サイアミディン

ケトン体がなかなか作れない人

絶食はケトン体を産生させる強力な方法です。

私も以前自分で絶食をしたときに、2日目には尿中ケトン体(3+)になる事を確認しました。

ただ、糖質制限を通じていろいろな患者さんを眺めていると、

どうやらケトン体の産生されやすさには個人差があるようです。

つまり、同じ絶食をしても2日でケトン体が産生される人と、5日もかかってようやくケトン体が産生される人などと、

いろいろなパターンがあるということがわかってきます。

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「最後の砦」が「最後の試練」にならないように

先日救急当番医の係をしていた時に、

集中治療室で意識障害を起こしている患者さんの往診を頼まれました。

当院では集中治療室に入るような重症患者さんは、

主たる診療科だけでなく、全身管理のプロフェッショナルに当たる麻酔科医によるサポートもありながら診療が行われます。

私が往診したのはインフルエンザ後の肺炎球菌性肺炎で、

重症化して人工呼吸器が装着されている60代男性の患者さんでした。

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食欲は作られた感情

よく「食欲は人間の本能だ」なんて言いますが、

その食欲が暴走して身を滅ぼしてしまう状況というものがあります。

それが「拒食症」と「過食症」を合わせた「摂食障害」と呼ばれる病態です。

拒食と過食は真逆のものと捉えられがちですが、拒食症から過食症に移行するケースが約60 - 70%みられたり、

両者には「極端なやせ願望」や「肥満恐怖」といった感情が共通しています。

「摂食障害」は一般的には精神疾患の一種と捉えられていますが、

糖質制限を通じてみると、違った視点で捉えることができます。

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複雑な事は知らなくてもいい

ブログで専門医批判をしておきながら何ですが、

私自身も神経内科の専門医です。

ただ専門医は専門医でも、私はあまり出来の良い方ではありません。

実は神経内科の専門医試験は難しい事で有名な試験です。

神経内科の守備範囲は非常に多岐に渡っているという事が一つの大きな理由です。

その中には普段の診療ではほとんど出くわさないような頻度の低い○○症候群とかといった稀な病気の名前や概要、

あるいは細かい電気生理学的検査の知識、病理組織の読み方など、

できるだけ多くの事を覚えておかなければ試験に合格する事は難しくなります。

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再生医療は全てを解決しない

STAP細胞の論文捏造問題が取り沙汰された一方で、

iPS細胞の臨床応用を中心とした再生医療分野は

今最先端医療の中で最も注目されている分野のひとつとなっていると思います。

私達神経内科医が扱う神経変性疾患に関してもiPS細胞に寄せられる期待は大きいです。

なぜなら神経はデリケートな細胞であり、ひとたび神経変性という現象が起これば神経細胞死につながり、

その変化は不可逆的だと考えられているからです。

そんな死んでしまった神経細胞を、iPS細胞で復活させられるとなれば患者さんにとっても大きな福音となることでしょう。

患者さんからも「いつになったらiPS細胞による治療が受けられるのか」という期待の声が聞かれる機会も増えてきました。

はたして実際のところ、再生医療はどこまで現実的な話となってきているのでしょうか。

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インスリンで治しているつもりの医療者達

糖質制限指導をしていて、

腎障害を伴う糖尿病患者さんを診る時は特に気を遣います。

糖尿病が進行すると、合併症としての糖尿病性腎症が顕在化してくる事があります。

その進行度がある程度重症(糖尿病性腎症4期以上)の場合は、単純に糖質制限指導をするだけではなく、

それに加えてタンパク質制限も加えていく必要があるからです。

しかも私だけが主治医であればまだしも、

そういう場合の多くは糖尿病専門医が糖尿病の管理をしていて、

脳の病気のフォローのためたまに私の外来に来ているというケースが多いのです。

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ニュースを見る、そして「考える」

以前、看護師さんの交代勤務制に関して記事にした時に、

交代勤務制のストレスが腰痛に関わっている可能性を指摘しました。

不規則な勤務によって、睡眠の概日リズムが崩されてしまいますし、

落ち浮いて過ごしたい夜の人が少ない時間帯に、何かトラブルが起ころうものならストレスも大きいことでしょう。

そんな風に考えていたところ、いつもおなじみケアネットニュースより、

次のような内容のニュースが目に入ってきました。

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占いに惑わされない

皆さんは「占い」というものを信じますか?

