サイアミディン

運命を変えうる手段

STAP細胞が世界で注目を集めています。

研究リーダーの小保方晴子さん、すごいですね。才色兼備もここまで来ると圧巻です。

誰も疑わなかった事をとことん疑い抜いて素晴らしい成果を導き出しており、まさに科学者の鏡のような存在です。

そんな小保方さんのSTAP細胞の論文が「一人抄読会」というサイトで和訳され紹介されていました。

この内容がまた和訳されていても極めて難解で、私のような凡人では到底理解しきれません。

しかし、その中で一つだけ私の目に留まる文章がありました。

それは「致死以下の刺激による細胞の運命転換抑制機構の解除」というところです。
STAP細胞は低pH刺激、即ち酸性の培地において生み出されたものだと聞いています。

要するに細胞にとってはストレス環境です。酸性度を高めすぎると細胞は死滅してしまうそうなので、STAP細胞は「死ぬ一歩手前」の酸性度で生み出されるものであるようです。

そのような「死ぬ一歩手前」の刺激を与えることで、細胞の運命を変える現象が起こったというわけです。

死ぬ一歩手前の刺激を加えると運命が変えられる」ということを聞くと、

私は絶食療法における好転反応の事を連想します。

というのは絶食もヒトにとって強力なストレスです。

私は自分が医師ということもあって、自己責任の下で8日間の絶食にチャレンジしたことがありますが、その時に尿酸、LDLが急上昇するという現象を確認しました。

尿酸は抗酸化物質であり、LDLは血管炎症を抑えるために必要な物資を運ぶ重要な物質です。

絶食という強力なストレスに対して、至急何とか正常化しようとそうした物質がフル活動するのではないかと想像しています。

そして絶食療法における好転反応というのは科学的に解明されているわけではないのですが、

もしかしたらその活動がうまく遺伝子変化を誘導できた時に、「好転反応」が起こるのではないかと想像しています。



実際、絶食療法(断食)を行った方で、現代医学では治せない病気を治したという事実が現実にあったりするのです。

その代表例が、脊髄小脳変性症を絶食療法で克服した森美智代さんです。



彼女の談では、何度も断食を繰り返し、症状がよくなってはまた戻るという事を繰り返しながら、最終的に脊髄小脳変性症が完治し、それとともに青汁1杯で生活できる体質に切り替わったのそうです。

この話を聞いて「ウソだ」と思えば話はそれまでですが、私はそう思いません。

細胞にしてもヒトの身体にしても、「死ぬ一歩手前」のストレスを与えることで、その状況を克服するための遺伝子変化が生まれて常識では考えられない現象を引き起こしうるのではないでしょうか。

遺伝子が変えられる(エピジェネティクス)という考え方も浸透してきている中で、十分に考えられる事だと私は思います。

ただ治療の為とはいえ、患者さんを死ぬ一歩手前の状態に持って行くわけにはいきませんから、この治療法は倫理的に問題があります。

またどの程度のストレスが「死ぬ一歩手前」なのかわかりませんし、人によって違うようにも思います。

従って、もしも絶食療法をやるなら自由意志かつ自己責任で、厳重な医学的管理の下で実践されるべきと思います。



今回の話に裏づけはありませんので、あくまでも私の勝手な想像に過ぎませんが、

STAP細胞にしても、絶食療法にしても常識を疑うところから発想が始まっています。

そして常識を疑い抜くことができれば、時に運命を変えうる手段を得ることができるのかもしれないと感じました。


たがしゅう

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Re: 刺激

すず。さん

 コメント頂き有難うございます.

 雪,大変そうですね.御自愛下さい.

ぜんそく

私の場合は、糖制限食で体重減量を1年インターパルおいて、2回チャレンジして、トータル25キロ減量成功しましたけど、その2回目の途中で家族代々の持病だったぜんそくが突如としてなくなりました。
糖制限食も一種の絶食療法のひとつとして考えられます。それまでの食生活とかなり違う方法をとりいれるのですから。
そしてぜんそくという難病が体から駆逐されることで、毎日の生活ががらりと変わりました。
それを運命の転換と呼ばすしてどう読んだらいいか。
私の代々の家族も喘息、そしてその薬の継続利用による別アレルギーの誘発、そして早すぎる死。
失礼ですが、医師の処方する薬など、所詮、糖制限食の効能の前ではあまりにも無力な気がしてなりません。

Re: ぜんそく

スタチン さん

 コメント頂き有難うございます.

 「食を見直すという点で糖質制限と絶食に共通するものがある」という御意見,同意します.

運命を変えうる手段

たがしゅう先生、こんにちは。
初めて書き込みます。糖質制限を始めて約3年の40代男です。

開始時に120キロあった体重が1年余りで70キロ前後に落ち、その後ほぼ
同水準でキープしています。

約20年にわたって100キロ台だった私にすれば、糖質制限との出会いこそ、まさに「人生を変えたターニングポイント」と言っても過言ではありません。

体調も抜群で、3年余り服用していた降圧剤から離脱できたことも嬉しいのですが、それ以上に嬉しいのは、米国留学時代に感染した性器ヘルペスの再発回数がぐんと減ったこと。

糖質制限前は年に3、4回再発していたので心理的ストレスも大きかったのですが、糖質制限開始後の3年間では、再発は3回だけ。糖質制限で免疫力が上がり、ウイルスを抑え込んでいるのかもしれませんね。

これからも先生のブログを通し、わが人生を変えた糖質制限への理解をさらに深めていければ、と考えています。

お忙しい日々とは思いますが、どうぞご自愛、そしてご健筆を。今後とも、どうぞよろしくお願いします。


Re: 運命を変えうる手段

平蔵 さん

 コメント頂き有難うございます。

 約50kgの減量、降圧剤からの離脱、免疫力の回復、いずれも素晴らしいですね。

 応援のお言葉を頂き深謝申し上げます。今後とも何卒宜しくお願い申し上げます。

女子力の高さ

こんばんは。
小保方晴子先生の功績がどれだけすごいことなのか、正直サッパリわからないですが、女子力の高さに目がクギヅケでした。
美女は仕事ができないとか、成果を出すには髪振り乱さなくてはいけないという常識もくつがえしましたね。

Re: 女子力の高さ

エリス さん

 コメント頂き有難うございます.

> 女子力の高さに目がクギヅケでした。
> 美女は仕事ができないとか、成果を出すには髪振り乱さなくてはいけないという常識もくつがえしましたね。


 そうですね.

 ピンクの壁紙とかムーミンのスタンプとか,女子力爆発でしたね.

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プロフィール

たがしゅう

Author:たがしゅう
漢方好きの神経内科医です。
糖質制限で10か月で30㎏の減量に成功しました。
糖質制限を通じて世界の見え方が変わりました。
今「自分で考える力」が強く求められています。
私にできることを少しずつでも進めていきたいと思います。

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