サイアミディン

怒れる気持ちをポジティブに変換

糖質制限の事がわかってくると,

「そんな大事な事をなぜ今まで教えてくれなかったんだ」と,

糖質制限の事を知った人は皆,医師に対して怒りや失望,落胆など否定的な感情を抱く人も多いと思います.

確かに私自身も,江部先生や夏井先生の存在がなかったら

おそらく今でも糖質制限の事を知らずに医師を続けていたことでしょう.

ただ私の場合は幸い糖質制限を知ってすぐに舵取りを変え,軌道修正することができました.

しかし多くの医師はたとえ糖質制限を知ったとしても,治療方針を大幅に切り替えることに二の足を踏んでいる人がほとんどだと思います.

そうなると,「糖質制限の事を患者に教えない医師が悪い」という考えも沸き起こるのも無理もないかもしれませんが,

実は事はもっと複雑で,患者側に問題がある時もあるように思います.

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ストレスの本質を知る

先日、NHK教育の「スーパープレゼンテーション」という番組で、

ストレスと上手に付き合う方法」というタイトルでプレゼンしている、

スタンフォード大学の心理学者、ケリー・マクゴニガル氏の姿を目にしました。

ケリー氏は私とさして年齢の変わらない新進気鋭の若手女性科学者で、

心理学だけでなく、神経科学にも精通されている方のようです。

著書の「スタンフォードの自分を変える教室」は50万部を超えるベストセラーとなっています。



スーパープレゼンテーションという番組だけあって、さすがにプレゼンがお上手です。

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優秀でなくても出来ること

ブログ読者のJoさんより意義深いコメントを頂きました。Joさん、有難うございます。

『他人の痛みが本当にわかるのは、痛みを経験した人、つらい思いをした人です。もっとそういう人が (少なくとも、そういう感受性をそなえた人が) 医療にたずさわって欲しいと切に思います。

また、一般に強みと思われることでも、対人関係の中では必ずしもプラスに働かないことも多々あります。話が少しズレますが、私の学生時代(海外です)、いわゆる天才肌の若い講師がいらっしゃいました。

この方、頭脳明晰なのはわかるんですが、教えるのは上手くなかったです。プレゼンテーションは決して下手ではありません。むしろ流暢にスラスラと説明されます。が、この方、頭が良すぎて、理解できない学生の気持ちが分からない

質問した学生に対して、、彼が「こんな簡単な理論の何がわからないのかが分からない」と、本気で当惑気味に言われたとき、「あぁ、苦労をしらないっていうのは、欠点にもなり得るのだな」と感じました。 』


今日は自分の過去を少し振り返ってみたいと思います。

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神経変性疾患も生活習慣病?

パーキンソン病筋萎縮性側索硬化症などの神経変性疾患は、

左右差がある事がその特徴の一つとされています。

例えば、手が震えるという訴えに対して、

右手だけが震えるという場合はパーキンソン病をより疑いますが、

両手が同じ程度震えるという場合は、

動脈硬化や脳血流低下が高じて起こる「脳血管性パーキンソン症候群」や、

薬剤の副作用による「薬剤性パーキンソン症候群」などの、類似の病態をより疑います。

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そんな事ではうつ病は防げない

今,自殺が深刻な社会問題となっています.

警察庁の調査で2012年時点における自殺者数は約27000人で,

この人数は交通事故死者数の6倍以上となっており,そのうち34%が40~50代の働き盛りの世代だそうです.

また自殺未遂者は少なく見積もっても既遂者の10倍は存在すると言われており,

未遂者も含めれば何百万人にも及ぶ非常に大きな問題だという事です.

その背景となっているのが近年におけるうつ病の増加です.

この程,日本医師会より自殺予防マニュアルというものが送られてきました.

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内因性と外因性の違い

よく「コラーゲンは肌にいい」と言って,

コラーゲンの多く含まれる食品やサプリメントを摂ろうとする人がいますが,

食べたものコラーゲンがそのまま体の中に取り込まれるという仕組みに人体はなっていません.