私は「信じていないけど、ついつい影響されてしまう」というスタンスです。

昨年、「血液型占いは統計学的に否定的」とするニュースも聞かれましたが、

占いというのは基本的に人の心理をうまく利用する手法だと私は捉えています。

朝のニュース番組とかを見ていますと、各局いろいろな占いをやったりしていますよね。

朝というのは、「今日はこれからどんな一日になるかな」と不安と期待に胸をふくらませながら、

通勤や通学、あるいは家事、旅行など一日の準備をしているような状況が誰しも多かれ少なかれあると思います。

そんな精神状態のところに、ニュースの占い情報がたまたま目に飛びこんできます。

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可能性を追い求め続ける

医療現場では様々な患者さんと出会います。

私は神経内科医ですから、今の医学で根治不能とされる神経難病を取り扱う事も多いです。

そんな時私達は「病気は治らないかもしれないけど、それはできることが全くないという意味ではない」とよく言います。

症状を和らげる薬やリハビリ、ケアや介護サービスなどを利用して、

今できる事を最大限に活かしながら、この病気と良い付き合い方をしていきましょう、などと聞こえの良いセリフを言ったりするんです。

しかしやはり私は治せない以上、どんなに聞こえの良い言葉を並べたところで、

どこまで行っても突き詰めれば、それは医療の敗北宣言ではないかと思います。

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多すぎても少なすぎてもダメ

引き続きリンについて考えます

リンは臨床現場では腎不全との関連で語られる事が多いです。

それは「腎機能が低下するとリンが蓄積してしまうので、リンの摂取を制限しなければならない」ということです。

生体にとって重要な役割を果たしているリンを摂取しすぎるとなぜ悪いかと言いますと、

まず血液の中に多くなったリンはカルシウムと一緒に結合し析出するので、低カルシウム血症を引き起こします。

カルシウムが低いことは筋肉の収縮を邪魔しますので、こむら返りやテタニーといった筋肉の異常につながります。

そしてリンと一緒にくっついたカルシウムは全身をめぐり臓器や結合組織などに石灰化を起こりますし、

血管の壁が石灰化を起こし、動脈硬化が起こり、血圧が上がったりもします。

ただここで注意しないといけないのは、「原因と結果をはきちがえてはいけない」ということです。

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リン不足の原因はリン摂取不足ではない

本日はリンというミネラルについて考えてみたいと思います。

リンは医療現場では比較的関心が払われにくいミネラルですが、実は重要な役割を果たしています。

まずリンはカルシウムに次いで私たちの体内に多く含まれるミネラルです。

その主な働きとしては「①骨や歯を作る」「②エネルギー代謝に働く」「③その他」が挙げられます。

①の骨や歯と言えばカルシウムのイメージがあると思いますが、

カルシウムとリンは結合してハイドロキシアパタイトという形で存在し、ここに全リン中の約85%が存在していると言われています。

またエネルギーの通貨と称される「ATP」の「P」は「Phosphorus」、すなわち「リン」の事です。

すなわちエネルギーを生み出すのにリンは必須の存在で、まさに縁の下の力持ちと言えるかもしれません。

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母乳にビタミンKが少ない理由

夏井先生の御著書、「炭水化物が人類を滅ぼす」を読み直していたところ、

その中で、「母乳+新生児+腸内常在菌」がワンユニットの共生体として機能している、という話がありました。

母乳中に含まれる糖質は乳糖が主体(95%)であるが、同時に少量のオリゴ糖(5%)が含まれており、

ヒトが分解できないはずのオリゴ糖が含まれているのは、新生児の腸管にビフィズス菌が定着、増殖するのを助け、

同時に有害細菌の定着を阻害し、なおかつビフィズス菌を始めとした腸内細菌の発酵作用により、有機酸(乳酸など)や短鎖脂肪酸(酢酸、酪酸、プロピオン酸など)を作り出し、

