サイアミディン

やせ体型に潜む健康課題

やせている方が美しいという価値観が多数派の現代社会ですが、

その価値観のせいでやせ型のタイプの人に潜む深刻な健康問題がマスクされてしまうという危険があります。

特に私はやせ型のタイプの人への糖質制限指導は、便秘や脱力感、あるいはアレルギー反応など比較的トラブルが多い印象を持っているので、

見た目ではわからない病気の潜在的なところにまで意識を向ける必要性を強く感じています。

そんな中、yahooニュースで次のような記事が紹介されていました。

やせ形の女子中学生、側湾症に注意 かばんは関係なし
朝日新聞デジタル 2/26(日) 11:06配信

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ガンディーの断食

NHK100分de名著の今月のテーマは「ガンディー」です。

おそらく「ガンジー」といった方が通りがいいこの偉人の名は、

正式な発音からすれば「ガンディー」の方が近いのだそうです。

二十世紀前半、非暴力・不服従の精神でイギリスの支配制度からインドを独立へと導いた事で知られていますが、

番組から学ぶ所によれば、ガンディーは優れた宗教家であり、政治家でもあったというのです。

興味を持った私はガンディーの関連本を手に入れてさらに理解を深めようとしました。

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本当の自分の道を進むために

生まれたばかりのヒトの子は、

親の支えがなければ生きていくことができないひ弱な存在です。

親は我が子のために必死になってこどもを守り、

こどもは親によって守られたその道を進みます。

守られながら成長していく中で、

次第に自我や自立心が芽生えていき、

やがて雛鳥が巣を旅立つかの如く、

親から離れて自分の道を進んでいく事になるわけですが、

果たしてヒトである私達は本当に自分の道を進むことができているでしょうか。

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歯をくいしばれ

人には歯をくいしばってでも

雨風にさらされようとも 槍が身体に刺さろうとも

信念を持って突き進まなければならない道がある

そうやって無理矢理に進めば

道を汚すかもしれない 木々を荒らすかもしれない

自然を乱してしまうかもしれない

けれどその先に

誰もが望む未来が待っているのなら

歯をくいしばってでも進まなければならない

我がままに生きるのだ

歯をくいしばれ 自分

歯をくいしばれ

歯をくいしばれ



たがしゅう
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自信過剰は失敗に気付かない

医師として謙虚さは非常に大事な要素だと思っています。

患者さんからすれば、控えめな医師より自信満々に治療を提案してくれる医師の方が頼りがいがあっていいと思われるかもしれませんが、

自信過剰は医師にとって致命的ともなりえる要素だと私は考えています。

最近、失敗学について考える事の多い私です。

失敗する姿は、見る人が見れば情けなく映るかもしれません。

あるいは失敗を示して責任を果たしたと自己満足しているように見えるかもしれません。

けれど、失敗を世間の目にさらすことは大変勇気が要る行為なのです。

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世界をネガティブな目線で見ない

私が変われば世界は変わる」というアドラー心理学から学んだ言葉は、

どんなに悪い状況でも自分の視方次第で良い方向に持っていく事ができるというポジティブな意味で用いがちですが、

逆もまた然りなのだなと思う場面もよくあります。

私は神経内科医として認知症診療に携わる機会も多いです。

多くの患者さんを見ていて思うのは、「認知症になるのが怖い」という大きな不安です。

その不安が時に暴走し肥大化し、自分自身を苦しめてしまっているという状況を、

私は医師の立場から客観的に見ていて強く感じます。

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短期的には成功でも、長期的には失敗のことがある

先日、漢方の名医の先生を囲む勉強会に参加して参りました。

ものすごく豊富な経験と卓越した治療技術を持っているにも関わらず、とても謙虚で何歳になっても学ぼうとする姿勢を持っておられ、私が大変尊敬している方です。

その先生がこんな事をおっしゃっていました。

「漢方医学にはなぜ効かなかったかという事に対する原因の考察が不足している。たとえ間違っていたとしてもいいから、効かなかった原因に対する自分なりの仮説を立て、それを検証すべきである」

