サイアミディン

月経前症候群と糖質制限

今日のテーマは月経前症候群です.

月経前症候群(PMS:premenstrual syndrome)というのは,

『月経前3日~10日の間続く精神的あるいは身体的症状で,月経発来とともに減退・消失するもの』というのがその定義です.

さらにその中で精神症状が著しく日常生活を障害するタイプのものを月経前不快気分障害(PMDD:premenstrual dysphoric disorder)と呼びます.

いずれにしても女性にとって悩ましい病気ですが,この病気の注目すべき点は「月経発来とともに何事もなかったかのように消失する」という部分です.

そこには女性特有の現象である月経,および性ホルモンのバランスが大きく関わっています.

糖質制限をすることによってPMS,PMDDが改善するという話も時々聞きますが,

今日はなぜそのような事が起こるのかについて考察してみたいと思います.

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良くなってこそのやりがい

私は今,認知症の問題に取り組んでいます.

先日このようなYahooニュースが流れていました.

<介護職>低い賃金で疲弊 相次ぐ離職「仕事夢ない」

介護の現場でも,認知症の問題は深刻です.

施設に入所するような重度の認知症の方は,食事や排泄の問題のみならず,徘徊,睡眠異常,嚥下困難,幻覚・妄想など様々な問題を抱えています.

そんな中,介護職の方はそうした問題に逐次対応して行かなければならず,本当に大変な仕事だと思います.

その介護職の賃金が低く,やりがいを感じられずやめていく人が多くなってきているという今回のニュースです.

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基準をどうとらえるか

去る2014年4月4日,日本人間ドック学会から,

人間ドックの判定基準に関して新しい見解が出ました.

それは血圧やコレステロール,BMIなどのメタボリック症候群に関係する数値の基準を次のように緩めようというものです.

人間ドック新基準

なぜ急にこのような変更することになったかというと,

「重大な既往歴がなく薬物治療や喫煙をしていない健康な成人約1万人を抽出してデータを分析。その結果、これまでの範囲を超える値でも健康を維持している人が多くいることが分かり基準を見直した」ということのようです.

しかしこれはあくまで提案であって,その基準を導入するかどうかは各施設に委ねられています.

そんな中,この人間ドック学会の提案に真っ向から反対の姿勢を呈しているのが,日本動脈硬化学会です.

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嫌いなものには意味がある

私は小さい頃から歯みがきが嫌いでした。

歯みがき粉のあの何ともいえない刺激性が嫌で、

親から歯をみがくよう言われても拒否する事が多く、あまり歯みがきはしていませんでした。

しかし、小さい頃はそれでよくても、大人に近づくにつれそれでは困る状況が出てきます。

やはり徐々に虫歯にはなっていくようで、時々歯の痛みに悩まされる事がありましたし、歯の色もきれいにはなりません。

しかしそれでも痛みもすぐに治まるし、さして困る事でもないためろくに歯医者にも行かずそのままにしていましたが、

さらに成長し学校の修学旅行に参加するような年になるとさらに困る事が出てきます。

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外食で糖質制限するには

「糖質制限中の外食はどうすればいい?」

という悩みを時々聞く事があります。

確かに見渡せば外食できる飲食店と言えば,和食,中華,パスタ,ファストフードなど,

糖質主体の食事が提供されるお店ばかりです.

しかしそんな中でも工夫次第で外食でも糖質制限を継続することは可能です.

例えば,ファミリーレストランではセット料理ではなく,単品料理を組み合わせる事で対応できます.

また定食屋ではごはん抜きを申し出れば対応してくれる場合があります.

でも中には「ご飯を抜いて下さい」と申し出るのが気が引けるという人もいると思います.

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薬出すだけの医者になりたくない

私は、今現在は神経内科医ですが、

将来的にはプライマリケア医として広く人を診れる医者でありたいと思っています。

ふと辺りを見渡すとすでにたくさんの開業医院があります。

プライマリケア医を目指す身としては周辺開業医の診療スタイルは大いに参考にしたいと思っていますが、

紹介状を通じてだったり、患者さんを通じて見聞きする開業医の診療スタイルは、

参考にならないどころか、はっきり言って反面教師も多いです。

こないだも患者さんに次のような事を言われました。

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報酬系を刺激されて起こること

ドーパミンの話を続けます.

ドーパミンと言えば,報酬系に関わっていると言われています.