コラーゲンを含めた身体を構成するタンパク質というのは,

突き詰めれば全て最小構成単位であるアミノ酸の集合体です.

私たちはタンパク質を外部から摂取した時に,

消化されて一旦すべてアミノ酸に分解されてしまうのです.

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脂肪の役割と本来の姿

肥満というのはヒトならではの現象です。

野生動物に基本的に肥満は見られないと思います。

一方、女性は子供を産み育てる性質、または男性に対してより魅力的に見せる性質から、

男性に比べて皮下脂肪が多く、また女性ホルモンであるエストロゲンの働きによって、

乳房や臀部など適切な部位に適切な量だけ皮下脂肪が蓄積されるよう自己調整されています。

そしてその皮下脂肪はいざという時のエネルギー貯蔵庫としての役割も果たすのです。

しかし、こと肥満となってくると、この脂肪は厄介なものとなってきます。

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変化を怖れない

糖質制限という言葉を知らずとも

自然と糖質制限ができているという方が時にいらっしゃいます。

芸能人の方にもそういう方がチラホラみられます。

以前本ブログで紹介した仲村トオルさんもそうですが、

もう一人、有名なのは「福山雅治」さんです。

福山さんはどうやら炭水化物を控えたんぱく質中心の生活をしているそうです。

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努力が常態となったとき

慣れ親しんだ今までの環境から

離れる事は勇気と覚悟が要ることだと思います。

それは環境に守られているようでいて、

ある意味環境の奴隷になっているという見方もできます。

はたしてこのままで本当によいのでしょうか。

時には自分を客観的に振り返ってみる事も大事です。

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小さな努力の積み重ね

「千里の道も一歩から」という言葉があります。

私は何か素晴らしい成果を成し遂げている人をみた時に、

努力や才能という言葉を連想します。

確かに才能や素質の違いはあるでしょうし、それが個性というものだと思います。

しかし成果を成し遂げるまでの過程には必ず努力の連続が、

一つ一つ小さな努力の積み重ねがあると思うのです。

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薬の本質とは

先日書いたアルカロイドについての続きです.

復習すると,アルカロイドとは「生物が他の生物から身を守るために産生した身体にとって影響が大きいアルカリ性の天然成分」の事でした.

このアルカロイドが初めて発見されたのは,

ドイツの薬剤師ゼルチュネルが1804年にアヘンから分離抽出したモルフィン、つまりモルヒネだとされています.

モルヒネは医療用麻薬として強い鎮痛効果を持ち,現在でも医療現場でがんなどによる難治性疼痛などに対して緩和ケア目的でよく用いられています.

そしてモルヒネだけではなく,中毒物質として知られるニコチン,コカインなどもアルカロイドであり,

もっと言えば,コーヒーや,お茶などに含まれるカフェインもアルカロイドです.

一口にアルカロイドといっても作用の強いものから弱いものまで幅があるという事がわかります.

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肉食で健康寿命を延ばす

2014年6月の文藝春秋に,

「医療の常識を疑え」という特集が組まれていました.



その中で,『90歳でも「現役女性」の生活習慣』という記事があり,

漫才師の内海桂子さん(91),百メートル走世界記録保持者の守田満さん(90),現役最高齢ピアニストの室井摩耶子さん(93)という3名の様々な事について書かれていました.

その中でまず世界的ピアニストの室井さんは「集中力はいいお肉から」とおっしゃっているのです.

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毒と薬は紙一重

先日漢方の勉強会で,

「半夏瀉心湯(はんげしゃしんとう)」という漢方薬について勉強する機会がありました.

これは柴胡,半夏,黄芩(オウゴン),黄連(オウレン),生姜,甘草,人参という7つの生薬から成る漢方薬で,

「黄」という字がつく「黄芩」「黄連」の組み合わせが「下痢」に対して有効である事から,

特に下痢が目立つ感染性胃腸炎に有効な漢方薬だと学びました.