これはまさに、失敗を次の成功に活かすための失敗学の考え方そのものであるように思うのです。

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高度な炎症があるとケトン体は産生しにくい

私は脳を専門とする神経内科医なので、

重症の脳梗塞患者さんを診療する機会も多々あります。

脳梗塞で重症になると多くの場合意識が障害されています。

また顔面を含めた重度の半身麻痺を伴っている事が多く、のども含めて半身麻痺となっているため嚥下能力も低下している事が多いです。

そうすると脳梗塞と一緒に起こってくるのが「誤嚥性肺炎」です。口腔内の常在菌を唾液と一緒に飲み込んだ際に嚥下能力が低下しているため一部が気管に入り、

普段見ない菌だという事で肺で異物と認識され、炎症を起こしてしまうのです。

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慎重に減薬していかねばならない

大病院で原因不明の不随意運動と診断され、

私が断薬サポートを行い、長年の不随意運動がものの1週間で改善したというケースを以前記事にしました

しかしその後、この患者さんは睡眠薬を含めたベンゾジアゼピン系という薬の離脱症状としてのイライラ、焦燥感を生じ、

私の知らないところで救急受診され、別の医師の下入院になっているという事を後から偶然知るという事になりました。

私はこの患者さんの断薬治療に「失敗」してしまったのです。

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自分の中の欲と真剣に向き合う

とある海外の大企業のトップが政治家に賄賂を贈ったとの疑いで逮捕されたというニュースを耳にしました。

疑いという事なので、真偽の程は定かではありません。しかし、私がこういう話を聞いていつも思うのは、

「お金への欲望は際限がなく、しばしば人間をダメにする」ということです。

より多くの欲を満たそうと邁進するのではなく、少しの欲で満足するということ

何か商売をするにしても儲けに走るのではなく、他者貢献を第一義におくということがとても大事な事であるように思います。

大ヒット映画、「君の名は。」をプロデュースした川村元気さんの言葉が妙に頭に残ります。

「死、お金、恋愛、この3つは人間にコントロールできないものである」

金銭欲にまみれたくないとは思いますが、お金がないと生きていけないというのも事実です。

そのはざまで悩みながら少欲を心がけていきたいと思いますが、

例えばもしも、宝くじが当たって10億円急に手に入ったという状況が訪れたら、自分は少欲を守りきる事ができるでしょうか。

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具体性と汎用性

具体的の対義語は抽象的だと学校で教わりました。

抽象的な話にはぼんやりとしていてわかりにくいというイメージがあります。

それゆえ、わかりやすさが求められるプレゼンや執筆の世界では具体的に書くということに一つの価値が見いだされる傾向がありますが、

一方で「具体性がある」と対称的な言葉として「汎用性がある」というのもあると思います。

「汎用性」とは、一つのことを様々な用途や場面に応用する事ができるということです。

例えば先日紹介したように、大雪で家から出られなくなっても、家にいてもできる別の事を考える、というのは具体性の高い表現ですが、

変えられない困難に直面した時にそれを受け流し、視点を変えて全く別のアプローチを試みる、というのは汎用性の高い表現です。

ここで強調したいのは、「具体性が高くても、汎用性が高くても、わかりやすさは必ずしも失われない」ということです。

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少ししかやらなくても、全くやらないよりはまし

引き続き、江部先生講演会で感じた事を書き綴ります。

講演会の質疑応答の中で、糖質制限を指導していく上でのジレンマについて次のように語られる先生がいらっしゃいました。

「糖質制限が理論的に正しいのはよくわかる。わかるけれど全員が全員できるとは限らない。そうするとあっちではカロリー制限を指導し、こっちでは糖質制限を指導するという自分のどっちつかずの姿勢にジレンマを感じる」

これに対して江部先生は、アメリカ糖尿病学会の2013年10月の声明、「全ての糖尿病患者に適した"one-size-fits-all(唯一無二の)"食事パターンは存在しない」との内容を引き合いに出され、

カロリー制限も糖質制限も含め、ベジタリアン食、地中海食、高血圧用のDASH食など患者ごとに個別に様々な食事パターンがあってよく、

結局患者に選択肢が与えられて、患者が治療を選ぶという事が大事なのだという事を説明されました。

そしてその糖質の制限具合も患者さん毎に様々なパターンであってよく、どの糖質制限パターンでも「やらないよりはまし」だと考えればよい、というスタンスを強調なさいました。