報酬系とはヒトの脳において何らかの欲求が満たされたとき、あるいは満たされることが分かったときに活性化し、その個体に快の感覚を与える神経系の事で,

おいしいものを食べても,おいしいものを想像してもドーパミン神経が刺激されます.

そして強制的に報酬系を刺激するものの一つに「麻薬」があります.

中でも代表的な麻薬の一つであるモルヒネは,強力な鎮痛作用があり,癌性疼痛などの難治性の痛みを取る医療用麻薬としても用いられています.

このモルヒネがその作用を発揮する際にもドーパミンが深く関わっています.

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ドーパミンと便秘

糖質頻回過剰摂取を「ドーパミン神経を刺激し続けること」という目線でみると,

また新たに見えてくる事がいろいろとあります.

今回は「糖質制限をすると便秘になる」というケースについて,

ドーパミンの観点から考えてみたいと思います.

ドーパミンが放出されてその刺激を受ける細胞にある受け手の事を「受容体」と言いますが,

ドーパミンの受容体には現在ドーパミンD1受容体~D5受容体の5つがある事が知られています.

その中で,ドーパミンD2受容体が臨床的には特に重要です.

このドーパミンD2受容体は脳や腸管に存在する事がわかっています.

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ドーパミンが足りなくて痛い

糖質制限推進派の医師としては,

糖質制限によって起こりうるトラブルについて熟知しておく必要があります.

これについては糖質制限のパイオニアの江部先生のブログで詳しく紹介されていますが,

そんな中,ブログ読者の京子さんより示唆に富むコメントを頂きました.

糖質制限をはじめてから腰痛が始まったので、

「なぜ?」と思いましたが、仕事のストレスがすごくかかっていたので、ドーパミンの枯渇にあてはまります。

動作が遅くなり、言葉も出にくくなりました。

今はドーパミンを出すよう趣味や遊びも大切にしています。


どうやら糖質制限を始めた時に痛みが出てくるケースがあるようです.

今日はこの点について考えてみたいと思います.

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真面目な人と神経伝達物質

パーキンソン病という病気は、

ドーパミンという神経伝達物質を放出する神経が変性という現象を起こし、

結果的にドーパミンがゆっくりと枯渇していく病気です。

その臨床的特徴については過去記事でも少し触れました

実はこのパーキンソン病には「病前性格」がある事が知られています。

すなわち、パーキンソン病になった人の病気になる前の性格には一定の傾向が見られるという事です。

それは「小心」「内向的」「責任感が強い」「完璧主義」「予定尊重的傾向」などが挙げられます。

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目標をどこに見据えるか

とある漢方の勉強会で、便秘の話がありました。

「大建中湯」という漢方薬の有用性を紹介する講演でしたが、

その講演の冒頭で講師の先生は次のような事をおっしゃいました。

『たかが便秘とあなどるなかれ、便秘は患者のQOLを確実に低下させています。

腫瘍などの器質異常がなくて起こる便秘の事を機能性便秘症と言います。

機能性の病気の症状をゼロにする事は難しいです。

その代わり患者の満足度を高める事が医師としての使命ではないでしょうか』


ごもっともな考えですが、これには私は少し異論があります。

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作られた痛み

痛みというのは日常診療でよく遭遇する症状です。今日はこの「痛み」について勉強します.

神経内科,80(4):413-460,2014
特集 「慢性疼痛」


痛みは医学用語で「疼痛(とうつう)」と言いますが,大きくは「侵害受容性疼痛」「神経障害性疼痛」「心因性疼痛」の3つに分けることができます。

「侵害受容性疼痛」は痛みを感じる感覚神経の末端にある侵害受容器が、何らかの刺激を受ける事で発生します。

例えば、転んで怪我をした時に痛む場合や、風邪で炎症を起こしてのどが痛い場合などが「侵害受容性疼痛」です。

「侵害受容性疼痛」は一般的に、生体にとって危険な状況から回避したり、あるいは病気を気づかせたりする大切な生体警告信号と言われています。

一方、「神経障害性疼痛」は侵害受容器が刺激を受けていないにも関わらず痛みを発生させてしまう神経の機能異常、いわば神経の故障です。

また「心因性疼痛」はそうした上記のいずれもないにも関わらず痛みを生じる状態の事です.

「神経障害性疼痛」「心因性疼痛」は慢性的な経過をとる事が多く,「侵害受容性疼痛」のように警告信号のような意味合いがなくただただ痛むという病的な痛みです.

