FC2ブログ
サイアミディン

主体性と自主性の違い

「主体性」と似た言葉に「自主性」があります。

学校教育などでは「主体性」というよりも「自主性」を重んじる風潮があるように思いますが、

「主体性」と「自主性」の違いとは、はたして何でしょうか。

この疑問の答えから、「主体的医療」への理解をさらに深めることができます。

本日は、この切り口から主体的医療について考えてみたいと思います。

続きを読む»

関連記事

患者が主体的でなくともよい時

大井先生の資料には次のようなことも書かれていました。

(以下、引用)

【医師が患者に説明をしなくても許される場合】

①救命処置など、緊急事態の場合
②医療行為のリスクが小さく、且つその行為が普遍的に周知されている場合
③患者がリスクのあることを理解した上で、リスクについて知ることを希望せず、説明しないでほしいと依頼した場合
④リスク情報により、患者が合理的な判断ができなくなるほど混乱することが予想される客観的証拠のある場合

(引用、ここまで)

続きを読む»

関連記事

患者が主体的になりにくい理由

引き続き「主体的医療」で検索した情報を見ていますと、

どこからの出典なのかが調べきれませんでしたが、2009年時点での日本病院会の副会長で、上都賀総合病院名誉院長の大井利夫先生が、

『「患者の権利」に関する体系について(医療機関・医療従事者の立場から)』と題して発表された時の資料を見つけることができました。

この中に「主体的医療」を考える上で大事なポイントがいくつか書かれていましたので、

本日はそれを紹介しつつ、さらに「主体的医療」への考察を深めていきたいと思います。

続きを読む»

関連記事

限りあるエストロゲンを大切に

以前は糖質はドーピング的な働きを示すことを書いた記事の中で、

甘い飲料をよく飲む女児では初潮が早まるというニュースでの記事を紹介しましたが、

この度何気なくまたケアネットニュースを見ていると、

そのニュースの裏の側面に当たる内容を見かけましたので、紹介したいと思います。

食事内容で閉経時期が変わる?
提供元:HealthDay News公開日:2018/05/25

続きを読む»

関連記事

主体的医療を行うためにすべきこと

ブログ読者のEtsuko さんから頂いたコメントを参考にして、

主体性の具合で患者を以下の4グループに分ける発想について思考を深めたいと思います。

・Aグループ(主体性8~10割、受動性0~2割):患者が治療法を提案し、医師と相談しながら治療法を決定する「患者主導・医師パートナータイプ」
・Bグループ(主体性5~7割、受動性3~5割):医師が複数の治療法を説明し、患者と相談しながら治療法を決定する「医師主導・患者パートナータイプ」
・Cグループ(主体性3~5割、受動性5~7割):医師が治療法を決定し、患者に説明し同意を得る「医師主導・説明同意ありタイプ」
・Dグループ(主体性0~2割、受動性8~10割):医師が患者にとって最良だと考える治療法を、説明や同意を経ずに決定する「医師主導・説明同意なしタイプ」


こうして整理すると目指すべき主体的医療と現在の医療との関係性がよくわかるように思います。

続きを読む»

関連記事

主体的治療者への教育

引き続き「主体的医療」を検索ワードにして調べてみると、

青森県立保健大学、健康科学部のホームページに突き当たりました。

こちらは主体的学習者を育成するための組織的なシステム作りに取り組んでいるとのことで、

そのシステムの概要が紹介されているページでした。

確かに主体性を高く持つかどうか、教育によってある程度影響を与えることはできるかもしれません。

続きを読む»

関連記事

主体性は患者満足度を高める

「主体的医療」という言葉は何も私が初めて作った言葉ではなくて、

「主体的医療」というワードで検索してみると、過去にも様々な人が同様のことについて考えた跡がある事がわかります。

例えば、2004年1月に株式会社NTTデータ システム科学研究所は、「患者の主体性と医療への満足度に関する調査」というタイトルで、

3大都市圏(東京圏・大阪圏・名古屋圏)の市域及び人口30万人以上の都市に住む20歳以上70歳未満の男女で、2001年1月1日以降に入院または6ヶ月以上の通院を経験したという方にアンケート調査を行っていて、有効回答数1,270の調査結果を公開しています。

その結果を見ますと、例えば、比較的重い病の治療法を決める際に自分が希望する行動を選択肢形式で選んでもらう設問で、

・「専門家である医師の決めた治療方法について十分な説明を聞き、納得した上で治療を受けたい」とする「説明・納得タイプ」の人が54.9%
・「治療について、十分に説明を聞き、複数の選択肢を提示してもらった上で、自分自身が治療方法を選択したい」とする「自己決定タイプ」の人は40.7%