そしてそのビフィズス菌はヒトの乳首に常在している可能性が高いという仮説についても書かれていました。

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戦略的な自己紹介

「豚皮揚げを食べる会 in 京都」に参加してきました。

この会に参加させて頂くのもかれこれ3回目です。

そんなに何回も参加するなんて、「豚皮揚げ」というのはそんなにうまいのか?と思われそうですが、

勿論おいしいのですが、前にも申し上げたように、この会は私にとって「豚皮揚げを食べる」という目的以上に、

全国各地におられる糖質制限及び湿潤療法の理解者と直に交流できる貴重な機会です。

みなさん従来型医療に疑問を持ち、異議を唱え、新しい医療を広めようとする流れに賛同している、

言わば「同じベクトルを持つ同志達」なのです。

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今やるか、今やらないか

糖質制限の実践者の方々というのは、

何かしらの健康上の課題を抱え、それを解決させた成功体験を持つ方が圧倒的多数です。

中には健康だけど糖質制限を実践している、という方もおられますが、

そういう人でも糖質制限をする事で、無自覚の健康上の問題点が潜在していたことに気がつかされたりします。

一方で健康な人は糖質制限をしなくていいという意見を耳にする事もあります。

あるいは何か身体で困った事が出てきたら、その時点で糖質制限を始めればいい、と考える人もいるでしょう。

それが、全国的に見て若い糖質制限実践者が少数派である理由かもしれません。

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病名にこだわらず源流を意識する

西洋医学では診断名を重視します。

それは診断によって用いる薬が変わったりするからです。

基本的にすべての西洋薬には「適応疾患」というものが定められており、

その「適応疾患」に従って薬を使用すれば、保険診療となり患者さん側が支払う金額が安くなります。

そういう保険診療の仕組みもあって、西洋医学は原則病名をいかにつけるかという事にこだわるのです。

逆に言えば、病名のつかないつかみどころのない症状に対しては、西洋医学は極めて無力です。

例えば「ふらふらする」、「なんとなく元気が出ない」、「疲れやすい」といった症状ですね。

そこに来て、もしも「検査異常なし」と来ようものなら、いよいよ西洋医学ではやりようがなくなってきます。

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理屈を知り、目標を定め、実践を繰り返す

ブログ読者の水色のドットさんからコメントを頂きました。

私は33歳で4児の母です。
糖質がいかに悪者か、食べないことのメリットがどれほどのものか、こちらのブログでよーーく分かってるはずなのに、糖質中毒がなかなか治りません…
3日ほどは我慢できるのですが、一口パンを口にすれば、もうその後は糖質に操られっぱなしで、もう止まりません。
いえ、糖質が悪いのではなく、できない自分がただただ甘いのです…
そんな自分が本当に情けなくて、もう何をやってもダメなんじゃないか、と自信喪失です。
もう何ヶ月もトライしていますが、糖質スイッチが入ってしまいます。
依存症とは本当に恐ろしいです。
悪いと分かっていても止められない…
明日から絶対に摂らない!!と今は強く思える半面、明日の自分が信用できません…
精神病ですね(T_T)
ぐだぐだと書いてしまいましたが、こんな私でも糖質中毒から抜け出せるのでしょうか…?
BMIは22です。