ただし,連用による肝機能障害に注意が必要であったり,

乾燥している人や冷えている人には使いにくいという注意点があります.

そして,この薬のもう一つの特徴は「苦い」という事です.

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脳を豊かにする

「笑う」事は大事です.

いつもにこやかな人はいろんな人から好かれますし,

ストレスがたまった時にもテレビなどで面白い事を見て笑ったりするとおおいにストレス発散になります.

一方で,「笑い」を提供する事を職業にしている人はすごいと思います.

どんな人であっても生きていて多かれ少なかれ悲しみを抱えているはずなのに,

それをおくびにも出さず,人に「笑い」を提供し続ける事にはある種の覚悟を感じますし,なかなか真似できない事です.

そんな事を考えていると,毎度おなじみケアネットから興味深いニュースが届きました.

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組織の体質

日本糖尿病学会の内部において

糖尿病専門医の先生が全員糖質制限反対派というわけではなく,

少しずつ糖質制限に対する理解が広まる動きがみられているようです.

糖尿病専門医として糖質制限を認めるという事は,

従来のカロリー制限の間違いを認めるという事につながるので,

そういう事ができるのは自己回顧力の高い,素晴らしい先生だと私は思います.

ただ欲を言えば,容認するのと推奨するのでは雲泥の差なので,そういう先生達が推奨派に回ってくれればなおよいと思います.

しかし学会という組織において,そうする事がただならず容易でないというのは想像に難くありません.

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自分のやりたい事を止めない

このブログを

不定期更新にしてみてわかった事があります。

やはり今の私はこの活動を続けたいという事です。

いろいろな方々と交流して、こうした活動の意義を強く感じるという事がまず一つ、

またブログのネタはあれど、しばらく書かないでいると、

それについて書こうと思った想いが時間とともに風化してしまうのです。

じっくり推敲に推敲を重ねるというスタイルではできないような

リアルタイムの感情というものがあるように思います。

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材料を大事にする

先日私が主治医をしているあるパーキンソン病患者さんの

治療方針について神経内科医が集まって話し合う場がありました。

パーキンソン病とは簡単に言うと「ドーパミンが徐々に少なくなる病気」です。

このパーキンソン病の治療に用いる標準的な薬に「L-dopa(エルドーパ)」と呼ばれるものがあります。

実はドーパミンそのものは血液脳関門(Blood Brain Barrier:BBB)というバリアを通過することができないので,ドーパミン自体は薬として使えないのですが、

ドーパミンの前駆物質であるドーパであればBBBを通過することができるので、その性質を利用しドーパが「L-dopa」として薬となっているわけです。

ところがこのL-dopa、内服してから薬が効くまでには個人差が大きいとされています。

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依存症の観点で考える

糖質には依存性があります。

血糖値が上昇する事でドーパミンを介して

脳の報酬系を刺激するからです。

その糖質頻回摂取の問題を同じく依存性がある喫煙の問題と

置き換えてみると見えてくる事があります。

先日紹介した論文の中の一文をもう一度引用します。

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そもそも長期安全性とは

「糖質制限は長期の安全性が保証されていない」

糖質制限反対派の人達から判を押したように言われるセリフです.

一方でカロリー制限食にも長期安全性がないどころか,

カロリー制限食は長期の危険性を国民全員でこれまで証明してきたようなものです.

カロリー制限食の指導が主体で行われてきたこの日本において,

糖尿病が増え,メタボリック症候群が増え,

以前には見られなかった様々な難病が増え続けているという事実がそれを物語っています.

ところで,そもそも「長期安全性」とはなんでしょうか?

「長期安全性」が証明された方法など,世の中にあるのでしょうか?

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都合の良い解釈

今日は普段の診療場面のヒトコマから.

ある患者さんに肉,卵,チーズを中心に糖質制限を行うよう勧めました.