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信じるは簡単,信じ抜くは困難

私は自分が医師なので,

糖質制限にまつわる様々な議論点を自分の頭で考えやすい状況にあります.

糖尿病治療も,創傷治療も,がん医療も,救急医療も,

医療者側の視点で見つめることができますし,現状も実際にみています.

おかげで実感を持って糖質制限の有効性を理解することができています.

その為,いくら医学の権威が糖質制限を否定していても,

その正当性について自分の頭で検証することができます.

しかし,非医療者の方が同じ作業をするというのは少しハードルが上がるように思えます.

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漢方が酸化ストレスを軽減する

漢方の勉強をしているといろいろ興味深い事が学べる事が多いです.

以前,食欲改善で有名な補中益気湯が過剰な食欲を正常化している可能性について言及しましたが,

今回はその補中益気湯が酸化ストレスの軽減にも寄与しているかもしれないという話です.

補中益気湯という漢方薬について簡単に再紹介しておきますと,

12~13世紀に活躍した李東垣によって創りだされたとされる漢方の歴史の中では比較的新しい方の薬です.

エネルギーを取り込む躯幹の中心を補い(補中),結果的に元気を出させる(益気)という働きを持ちます.

躯幹の中心には胃がありますので,つまりは消化吸収機能を立て直す薬とも言い換える事ができます.

その補中益気湯について特集された以下の記事を紹介します.

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新しい医療を創る

糖質制限はヒトの健康を考える上で避けて通れない問題です。

糖質制限をうまく利用すれば無駄な医療がかなり省けると思います。

しかし流石に医療が不要になるとまでは思いません.糖質制限だけでは対処できない問題も現実には多々あります。救急医療はその一例です.

一方で既存の医療には問題点も多いですが,その中にも有効な治療法はたくさんあります.

糖質制限と今までの医療を組み合わせる事で、困難な病態に立ち向かうための打開策が見出せるかもしれません。

情報が集まってきたおかげで、ただ大きな流れに沿って生きていくしかなかった時代から,よりよい生き方を選ぶことができる時代へ移ってきています。

これからは糖質制限の理論を踏まえて,各分野の医師が新しい医療の在り方を模索していくべきだと私は思います.

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想いが伝わらない

重度認知症のある90代女性患者さんの話です.

約1年前にそれまで診ていた認知症専門医の先生が異動となり私が引き継いで診る事になりました.

いつも息子さんに連れられ車いすに乗った状態で受診されています.

この患者さんはいつもうつらうつらと眠り込んでいて,話しかけると目を開けて応答はされますが,すぐにまた眠り込んでしまうような状態です.

そこでその状態を少しでもよくしてあげようと思い,覚醒度を高める目的で「フェルガード100M」をお奨めしてみました.

ある日私は息子さんへ,「このフェルガード100Mというのは薬ではないので処方ができず,御自身で注文して頂く形になりますが,一定の効果が期待できるサプリメントです.もしよろしければ1ヶ月だけでも試してみませんか」とお話ししました.

息子さんは「わかりました」と言って下さいました.

そしていつもの抗認知症薬も処方して,その日は診察終了しました.

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非科学的な批判

糖尿病の専門家であればあるほど糖質制限に批判的です.

その批判の多くは従来の医学常識に基づいた見解となっています.

しかしその従来の医学常識自体を見直さなければならないという事を,私は糖質制限を通じて知ったのです.

今回も以下の冊子からその点を検証してみたいと思います.

『生活習慣病のリスクを軽減する 和食のちから』
公益社団法人 日本医師会
公益社団法人 米穀安定供給確保支援機構
後援:農林水産省


この冊子の中の最後の項目で低炭水化物食に対する批判がなされています.

一つ一つみていきましょう.

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糖質に注目して食品を選ぶ

糖質制限を行うようになってから,

スーパーなどで買い物をする時には糖質量の事を意識して食品を選んでいます.

それが長くなってくると,大体いつも買う食品のパターンが固定化してきます.

おおざっぱに言えば,肉,魚,卵,チーズ,豆腐,ナッツ,あたりめ,時々野菜にマヨネーズといった感じです.

それらを毎日食べ,なくなったらまた補充の繰り返しです.いつも同じようなパターンですが,不思議と飽きません.

しかしスーパーの中を散策していると,時々気になる商品と出会うこともあります.

たとえば最近流行りの「希少糖」関連商品です.