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嘘でなくても方便

私が糖質制限の説明をするとき、

これから話す相手が糖質制限を理解してくれるかどうかを見極めるスクリーニング法として、

「白米1杯150gの中には角砂糖17個分の糖質が含まれています」

という事実を伝えた時に相手がどういうリアクションをとるか、ということを参考にしています。

この時に「はぁ、そうなんですか・・・」と冷めたリアクションをとる人は、その後かなりの確率で指導は難航したり、説得不可能だと感じる事になりますが、

一方で「えぇっ!そんなにあるんですか!?」などと驚いたリアクションをとる方は、説得のチャンス到来です。

ただここから先も気をつけて説明しないとゴールまでたどり着く事ができません。

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栄養補給するのに栄養失調になる理由

先日の日本病態栄養学会年次学術集会において、

さまざまな話題が取り上げられていましたが、

その中の話題の一つ、リフィーディング症候群について考えてみたいと思います。

リフィーディング症候群というのは「re-(再び)」+「feeding(食糧を与える)」ということで、

慢性的な栄養不良状態が続いている患者に、積極的な栄養補給を行う事により発症する一連の代謝症候群の総称です。

この症候群を起こさないようにするために、飢餓状態から栄養を入れる時はゆっくり入れなければいけないということなのですが、

これは入れる栄養を「糖質」主体にするから起こってくる現象なのではないかと思います。

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「米だけ食べてもやせる」の本質

糖質制限を始める人のきっかけとして多いのは、

糖尿病治療のため、ダイエット目的という方が圧倒的に多いと思いますが、

糖質制限についてより深く学んでいくにつれて、

それだけにはとどまらない根源的な改善効果をもたらすという事がわかってきます。

ヒトには個性というものがあり、糖質摂取による血糖の乱高下によって受ける害は一様ではありません。

その事は、世の中が明らかに糖質主体社会になっているにも係らず、誰もが太っているわけではないという事実を見てもよくわかると思います。

先日、ネットサーフィンをしていると、たまたま次のような記事を見つけました。

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認めない医師と立ち向かう医師

栄養療法に関わる医療従事者向けに開かれている、

第18回日本病態栄養学会年次学術集会に参加してきました。

昨年も参加させて頂きましたが、栄養士さん達を中心にとても多くの医療従事者が集まる会です。

スケジュールの都合上、全日程参加する事は出来ませんでしたが、

今回もいろいろな意味で勉強になりました。

私は糖質制限の視点で同学会における様々な発表を拝聴して参りましたが、

この2015年においても、まだまだ従来の栄養学が幅をきかせているという事がよくわかります。

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ワクチンよりも免疫力

インフルエンザの流行期になってきました。

近隣の病院でインフルエンザの院内感染が起こり病院が閉鎖になったり、

ニュースでも例年より早い流行期の到来という事で話題になってきています。

身近な所では、同僚がインフルエンザワクチンを打っていたにも関わらず、インフルエンザにかかるという出来事がありました。

一度ウイルスに感染したら、獲得免疫の働きで同じウイルスにかかりにくくなるので、

ウイルスの毒性を弱めたり、無効化したりしたものをあえて感染させるというのがワクチンの発想だと思います。

しかしワクチンの効果を期待するには、「免疫がきちんと働いている」というのが大前提です。

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方法を誤れば逆効果

日本では健康診断の制度が広く普及しています。

会社員であれば通常健康診断が義務付けられていますし、

自営業であっても受けようと思えば、いつでも健診を受ける事は可能です。

しかし、一般的な健康診断であれば、がんや生活習慣病など身体の病気を調べる場合がほとんどです。

脳の病気は脳ドックとか別枠で実施される健診でなければチェックされる事はありません。

しかもそれでわかるのは脳梗塞や脳腫瘍、あるいは脳動脈瘤など脳の器質的な異常であって、

脳の機能的な異常である「認知症」に関しては、脳ドックで調べてもらう事はなかなかできません。

よく頭部MRIなど写真撮ってもらえば認知症かどうかがわかると思われている方も多いですが、それは誤解です。

認知症が軽症であれば、脳の写真を見ても正常だという事が多々あるのです。

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副作用のない薬はない

医療の内側にいる人間として思うことですが、

薬の副作用の問題は往々にして見過ごされていると思います。

例えば薬を飲んですぐにかゆみと発疹が出たという状況であれば、

これは誰がどう考えても薬の副作用という事はわかると思います。

しかし問題は薬を飲んでもすぐに出てこないじわじわと副作用が出てくる場合です。

この時、薬の副作用かどうかを判別するための客観的な方法ははっきり言ってないに等しい状況です。

つまり疑わない限り多くの場合副作用を見過ごされてしまうのです。

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不可逆的な変化になる前に

糖質制限を始めるなら早ければ早い方がいい、というのが私の考えです。

