サイアミディン

サプリで病気の原因から目をそらさない

サプリメントを使うか否かと問われれば、私は使う医者です。

しかしサプリメントはあくまでも対症療法の位置づけで、あくまでも根治を目指す医者です。

私が好んで用いる漢方薬もサプリメントと同じ位置付けで、もっと言えば西洋薬も同じベクトルを持つ治療手段と思います。

すなわち、根本的な問題を解決しないまま、当座の問題を何とかやりくりしようとするのがこれらの治療法の本質だということです。

ほとんど全ての病気の原因は、せんじ詰めれば自身の生活習慣と密接な関連があると私は考えています。

薬やサプリメントに頼るというのは、その自分の中に潜む病気の根本的な部分から目を背けるという事でもあると思っています。

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母乳に鉄分が少ない理由

母乳は生まれたばかりの子を育てるに当たって最適な栄養源です。

糖質は乳糖、オリゴ糖を中心に構成されて控えめ、タンパク質、脂質も豊富にあり、ミネラル、ビタミンのバランスも優れた完全栄養です。

ところが、完全なはずの母乳に含まれる成分の中で少ないと言われているものが、鉄とビタミンKです。ビタミンKが母乳に少ない理由については以前私なりに考察を加えてみました。

一方で、今回読ませて頂いた藤川先生の本で鉄が数あるミネラルの中でも特に重要な役割を持つという事を学ぶことができました。

それなのに完全栄養であるはずの母乳に鉄分が少ないのは合理的ではないような気がします。

本日はなぜ母乳に鉄分が少ないのかについて私なりに考えてみました。

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ストレスマネジメントが鉄欠乏に重要な理由

藤川徳美先生の本を読んでいて、もう一つ感じた違和感があります。

本の中には血液検査でフェリチン低値を指摘され、糖質制限+鉄剤/鉄サプリ+αの治療を行うことで、

劇的な改善を遂げた精神疾患の患者さんの症例が実に多く紹介されていますが、

20代女性、パニック発作、フェリチン4未満、糖質制限+鉄剤で改善
40代女性、パニック障害、フェリチン4未満、糖質制限+鉄剤で改善
30代女性、パニック障害、フェリチン4以下、糖質制限+鉄剤で改善・・・・


このように紹介される事例がことごとく、フェリチン1桁台の重度鉄不足の方ばかりなのです。

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「鉄欠乏症」=「鉄不足」+「鉄利用障害」

そもそもなぜ鉄は不足するのでしょうか。

鉄は生物の生命維持にとって非常に重要な物質です。

鉄が機能しなければミトコンドリアでのエネルギー産生、ストレスに関与するドーパミンやセロトニンの合成などを中心に重要システムに支障をきたします。

そんな鉄が不足するのは、普通に考えれば鉄分の摂取が少ない時という事になりそうですが、

よく考えてみて下さい。鉄はFeという原子です。原子とはそれ以上分解されない存在です。

イオン化する事はあっても、代謝で使われたからといってバラバラに分解されるわけではありません。

これがブドウ糖(C6H12O6)なら代謝を受けて、最終的に水(H2O)と二酸化炭素(CO2)へと姿形を変えますが、それとは違ってFeは使われた後もFeの形のままで消え去らずに体内に存在します。

そうすると鉄は代謝で使用された後、生体内でどのような運命をたどるのでしょうか。

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鉄不足の重要性を知らしめる

広島県の精神科医、藤川徳美先生が書かれた本、

「うつ・パニックは「鉄」不足が原因だった」を拝読しました。



うつ・パニックは「鉄」不足が原因だった (光文社新書) 新書 – 2017/7/19
藤川 徳美 (著)


