サイアミディン

間違いだらけの栄養指導

「あなたは、あなたの食べたものからできている」

健康を考える上で栄養というのは極めて重要な要素です。

それなのに人の健康を専門に扱う医師が栄養学について系統的に学ぶ機会はほとんどありません。

では誰が栄養学を専門にしているのかといえば、それは「栄養士」です。

私は、栄養士が担う役割は極めて大きなものを占めていると思っています。本来なら医師より優遇され高給であって然るべきと思うほどです。

ところが実際は、栄養士は基本的には栄養学の知識の乏しい医師の指示の下に働くシステムとなっています。栄養が軽視されている証拠ではないかと思います。

しかもその栄養学が根本的に間違っているかもしれない、というのだから話はさらに複雑になります。
その結果、間違った栄養学を学び間違った栄養指導を行う栄養士が続出し、

そしてそれを誰も軌道修正できず、誤った健康常識が横行するという大変な事態に陥っています。まさに「無知は罪なり」です。

ただ近年ようやく、糖質制限の理論を学び始めた栄養士が少しずつ増えてきました。

それでもまだ圧倒的大多数の栄養士が従来の栄養学を盲信し旧態依然たる栄養指導を行い続けています。

たとえ糖質制限の理論が正しくとも、その勢力図の中で旧来の栄養士の指導内容を否定することによって大きな批判を受ける事はおそらく避けられないでしょう。

しかしこの問題は患者さんの健康に直結する大問題です。見過ごすわけにはいきません。

私は周囲の栄養士にたとえ批判されようが、「間違っているものは間違っている」と反論したいと思います。

というわけで本日は、とあるサイトでの栄養指導内容について検討してみます。

http://www.dm-net.co.jp/kanshoku-file/eiyoshi/7/

>第7回目は、加藤内科クリニックの加藤則子さんを訪ねました。国内外の学会や講演会を飛び回り、最新情報を常に取り入れている同院の療養指導には定評があります。幅広い知識と好奇心旺盛な取り組みを活かした間食指導について、同院・管理栄養士の齋藤杏子さんも加え、たっぷりお話をお伺いしました。

(中略)

まずは、間食指導の基本について、お考えをお聞かせください。
加藤: 以前、このコーナーの座談会では"間食禁止派"ということで、お話させていただきました。原則禁止派という姿勢は変わりません。間食はしない方がコントロールは良くなることは、誰もがわかっているわけですから。ですが、おやつが好きで食べている方に対しては、その方のお気持ちをくんだ上で、まず血糖が上がりにくいものに変えてみようということからスタートします。体重の多い方なら、こちらよりこれの方がカロリーは少ないからこれにしてみませんかといった形で段階を踏みながら、指導を行います。

(中略)

どのように指導を行っていますか?
加藤: 最近、私がよく活用しているのが、「Dr.今井の塩分・栄養診断ソフト」で食事内容を分析、患者さんと食生活についてお話をしながら、非常に簡単にその方の足りない栄養素などを分析し、改善点をアドバイスします。

 まずは、写真で選びながらパネルPCに入力します。その中で、間食に、例えば、バウムクーヘンやシュークリームなどを食べていた場合、どうしても脂質が増えてしまいます。間食の原因として、もし小腹がすいているのであれば、むしろおにぎりを食べた方がいいのでは?ヨーグルトはどうですか?といったアドバイスをします。夕食の量を少し減らして、小腹を充たしてもらうといった工夫を一緒に考えます。

 また、食事でも、おかずが多いと炭水化物が減り、たんぱく質や脂質が増えてバランスが崩れるといった問題もでてきます。とくに体重を減らそうとする場合は、バランスよく食べないと、どこかで反動が出てしまうんです。単に、間食をやめなさい、というお話でなく、あなたは何が足りないから、何を食べた方がいい、という話の展開の方が患者さんもスムーズに許容されるのではと考えます。その方の食事全体からみて、間食をどうコントロールするべきかを、納得していただきながら指導していくのが有効かと思われます。

