サイアミディン

自分にはない不安を知る

たがしゅうブログ読者の皆様から様々なコメントを頂いています。

よく「勉強になります」とか「いつも楽しみにしています」とか言って頂けるのは本当に有難い限りです。

私が、読者の皆様が知らなかった情報を提供することができているという事であれば、それは大変やりがいを感じます。

ここでふと思ったのですが、

私は医師で、医療者の視点で糖質制限を眺めています。

しかし読者の方の中には医療職ではない方もおそらく多いのではないかと思います。

私には基礎的な医学知識のベースがあるので、そこに糖質制限の理論が加わって、いろいろな応用が効くのですが、

医療職ではない方の場合は、糖質制限をやっていく上で私なら感じない不安を感じていることがあるかもしれないと思ったのです。
特に権威者にネガティブキャンペーンを貼られた時がそうだと思います。

どこかの学会の理事長だとか、大学の偉い先生が「糖質制限は危険だ」と言えば、それを聞いた非医療者の方が「自分が勉強不足なだけだったかもしれない」と思って権威の言う事を信じ込んでしまうのも無理もないのかもしれません。

しかし、医学的な基礎知識と簡単な診療経験があれば、権威の嘘は容易に見破れます。

もっと言えば、権威の事を信じる時点で、「自分で考える事」を放棄してしまっているのです。

ここで注意すべきことは、何も権威者が言った言葉がすべて嘘と考えなさい、というのではなく、

基本的な事柄を知った上で、相手の言っている事が正しいのか、間違っているのかを判断しないといけない、という事です。

その「基本的な事柄」の背景に、医療者と非医療者で個人差はあれど大きな差があると思うのですが、

この情報社会の中で、そうした情報を共有していく事が重要だと考えています。

このブログがそのための一助になれば幸いと思います。

一方で「持ちつ持たれつ」とはよく言ったもので、

コメントをくださる非医療者の方のコメントは私にとっても非常に参考になっています。

私では決して気がつかない鋭い視点のコメントから新しい事が学べる事は勿論為になりますし、

時々頂く御質問におきましても、「あぁなるほど、そういう所を不安に思うのか」など、自分がどこを中心に説明をしていけばいいのかという事を逆に教えて頂けるのです。

ここはただ日記をつけるのと、ブログを書く事とで圧倒的に違うところですね。


私には私が知っている事を書き続ける事しかできませんが、

それがまだ見ぬ誰かの役に立つ事を願って

今日もブログを書いています。


たがしゅう
関連記事

コメントの投稿

非公開コメント

不安でいっぱいでした

糖質制限を始めて間もないころは、1週間くらい毎日朝方に今まで経験したことのない種類の胃痛に悩まされ、このやり方で大丈夫なんだろうかとかなり不安でした。江部先生の著書を読み理論は理解したとはいえ、常識とはあまりに異なる食生活のために身体に悪影響が出たのかと思いました。病院に行きたくても、食生活のことを医者に話す勇気がないので病院にも行けず、不安を抱えた1週間でした。そんな時ブログで、糖質制限で健康になった方の体験談読むことが救いでした。(胃痛は自然に治ったのですが、今から思うとご飯を食べない分口さびしくて、ナッツをたくさん食べていたのが原因かなと思います。)
また糖質制限を批判した新聞記事を読んだ家族に心配された時は、江部先生が書いてらっしゃった反論記事をもとに、家族を説得しました。
糖質制限も1年超になり、すっかり健康になった今では江部先生、夏井先生、カルピンチョ先生、そしてたがしゅう先生のブログを楽しみに拝読しています。中でもたがしゅう先生のブログは専門知識のない私にも本当にわかりやすいと思っていたのですが、もともと非医療者のことも考えて発信して下さっていたのですね。また行間からは悩める医師の等身大の姿がにじみでていて、とても好感が持てます。これからも無理のない範囲で、ブログで発信していってください。

管理人のみ閲覧できます

このコメントは管理人のみ閲覧できます

安心感と勉強

おはようございます。
私も糖質制限を初めて1年が過ぎようとしています。
最初は多少の不安もありましたが、実際に実践している方の御意見や御指導いただき、今は楽しく糖質制限しております。

先生のように毎日ドクターの立場で情報を発信いただけると、毎日が勉強です。
自分で考えることもできます。(安堵感とぼけ防止)

この年でわかったことですが、もうひとつ。
人の意見を聞く耳がない大人が大変多いこと。
特にに偉い先生方・・・・東京XXX糖xx会理x長を頭に
(患者の命守って下さい )

話を戻して自分で考え行動することの大切さ。(結果は自分の責任です。)
そしていかに仲間を増やせるかです。

私はこの糖質制限食で先生をはじめ東京糖質オフ会の多くのメンバーと知り合うことができました。
糖質制限、今では自分の中で大きな自信です。
これからも頑張って糖質制限進めていきます。