という結果が明らかにされています。

続きを読む»

関連記事

尿酸を上げる薬がない理由

尿酸が高いと痛風になりやすいとまことしやかに言われ、

そういう状況の時には大抵の場合、通常の医療では尿酸を下げる薬が処方される事と思います。

しかし尿酸が高いこと自体はあくまでも痛風発作の必要条件であり、十分条件ではないというのが私の考えだという事は以前も述べました

そんな中ふと思ったのですが、尿酸を下げる薬はあれど、尿酸を上げる薬はありません。

そう言えばコレステロールを下げる薬はあれど、コレステロールを上げる薬もありません。

一方で血糖値を下げる薬はあって、血糖値を上げる薬は・・・あります。薬剤性高血糖を起こすとされる薬がそれに該当します。

しかしそれらは直接血糖値を上げているというより、間接的に上げているという方が適切ではないかと思います。

続きを読む»

関連記事

主体的医療にそぐわない患者

最近私が目指している「主体的医療」の事について考え続けていますが、

普段診療をしていて、ものすごく引っ込み思案で自分の意志を表示してこない患者さんを診ることもあります。

そういう人は糖質制限のことを伝えても実践しないだけでなく、

症状や普段の生活のことを尋ねても口数少なく返答されるばかりで、何も情報が引き出せません。

結果的にいつもの薬を処方するだけで診療が終わるということが繰り返され、

悪いままのデータを見るにつけため息が漏れてしまいます。

ある意味こういう人が「主体的医療」から最も離れている患者さんなのではないかと考えさせられます。

続きを読む»

関連記事

既読スルーに感じる心の在り方

いまや幅広い世代のコミュニケーションツールとしてすっかり定着したSNSの一つ「LINE」ですが、

メッセージをチェックしたら「既読」と表示されるシステムがあることによって、「LINE」にまつわっては「既読スルー」という現象が注目されることになりました。

「既読スルー」というのは、「メッセージを読んだにも関わらず返信をしない(していない)状態」のことを指します。

既読スルーをされると例えば友達から無視されている気持ちになったり、大事に扱われていない気持ちになったりするため、

いじめの温床にもなる可能性などが指摘されています。

しかし考えてみれば「LINE」が生まれる前から、「既読スルー」という現象自体は存在していたはずです。

続きを読む»

関連記事

ストレスマネジメントの教科書とは

ある程度規模の大きい本屋を歩いていると、

一つ大きなコーナーとして「自己啓発本」のコーナーがあります。

「自己啓発」とは「自己を人間としてより高い段階へ上昇させようとする行為」のことです。

様々なタイプの自己啓発本が世に出ていて、タイトルも印象的なものや挑戦的なものが多いのでいつも私の興味をそそるのですが、

私が推奨するストレスマネジメントの教科書的なものも、結構この自己啓発本の中にあったりします。

先日も本屋でストレスマネジメントに役立ちそうな本を見つけたので、

本日はそれを皆さんに紹介したいと思います。

続きを読む»

関連記事

自分では気づかない問題点を指摘する

患者が健康管理を主体的に行い、その過程で生じる不調や不安を医療者がサポートする関係性が出来上がったとして、

そのサポートする医療関係者は患者さんにどのようなサービスを提供するべきでしょうか。

最も自分の健康問題について考えやすい立場にいる患者さん自身が主体的に考えて下した判断は基本的には最も尊重されるべきだと思います。

ただ問題はその主観的な判断が客観的に見てバランスを欠いている時です。

例えば、先日の「降圧剤を飲むべき」と主体的に判断しているようなケースで考えてみます。

アンバランスな情報から下された主体的判断に対して、バランスを整えるように情報提供し具体的な提案を提示するのが主体的医療に関わる医療者がなすべきことではないかと思います。

続きを読む»

関連記事

突き詰めた主体性

ある方から私が推奨する「主体的治療」に関して、

「血圧が高いので血圧を下げたいと思って薬をもらいに来る人も主体的なのではないか」という御指摘を受けました。

言われてみればこの行動は確かに主体的です。しかし勿論こうした医療の在り方は私が望ましいと思っている内容ではありません。

またこうも言われました。「主体的に行動したいと思っても、医療関係者と違って一般人が情報を集めるにはネットで調べると言っても限界があり、ある程度委ねるより他にないのではないか」と。

