サイアミディン

少人数で語り合う強み

先日参加した豚皮揚げを食べる会 in 大阪、

いつもながら参加者間での深いコミュニケーションを受けて大変な盛り上がりを見せました。

しかしすでに夏井先生がお示しなさっているように、

現在のスタイルでの豚皮揚げを食べる会はひとまず終了の運びとなります。

今後は夏井先生に依存せず、各地で同様の会を開いていく事でこの会を新たなステージへと進めていく趣旨に私は賛同し、

私も自分ができる範囲で糖質制限を語る会 in 鹿児島を開催していきたいと考えています。
今日は、新たな会を充実させていくためにどうすればいいかを、

そして折角の十数回に渡ってこの会のリピーターとなっていたので、

その立場を活かし、あえて豚皮揚げを食べる会の欠点への考察も加えながら考えてみたいと思います。


まずこの会に何度も参加していて思うのは、

会を重ねる毎にリピーターの占める割合が多くなり、初参加の人が少なくなるという事です。

糖質制限という言葉を使わずに豚皮揚げというキーワードを全面に押し出すことで、

気軽に飲んだり食べたりする糖質制限実践者同士の交流機会をライトなイメージで広めた功績は大きいと思います。

これによって、糖質制限に興味はあるけど本格的にやっている人の輪に入るにはちょっと自信がないという人も参加しやすくなったと思います。

そして、一度でも参加したことがある人はその交流の充実感や共感が得られる事に各々満足されるわけですが、

一方で、一度も参加したことがない人にとっては、初対面の人だらけの得体の知れない飲み会です。

私も、初めて豚皮揚げを食べる会に参加した時にはちょっと勇気が要ったことを思い出します。

従って新しい会においては、いかにして初めて参加する人のハードルを下げるかということが一つの大きな課題です。


私が主催する糖質制限を語る会に関して言えば、

参加者の方々に事前に自己紹介文を書いてもらい、全員分のものをまとめて事前にデータで送るという事を試みています。

こうすることで得体の知れなさを少し軽くすることができ、当日のコミュニケーションの円滑化にもつなげることができます。

ただその自己紹介を見られるのは参加者のみなので、

やはり初めて参加しようという人にとっては、勇気を持って申し込まない限りどんな参加者が集まるのかを知ることができないという点でハードルを下げ切れていません。

そういう意味では私のような素性が知れたブロガーが呼びかけるのと、名の知れぬ一般人が呼びかけるのとでは差が生まれてしまいそうです。

そこは主催者は見えない他者を信頼し、自分の情報を公開する勇気が必要であるかもしれません。

また、初心者にとって「糖質制限を語る会」という名前自体が堅苦しい可能性もあります。

特に緩めの糖質制限をやっている人が入っていけない空気を醸し出しているかもしれません。

その意味で初心者のハードルを下げるような改名も必要とされているようにも思います。

しかし夏井先生、林さん不在の中で豚皮揚げを食べる会を名乗るのもちょっと問題があります。

これについては引き続き他に良い名前がないか考えてみたいと思います。


もう一つは定員の設定です。

本家、豚皮揚げを食べる会は定員30〜40名程度で行われるわけですが、

それだけの人数がいれば、当然ながら限られた時間の中で全員と交流することは困難になります。

かたや先日私が開いた糖質制限を語る会 in 鹿児島の定員は8名に設定しました。

ほとんどが豚皮揚げを食べる会に参加したことがない方だったので、このような会を地方で開くニーズは確実にあると感じた一方で、

8名という人数がちょうどよく、参加者全員と私はしっかりと交流させて頂くことができました。

しっかりと交流できるという事は初参加者の満足度を高める一つの大きな要因になるのではないかと感じました。

特に糖質制限をテーマにすると結構深いコアな話題に触れることもしばしばあるので、

軽めのスタンスも大事ですが、しっかりと腰を据えて話ができる環境作りも大切になってくると思います。

2回目の糖質制限を語る会は悩みながらも定員を12名に設定しました。

12名で全員としっかり交流できるかどうか、やってみないとわかりませんが、

そんなこと言っていても始まらないので、やりながらどの人数が最適かということを考えながら適宜軌道修正していくより他にないと考えています。


そして一番大切なことは、

この会の基本情報を公開し適宜更新していくことで、

それがいかに楽しく充実した会であるかを世の中にアピールし続けることではないかと思います。

それが最も初参加者のハードル下げに貢献するのではないかと、

私は考える次第です。


たがしゅう
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参加したいけど・・・

私は糖質制限を長年していますが、お酒は飲まないし、食べ物も完全塩コショウ醤油のみなので、豚皮揚げでも調味料(アミノ酸)が使われているものも口にしないので、こうゆう会に参加したくても 口にできるものがなくいつも迷って止めてしまいます。
刺身か、肉に完全塩コショウのみ。昔は甘味料も口にしていましたが、すると甘味依存症になって止まらなくなるので、今では本当にシンプルな食事です。
糖質制限のアレンジ料理やお酒を一切口にしないので、人と外食が難しく感じます。それに、だからこそ食べる時は食べることに集中したいなぁとも思います。でも、お話もしてみたい。。なかなか難しいですね(^^; ごめんなさい、独り言書かせて頂きました。

