サイアミディン

価値ある事にお金を使う

糖質制限にまつわる様々なコミュニティに参加する事で、

それまでには全くなかった人脈、ネットワークを作る事ができるようになりました。

今までの人生では、与えられた環境の中で気の合う人達とだけ交流するような、

言わば受動的な人付き合いだったように思います。

しかし糖質制限仲間を求めて全国へ飛び回る今の私の能動的な人脈づくりは、

出会いと出会いをつなげ、さらにまた新しい展開へとつながる好循環を生み出し、

非常に価値の高いものになってきているように思えます。

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食事をすると栄養が失われるという観点

アルコールの関連で「ウェルニッケ脳症」と呼ばれる病気があります。

これは過量飲酒に伴ってビタミンB1という栄養素が欠乏し、引き起こされる意識障害だと言われています。

典型的には意識障害、眼球運動障害、運動失調が三大徴候といわれていますが、必ずしも全て揃わない場合もあります。

酒ばかり飲んでろくに食べなかったりする人にそういう事が起こりやすいようです。

ところが食べているのにビタミンB1欠乏がもたらされるのが糖質の過剰摂取です。

それは糖質主体の食べ物にビタミンB1が少ないから、というわけではなく、

糖質を分解しエネルギーとして利用する過程で、補酵素としてビタミンB1が消費されるからです。

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「眠気のメカニズム」熟考

先日、当ブログを読んで下さっている読者の方から、

「食後の眠気のメカニズム」について御質問を頂きました。

この問題は結構複雑で、私もまだ完全に把握しきれているわけではないのですが、

いい機会なので、今わかっている範囲でこの問題についてまとめてみたいと思います。


まず糖質制限をするとその直後から食後の眠気が改善しますので、

血糖値の変動が食後の眠気と関係していそうな事は容易に想像がつくと思います。

ですが、眠気に直接関連しているのは覚醒と食欲に関わるホルモンである「オレキシン」と「レプチン」だと言われています。

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本を読んだ上で判断する

極端な発想も一旦受け入れるとか、人の言う事のすべてを鵜呑みにはできないとか、

事ある毎に私の価値観を紹介させて頂いておりますが、

糖質制限を勉強していると、その理論の正当性に心底納得しきってしまうので、

例えば糖質制限をむやみに否定するような本を見ると「読む価値のない本だ」などと軽視しがちです。

でも読む前にはじめから価値がないと決めつけてしまうような態度はよくないと私は思います。

それは私達が嫌う糖質制限否定派の医師達の態度と本質的には同じことになってしまうからです。

もしかしたら糖質制限批判本の中にも一理ある事が書かれているかもしれないのに、読まなければそれは決してわからないのです。

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太るのに食べ物の大きさは重要でない

テレビ朝日の「アメトーーク」というバラエティ番組は面白いのでよく見るのですが、

こないだ「ついつい食べ過ぎちゃう芸人」というのをやっていたので興味深く視聴しました。

まさに糖質中毒の実態が面白おかしく表現され語り合っているその様子は、まるで昔の自分を見ているようでした。

その中でお笑いコンビ、サンドウィッチマンの伊達さんがこんな事をおっしゃっていました。

「カステラなんて、ものスゴイ力で圧縮したらほんのちょっと(の厚み)しかありませんよ。太るわけがない」

その発言でスタジオには笑いが生まれ、いやいやと司会に突っ込まれながら盛り上がりを見せていましたが、

ふと考えると確かにポテトチップスにしてもチョコレートにしても、他の食事に比べたら体積は小さいです。

しかし体積に関係なくそれらの食品が多くの人を太らせる事を糖質制限を理解する私達は知っています。

はたしてなぜそのようなギャップが生まれるのでしょうか。

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原点に立ち返り見えてくる現在の問題点

先日宗田先生の新書をご紹介させて頂きましたが、

読んでいてもう一つ感じるところがありました。

中盤の従来の栄養学の誤りを指摘する部分において「食品交換表」の話が出てきます。

糖尿病診療に関わる人なら言わずとしれた従来の糖尿病食事療法のスタンダードとなっている資料です。

簡単に言うとすべての食品を6つのグループに分けて、80kcalを1単位とし、

例えばグループ1の「穀物や芋・豆類など」であればこのくらいの量で80kcalになりますよ、というのを実際の絵で示し、

その絵を参考に指示されたカロリー、例えば1600kcal/日が守れるように日々の食事の量や盛り付けを工夫しなさいと指示するものです。

しかし糖質制限の理論を学べばわかるように、仮に同じ1600kcalであっても糖質の量は0g~400gまで実に幅広い値をとりうるので、

せっせとカロリーを守っていても、糖質過多となれば大きな血糖変動をきたすことになってしまうというお粗末な指導内容です。

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1型糖尿病の多様性

糖質制限推進派医師として交流させて頂いている、

千葉県の産婦人科医、宗田哲男先生が新書を御出版なさいました。

以前に当ブログでも御紹介させて頂きましたが、糖質制限実践するしないに関わらず、胎児、臍帯(へその緒)、胎盤には高ケトン血症が存在する事をおそらく世界で初めて科学的に実証された偉大な先生です。



タイトルの「ケトン体が人類を救う」には私も完全に同意見です。

生命の脈々と受け継がれ連綿と続く歴史の中で獲得した、効率的かつ耐久的かつ応用範囲が極めて広いスーパーシステムがケトン代謝だと私は考えています。

有難くも御献本頂いたので早速ですが、読ませて頂いた感想の一部を記事にさせて頂きたいと思います。

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糖化に個人差が生まれる理由

「患者さんが最良の教科書」という言葉がありますが、

臨床現場にいると様々な新しい事に気づく機会に見舞われます。

そして、その想いは糖質制限を知ってからますます強いものになってきています。

例えば、「血糖値が高いとHbA1c(ヘモグロビンエーワンシー;糖化ヘモグロビン)が高くなる」と言いますが、

現場で患者さんを観察し、食生活を詳しく伺っていると、この人はどう考えても糖質過剰の食生活を送っているにも関わらず、HbA1cがほとんど上がっていないという人に出くわす事があります。

先日もそのような高齢女性と出会いましたが、その人はHbA1cが低いですが、骨の著しい変形性関節症性変化をきたしていました。

おそらく「血糖値の上昇がHbA1cに反映されない何らかの条件が存在する」と私は考えています。

本日はこの問題に可能な範囲で切り込んでみたいと思います。

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プロフィール

たがしゅう

Author:たがしゅう
漢方好きの神経内科医です。
糖質制限で10か月で30㎏の減量に成功しました。
糖質制限を通じて世界の見え方が変わりました。
今「自分で考える力」が強く求められています。
私にできることを少しずつでも進めていきたいと思います。

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