例えるなら、家を購入したいと考えます。人生最大の買い物だから慎重になって様々な情報を得ようとします。

それでも住宅関連業者との情報量の差は歴然としているので、様々な業者を比較して最終的には納得できる説明をした業者へ判断を委ねるしかないのではないか、医療もそれと同じではないかという御指摘です。

続きを読む»

関連記事

無償で情報を与える医師の価値

夏井睦先生がいつも湿潤治療の御講演の最後におっしゃる言葉で、

医学の情報には著作権はない」という言葉が私は好きです。

「だからスライドのデータも希望者は自分に断りなく使ってもらって構わない」というのが夏井先生のスタンスです。

私もそうした夏井先生のスタンスに賛同しており、自分の考えは惜しみなくシェアするよう心掛けています。

ところが世の中には、情報の囲い込みをするタイプの人が結構いるように思います。

例えば、何らかの価値ある医療情報があるといった場合に、

真似をされては困るというので、ある特定の集団の中でのみ情報をシェアしていたり、

情報を提供するにしても有料セミナーでお金を払った人にだけ提供したり、といったパターンです。

続きを読む»

関連記事

広い意味での自然重視型医療

静岡講演会の時に「自然重視型医療」についてのお話をさせて頂きました。

私達が健康について悩む時に、原始時代の人の在り方を参考にするのが自然重視型医療への第一歩です。

原始時代の有り様をベースにすることで糖質制限食がいかに自然に即している食事内容であるかというアウトラインが見えてきます。

その一方で、脂質の割合を増やしててんかんや神経難病への神経保護作用を高めたり、

何らかの理由で脂質代謝が錆びついている人は、当座少量の糖質も組み合わせながら脂質代謝をメンテナンスしたりしていくのは、言わば「人為を加える」行為です。

糖質制限という自然状態に必要に応じて適切な人為を加えていく、これが自然重視型医療、というのが私の考えです。

続きを読む»

関連記事

このままでは理想に程遠い

私は糖質制限をベースに医療の在り方を、

今までのお医者様お任せの「受動的医療」から、

患者自らが自分の頭で考えて行動し、医療者がそれをサポートする「主体的医療」へと変革していくことを望んでいますが、

現時点での医療機関の体制では、その実践は極めて困難だと考えざるを得ません。

例えばある時私の病院に、「受動的医療」のスタイルにどっぷりつかった患者さんが来て、

血圧を下げたいので何とかしてほしいという要望で私の所へやってきたとします。

続きを読む»

関連記事

主体的学習を促すDVD方式

鹿児島に転勤して一年以上が経過しました。

赴任当初から私の希望で月に2回のペースでスタッフ向けの院内勉強会を開かせて頂いておりましたが、

この度、私の思いつきで勉強会の開催スタイルを変更することにしました。

従来のやり方としては、広いスペースに職員を集めて、

30分以内と時間を区切り、糖質制限、湿潤治療などをはじめ、仰臥位療法やマインドフルネスなど、

その都度私が興味を持ったテーマの要点をまとめて発表するというものでした。

続きを読む»

関連記事

2018年5月13日糖質制限医療講座 in 静岡の御報告

2018年5月13日(日)、静岡で糖質制限の講演会をさせて頂きました。

4月の鹿児島講演会に続いて2回目の江部先生とのジョイント講演会となった今回、

前回鹿児島の時の参加者の皆様から頂いた御意見も参考に、またパワーポイントに頼り過ぎずに私の気持ちを一生懸命伝えるプレゼンを心がけました。

80名を超える参加者の皆様でほぼ全ての方々がすでに糖質制限を実践されている方で、皆さん非常に熱心にお話を聞いて頂きました。

静岡ではこれまでにも同様の講演会が何度か開催されているのですが、

糖質制限を知らない人に糖質制限を伝えるという意味でのこうした講演会の意義は徐々になくなりつつあり、

時代は糖質制限に対して次のステージに進みつつあるのかもしれないということを感じました。

続きを読む»

関連記事

パワーポイントに頼らない発表

時代の流行の先取りに成功した企業の一つが、ご存知「アマゾン」ではないでしょうか。

もはや私も書籍購入を中心に立派なアマゾンのヘビーユーザーです。

20年くらい前のインターネットが出始めの頃、私はこんな未来を予想することはできていませんでした。

今見えているものに着目するのではなく、今見えないけれど潜在的に眠っているニーズに気付くことができる人が時代を創っていくのではないかと思います。

先日いつものように本屋をぶらぶらと歩き回っていたところ、

そんなアマゾンに関する次のような本に目が止まりました。

続きを読む»