指導のポイント
##間食を止めた場合のメリットを話す。
##否定はしない。
##よりカロリーの少ない物、血糖値の上がりにくい物などの代替え品を提案する。
##経過を観察する。
##一人一人対応はその都度異なる。反応を見て対処するので、常に研修・情報収集を欠かさない。
##新しいツールがあったら積極的に取り入れる。 

やはり、1日の食事バランスを見ながらの指導は大切なんですね。
加藤: そう、PFCバランス(3大栄養素の摂取量の比率)が重要です。『「食品交換表」を用いる糖尿病食事指導のてびき 第2版』(日本糖尿病学会編/文光堂刊)での適正配分によると、炭水化物は50~60%、脂質は20~25%、たんぱく質は15~20%程度を適正配分としていますので、私は炭水化物は55%、脂質は25%を目安にしています。糖尿病だからご飯(米)を少なくしているという方は多いのですが、むしろご飯はきちんと食べることをお勧めします。玄米や雑穀を混ぜれば、血糖の上昇が遅くなり、ミネラルも補充できるのでバランスが良くなります。このようなPFCバランスと、どんな栄養素が足りないかを見つけて、上手に補う方法を探るという方法で、間食を含めた食事指導を行っています。

(後略)



それでは,糖質制限の観点を持って上記の栄養指導の問題点を検証します.

まず,

>おやつが好きで食べている方に対しては、その方のお気持ちをくんだ上で、まず血糖が上がりにくいものに変えてみようということからスタートします。体重の多い方なら、こちらよりこれの方がカロリーは少ないからこれにしてみませんかといった形で段階を踏みながら、指導を行います.

という点についてですが,

血糖値が上がりにくい間食に変えてみようという提案には賛同できますが,

「カロリーの少ないものを勧める」という点が間違っています.消化・吸収されて直接血糖に変わるのは糖質だけです.カロリーの多い少ないは血糖値の上昇と無関係です.

カロリーが低いことは血糖値を上がりにくくすることを保証しません.次に

>間食の原因として、もし小腹がすいているのであれば、むしろおにぎりを食べた方がいいのでは?ヨーグルトはどうですか?といったアドバイスをします。夕食の量を少し減らして、小腹を充たしてもらうといった工夫を一緒に考えます。

についてです.

夕食の量を減らすために間食をするという発想ですが,

ここでも同様に間食でできるだけ血糖値を上げないようにするための方法論が根本的に間違っています.

おにぎりは炭水化物を多量に含むため,こんな間食では血糖値が急上昇し,夕食の頃には多くの場合強い空腹感に襲われ,よほど意志の強い人でない限り夕食の量を減らすという目的を達成することが一層困難になります.

さらに,

>また、食事でも、おかずが多いと炭水化物が減り、たんぱく質や脂質が増えてバランスが崩れるといった問題もでてきます。とくに体重を減らそうとする場合は、バランスよく食べないと、どこかで反動が出てしまうんです。

やはり従来の栄養バランスを元に考えられているようで,

炭水化物が少なく,脂質・タンパク質が多い状態のことをを「栄養バランスが悪い」と捉えてしまっています.

しかし,栄養学的に必須栄養素である脂質,タンパク質を減らし,必須栄養素ではない炭水化物を増やすということがバランスがよいとは論理的に矛盾しています.論理的に正しくしようと思えばどう考えても逆です.

そして,

>指導のポイント
##一人一人対応はその都度異なる。反応を見て対処するので、常に研修・情報収集を欠かさない。


本当にそう思うなら,「三大栄養素のうち,血糖値を直接上昇させるのは糖質のみである」という事実を学ばなければならないと思います.