次に患者さんが来られた時に,チーズはしっかり食べているか尋ねたところ,

食べていますよ.チーズケーキとか,パンにスライスチーズを載せたりしています.

うわぁ~,そう来たかぁ~と思わず思ってしまいました.

一瞬,自分の説明不足でそうなってしまったのかと思いましたが,

私は糖質を制限する方もかなり強調してお話ししています.米,パン,麺類,イモ類,お菓子,ジュースは極力避けるようにと.

しかし結局患者さんが都合のいい解釈をしてしまっているのではないかと思います.

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太らない代わりに体調を崩す

先日、とあるイベントで

ある若い女性の方が参加されていました。

その方はほっそりとしていて、およそ見た目は糖質制限をする必要のなさそうな方でした。

ところが、その方と何気無く話をしていると、

実はその方には花粉症があって、いつも内服や点鼻薬が欠かせないそうです。

しかも冷え症があったり、逆に暑い時はのぼせてよく夏バテするとの事でした。

私にはこうした状態にも糖質の関与があるような気がしてなりません。

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自分の身体に任せてみる

今日は私の住む地域はとてもいい天気です。

難病患者さん達と一緒に花を見に出かけるイベントに参加しています。

あたたかい陽の光が当たる中、きれいな花を見ていて、

心がとても穏やかな気持ちになります。

このように日光を浴びるという行為も、

実は健康を保つ上で大事なことになります。

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長く続けたその先に

糖質制限を指導しても糖質がやめられない人がいます.

「おいしいものが食べられないなんて辛い」「友人に危険と言われた」「どんどんやせていってしまう」などあの手この手の理由で糖質制限を続ける事を拒否されるのです.

そういう方に対して,「それはタバコが止められない喫煙者と同じ構図だ」とよく言います.

私は糖質制限の説明に対して難色を示される方に対しては,「1週間だけでもいいから期間限定でやってみましょう」と提案するのですが,

それでも上記な拒否反応を示されてしまうのです.

これは依存症の構図そのものだと思います.

依存症としてよく研究されているものの一つに「ニコチン依存症」があります.

すなわちタバコの依存性の問題ですが,一つ面白い論文がありました.

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バランスを崩す事の怖さ

エストロゲンという女性ホルモンは,

食欲に対しても大きな影響を与えます.

以下の本によれば,卵巣を摘出されたラットは過食行動をとり,肥満かつ怠惰になると言います.



卵巣の摘出によりエストロゲンが失われると,エストロゲンによって抑制されるリポ蛋白リパーゼ(LPL)が脂肪細胞の周りにたくさん存在するようになります.

このLPLが脂肪細胞へ脂肪を次々と取り込んで内臓脂肪として蓄積します.

すなわち本来エネルギーとしてすぐに身体で使わなければならない脂質が,強制的に備蓄されていってしまうのです.

そのためラットは「備蓄はあるのにすぐにエネルギーが使えない」という理不尽な状況に追い込まれてしまい、

それを何とかするために過食行動にかられ,そしてますます太っていくため怠惰にもなるというわけです.

従って,エストロゲンは肥満の制御において極めて重要な物質ですが,

ただ増やせばいいというものではありません.

自然のバランスを乱してまでエストロゲンを補充すると思わぬ副作用が出てくる場合があります.

本日はもう一つ別の目線でこの問題を考えます.

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身体のバランスを大切にする

自然のバランスを崩すとよくない事を示す別の例です.

以前更年期障害について取り上げましたが,

この病態の本体は.閉経という卵巣機能停止に伴う女性ホルモンの低下にありました.

という事は女性ホルモンを薬で足せば症状が改善するのではないか,と思われるかもしれません.

実際に女性ホルモンを補充する「ホルモン補充療法(hormone replacement therapy:HRT)」という更年期障害に対する治療法があります.

確かにHRTによって症状を改善できる可能性がありますが,

しかしこの治療法には大きな問題点があります.