関連記事

他人の意見を自分の中で組み直す

自分は素人だから医学の難しいことはわからないから、

〇〇先生の言うことを信じてその通りに行動するのでどうすればいいか教えて下さい」とのスタンスで、

様々な先生の言うことを取り入れてはその通りに行動し、

不安を解消するためにいろいろな人に質問し続けるも、

質問すればするほどなぜか不安が増してコントロールできなくなっている、という方を時々見かけることがあります。

なぜ様々な先生の良い所を取り入れているはずなのに、不安まみれになってしまうのでしょうか。

本日はそうなってしまう理由を少し踏み込んで考えてみたいと思います。

続きを読む»

関連記事

あえて減薬を勧めない時

私は西洋薬全般に対して、その本質は結局のところ対症療法であって、

何一つ病気を治せていないということに糖質制限を通じて気付き、以来積極的減薬推奨派のスタンスをとっています。

減薬をするかどうかの意思は本人に委ねるのが基本です。

なぜならば本人が希望していない減薬を行うと、たとえ理論的には良いことだとしても本人のストレスになるおそれがあるからです。

しかしながら、私は過去に本人が減薬を希望していたにも関わらず、減薬がうまくいかなかった失敗を経験しています。

またこれまでにポリファーマシーと呼ばれる10剤、20剤処方されている状態の減薬についても積極的に取り組んでいた時もありました。

しかし経験上、理論的には良くなる方へ行くはずの減薬であっても、必ずしもうまくいかないという症例に稀でなく出会いました。

続きを読む»

関連記事

食べても食べても太らない理由

ゴールデンウィーク中に大規模な断捨離を敢行していましたが、

どうしても捨てるのに未練を感じてしまう資料を見直している中、

昔出た漢方の勉強会で興味深い資料を発見しました。

それは日本東洋医学会の第43回中四国支部総会高知大会の時の要旨集でして、

講演内容のランチョンセミナーで発表された漢方医療頼クリニックの頼建守先生の御講演内容が私の目を引きました。

「多飲過食(間食)と月経の不調」
頼建守(漢方医療 頼クリニック 東京医科歯科大学老年病内科非常勤講師・臨床准教授)

続きを読む»

関連記事

向精神薬の常用はストレスマネジメントを弱らせる

私が糖質制限指導をし始めて6年以上になりますが、

経験上、糖質制限でトラブルをきたすことが多いパターンとして、

基本的にはやせ型体型の人にそういう人が多い印象を持っています。

肥満体質の人は私がそうであるように、一定以下にはやせない代わりに体調のトラブルは指導していてもそんなには問題にならないことの方が多いです。

ただし、肥満体質の人でも例外的にトラブルを起こしやすいパターンがあります。

それは向精神薬を常用されているという方です。

続きを読む»

関連記事

向精神薬は患者を救っていない

小保方晴子日記から学んだ話を続けます。

この日記で医師目線で気付くもう一つのポイントは、

精神科での向精神薬使用の実録日記でもあるということです。

ただでさえ苦しい精神状況に追い込まれているというのに、そこにさらに薬の副作用にもさいなまれていく小保方さんの様子が克明に記されています。

これを読んでいると結局精神医療がもたらしたのは何だったのだろうかと考えさせられます。

逃げ場のない小保方さんの受け皿となってくれて安心感を与えたことは確かだと思いますが、その提供される精神医療によって彼女が回復への道へ進むことができたかに関しては甚だ疑問です。

続きを読む»

関連記事

極度のストレス環境から学ぶストレスマネジメント

小保方晴子日記に書かれている壮絶な体験記録の中で、

ストレスマネジメント的に参考になる箇所がいくつか書かれていたので、

本日はその辺りの私の注目点について紹介したいと思います。

基本的には小保方さんはこの日記の中で、抑うつ状態、思考鈍麻、倦怠感、悪夢、情緒不安定など様々な辛い症状にさいなまれており、

読んでいてこちらとしても辛くなってくるような記述がずっと続いているのですが、

そんな中でも少し希望が見出せる箇所、言い換えれば極度のストレス環境を抜け出す秘訣のようなものがおそらく無意識でしょうけれど書かれていることに気付きました。

続きを読む»