いろいろ考えさせられる良書だったと思います。

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過剰な気遣いはよくない

医師と看護師の関係は所変われば様々なのでしょうけれど、

中には医師に対して若干気を遣い過ぎている看護師さんをみることがあります。

相手に気を遣うという行為は言い換えれば「思いやり」であり、それ自体は決して悪いことではありません。

むしろ多数の人で成り立つ社会の動きを円滑にするために、気遣いは必要不可欠な要素であるはずです。

ところが、その気遣いが過ぎるのが玉にきずというのを感じる場面もあります。

例えば、ある看護師さんとの次のようなやり取りについてです。

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情報はシンプルに伝えるべし

現在私は院内で月に2回のペースで勉強会を開くことを自らのノルマとしています。

テーマは糖質制限、湿潤療法、認知症コウノメソッド、音楽療法、漢方など私が興味を持つ様々なものについてです。

別に誰に言われてやったわけではありません。自らが自主的にやりたいと言ってそのようにさせてもらっています。

理由は「プレゼンの能力を鍛えるため」、「自分の頭の中での混沌とした知識を整理するため」「繰り返し行うことで病院の文化として定着させていくため」などです。

中でもプレゼン能力の鍛錬としての目的は強く意識しています。これが鍛えられることは今後様々な場面で約に立つと思うからです。

そんなことを考えていると、他人のプレゼンを聞いていても内容云々よりも上手か否かという所に目が行くことが多いです。

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みんながそうでも自分はそうとは限らない

健康的な睡眠を維持するには、7~8時間寝るべきだという指導があります。

様々な睡眠にまつわる研究をみても、7~8時間が理想の睡眠時間だと結論付けているものが多いようです。

一方で高齢者を中心に世の中には不眠の問題で悩んでいる方がたくさんいます。

7~8時間寝なさいという指導は眠れない人達に、ある種プレッシャーを与えている部分があるのではないかと思うのです。

すなわち、「7~8時間眠ることができない自分は睡眠薬を使ってでも眠らなければ」というプレッシャーです。

しかし、7~8時間眠ることができればとにかく健康になるのかと言われれば、そういうことではありません。

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単純を突き詰めて

糖質制限医療は従来医療からすれば型破りかもしれませんが、

何も後ろめたいことをしているわけではないので、隠れてコソコソと行う必要はありません。

私がこのブログを始めたのも、ブログのタイトルを私の本名を省略した「たがしゅう」ブログとしたのも、

そういう公平で公開的な立場をとろうとしたことに由来しています。

ただ、そうやってえいやっと決めた「たがしゅう」という名前、

振り返ってみれば最初は自分にとって違和感の塊でした。

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「遊び」を利用しダメージを減らす

先日、東京に出張していた際に、

乗っていた電車が徐々に満員となり、あまりにも人が多すぎるが故に車両と車両の連結部分に押し込まれるという出来事がありました。

連結部分の上に乗って耐えていると、電車が曲がったり何かする度に足元から突き上げるような結構強めの衝撃が私に加わりました。

おやっと思い、連結部分の構造をまじまじと観察してみると、

金属と金属との接続部がよく可動するような構造、いわゆる「遊び」が設けられている事に気付きました。

連結部分の遊びが、そこに加わる衝撃力を逃すことで車内に加わる衝撃はそうでもなくなるように工夫がなされているのだと思います。

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師匠を超えていく

先週末、東京で行われたフェルラ酸研究会という勉強会に出席してきました。

フェルラ酸というのは、当ブログでも紹介した認知症に対するサプリメント「フェルガード」の構成成分の1つです。

フェルラ酸研究会というだけあって、多くはフェルガードが話題の中心におかれることが多いのですが、

臨床医は勿論、大学教授から基礎研究者まで様々な立場の人がそれぞれの視点でフェルラ酸について語られるので、

変な製薬会社の勉強会よりもよほど面白く勉強になるところが多い会なので、私は好んで参加し続けています。

そんな様々な発表がある中で、私が一番良いと感じたのは、

新横浜フォレストクリニック、中坂義邦先生の御発表です。

なぜ良いと感じたかと言えば、中坂先生が「フェルガード」で悪化した症例について発表されていたからです。

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何もしないのは難しい

糖質制限を通じて知り合った方から、

物書きの方が文章を書くのに行き詰まった時に用いる「チャンドラー方式」という手法について教えてもらいました。