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小細工にだまされない

糖質制限が本当に世の中に広まった時には,

米を推奨する農林水産省が抵抗してくる事が予想されます.

しかしどんなに大きな組織が抵抗してこようが,

我々は常に科学的に正しい事を胸を張って主張し続ければよいだけです.

先日,日本医師会より次のようなタイトルの11ページ程の小冊子が送られてきました.

『生活習慣病のリスクを軽減する 和食のちから』
公益社団法人 日本医師会
公益社団法人 米穀安定供給確保支援機構
後援:農林水産省


…抵抗の一端が垣間見えてきました.そしてこの冊子がまた非常におかしな内容になっています.

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やせ体質の人の実例

三大栄養素のうち,唯一直接血糖を上昇させる糖質は,

他の栄養素に比べて太りやすいという性質があります.

そして今の世の中は何も考えずに食事をしていたらまず間違いなく糖質過多になる食文化です.

そう考えるとほとんどの人が肥満や過体重になっているはずですが,

実際には糖質を摂っても太らない「やせ体質」の人が確実に存在します.

カロリーでも糖質でも説明しきれない現象がそこにあるのです.

過去にも記事で取り上げました(その1その2)が,こうした人達の中でどのような事が起こっているのかは私は非常に興味があります.

今回は雑誌Tarzanの中で,ある「やせ体質」の有名人に関する特集があったので,それを読んでみました.

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実践できなければ意味がない

当ブログではカロリー制限を主とした従来型栄養指導の問題点をしばしば取り上げています。

「井の中の蛙」とはよく言ったもので、

カロリー制限だけしている時には全く気がつかなかった問題点が、

糖質制限を実際にやってその恩恵を受けることで初めていろいろと見えてきます。

今日は数ある従来型栄養指導の問題点の中から、

「実行可能かどうか」という点に注目して考えてみたいと思います。

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未来は変えられる

私は神経内科医という職業上,認知症の方と関わる機会が多いです.

その多くは外来での相談,投薬調整などが主体ですが,

中には重症の認知症の方が感染症などを契機に入院治療を行うこともあります.

今見ている70代の女性の方も非常に重度の認知症があります.

その方は白髪でやせ細りいつも眠りがち,起きている時もほとんど何もしゃべらず,手足は動きますが診察しようとするとただひたすら拒否されるような状態です.

そして頭の写真を撮影すると脳は全体的に萎縮し,脳の血流低下部分が至るところに認められているのです.

糖質制限を知るまでは,こうした事は避けられない老化現象であり,人によって老化の速度は決まっているものだと思っていました.

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難病に食で立ち向かう

筋萎縮性側索硬化症(ALS)という病気をご存知でしょうか。

運動を支配する神経が神経変性という現象を起こし,徐々に全身の運動機能が衰えていく原因不明の神経難病です.

運動神経は手足を動かす神経だけではなく,飲み込む際の嚥下運動に関わる神経,しゃべる際の言語運動に関わる神経,呼吸運動に関わる神経に及び,意識がしっかりしているのに運動神経の働きだけが衰えていきます.

一般的に発症から3~5年で自力で呼吸ができなくなり,生存のために人工呼吸器を装着するかどうかの選択を余儀なくされます.

未だ根本的な治療法は見つかっておらず,世界中の神経内科医が治療に頭を悩ませる難病中の難病です.

最近は三浦春馬さん主演の「僕のいた時間」というドラマでも取り上げられ話題になったので御存知の方も多いと思います.

私は糖質を制限する事で酸化ストレスリスクを減らせば,神経変性疾患に有効である可能性があるという考えを持っています.

今日はこの病気に対してケトン食でアプローチしようとしている研究をまとめたレビュー論文を紹介します.

少し難しいですが和訳してみましたので,興味のある方は是非御覧になって下さい.

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血糖変動から血圧変動へ

糖質の頻回過剰摂取による「グルコーススパイク(血糖変動)」は,

動脈硬化の有意なリスクであり,生活習慣病の根本原因だと考えられます.

空腹時血糖と食後血糖の差が大きく,血糖値の波が激しくなればなるほど動脈硬化のリスクが高まります.

また国際糖尿病連合が食後高血糖の管理についてガイドラインを定めており,食後高血糖を避けることが重要であるということは国際的なコンセンサスを得ています.

その一方で,日常診療においては血糖だけではなく,血圧の変動が激しいという方もおられます.

その原因の一つとして「食後低血圧(postprandial hypotension;PPH)」と呼ばれる病態があります.