その事は「糖質制限をやってはいけない病態」の事を考えればわかってきます。

例えば、腎機能障害で糖質制限をやってはいけない理由は、

糖質制限をする事によって、相対的に蛋白質の量が増え、

増えた蛋白質を腎臓で処理する際に腎機能障害がある人は負担になるから、糖質制限すべきではないという論理です。

しかし、そもそもどうして腎機能障害になったのかを考えれば糖質過剰摂取は大きく影響しています。

血糖値の乱高下による酸化ストレスを介した動脈硬化リスク上昇しかり、血糖コントロール不良による糖尿病性腎症の悪化しかりです。

糖質摂取を繰り返す事によって徐々に腎機能が低下していき、

いつしか糖質制限だけでは対応しきれない状態にまで弱っていってしまうのです。

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どこまで妥協できるか

私は大学病院という大組織に所属する医師です。

組織に属している以上、ルールというものがあります。

その組織の方向性と、自分のやりたい事の方向性が合っている場合は何も問題ないのですが、

現実にはそうでない事の方が多いはずです。

こういう時の立ち振る舞いは常に悩ましいもので、

仮に自分のやり方の方が正しいと確信していたとしても、

そこで我を通す事が必ずしもよい結果をもたらすとは限らないのです。

こういう場合はどこに妥協点をおくかというのが重要です。

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専門医が正しいとは限らない

糖質制限以外の事も少しずつ書いていこうと思います。

一般的に「困った事があれば専門家に任せておけばよい」という考え方は、

多くの方々の頭の中にあることではないかと思います。

かくいう私も医療以外の事に関して専門家の力を借りたくなる事があるので、

その気持ちがわからないわけではありません。

しかし医療に関して言えば、専門家すなわち専門医に任せる事が、

必ずしも最良の選択肢とならない事が多々見受けられます。

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受け手によって変わるメッセージ

先日、無駄な出費を減らすために、

極力少食で現状維持、新しい本をできるだけ買わないという私のスタンスを紹介しました。

ただこれは基本的に過体重の状態にあり、知識欲の大きい私において成立するスタンスであり、

当然ながらすべての人に適合する方法というわけではありません。

例えば、やせている人にとっては必ずしも少食を心がける事がそぐわない事だってあるわけです。

ブログをしていて時々、「そんなことを書いて、もし間に受けてトラブルになったらどうする」という趣旨のクレームを受ける事がありますが、

私の文章を読んでどう感じるかはその人自身の問題です。

そのまま何も考えずに真似するのも一つ、無視をするのも一つ、参考にして自分なりの方法にカスタマイズするのも一つ。

つまり、私の文章が原因でどうこうなる、ではなく、「私の文章を読んでどうしたいか」という事を読者それぞれが決断しているのです。

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「マイナスの発想」が大事

一人暮らしの人が手っ取り早くお金を貯めるには、

家賃の安いアパートに住むというのが定番ではないかと思います。

なぜなら定期的に失う家賃という出費を、定期的に確実に抑える事ができるからです。

お金を貯めたいと考える時、高額のバイトをするとか、いい会社に入りたいとか、

プラスの発想で考える人は多いかもしれませんが、

ここにおいても「マイナスの発想」を取り入れる事が、

無理なくお金を貯める有効な戦略となりえると私は思います。

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超多成分系システム

私は漢方について興味があります。

当ブログでは、西洋医学の多剤内服問題を時々取り上げていますが、

漢方薬も複数の成分が複雑に組み合わされた集合体です。

しかしながら、漢方薬は一般的に西洋薬に比べて副作用が少ないと評される事が多いです。

この違いは一体どこにあるのでしょうか。

実はこの問題を突き詰めて考えていくと、現代医学の問題点が見えてきます。

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早く薬を使えばよいってものではない

高齢化社会に伴い認知症の急増が社会問題となっています。

一般的に、認知症を発症すると、今の医学では進行を遅らせる事はできても、止める事はできないとされています。

そんな中、世の中の認知症診療の流れとしては「早期発見、早期治療」であり、

同じ認知症であってもより早い段階で発見し、治療介入を始める事で、

将来の認知症発症を防ぐ事ができるのではないかという事で、

認知症を見つけたら早く専門医へという認識が一般医科の中でも大分広まってきています。

ところが、この「早期発見、早期治療」という発想が、実際には必ずしも好ましくない事態を生んでいます。

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プロフィール

たがしゅう

Author:たがしゅう
本名:田頭秀悟(たがしら しゅうご)
漢方好きの神経内科医です。
南鹿児島さくら病院に勤務しています(下段にリンクあり)。
糖質制限で10か月で30㎏の減量に成功しました。
糖質制限を通じて世界の見え方が変わりました。
今「自分で考える力」が強く求められています。
私にできることを少しずつでも進めていきたいと思います。

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