サイアミディン

融通が効く食欲

現在の私は基本的に1日1-2食です。

糖質制限をし始めてから自然とそのような形に落ち着いています。

特に昼を食べなくてもお腹がすかずに活動することができるので仕事で効率的に時間を使うことができて大変便利です。

1日2食の割合としては朝が食べたり、食べなかったりで、昼を抜き、夕方しっかり食べるというパターンが多いです。

そして朝は食べるにしてもチーズやゆで卵をちょこっと食べてでかける程度です。

こういう話をすると、食事の回数が少なくて食の楽しさを感じられない苦行のように感じられるかもしれませんが、

しっかりとお腹がすいてから食べる方が食事のおいしさをより満喫することができるので、

決して無理はしておらず、むしろ食欲の赴くままに今私は動いています。
高糖質の食生活をしていると、血糖の乱高下やセロトニンなどの関与により1日3食食べる度にその後の空腹感が誘発されます。これはいわば作られた空腹感です。

一方、糖質制限をしていて感じる食欲は非常に適正になった印象を持ちます。

しかもその食欲はある程度融通が効くのです。

例えば、出張などでホテルに泊まった際にバイキングを提供してくれるところがあります。

朝ほとんど食べないというのなら、そんな時には食べられないということなのかと思われるかもしれませんが、

そこは折角の機会だからしっかり食べようという貧乏根性が働きます。

しかも昔からのクセでこういう時は元をとりたいという意識が働くのか、糖質制限を意識しながらも山盛りで料理をとってしまいます。

ただそういう「よし今日は食べよう」と思った場合にはそれはそれで食べることができるのです。

つまり、私の場合「たくさん食べようと思えば食べられるし、食べないなら食べないでも大丈夫」というように融通が効く身体になるのです。

ここでまた太古の人類へ思いをはせます。

太古の人類は農耕開始前まではおそらく定期的に食事にありつけていなかったのではないかと想像しますので、

食習慣は1日1-2食以下、あるいはおそらく数日間食料にありつけない日もあったことでしょう。

ある日の狩猟採集で食料が確保できた際には勿論それをしっかりと食べますが、

運よく連続で食料を確保できる日も時にはあったことでしょう。

そんな時に食習慣が1日1食だからといって、目の前にある食べ物を食べずにいたかというと、そんな時には食欲を再び働かせて蓄えるべき栄養を蓄えられるよう身体は仕向けられていたのではないかと思います。

だから今私が感じるこの「融通の効く食欲」は、食料確保が不安定な状況でも対応できる狩猟採集モードということなのではないかと思っています。

糖質制限をすることで食欲が抑えられ、私はある程度絶食期間に耐えられることにとかく注目しがちでしたが、

状況によって、食事をしっかり食べる方へも臨機応変に働けるのだという事を

ホテルのバイキングを食べていて感じました。


たがしゅう
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非公開コメント

狩猟本能でしょうか

 たがしゅう先生の仰るとおりです。
別に食べなくっても構わないけれど、この機会に食べておこうかなって思ったりします。

 そして食べればある程度まで結構食べれます。
でも「もういいや」と思えば無理をしません。

 忙しくてまともに食べれないとき、
一食くらい抜いても平気です。
糖質制限以前であれば、「一食損をした」と言うイメージが常にありました。

 私は70歳で過去の何時の時よりも健康を感じています。
・ 睡眠時間 : 4時間半
・ スタミナ、集中力 その持続時間
・ 考察力とその深さ
・ 精神の安定度
・ ポジティブな考え方

 40年間ヨガをやってますが、
今何かを感じます。
「修行の条件が整った」のです。

 余生が楽しみですね。
ある100歳近いおばあさんが言ってました。
色んなこと全てやった、遣り残したことは無い。
「今は死ぬのが楽しみ、どのような次のステップがあるのか」

 最近少し分かるような気がします。

野生動物

>たくさん食べようと思えば食べられるし、食べないなら食べないでも大丈夫

まるで野生動物ですね~。

でもわかります。
私はまだ食欲をコントロールするまではいってないですが、以前より疲れにくくなり、寝つきもかなりよくなりました。

そういえば江部先生が、糖質制限と美容に関する記事のなかで、

「野生動物が本来の食生活と生活習慣を維持している場合はしなやかな体型であることがほとんどです」

とおっしゃっていたのを思い出しました。
http://koujiebe.blog95.fc2.com/blog-entry-2823.html

糖質制限すると、さまざまな面で野生に近くなるのかも……。

Re: 狩猟本能でしょうか

ライフワーク光野 さん

 コメント頂き有難うございます.

