FC2ブログ
サイアミディン

妥協と共存

私は糖質制限推進派医師として思います。

理想的には人類皆糖質制限、1日1食ベースにすれば、

食糧問題も解決し、誰もが健康で文化的な最低限度の生活を営むことができるようになるのではないかと思っていますが、

その修正を行うには世の中のシステムが複雑になり過ぎてしまったと思っています。

世の中の食品産業の大半は炭水化物主体のものが主力商品ですし、

1日3食食べなければならないという文化的価値観も人々の中で相当強固に根付いています。

続きを読む»

量は機能を反映しない

糖質制限をしていてケトン体値が高くなればなるほど望ましいとする考え方があります。

中には尿試験紙で尿中にケトン体が検出されるような状況の事を「ハッピーバイオレット」と称して称賛する人もいるそうです。

しかしその考え方に私は異議があります。ケトン体値が高いという事は必ずしもケトン体をエネルギー源として使えている事を意味しません。

もしかしたらケトン体を使えていないからこそ血中に滞っているのかもしれません。

一方でケトン体を次から次へと使っている状況であるが故に高値を示しているという可能性も否定はできません。

要するに高いというデータだけでは、その中で何が起こっているのかを判断するのは難しいということです。

続きを読む»

言葉とは発してみなけりゃわからない

いろいろなことをブログに書き続けている私ですが、

ありのままを大事にして書くことに主眼を置いているので、

どうしても人間的に未熟な部分が出てきてしまうこともありますし、

相手の気持ちをわかりきれていない発言をしてしまうこともあります。

世の中にはどこからどう突かれても崩れない安定した大人の発言をされ続ける方もいるというのに、

私はどうしてこうも振り乱されてしまうのだろうと悩んでしまう時もあります。

続きを読む»

こどもの主体性を守り抜く

自分が若手医師で主体性を発揮しにくかった時代の事を思い出し、

こどもたちのいじめ問題にも共通構造があるとふと思いました。

察するに幼いこども達の場合は、若手医師時代の私以上に、主体性を発揮することは相当困難なことに思えます。

なぜならば知識も情報も経験もまだまだこれからなわけですから、自分の頭で考えようといくら言ったところで考えようがないのではないと思うのです。

それではこども達が主体的医療に参加するのは不可能なのでしょうか。

そもそも小さなこどもに主体性は存在しないものなのでしょうか。

続きを読む»

変わりたい、変われない

人生の中でなかなか変えられないつながりやしがらみって誰しもあるものではないかと思います。

一度つながってしまうと情が移って、なかなか離れられない人間関係だとか、

組織の中でのし上がって地位や名誉を獲得してしまったが故に代えがたい仕事上の立場だとか。

私の場合で言えば、たくさん買い込んでしまった無数の本達、ここまで買い込んでしまった以上、なかなか離れるのには忍びないと感じてしまいます。

しかしこうしたつながりやしがらみが変えられないと思っているのは自分の頭の中だけでの出来事であって、

何かのきっかけで離れてしまっても、振り返ってみるとそうたいしたことでなかったりする事があると思います。

続きを読む»

周りに肥料を撒けるのみ

哲学カフェにおける「開かれた対話」のスタンスを私は好んでいます。

一方で人と議論をするのは意味がないという意見を聞くことがあります。

確かに私も実生活の中で、「この人にはこれ以上何を言っても無駄」と感じて、相手に反論するのを止め、意識的に距離をおくことがあります。

思考が成熟していないこどもであればまだしも、二十歳も過ぎた大人が相手であれば基本的に説得の類は困難だとも思っています。

たとえ説得に応じたように見える場面であっても、それは自分の意見が通ったというよりも、たまたま自分の意見に触れた相手がそれをきっかけに思考が進んだというだけの話ではないかと思います。

各人がそれぞれの思考世界の中で考えていることに、他人が入り込むことは本質的に不可能なのです。

続きを読む»

いなくなって初めてわかる存在感

ワイドナショーというワイドショー番組を好きでよく見ています。

この番組はお笑い芸人の松本人志さんがレギュラー出演されていて、

同じくお笑い芸人の東野幸次さんと女性アナウンサーの司会の下、週替わりのゲストコメンテーターとともに、

普段ワイドショーで取り上げられることの多い芸能人がワイドショーについて語り合うというコンセプトのもとトークが繰り広げられる異色のワイドショー番組です。

老若男女様々な立場のゲストが様々な視点で独特の意見を述べられる様子も見ていて面白いのですが、

やはり一際目を引くのは、レギュラー出演されている松本人志さんのコメントです。

続きを読む»

非我慢のススメ

企業にしても、病院にしても、ブラック化する背景には、

そのコミュニティに属するメンバーの小さな我慢の蓄積が隠れているということを以前指摘しました

ということは、ブラック化を防ぐためには、我慢をやめた方がいいということになるかもしれません。

しかもまだ我慢が小さい早い段階で解消すべきです。なぜならば我慢が大きくなり過ぎて破綻した時には多くの場合、取り返しがつかないことになってしまうからです。

疲れたら疲れたと言う。行きたくない誘いはきっぱりと異なる。サービス残業は一切しない。

しかし、はたしてそれで本当によいのでしょうか。

続きを読む»

何も考えないことの重要性

最近私は何もしない日の重要性を噛み締めています。

実は何もしないことは意外と難しいことなのです。

現代の文明社会の中で生きていると特にそう感じます。なぜならばヒマ潰しの機会が山ほどあるからです。

テレビやパソコン、スマートフォンなどはその最たるものです。いくら時間があっても、無限に時間が消費されていってしまいます。

そうした機器を使ってダラダラすることは何もしないことにカウントされません。何かをダラダラし続けていることになるからです。

続きを読む»

感動は身近なところに

お盆休みを1週間ほどもらい実家に帰っておりました。

今や実家とは随分離れたところで生活するようになりましたので、

それまでは実家での生活が日常であったはずなのに、実家に帰ることが非日常となってしまいました。

それにしてもこういう非日常状態の時というのは、

普段はしない行動をしたり、普段であれば絶対に買わないであろうものを買ったりしてしまいます。

旅行で観光地に行った時にお土産屋さんでついつい何か買ってしまうような行動というのは、

旅行者心理をうまくついているように私には思えます。

続きを読む»

プロフィール

たがしゅう

Author:たがしゅう
本名:田頭秀悟(たがしら しゅうご)
漢方好きの神経内科医です。
南鹿児島さくら病院にいます。
糖質制限で10か月で30㎏の減量に成功しました。
糖質制限を通じて世界の見え方が変わりました。
今「自分で考える力」が強く求められています。
私にできることを少しずつでも進めていきたいと思います。

南鹿児島さくら病院では職員を随時募集中です。
詳しくはホームページhttp://www.nissyoukai.or.jp/
を御覧になって下さい。
見学申し込みもお気軽にどうぞ。

※当ブログ内で紹介する症例は事実を元にしたフィクションです。

最新記事
最新コメント
最新トラックバック
月別アーカイブ
カテゴリ
これまでの訪問者数
FC2アフィリエイト
メールフォーム
フリーエリア
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QR