Re: 不安でいっぱいでした

チュチュ さん

 応援コメントを頂き有難うございます。私でも少しはお役に立てているようで何よりです。

 もともとこのブログを始めたのは「変わらない現状を変えるために自分にもできる事がある」と思って情報発信をしようと思ったのがきっかけでした。江部先生や夏井先生、カルピンチョ先生の影響を大いに受けています。

 御家族がおられると理解を得るのも大変だし、批判記事・コメントが出た時には不安もひとしおだと思います。

 これからもマイペースで自分のできる事を着実に続けていきたいと思います。宜しくお願い申し上げます。

Re: 本日ブログ、ごもっとも。

アロハ 鈴木 さん

 コメントを頂き有難うございます。
 
 データの改善、本当に良かったですね。やはり「自分で考えること」が大事です。

Re: 安心感と勉強

もとつむりこと本山 さん

 いつもコメントを頂き有難うございます。

> 人の意見を聞く耳がない大人が大変多いこと。

 私もそう思います。個人的にも2年続けてほとんど変わらない周囲がそれを物語っています。

 でも変わっている人も確実に存在します。あせらず一緒にいきましょう。

すごい時代です

おはようございます。

これまで変人扱いをされながら糖質制限を続けて来た私は、
それについてお医者さんが語って下さる時代が来るとは…思っても見ませんでした。
すごい!と驚くばかりです。

糖質制限に関してのノウハウは知っていたものの、
当時は安全性など実際のところは自分の身体で実験するしかなかったのです。
今は専門職の方が知識を提供して下さるのですから、
本当に今後が楽しみです!

「本当のところ」皆さんこれこそが知りたいのですよね。
素人でもわかりやすく文章にして下さる方がいる事は、本当にありがたいです。

これからもかげながら応援しております。

Re: すごい時代です

棗 さん

いつもコメント頂き有難うございます。

> 「本当のところ」皆さんこれこそが知りたいのですよね。
> 素人でもわかりやすく文章にして下さる方がいる事は、本当にありがたいです。
>


そう言って頂き有難いです。

何も特別な事ではなく、自分の目線で感じたことを素直に書くこと、これが大事なんだと思います。

そういう意味では、逆に私にはできないそれぞれの人の目線でないとできない情報発信もあります。

だから棗さんのブログも楽しみにしております。お互いマイペースにやりましょうね。

管理人のみ閲覧できます

このコメントは管理人のみ閲覧できます

励みになっています。

はじめまして。
2か月ほど前に糖尿病と診断されて糖質制限を始めた者ですが、体調が悪くなったり、思いもよらない症状が次々と現れたり、スムーズに移行できませんでした。
そんなとき、江部先生のブログ、カルビンチョ先生のブログでずいぶん救われました。まだまだ少数派の糖質制限なので、本当にありがたかったです。おかげさまで一番つらい時期を乗り越えることができました。
近所の内科が糖尿病専門医なので、糖尿になったときに問い合わせてみたら、糖質制限は指導していないようでした。
なぜ糖尿病専門医が糖質制限を推奨していないのだろう。理にかなった治療法だということは、素人の私でもピンとくるのに…と、とても疑問です。
私は都心に住んでいるので糖質制限を指導している病院を見つけることができましたが、不安を抱えながら独自で糖質制限をされている方や、私のように不快な症状が出た場合の処置がわからず、糖質制限をやめてしまう方もたくさんいるかもしれません。
たがしゅう先生のブログは最近知りました。こうやって医師の方々が自ら実践し、医学の基礎知識でもって考察してくださるのはとても励みですし、糖質制限を続けていく勇気にもなっています。
これからも更新を楽しみにしております!

Re: 励みになっています。

月夜野うさぎ さん

 はじめまして.コメント頂き有難うございます.

> なぜ糖尿病専門医が糖質制限を推奨していないのだろう。理にかなった治療法だということは、素人の私でもピンとくるのに…と、とても疑問です。

 私は糖質制限を通じて医療界には深い闇がある事を知りました.

 糖尿病専門医が糖質制限を推奨することは「今までのやり方は間違っていました」と認める事です.要するに世の中はそれができない医者ばかりだということなのです.

 確かに学会とか権威とか大きなものに逆らうのは勇気が要ることだというのは理解できます.大変ストレスのかかる事です.家族にも影響が出るかもしれません.でもだからと言って「カロリー制限が唯一の食事療法だ」と目の前の患者さんをだまし続けることは私は医師として間違っていると思います.

 医師が変わらなければ患者が変わっていくしかありません.私は医師ですが自分が患者であった経験も交えつつこのブログを書いていこうと思っています.
プロフィール

たがしゅう

Author:たがしゅう
漢方好きの神経内科医です。
糖質制限で10か月で30㎏の減量に成功しました。
糖質制限を通じて世界の見え方が変わりました。
今「自分で考える力」が強く求められています。
私にできることを少しずつでも進めていきたいと思います。

最新記事
最新コメント
最新トラックバック
月別アーカイブ
カテゴリ
これまでの訪問者数
FC2アフィリエイト
メールフォーム
フリーエリア
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QR