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糖質制限は人の命を救う事ができる

江部先生の講演は過去に何度も聴講していますが、

すごいのは聴くたびに内容が更新され、また新しい気づきを与えてもらえるという事です。

今一番の注目点はSGLT2阻害剤が「薬物による糖質制限」として位置付けられているということ、

そして2015年11月にそのSGLT2阻害剤を用いた大規模臨床試験「EMPA-REG outcome trial」において、

SGLT2阻害剤がそれまでに糖尿病約にはなかった心血管イベント及び全死亡の発症率を低下させるという画期的な臨床効果が証明され、

そしてそのメカニズムとして今まで一般的には危険視されていたケトン体の上昇が、実は有益な効果をもたらしていたのではないかという事が、

SGLT2阻害剤を通じてようやく世界的にも認められ始めたという点ではないかと思います。

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江部先生講演会 in 倉吉

先日、鳥取県倉吉市にて鳥取県中部地区の医師会主催で、

江部先生をお招きしての糖質制限食の講演会が開催されました。

そしてこの会で、医師会の先生方からの後押しを受けて、なんと不肖私たがしゅうが座長を務めさせて頂きました。

座長というのは講師の先生を紹介したり、質疑応答の時間を取り仕切ったりする司会進行係です。

実は医師人生で初めての座長体験でしたが、初めての座長で江部先生を御紹介させて頂いて、何だか感慨深いものがありました。

今回の講演会は地元の医療関係者向けの内容であったのと、会場の座席にも限りがあったので、一般の方々への告知はあえて行っておりませんでした。

ところが、ここで大きな誤算が一つございました。先頃日本各地を襲った大寒波による大雪です。

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漢方薬は構造を保ったサプリメントか

私は基本的にサプリメントの使用は積極的に推奨しないスタンスの医師です。

患者さんが自ら飲みたいと申し出れば、自分の見解は述べつつも、無理に止めさせることはしませんが、

自分からこのサプリメントを飲むようにと勧める事は基本的には行いません。

ところが、認知症患者さんに対する「フェルガード」というサプリメントは例外的に積極的に勧めています。

なぜならば、使ってみて明らかに効果があるからです。出所の如何に関わらず、実際に効果をもたらすものを私は重視します。

先日、このフェルガードの主成分であるフェルラ酸について学ぶ勉強会に参加した時に、一つ新たな気づきがありました。

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失敗を共有する必要性

週末の予定がキャンセルとなり、家の事をいろいろしようと思っていましたが、

外を眺めると大雪が積もっていて身動きできない状態であったため、再び普段しない雪かきをする事になりました。

雪かきをした日の翌日は結構な筋肉痛が襲ってくることが分かっているのであまり気が進まないのですが仕方ありません。

ですかこの経験を通じて、普段いかに動かしていない筋肉が多いかという所にも気が付かされます。

こういう経験がまた普段から全身の筋肉を動かす必要性への興味へとつながったりします。

ところで私はこの大雪で一つ大きな失敗をやらかしてしまいました。

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変わらないものを受け流し、取るべき行動を変える

先日私の住む地域を襲った記録的な豪雪が、

数週間の時間をかけてようやく雪解けし治まったかと思った矢先に、

昨日襲った大寒波により、一夜にして再び一面銀世界、各種交通機関は麻痺し、車を出すのもはばかられるほどの積雪量となりました。

これによって本日参加予定としていた日本糖質制限推進協会主催の大阪講演会への参加を断念せざるを得なくなりました。

「一緒に議論しましょう」などと言っておきながら、私の参加を期待していて下さった方々には大変申し訳なく思います。

先日は、この大雪のような偉大なる自然の力を安易に人為で制御しようとすべきではないという私の価値観を語りましたが、

さりとてなす術もなく立ち尽くし、変わらない現状を嘆き続けるというのもまた違うと思うのです。

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ストレス対処行動の男女差

動物のオスは思春期の危険行動を起こしやすい傾向があるということ、

それにエストロゲンから学ぶメスの生命の本質を守ろうとする意図があるのではないかという自分の見解を先日記事にしました。

この観点でみていくと、世の中の様々な病気の男女差について今までとは違った世界が開けてきます。

今回も紹介するのは毎度おなじみケアネットニュースから以下の記事です。

うつ病、男女間で異なる特徴とは
提供元:
ケアネット
公開日:2017/02/08

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真の自由はいばらの道

「八方美人」という言葉があります。

この言葉の元の意味は「どこから見ても欠点の無い美人」のはずでしたが、

そこから転じて「だれからも嫌われないように、要領よく人とつきあってゆく人」の事を批判的に示す意味で使われる事が多いと思います。

誰からも好かれるように生きていくなんていうのは土台無理な話です。世の中には誰からも好かれるような人の事が嫌いな人が絶対にいるわけですから。

それなのに、誰からも好かれるように生きようとすれば、八方全てが中途半端に終わってしまう、そういう態度を戒める意味が込められている言葉のように思います。

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いじめのトンネルから抜け出すには

本日は私の幼少時代の話をさらけ出してみようと思います。

私は小さい頃から肥満児でした。だからかどうかわかりませんが、小学校の頃、私は同級生からいじめられた経験があります。

テレビドラマなどで描写される生徒が複数人のいじめグループから様々ないじめ行為を受けるという場面、あれは私は実感を持って感じることができます。

ただ、私の経験したいじめは数人の同級生からの罵声や罵倒が中心で、暴力によるいじめはさほどありませんでした。

いじめグループの人数もそれほど多くなく、その他大勢の同級生は私へのいじめに直接加担してはいませんでしたが、見て見ぬふりをされていました。

この状況により当時の私はその先の将来をお先真っ暗、絶望的に感じられた事を今でも覚えています。

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失敗を成功に導くシステムを考える

失敗学に対する勉強を続けていたら、興味深い本と出会いました。



失敗の科学 失敗から学習する組織、学習できない組織 単行本(ソフトカバー) – 2016/12/23
マシュー・サイド (著), 有枝 春 (翻訳)