方法は極めてシンプルです。まず自分が文章を書くのに適したデスクをひとつに決めることです。

そして文章が思いつかない時は、思いつかなくてもいいからそのデスクのそばに2時間居続ける、これがチャンドラー方式です。

この時のポイントは、デスクについている時に「文章を書く以外のことを行なってはいけない」ということです。

文章が思いつかないからといって、コーヒーを飲んだり、テレビをつけたり、スマホをいじったりしてはいけないのです。

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年齢を意識しない

私も必ずしも若いとは言えない年齢に差し掛かり、

自分よりも若い世代の人達の活躍がより目立つようになってきました。

もっとずっと若い頃には自分よりも若くて自分よりも優れた成績を収めたり、幸せを手にしたりしている人達を見ると嫉妬のひとつも覚えたものです。

でも自分が年齢を重ねていけばいくほど、世の中はそういう人で溢れている事に気付いていきます。

自分より若くてオリンピックでメダル取る人は山ほどいますし、自分よりも若くて芸能界で活躍してチヤホヤされる人などそれこそ腐るほどいます。

その全てに嫉妬などしていたら身が持ちません。

そもそも年齢で人を判断してはいけないという大事なことに気付かされるのです。

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思考の連鎖で失敗を防ぐ

このたがしゅうブログの信頼度を高めるために、

私が行っている工夫の一つが過去記事とリンクさせるという作業です。

それぞれの記事が単発で思いつきのような出来事をただ書き連ねていくだけのブログとなれば、

思いつき方によっては大きな勘違いをもたらし、誤った考え方を世に知らしめてしまう大失敗につながるリスクがあります。

ところが、自分の中にある一本の筋が通った理論を元にして、

一つ一つ自分で考えた考察を加えた記事を積み重ねていく思考プロセスを踏めば、

記事は過去記事との整合性を持つため、自ずとリンクして、新たなことを考える上で大失敗につながりにくいというメリットが生まれます。

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壁を越えるため楽しさを利用する

さて、薄々感づいてはいましたが、

私はタンパク質を摂取してもインスリンが過剰に分泌され太りやすくなるということが明らかになりました。

しかも1日1食にしていても、なかなかこの平衡状態から脱することができません。

約2ヶ月ジムに週2〜3回のペースで結構な運動習慣を持つようにもしていますが、

筋トレマシンで挙げられるウエイトこそ増えてきましたが、体重という意味では大差なくここまできています。

本日は、これからどうするかという私の考察について記事にしたいと思います。

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ササミ負荷試験

以前、75gタンパク質負荷試験としてのサラダチキン負荷試験の結果を公開しました。

その時の結果がまるで糖質を摂った後のような血糖値とインスリン値の推移を呈したため、

その時用いたコンビニのサラダチキンの中にひょっとしたら糖質が混入していたかもしれないという可能性が否定できないということで、

タンパク質負荷試験の追試として、今度はササミ負荷試験なる実験を決行致しました。

今回実験に用いたササミの基本情報は以下の通りです。

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血糖値に人生を支配されない

糖質制限の考えの普及に合わせて、

自己血糖測定器の存在も随分と身近なものになりつつあります。

「一家に一台血圧計」と呼ばれた時代から、「一家に一台血糖測定器」という時代へ変わるのもそう遠くないのかもしれません。

その変化を喜ばしく思う一方で、懸念していることもあります。

私達は血糖値を測れるようになったから、その存在をとても意識するようになっていますが、

私達の身体の中には、測定できないけど常に身体の中で変化し続けている物質が無数にあります。

それなのに測れるからという理由で血糖値だけを意識するのは、偏った考えだと私は思います。

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治療を受け継いでいくために

カリスマがいなくなれば消滅するシステムは欠陥があると述べましたが、

先日松本に行ったついでに、夏井先生が以前勤務されていた相澤病院まで足を延ばしてみました。

病床数460床の大きな病院で、様々な治療センターや医療機器が設置され、外観も非常に綺麗でした。

しかし様々なセンターがある中で、かつて夏井先生が設立された「傷の治療センター」は見受けられませんでした。

残念ながら夏井先生というカリスマが不在になったことで、傷の治療センターのシステムは消失してしまったという事なのだと思います。

カリスマなしで一つのシステムを根付かせるという事は実は容易なことではないのです。

しかしこの話に関連して、私にはひとつ誇らしく思っていることがあります。