関連記事

心の叫びを受け止める

小保方晴子さんが前回の手記に続いて、

2014年12月の理研退職後から書き続けていたという日記を2017年1月より婦人公論という雑誌に連載され、

この度その連載をまとめたものに加筆・修正を加えて大幅な書き下ろしを加えたものを一冊の本として出版されました。



小保方晴子日記 (単行本) 単行本 – 2018/3/20
小保方 晴子 (著)


私はSTAP細胞騒動と称される出来事が始まった頃から一貫して小保方さんの支持者ですので、

婦人でもないのに、婦人公論を毎回買い続けて、実は彼女の動向を静かに見守っておりました。

続きを読む»

関連記事

できない理由よりできるための方策

何か新しいことを始めようという時に必ずと言っていいほど現れるのが抵抗勢力です。

このことは糖質制限に限りません。新しい提案をすれば必ずと言っていいほど反対意見が出てくるものです。

そうした議論を持ちかけた時、抵抗勢力は見事なまでに「それができない理由」をスラスラと述べられます。

「人が足りないから」「お金がかかるから」「トラブルがあった時に困るから」「慣れている人がいないから」などなど、

人はできない理由はものの見事に躊躇なくいくらでも作り上げることができるものです。

しかし、新しいことを始めようという状況で、できない理由を挙げ出してもキリがありません。

そもそもスムーズにできるようなことが新しいことになりえるはずもないのです。

続きを読む»

関連記事

私もあなたも受け入れる思考へ

私が健康維持のための秘訣として糖質制限と並んで注目するストレスマネジメントは、

実は非常にバリエーションに富んでいて、個々人を取り巻く環境によって具体的にどうすべきかという事がそれぞれで異なるので、

なかなか理解し実践するということが難しいのですが、

先日、とある漢方の勉強会に出席した時に大きくストレスマネジメントの概念について整理する良い方法を知る機会がありました。

それは「わたし軸」と「あなた軸」の二軸で考えるという手法です。

それぞれを「自己軸」と「他者軸」と言い換えてもよいかもしれません。

この手法によれば良好なストレスマネジメントができている状態とは「わたしはOK」「あなたもOK」と思えている状態のことを意味します。

続きを読む»

関連記事

自分を知るために他人を見る

不思議なことに他人のことは客観的に見る事ができても、

自分のことを客観的に見ることは難しいということを時々感じることがあります。

先日、私のブログを読んでくれている友人から、私の語彙力が多いことを褒めてもらうという出来事がありました。

それを聞いて私は非常に意外に感じました。私にはプロの作家さん達がするような込み入った文章を書きあげることは到底できないし、

むしろ自分の語彙力は少ないと思っていて、平易な文章で伝えることこそ自分のオリジナリティだとさえ思っていたようなところがあるくらいです。

あくまでも一個人の意見であり、本当に私の語彙が多いかどうかは別にしても、

いかに自分が自分の事を見れていないかという事を考えさせられる出来事でした。

続きを読む»

関連記事

パターナリズムからの真の脱却

ひと昔前のインターネットが存在していなかった時代は、

医師と患者の間にはとてつもない医療情報の格差がありました。

例えば自分の病気について知りたくても、今のようにスマホやパソコンで気軽に検索することができるはずもなく、

それこそ図書館に行って専門書にアプローチするくらいしか自分の病気に対する正確な情報を得る手段はなかったのではないでしょうか。

ましてや今やネットにあふれる病気についてわかりやすく解説しているような情報に触れる機会などまるでなかったであろうと想像されます。

そのような状況の中では、医師と患者との間に絶対的な情報の非対称性があるという事になります。

続きを読む»

関連記事
プロフィール

たがしゅう

Author:たがしゅう
本名:田頭秀悟(たがしら しゅうご)
漢方好きの神経内科医です。
南鹿児島さくら病院にいます。
糖質制限で10か月で30㎏の減量に成功しました。
糖質制限を通じて世界の見え方が変わりました。
今「自分で考える力」が強く求められています。
私にできることを少しずつでも進めていきたいと思います。

南鹿児島さくら病院では職員を随時募集中です。
詳しくはホームページhttp://www.nissyoukai.or.jp/
を御覧になって下さい。
見学申し込みもお気軽にどうぞ。

※当ブログ内で紹介する症例は事実を元にしたフィクションです。

最新記事
最新コメント
最新トラックバック
月別アーカイブ
カテゴリ
これまでの訪問者数
FC2アフィリエイト
メールフォーム
フリーエリア
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QR