>PFCバランス(3大栄養素の摂取量の比率)が重要です。『「食品交換表」を用いる糖尿病食事指導のてびき 第2版』(日本糖尿病学会編/文光堂刊)での適正配分によると、炭水化物は50~60%、脂質は20~25%、たんぱく質は15~20%程度を適正配分としていますので、私は炭水化物は55%、脂質は25%を目安にしています。

このコメントでは日本糖尿病学会の手引きの内容が盲信されており,「なぜ炭水化物は50~60%、脂質は20~25%、たんぱく質は15~20%程度が適正配分なのか」についての考察が欠如しています.「なぜならばそう書かれているからだ」と,自分の頭で考えていません.

一方,「糖質が血糖値を上昇させる」という事実をきちんと理解していれば,それが適正配分でないことは容易に理解できます.



このような栄養指導は決して極端な例ではないと思います.

同様の栄養指導が全国各地で行われてしまっているのが,悲しいかな今の現状であると思います.

皆さん,どう思われますか?

健康に直結する問題です.

是非とも真剣に考えられる事を望みます.


たがしゅう
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命は自分で守る。

多くの医師は栄養学に無頓着、多くの栄養士は生化学に無知、大多数の患者はどちらの学問にも接する機会は有りません(素人なので当然ですか)。しかし少数の患者は必死になり(言葉通り命が懸かっていますから)、インターネットの広大な海原で、信頼に足ると思われる真実を求め続けています。専門家と呼ばれる人達は、過去に学んだ知識で食い繋いで行けて楽ですね。

Re: 命は自分で守る。

tama さん

コメント頂き有難うございます。

年齢、知識、専門性…、そんなものは些末な事であり、大事なのは「変われる脳」を持っているかどうかです。

言い換えれば「変われる勇気」を持っているかどうか、だと思います。

No title

変われる勇気、先生のご意見に全面的に同意いたします。
ご返答いただき、ありがとうございました。

たがしゅう先生の意見に同意

個人的なことばかりで申し訳ないですが、私は元銀行員。52歳で30年勤務した地方銀行を退職し、自由な海原へ残りの人生を掛けて船出しました。
医療界同様、私のかつての業界も権威主義がはびこる業界。ストレスのたまる世界でいやというほど、権威主義の理不尽さをなめてきました。
そして今は、自由な精神を獲得できて、いろいろなことにチャレンジしています。
たとえば劇的に安くなったオンラインレッスンを通じて英会話を全くのビギナーからほぼ3年で全く日常会話には困らない程度には上達しました。そして今フィリピンのみならず、世界中のいろいろな国の人とスカイプを通じて会話をしながら見聞をどんどん広げています。

そんな中で起きた突然の病気。
なにも医学的知識がなかった自分が自分の病気をきっかけに、この4ヶ月、再び薬なしの健康な生活に戻りたい一心で、毎日のウォーキングと糖質制限食生活、そして浴びるように毎日医学的知識を書物とインターネットを通じて身に着けながら、繰り返した人体実験。

病気発生から約5ヶ月後、体はすっかりもとに戻ったどころか、持病の喘息からは完全に解放され、一日に何度も通っていた緩かったトイレも1日1回の安定した排泄になり、腸内環境は見事に改善、インフルエンザはわずか1日で回復、不眠も今では毎日7時間の睡眠時間に戻り、高血圧もこの数週間全く薬も必要なくなり、完全にすべての断薬が完了しました。

一方では医者は相変わらず、初期とおなじ量の薬を処方し続けて、食事療法の結果など、数値とともに見せても全く関心も示しません。

わずか、4ヶ月しか学習しなかった一患者の私でもこれだけ、頭が完全に切り替わるのに、患者の症状の大きな変化に興味を示そうともしない医者。栄養士、しかり。

経験とか知識とか、資格とか、一体何なのでしょう?
権威? そんなの糞くらえです。
患者にとって役に立たない知識も経験もプライドも権威も社会的には全く無意味です。

柔らかい心と頭を持った医療関係者がどんどん社会の主流となる日を心から祈念します。

入院患者さんの糖質制限

たがしゅう先生こんにちは。ALSを診ているリハ医のヘルミです。
先日まだ軽いALS患者さんが入院して、軽度の糖尿病と脂質異常症がみつかりました。さっそく糖質について基礎的なことを説明し、自分でネットで調べて勉強するようにお話ししました。
そうしたら、聞き終わった患者さんから「入院中の食事はどうしましょう? コメの飯だらけですけど・・・?」と質問が。
不真面目なヘルミは「さっさとやること済ませて退院しましょう」と、申し上げました。もちろん、糖尿病食になんか切り替えませんでした。
そして、真面目なたがしゅう先生ならこんなときどうするかな、栄養科と掛け合って糖質制限食を病院給食に認めさせちゃうのかな、と思いました。

