章作成力はいつの間にかかなり高まっていたという事にはっと気づかされました。

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全体の中で良さを発揮する脂質

糖質制限、ケトン体について勉強すると脂質の重要性がよくわかります。

しかしいくら脂質が良いからと言って、脂質ばっかり食べる食生活ってどうなのでしょうか。

古典的なケトン食は、脂質90%のまさに文字通り脂質ばっかりの食事です。

ここまでの厳格なケトン食には私はまだチャレンジできていません。

なかなかチャレンジできない理由は、そんな脂質ばっかりの食事のメニュー作りに手間がかかり大変だという事もありますが、

もう一つは脂質ばっかりの食事が必ずしもおいしくないということが私にとっては大きいです。

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シェアの精神

私がブログを始めてからやたらと本を読むようになったという話は、

これまでにもこの場で何度かお話ししたことがあります。

それが糖質制限を通じて様々な分野の勉強に興味を持つようになったからというのは一つありますが、

もう一つはブログをやっている状態で本を読めば、読んだ内容が自分のためになるだけではなく、

読んだ内容をまとめブログ記事という形で紹介する事で自分の頭の中も整理されますし、

なおかつその整理された内容を公開することで不特定多数の読者の方々にその内容をシェアすることができるというのが大きいです。

要するにブロガーにとって本を読む行為は自分の為であると同時に「他者貢献」ともなりうるのです。

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プラセボ効果とノセボ効果

先日、とある講演会で疣贅(イボ)の治療について学んでいたところ、

疣贅の治療の30%にはプラセボ効果が関わっている」という話を聞きました。

疣贅というのはヒトパピローマウイルスが皮膚の基底層や真皮内に感染し、細胞が異常増殖する事で形成されると考えられていますが、

たとえどんな治療を受けたとしても患者さんが、「この治療でイボは治る!」と信じていれば、3割の部分はその気持ちで治すことができるというのです。

イボのような物理的に腫瘤を形成する病態に対しても心の在り方は改善をもたらすことができるなんて、

ストレスマネジメントの幅広い効果を再認識させられた次第です。

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頻回な強い刺激はやがて機能を低下させる

先日出張でビジネスホテルの喫煙者用の部屋に泊まりました。

私はタバコを吸いませんが、近隣のホテルが全て満室で、ようやく見つけたそのホテルでも喫煙者部屋しか空いていなかったためです。

いざ泊まってみると壁などに染み付いたタバコの匂いが非常に鼻につきました。

場面は変わり、日常診療の場面では、

患者さんがタバコを吸っているかどうかは患者さんに尋ねなくてもすぐにわかります。明らかにタバコの匂いがするからです。

しかしタバコを吸っている当の本人は、意外とタバコの匂いがする事に気付いていない事があります。

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自殺を踏み止めているのは薬ではない

医療情報を見ていて時折目に入る研修医過労死のニュース、

私も一歩手前の状態まで来ていた経験があるだけに当人の気持ちを思うと胸が痛みます。

現在多くの医療現場で慢性的な人員不足が見られ、現代医療は医療者の善意による多めの労働により支えられているのが実情であろうと思われます。

西洋医学は救命医療には強いですが、予防医療には大変不向きです。

高血圧にしても、糖尿病にしても、花粉症にしても、喘息にしても、何につけても対応が後手後手になってしまっています。

そんな中、自殺予防の重要性は医療現場で声高らかに叫ばれています

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論文にこだわらなくていい

医師の世界ではいかに多くの論文を書き上げるかという事が一種のステータスとなっています。

論文をたくさん書いて世界に認められた医師は、例えば教授になったり、その道のリーダー的存在として周りから見られます。

そして立派な肩書がついて、医療とは関係のない一般人も、その大層な肩書を見て今までさぞ立派な仕事をされてきたのだろうと察します。

しかしそのような論文をすべての医師達が読んでいるかと言えば、そういうわけではありません。

自分の興味のある分野の論文なら細かく読むかもしれませんが、そうでもなければまず読まないですし、

自分の興味ある分野でさえ、医学論文の数は膨大なので全てを読み切ることなど不可能です。

かたや論文1本書き上げるのには相当な労力を要します。書きあげたとしても投稿の際に非常に細かい重箱の隅をつつくような質問の嵐を受け、

修正に修正をかけて受理された論文は非常に限られた条件下での事象しか表現されていなかったりします

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プロフィール

たがしゅう

Author:たがしゅう
漢方好きの神経内科医です。
糖質制限で10か月で30㎏の減量に成功しました。
糖質制限を通じて世界の見え方が変わりました。
今「自分で考える力」が強く求められています。
私にできることを少しずつでも進めていきたいと思います。

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