Re: 参加したいけど・・・

ことり さん

 コメント頂き有難うございます。

 飲み会という文化を利用すれば手っ取り早く人を集めやすいのでそういうスタイルをとっていますが、
 もちろん飲みたくない人は飲まなくていいし、食べたくない人は食べなくてもいいです。
 
 同じ参加費払って飲まず食べずなんて勿体ないと思うかもしれませんが、そこはこの会のどこに価値をおくかによると思います。会の交流部分を重視されるのであれば、ノンアルコール飲料、シンプルな味付けの料理だけ食するというスタイルを維持することで、この会の恩恵は十分受けられるのではないかと私は思います。

No title

こんにちは!
いつもブログを楽しませて頂いております。

堅苦しくなく、楽しく交流会!イイですね。
そんな交流会が、私が住んでいる香川県でも
開催されると良いなと思いました。

香川県は、自称「うどん県」と、
猛アピールしていますので、ハードルが高いですが・・・

アピールするなら、「うどん」ではなく、「オリーブ油!」
と、県知事の顔を見る度に思います。

香川県で「糖質制限」が広まれば、
日本の未来は明るいと思います!

Re: No title

Etsuko さん

 コメント頂き有難うございます。

 香川県なら、糖質ゼロ麺使って自作の低糖質うどんパーティーしても面白いかもしれませんね。

「上を向いて歩こう」って記事を読んで、

さっそく今日から実行しました!
それ以外の先生のブログの記事も、僕はずいぶん救われました。あ、他者を誉めたらいけないんでしたっけ

Re: 「上を向いて歩こう」って記事を読んで、

俊太 さん

コメント頂き有難うございます。
お役に立てて何よりです。

> 他者を誉めたらいけないんでしたっけ

そうですね。
褒めるという上下関係を作る行為ではなく、認めるという対等関係を作る行為で私を見て頂ければ嬉しく思います。

返信

コメント頂きましてありがとうございます。
そうですね~。でも食べたくなっちゃいそうで恐いですね(笑)
それに、参加したことないので どうゆう感じなのか分からず不安ですが、こればかりは勇気だして行ってみないとですねぇ(^_^)v

No title

先生、こんにちは。

7月の松本での豚皮会に参加させていただき、じゃんけん大会で、
先生からの景品の本をゲットしたものです。
その節は、お世話になりました。
餃子稲荷も、食していただきました。

さて、夏井先生主催の会が催されなくなり、残念と感じておりましたが
案ずるより生むが易しで、え~~いっと、自分で開催すれば
済むことなんでしょうね。

でも、よくよく考えてみると、市井の普通の人たちが集まったところで
その中で、糖質制限推奨されている医療関係者がいなければ
話し合っている内容が、ほんとに正しいのか、間違っているのか
どうか判断できないところがあると思うのです。

自分でも、地元でやってみたいな、と思ってはいますが、
なかなか決心がつかないでいます。
もう少し、各県での動きを観察してからなどと、言い逃れをしています。

誰か、地元のお医者さん、声をあげてくれませんかね!?

Re: No title

オクラの花 さん

 コメント頂き有難うございます。
 またその節は大変お世話になりました。

 不安は尽きないかもしれませんが、想いがあるならまず第一歩を踏み出すことです。
 別に非医療関係者でも自分で考える力さえ持っていれば正しい方向に歩いていけます。
 むしろ医療関係者でも従来理論に縛られて糖質制限を正確に理解できていない人だって結構いるのです。

 自分がしっかりしていれば、信念に同調してくれる人はおのずと集まっていくはずです。応援しております。
プロフィール

たがしゅう

Author:たがしゅう
本名:田頭秀悟(たがしら しゅうご)
漢方好きの神経内科医です。
南鹿児島さくら病院に勤務しています(下段にリンクあり)。
糖質制限で10か月で30㎏の減量に成功しました。
糖質制限を通じて世界の見え方が変わりました。
今「自分で考える力」が強く求められています。
私にできることを少しずつでも進めていきたいと思います。

※当ブログ内で紹介する症例は事実を元にしたフィクションです。

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