今日はこの食後低血圧について記した興味深い論文を紹介します.

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だからと言って糖質を勧めない

糖質制限の適応範囲はかなり広いです。

糖尿病やメタボリック症候群の治療というだけではなく、

ヒトを健康に保つための共通原理ととらえる方が適切であると私は思います。

そんな中、糖質制限をやってはいけないという病態もあります。それには以下のものが挙げられています。

・血糖値を強制的に下げる内服薬(SU剤など)やインスリンを使用している人
・高度腎機能障害(GFRが60ml/分未満)
・活動性膵炎
・肝硬変
・長鎖脂肪酸代謝異常症

今日はこれらの糖質制限をやってはいけないと言われる病態について考えます。

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笑いは人を健康にする

こないだある朝のニュース番組を見ていると、

新人の若い女性タレントが出ていて、司会者にチャームポイントを聞かれ、

「私のチャームポイントは笑顔です」

と答えていました。何気なく答えていましたが,これって素晴らしい事だと思います.

男女関わらずいつも笑顔でいられる人って素敵ですよね。

笑顔でいる人を見ていると、自分も幸せな気持ちになる事があります

でもなかなか普段から笑顔を絶やさずにいるというのは、簡単なようで私にとってはとても難しい事です。

しかしこの「笑う」ということ、医学的にもとても大事なことです。

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認知症にならないために今選べること

糖尿病が認知症のリスクであるということは、

もはや世界中の医師の中での共通認識です。

しかし認知症を専門とする医師の中で、

糖質制限を推奨している人は私の知る限りでは一人もいません。

それだけ糖尿病の治療が糖尿病の専門家に一任されてしまっている状況だということだと思います。

しかし糖質制限を通じて糖尿病学会推奨のカロリー制限食に科学的根拠がないばかりか、

どんどん悪化させる食事療法だということが明確にわかったので、

私はたとえ自分一人でも患者さんへ糖質制限の選択肢を提示し続けます。

今回はおなじみケアネットから、糖尿病と認知症の関係を考える以下の論文を紹介します。

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視点を変えれば見え方が変わる

「だまし絵」というものがあります。

だまし絵

これは「ルビンの壺」という有名なだまし絵の一つですが、

白に注目すると壺に見え、黒に注目すると向き合っている二人の顔の絵に見えると思います。

物事には注目するポイントによって同じものが違ってみえるということがある、という事です。

糖質制限をめぐってもそのような事がよくあります。

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「酸性」である意味

糖質制限をしている時には身体ではケトン体というものが多く産生されます。

ケトン体は糖質をとらない状況において脂肪を燃焼して作られるエネルギー源のことで、「酸性」の性質を持っています。

このケトン体が増えて体が酸性の状態に傾きすぎて意識障害、腹痛、嘔吐などの症状をきたした状態の事を「ケトアシドーシス」といいます。

ケトアシドーシスはインスリンが絶対的に欠乏した状態でケトン体が増える事によって起こってくる危険な病態です。

しかし通常我々の身体では、「基礎インスリン」というものが膵臓という臓器から24時間常に少量で一定量分泌され続けていますので、

この機能が保たれている限り、インスリンが絶対欠乏状態になることはまずないのです。

しかし糖質を摂取すると血糖値が上がり、これを元に戻すために膵臓から急遽追加でインスリンが分泌されます。これを「追加インスリン」といいます。

糖質制限の事を理解するには、この「基礎インスリン」と「追加インスリン」の違いもきちんと区別して認識しておく必要があります。

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予想外の結果をもたらす方法

ダイエット目的で糖質制限を始める人は、

それまでにもいろいろなダイエット法を試みた事がある人がほとんどだと思います.

しかしそれまでのどのダイエット法をとっても,

糖質制限ほどスムーズにやせる事ができた人はおそらくいないでしょう.

だから初めて糖質制限をした人はその大きな効果に驚きます.

「ダイエットはつらいもの」というイメージがあったからこそ驚きます.

逆に言えばそのイメージは,それまでのダイエットでさんざん苦労してきた証とも言えるわけです.

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プロフィール

たがしゅう

Author:たがしゅう
漢方好きの神経内科医です。
糖質制限で10か月で30㎏の減量に成功しました。
糖質制限を通じて世界の見え方が変わりました。
今「自分で考える力」が強く求められています。
私にできることを少しずつでも進めていきたいと思います。

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