サイアミディン

年齢を意識しない

私も必ずしも若いとは言えない年齢に差し掛かり、

自分よりも若い世代の人達の活躍がより目立つようになってきました。

もっとずっと若い頃には自分よりも若くて自分よりも優れた成績を収めたり、幸せを手にしたりしている人達を見ると嫉妬のひとつも覚えたものです。

でも自分が年齢を重ねていけばいくほど、世の中はそういう人で溢れている事に気付いていきます。

自分より若くてオリンピックでメダル取る人は山ほどいますし、自分よりも若くて芸能界で活躍してチヤホヤされる人などそれこそ腐るほどいます。

その全てに嫉妬などしていたら身が持ちません。

そもそも年齢で人を判断してはいけないという大事なことに気付かされるのです。
人生の時間の使い方と生まれ持った素質の部分は人それぞれです。

違っているのが当たり前であり、そこに嫉妬という感情が芽生えるということは、

「差異」ではなく、「優劣」の概念で人を捉えてしまっているからなのではないかと私は思います。


嫉妬をするのはどんな時でしょう。

例えば意中の人を他の素敵なライバルに持っていかれた時でしょうか。

それが自分よりも若い相手であろうものなら嫉妬爆発というところでしょうか。

しかしそれも「なんであんな奴なんかと…」などと優劣の概念で捉えるからそう思うのであって、

人間の違いに注目して、自分よりも幸せになれる個性を持ち適した時間の使い方をした相手と一緒になったと思えば何ら不思議なこととは思わないはずです。

それは理想論だという声も聞こえてきそうですが、

年齢を意識せずに、その人の人間性そのものに注目すれば見えてくるものがあると私は思います。

以前、漢方の大御所の先生の歳をとっても若い人達から謙虚に学ぶという姿勢を尊敬したことを記事にしましたが、

尊敬すべきところは「歳をとっているのに」というところではなく、「謙虚に学び続ける姿勢」の方です。

その先生の人間力が素晴らしいのです。そこを履き違えてはなりません。


自分よりも優れた若手などこれからもいくらでも出てきます。

自分よりも優れていないように見えても、実は優れた側面があるのに見えていないことだってあります。

年齢に左右されずにその人の素晴らしいありのままの部分を素直に尊敬したいと思います。

あくまでも注目するのは、その人の「人間力」です。

そしてそこから学べることがないかを考えるようにします。

そうすれば嫉妬よりも健全な原動力を手にすることができるかもしれません。

さらに言えば、自分の年齢さえも意識しないこと、

そうすれば目の前にあるものに対して純粋に自分の持つ力で取り組むことができる、

余計な先入観を外して純粋に人生を楽しむことができるようになるかもしれません。


たがしゅう
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その通りだと思います!

たがしゅう先生、その調子で、糖質制限のご指導よろしくお願いします。わたしも、日々、若い人から学んでます。大概、自分の娘や、息子、嫁!
幼稚園の、若い先生や、ショップの店員さん、と、まだまだ、限りなく、世の中の、自分より年下の、人々です。もちろん、幼子からも……
ほとんど、パワーを、頂いているという現状ですけどね♪
50も、半ばの年齢に、なりますが、向上心は、いろいろな面で持ち続けていたいです。

Re: その通りだと思います!

エンジェルママこと幸美さん。さん

 コメント頂き有難うございます。

 「若い人から力をもらう」と考えるのではなく、「人間から力をもらう」と考えればよいのかなと思います。
 そして「〇〇歳だから、もうちょっと…」とか考えずに、目の前の課題に取り組みたいと思うかどうか、純粋にその気持ちで動いていくべきではないかと思います。
プロフィール

たがしゅう

Author:たがしゅう
本名:田頭秀悟(たがしら しゅうご)
漢方好きの神経内科医です。
南鹿児島さくら病院に勤務しています(下段にリンクあり)。
糖質制限で10か月で30㎏の減量に成功しました。
糖質制限を通じて世界の見え方が変わりました。
今「自分で考える力」が強く求められています。
私にできることを少しずつでも進めていきたいと思います。

※当ブログ内で紹介する症例は事実を元にしたフィクションです。

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