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指示を考える看護師

先日、「豚皮揚げを食べる会 in 松本」に参加した際に、

夏井先生とじっくりとお話する機会がありました。

その中で、またも大変参考になるお言葉をお聞きすることができたので、

読者の皆様とシェアさせて頂きたいと思います。

それは医師にとって欠かせないビジネスパートナーである看護師さんに関することです。

自分が仕事をするのに良い看護師さんになってもらうためには、医師は看護師さんにどう接するべきでしょうか。

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最適な人為は変動する

先週末、「豚皮揚げを食べる会 in 松本」に参加してきました。

いつもながらたくさんの参加者と楽しく交流する事ができ、充実した1日でした。

長野県は松本市、私はこれまで一度も訪れたことのない地域でした。

こういう機会でもなければなかなか訪れることもないので、

翌日は帰るまでの時間、松本市内をゆっくりと散策してみることにしました。

私の目から見ると駅前は都会度の高い街並みでしたが、

少し路地に入ると独特の雰囲気と趣がある昔ながらの商店街やおしゃれな喫茶店などが立ち並ぶ一角もあったりして、歩いていてなかなかいい感じでした。

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急ぐ時こそ冷静に

急いでいる時に限って物事がスムーズにいかないことってあります。

車で急いで目的地に向かおうとする時に渋滞に巻き込まれるとか、御経験のある方も多いのではないでしょうか。

そんな場面で一分一秒でも早く目的地に到着しようと、いつもよりスピードを上げて運転してしまい、事故を起こしそうで怖い思いをしたヒヤリ・ハット経験は私は何度もあります。

冷静に考えれば急いだところでたかが1分、2分の違いであって、遅刻なら遅刻でたいして状況は変わりません。

得られるメリットが少ないというのに、急いだせいで大事故を起こそうものなら目も当てられません。

そういう時こそ冷静に、いつも通りを心がけるように私はしています。

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症状の自覚はすぐれた検査

うちの病院の職員健診を行なっていた時に感じたことです。

身長、体重、腹囲、視力・聴力、血液・尿検査、心電図、胸部レントゲン写真などの検査を行ない、その結果を各人に説明していくわけですが、

全体的に検査は優秀な人が多い印象を持ちました。

「検査結果の説明は以上ですが、最後に何か健康相談はありますか?なければ終わりますけれど。」

終わり際にそう添えると、これが意外と様々な症状について話してくれる人がまずまずおられます。

検査は全て正常であるにも関わらず、です。

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糖質制限を語る会 in 〇〇

夏井先生の新しい創傷治療のサイトをご覧の方はすでに御存知だと思いますが、

私は現在いる鹿児島県で豚皮揚げを食べる会のスピンオフ企画、「糖質制限を語る会 in 鹿児島」を行うことにしました。

さすが夏井先生のサイトの告知力で、8名という定員だとあっと言う間に埋まっていきます。

さて、何名かの知人から企画の立ち上げに際して「フットワークが軽いですね」と言って頂きましたが、

この企画の立ち上げに関して言えば、手続きは極めて簡単で時間をかける必要性がありません

現時点で空いている土日を確認する、8名の個室で料理が選べる居酒屋を確保する、夏井先生に告知を依頼する、この簡単スリーステップです。

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好きにやるのが一番だ

私が好んで読んでいる国民的大人気漫画「ONE PIECE」が、

今年連載開始20周年を迎えるということで様々な企画が執り行われているようです。

先日コンビニに立ち寄ったら、その企画の一つとしてone piece magazineなる雑誌が置かれていたので、

思わず衝動買いしてしまいました。



ONE PIECE magazine Vol.1 (集英社ムック) ムック – 2017/7/7
尾田 栄一郎 (原著)


そこには作者の尾田栄一郎先生のロングインタビューが掲載されていました。

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やるべきことをやっていればよい

時々看護師さんから患者さんの血圧が高いという事で相談を受けることがあります。

医学的には高血圧緊急症という、放置していると意識障害をきたしたり、腎機能が急速に悪化していく病態が知られているからです。

ただそれは言わば血圧管理システムのオーバーヒート状態であって、よほどでないと起こりません。

多くの場合は、症状は何もないけど血圧が高いというような状態です。

例えば、ある患者さんの血圧が180~190mmHgであったりする場合に、看護師さんやリハビリの療法士さん達から「このまま様子を見ていていいのか」「このままリハビリを続けていいのか」などと不安気に聞かれる事があります。