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無理矢理はよくない

自然のメカニズムを邪魔する事はよくないという話をしましたが,

今日はそれを示す例をもう一つ紹介します.

セロトニンという神経伝達物質はヒトの精神面を安定させるために非常に重要な役割を持っていますが,

これが高まり過ぎるとよくない事が起こります.

その病態の事を「セロトニン症候群」と呼びます.

抗うつ薬として用いられるSSRI(selective serptonin reuptake inhibitor:選択的セロトニン再取り込み阻害薬)など,セロトニン作動薬の投与中に起こる副作用として知られています.

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協力し合い,助け合う

先日告知した「糖質制限を語る会」へ参加して参りました.

御参加された皆様方,どうも有難うございました.

また主催されたナカサムさん,ドモトシさんも準備から当日の設営まで大変お疲れ様でした.またこのような機会を与えて頂いて心から感謝申し上げます.

糖質制限に関しての私見ですが,

『糖質というものは日常生活に広く広まっており,同時に様々なレベルでヒトに害をもたらしている』
『これから私たちは糖質というものをどのようにとらえ,どのように付き合っていけばよいか』

という趣旨のお話をさせて頂きました.

それを受け,参加された皆様からは様々な御意見や質疑を頂きました.非常に有意義な時間であったと感じています.

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スタイル変更

2013年9月1日のブログ開設から

毎日記事を書き続けてきましたが、

徐々に仕事との両立が困難な状況になってきました。

急ですが、ここから試しに不定期更新に切り替えようと思います。

まだまだ検証すべき課題や問題は多いので、

引き続きブログは続けようとは思います。

今後とも当ブログをご愛顧頂ければ幸甚です。


たがしゅう
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自然に備わったメカニズムを邪魔しない

プロラクチンが大事だという話をしました.

しかし何事も過ぎたるは及ばざるがごとしです.

というのは,何らかの原因でプロラクチンが出過ぎるような病態では様々なトラブルをきたすからです.

プロラクチンの値が高くなりすぎた状態の事を医学的に「高プロラクチン血症」といいます.

そもそもプロラクチンの主な働きは,「乳腺の文化・発達」「乳汁の合成・分泌」です.

通常出産後の女性でなければ乳汁は出ないようにプロラクチンはコントロールされているわけですが,

何らかの原因で高プロラクチン血症になると,出ないはずの乳汁が出るという事が起こりえます.

またプロラクチンのもう一つの働きは月経周期の中の黄体期での主役,プロゲステロンを分泌させる事ですが,

実は高プロラクチン血症があると,無月経をきたすということもわかっています.

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月経関連片頭痛と糖質制限

エストロゲン低下がもたらす病態として月経前症候群更年期障害と取り扱ってきました.

今回はそうした病態がきたす身体症状の中で頭痛について取り上げたいと思います.

頭痛をきたす病気にはいろいろありますが,最もありふれたものが緊張型頭痛,次に片頭痛と続きます.

片頭痛はもともと女性(特に低血圧の方)に多い事がわかっていますが,その理由については明らかにはされていません.

一方で,片頭痛の中に月経関連片頭痛というものがあります.

これはもともと片頭痛を持っている人が,月経の周辺の時期に片頭痛が増悪したり,発作が頻発したりする状態の事を指します.

先日述べたように,月経周辺の時期はエストロゲンが低下している事が多いので,

その事が頭痛に関連しているという事は言われているものの,どうしてそうなるのかという事についてははっきりしていません.

それではエストロゲンの低下と頭痛にどのような関連があるのかについて考えてみましょう.

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プロフィール

たがしゅう

Author:たがしゅう
本名:田頭秀悟(たがしら しゅうご)
漢方好きの神経内科医です。
南鹿児島さくら病院に勤務しています(下段にリンクあり)。
糖質制限で10か月で30㎏の減量に成功しました。
糖質制限を通じて世界の見え方が変わりました。
今「自分で考える力」が強く求められています。
私にできることを少しずつでも進めていきたいと思います。

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