サイアミディン

身にならない情報源

ブログ読者のふあっつおーさんからコメントを頂きました。

>昔は「新聞を読まないと賢くなれない」とか言われましたが、

今は逆で「新聞を読むと賢くなれない」と言われてるらしいです。

今の若者は新聞を読まず、ネットから情報を得てますからオッサンよりマシだと思います。

しかし
テレビを見ると賢くなれない」というのは昔も今も変わらないのが不思議ですね。


今の時代はテレビ、新聞にインターネットと、とにかく情報があふれています

しかし情報は多ければ多いほどよいというものではなく、情報をいかに使うかという事が生きていく上の重要な課題であるように思います。

頂いたコメントのように「テレビを見ると賢くなれない」「新聞を読むと賢くなれない」という話は、ただ単純にテレビ、新聞がよくないという事を表しているのではなく、

何も考えずに情報を見ているだけだと、その情報を使えないだけでなく時間の無駄遣いにもなりかねないという事を暗に示しているようにも思います。

はたして情報量にあふれているはずのテレビや新聞を見ているとなぜ賢くなれないのでしょうか、本日はこの問題について考察してみたいと思います。

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大きな組織ほど変え難い

私はこれまでの医師人生の中で、様々なタイプの病院で勤務してきました。

規模で言えば1000床を超える大病院から数十床程度の小さな病院まで、

種類で言えば大学病院から一般の総合病院、単科の脳外科病院、精神科病院、リハビリテーション病院から一般の診療所や保健所まで様々な経験を積んできました。

そのような経験を通じて感じた事の一つに、「組織は大きくなればなるほどシステムを変え難い」というものがあります。

私が新しい事に挑戦しようとした時に常に立ちはだかってきたのは「慣習の壁」「常識の壁」でした。

褥瘡のラップ療法を例にとっても、実際に経験を積む事ができたのは小さな病院で、大きな病院では従来のシステムに抗う事はできませんでした。

大きな組織に所属していて、その組織の進む方向性が間違っていなければ何も問題はありませんが、

問題は、もしもその組織ごと方向性が間違っていた時に、その組織の方向性を正しい方向に導くのは至難の業だということです。

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ごまかしがきかない断食

糖質制限指導をしていると、

人の本質的な部分と向き合う機会が多くなります。

「食べる量を減らす」のではなく「食べるものの質を変える」というだけの事なのに、

糖質制限ができないという人は様々な理由をつけてその実戦を拒否されます。

炭水化物はおいしくて止められないとか、付き合いがあるから止められないとか、お金がかかるから止められないとか…。

いろいろな理由を後付けして元の環境を変えられない変えようとしない人達の本質は「変わらない脳」の持ち主であり、

そういう人達へはどれだけわかりやすくいかに理路整然と伝えた所で徒労に帰するだけだと私は感じていました。

でもそんな人達も小さい頃は無限の可能性を秘めた「変われる脳」の持ち主であったはずです。

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シンプルな中の深いメッセージ

「つまづいたっていいじゃないか にんげんだもの」

という詩で有名な相田みつを先生の作品を展示している美術館に行ってきました。

実際の書を見たことがある人ならわかると思いますが、シンプルな言葉を温かみのある文字でしかも力強く伝えるメッセージ性があり、

以前より私は相田先生の作品に何となく好感を持っていました。

ですがその詳しい人物像について今まであまり知る機会がありませんでしたが、

今回の美術館訪問を経て、相田みつをという人がいかにすごい人であったかを思い知る事になりました。

それと同時に今までの自分には相田作品のすごさの表面的な部分しか見えていなかった事にも気が付かされました。

今回は相田みつを先生から学んだ事を少しまとめてみたいと思います。

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食事療法に近い薬物療法

私は本来医療が目指すべき方向は、

薬を用いずに健康的な状態を維持できる状況に持っていく事だと思っています。

しかし現代医療は薬絶対主義であり、非薬物療法に対する評価が全体的に低いこともあって、

今のままでは薬を用いない状況に持っていくのは到底できない状況です。

そんな中糖質制限は、こうした状況に風穴を開ける打開策となりえる食事療法です。

きちんと実践すればかなりの病気を寛解状態に持っていく事ができる革新的なアプローチとなりえるのですが、

実際に診療の場で糖質制限指導をしていると、常識の壁など様々な問題が立ちはだかり、実践してくれる人は多く見積もっても2割程度です。

そうすると、残り8割の人には糖質制限以外の方法で病状を安定化させなければならなくなります。

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プロフィール

たがしゅう

Author:たがしゅう
漢方好きの神経内科医です。
糖質制限で10か月で30㎏の減量に成功しました。
糖質制限を通じて世界の見え方が変わりました。
今「自分で考える力」が強く求められています。
私にできることを少しずつでも進めていきたいと思います。

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