失敗を失敗のままにしていると、同じ失敗を何度も繰り返してしまいます。

その失敗を繰り返す体質が医療業界全体にあるのだという鋭い指摘が書かれていました。

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インフルエンザへの本質的な対策

インフルエンザが流行しているようです。

私の勤める病院でもインフルエンザの患者さんを散見するようになってきました。

発熱で救急受診された患者さんにはほぼ全例インフルエンザ検査を実施し、

検査陽性、つまりインフルエンザに感染しているとわかれば、抗インフルエンザ薬を処方し感染を拡大させないように、

なるべく人との接触を避けて自宅で療養するよう指導するのが通例のパターンとなっています。

学校や職場など集団感染が懸念される場面では、出席や出勤を停止するようにも指導し、

とにかく感染を不要に拡大させないようにすることが医療者の責務だと言う風潮があると思いますが、

はたしてこれは本当に本質的な問題の解決になっているのでしょうか。

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低血糖を起こさないために本当にすべきこと

2008年のACCORD試験という世界的な大規模臨床試験において、

糖尿病患者の血糖値をインスリンなどの薬剤によって強制的に下げる事は逆に死亡率を高めるという結果が報告されました。

その一因としての低血糖の存在が、徐々に医療界で注目されるようになってきました。

その結果、患者別にHbA1cの目標値の設定を変えて、場合によっては多少血糖値が高くてもよいとする考えが医師の間で広まっていくようになりました。

その象徴が2013年の日本糖尿病学会学術集会で発表された「熊本宣言」です。

合併症を防ぐためのHbA1cの目標値は7.0%未満、治療強化が困難な際の目標値は8.0%未満、というように、

状況と目的に応じて無理に血糖値を下げなくてもよい事をサポートする血糖コントロール目標が提示されるようになりました。

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あえて基本を外す工夫

基本を理解した上で、あえて基本を外すと新たな視界が開けてくるという事があります。

「にんげんだもの」の詩で有名な書家、相田みつを先生のスタンスはまさにそれでした。

相田先生は若い頃から書道のコンクールで優勝する程の腕前で、綺麗な字を書こうと思えばいくらでも書ける、書道家としての将来も約束されていたようなものでした。

それでも自分の伝えたいメッセージを、より自由な表現を求めて伝えようとするために、思考錯誤の末にあの味わい深い書体にたどり着いたということです。

医療の世界においても、標準治療からあえて外す必要があるという場面はあります。今の糖質制限がまさにそうです。

ただ単に標準から外せばいいというものではなく、標準と呼ばれるものがきちんと理解できた上で外すという事がとても大事なことになると私は思うのです。

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私が答えたくない質問

いつも当ブログを御覧頂き有難うございます。

おかげさまで読者の皆様方から様々な御質問を頂けるようになりました。

質問に答える作業を繰り返す事でも、私の思考は洗練されていきますし、

他者貢献にもなるので、基本的にこのブログは質問は大歓迎です。

ただし、そんな私でも答えたくない質問というのがございます。

基本的に当ブログは「自分の頭で考える力」を鍛えることを推奨しております。

礼を失した質問に答えたくないというのは言うまでもありませんが、

その考えようとする意志が全く感じられない質問に対しては、

たとえ答える事ができたとしても、私は答える気をなくします。

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毎日ブログが人を成長させる

2013年9月1日、自分に何が書けるかわからないけれど、