そういう場合の私の基本的方針は「やるべきことをやっていれば経過観察」です。

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がんに心から感謝する境地

以前も書きましたが、末期がんを克服した人の体験談を、

現代医学は軽くあしらう風潮があります。そんなはずがない。うそに決まっている、と。

しかしながら、そうしたがんサバイバーの人達の言葉に実際触れてみると、普通では感じないような言葉の重みを感じます。

疑わず素直な気持ちでまずは彼ら彼女らの言葉に耳を傾けてみましょう。

今日紹介するのは、48歳の時に子宮がんが発覚し、手術できない程進行していた状態から、

一冊の本に出会ったことをきっかけにがん細胞も含めて60兆個のすべての細胞に感謝をし、10万回ありがとうという事でがんを克服したという工藤房美さんの本です。

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科学的根拠の乏しいガイドライン

先日、いつものように本屋さんを見て回っていたら、

医学書コーナーに、「日本うつ病学会治療ガイドライン 第2版」なるものを発見しました。

2016年に改訂がなされ、最新の精神障害の診断と統計マニュアル第5版(DSM-5)にも準拠している内容のものです。

あまり期待はしていませんが、一応どんなものなのか目を通してみました。

その中で、「軽症うつ病」の項目を読んでみましたが、

治療の基本には精神療法と薬物療法が位置付けられていました。

ところが、軽症うつ病に対して、精神療法、薬物療法ともに有効だとする明確なエビデンスはないのだそうです。

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暇だから食べているという側面

出張で東京に来ていた時に、

夜の食事で何を食べようかと都会の飲食店街をぶらぶらと歩いていたところ、

目の前にとある有名なステーキ店の看板が見えて来ました。

思い切ってここで食べようかと店に近づいていったところ、

結構な人数の行列が店前にできているということに気付きました。

それを見て私は「ああ、それなら別にいいや」と思って踵を返しました。

そして結局、コンビニかスーパーで適当なものを買ってホテルで食べることにしました。

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がんに対する不安はない

とある休みの日、見覚えのないフリーダイアルの番号から電話がかかってきました。

何気なく出ると、利用しているクレジットカード会社からがん保険への加入のおすすめという話でした。

「そろそろ年齢的にも今後のことを考えておかれた方がよろしいですよ」

執拗に勧めてくるオペレーターに、「もう考えているので結構です」と私は淡々と断って電話を切りました。

最近の若くしてがんで亡くなられた芸能人のニュースの流れも手伝って、営業活動に勤しんでいるのでしょうか。

世間ではこの流れによって不安を掻き立てられて新規で保険に加入する人も、もしかしたら多いのかもしれません。

しかし、私はもし自分ががんになっても高額医療は受けないと決めています。

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若ければ柔軟とは限らない

私も若手というには憚られる年齢的には中堅の医師になってきました。

時折、私よりも若い世代の医師達と交流することがあるのですが、

基本的にこちらから雑談として語りかけても、話がほとんど弾みません。それ以上話しかけられるのは迷惑と言わんばかりに会話が途切れたり、酷い場合は話の途中でスマホを操作されたりします。

糖質制限について知っているかという話題を持ちかけても特別の興味を示しません。彼らのベースはあくまでも学会のガイドライン、大病院における標準的治療、そして専門医試験です。

最終的にどんな医療を手がけられるようになりたいのか尋ねても、「まだそこまで考えていない」という返事です。

なんというか、交流していてとても哀しい思いがしますね。

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プロフィール

たがしゅう

Author:たがしゅう
漢方好きの神経内科医です。
糖質制限で10か月で30㎏の減量に成功しました。
糖質制限を通じて世界の見え方が変わりました。
今「自分で考える力」が強く求められています。
私にできることを少しずつでも進めていきたいと思います。

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