>  私は70歳で過去の何時の時よりも健康を感じています。
> ・ 睡眠時間 : 4時間半
> ・ スタミナ、集中力 その持続時間
> ・ 考察力とその深さ
> ・ 精神の安定度
> ・ ポジティブな考え方


 この事実が,糖質制限の向かう方向性の正しさを物語っていますね.

>  40年間ヨガをやってますが、
> 今何かを感じます。
> 「修行の条件が整った」のです。


 これも興味深いですね.

 最近私は「アーユルヴェーダ」というインドとスリランカで実践されている伝統医学の本を読みましたが,

 このアーユルヴェーダにおいてヨガは健康的でバランスのとれた生き方を確立できるアプローチだとされています.まさにライフワーク光野さんはそれを実践されていたのですね.

Re: 野生動物

月夜野うさぎ さん

 コメント頂き有難うございます.

> 糖質制限すると、さまざまな面で野生に近くなるのかも……。

 その通りだと思います.

 別な言い方をすれば,糖質制限は「自然を取り戻す作業」だと私は考えています.

どのくらいで?

ども!(^^)
今年から始めたせいか、まだまだ、お腹がぐううう!です。
炭水化物人間でしたし、もったいない人間だったし
どのくらい、経てば 先生のように、1,2食で満足できるんかなぁ?

No title

たがしゅう先生、こんにちは、出張などでホテルで食事するときはバイキングは便利ですね。卵料理、サラダに焙煎ごまドレッシングあるいはマヨネーズ、ウインナ少量などなど糖質が比較的含まれていないものを選ぶことができます。先日久しぶりに食パンを一口食べましたがそれほどおいしいというか飢餓感は感じませんでした。またご飯一口食べたのですがこれはおいしかったです。人間は融通が利くみたいで炭水化物を主食にしないのが習慣になりやすいと思いました。

空腹感

私も 昨日娘の家に手伝いに行き 昼食なしで動きまわり 5時頃に帰宅しましたが 空腹感はまつたくなく どうってことはありませんでした、夕食は しっかりたべました。

Re: どのくらいで?

すず。. さん

御質問頂き有難うこざいます。

> どのくらい、経てば 先生のように、1,2食で満足できるんかなぁ?

私は1ヶ月未満でそうなりましたが、個人差はあると思います。

また必ずしも私と同じである必要はありませんよ。

あくまで参考程度にして頂き、御自身の心地よいやり方を探されるのがいいと思います。

2013年12月3日(火)の本ブログ記事
「糖質制限記念日」
http://tagashuu.blog.fc2.com/blog-entry-108.html
も御参照下さい。

Re: No title

クロワッサン さん

コメント頂き有難うございます。

ホテルのバイキング、私も重宝しています。出張の際にはまずそういうホテルを探しますね。

ただ長年の習慣はなかなかとれないもので、バイキングではついつい取りすぎてしまいます。

Re: 空腹感

京のsinonome さん

コメント頂き有難うございます。

そうなんです。食欲の融通が効くからとにかく便利なんですよね。

これは糖質制限実践者にしかわからない感覚ではないかと思っています。
プロフィール

たがしゅう

Author:たがしゅう
漢方好きの神経内科医です。
糖質制限で10か月で30㎏の減量に成功しました。
糖質制限を通じて世界の見え方が変わりました。
今「自分で考える力」が強く求められています。
私にできることを少しずつでも進めていきたいと思います。

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