とりあえず毎日糖質制限にまつわる何かを書き記していこうという想いで見切り発車気味に始めた「たがしゅうブログ」。

日々の想いや体験を中心に書き記し、自分の内面にも思いを巡らせつつ、読者の皆さんからの叱咤激励をもらいながら、約1年半ほど毎日書き続けてきました。

いろいろあって一旦毎日書く事から身を離し書ける時に書くというゆとりのあるスタンスに切り替えて、同じく約1年半程の時間を過ごしました。

図らずも双方が同じくらいの時間となりましたが、その経験を経て再び調子を取り戻し、毎日書くスタンスに復帰することができました。

こうした紆余曲折のブログ経験から感じた事は、「毎日書き続ける方が思考が充実する」ということです。

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思春期の危険行動が男に多い理由

以前読んだ本をもう一度読み直すと新たな発見をすることが時にあります。

知識が未熟な時に出会ってもその情報の重要性に気付かないけれど、

ある程度知識や経験を蓄積してから見れば、その情報の別の側面に気づきやすくなるからだと思います。

先日、久しぶりに汎動物学の本を読み直していた時にひとつ面白い事に気が付きました。

それは子育てでしばしば親の手を煩わせる「思春期」という時期は、すべての動物にも共通して見られる現象だ、というお話を読んでいた時のことです。



人間と動物の病気を一緒にみる : 医療を変える汎動物学の発想 単行本 – 2014/1/16
バーバラ・N・ホロウィッツ (著), キャスリン・バウアーズ (著), 土屋晶子 (翻訳)

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不自然な糖質制限による歪み

尿中に糖を排泄させる作用機序を持つ薬、SGLT2阻害薬が注目を集めています。

また糖質制限実践者の間でも、食事の中でどうしても排除しきれない糖質をも強制的に尿中へ排泄させる事ができ、より質の高い糖質制限状態を維持する事ができるということで高い評価の声をよく聞きます。

確かにSGLT2阻害薬の臨床効果は糖質制限による効果そのものであり、

この薬を普及していく活動の中でケトン体が出ることに難色を示していた業界の専門家達も、その安全性を認めざるを得なくなるほど世の中の風潮が変わってきたという点でこの薬の果たした役割は大きなものがあると思います。

ただ、私はそれでもこの薬の使用については慎重な姿勢を取っています。

なぜならば、SGLT2阻害薬による疑似糖質制限は不自然な糖質制限であるからです。

SGLT2阻害剤における有名な副作用は脱水です。尿糖が増えれば浸透圧差でそれを薄める方向に水分が移動し尿量が増える事に起因します。

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パーソナルスペースの重要性

「パーソナルスペース」という言葉があります。

他人に近付かれると不快に感じる空間のことで、一般に、親密な相手ほどパーソナルスペースは狭く、ある程度近付いても不快さを感じません。

逆に敵視している相手に対してはパーソナルスペースは広く、ある程度距離をとっていても不快さを感じてしまいます。

私は今までFacebookやLineの雰囲気に違和感を感じ積極的には利用してきませんでしたが、その理由が最近なんとなくわかってきたように思います。

それは、これらのツールがパーソナルスペースを大きく侵害しうる潜在能力を持っているということです。

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プロフィール

たがしゅう

Author:たがしゅう
漢方好きの神経内科医です。
糖質制限で10か月で30㎏の減量に成功しました。
糖質制限を通じて世界の見え方が変わりました。
今「自分で考える力」が強く求められています。
私にできることを少しずつでも進めていきたいと思います。

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