日本糖尿病学会が糖質制限に対しまともに取り合わないのは、そこのところに根本的問題があるのではないか、とヘルミは考えています。米飯をいっぱい出して、脂肪を抑えて粗末なおかずにしたほうが給食費はだんぜん安上がりですから。
いくら「血糖を上げるのは糖質だけ」という、だれでも簡単に証明できる事実を目の前に突きつけても、彼らは無視し続けるでしょう。
夏井先生のおっしゃるとおり、どなたか「うその指導を受けて健康被害を被った」と訴訟を起こすしかないのでしょうかね。

先生方でも裁判できるんじゃないでしょうか?
最近いろいろな訴え方ありますし糖質制限推進の先生方が優秀な弁護団とプロジェクトチーム組んで厚労省(国)や学会、製薬会社を訴えるのが一番でしょう。
市井の患者が訴えるよりインパクトがあります。
ただ江部先生などは過去に私が裁判をすること関わること?はありませんと否定していたと思いますので、それぞれの先生方の決断でしょうね。

疑い 考える

もう2年も前になるのですがダンナが脳出血で入院し奇跡的に後遺症もなく10日ほどで退院。が1か月後今度は糖尿で入院となりました。血糖値539mg/dl。即インスリン治療開始。なのにご飯は毎食170g。あるとき「血糖値が下がらない」とひと騒ぎあったらしく「何か買って食べたのではないか・・」と疑われたそうです。(以前の入院で前科ありの人なので(-_-;))結局補食の牛乳か・・・てことになったのかな。・・でもこれって変な話ですよね。毎食170gのご飯食べて血糖値下がるわけない。というか、どういう計算のもとにインスリンの単位を決めていたのか今になって疑問に思います。あと退院前の栄養指導も「血糖値を上げるのは炭水化物だけですよね」と突っ込んでも「交換表の単位数が決まっている」としか答えてもらえませんでした。
病人に対して栄養・食事指導をする立場ならもっと勉強すべきだと思う。
私たち患者の側も自身で知識を獲得していかなければ自分や家族の身は守れないのかもしれませんね。

Re: たがしゅう先生の意見に同意

アンチスタチン さん

 コメント頂き有難うございます.

> 今は、自由な精神を獲得できて、いろいろなことにチャレンジしています。

 素晴らしいですね.アンチスタチンさんは糖質制限実践前から変われる脳を持っておられますね.

> 柔らかい心と頭を持った医療関係者がどんどん社会の主流となる日を心から祈念します。

 同感です.私も努力を続けたいと思います.

Re: 入院患者さんの糖質制限

ヘルミ 先生

 コメント頂き有難うございます.

> 「入院中の食事はどうしましょう? コメの飯だらけですけど・・・?」と質問が。
> 真面目なたがしゅう先生ならこんなときどうするかな、栄養科と掛け合って糖質制限食を病院給食に認めさせちゃうのかな、と思いました。

 私の場合は前に一度栄養科に掛け合った際に全く相手にしてもらえなかったので,今はもう最初から掛け合いません.

 しかし「通常食の主食半量」ならば栄養科への掛け合いなしでオーダーできるので,軽症の方であればそれで許容している場合が多いです.勿論,糖質制限の理論自体はしっかりお話しした上でです.

 重症の方には「病院のシステム上,どうしても米が出てきますが,血糖値を上げないためには出された米を食べないというのも一つの選択肢です.その代わりその場合はチーズやナッツ類など糖質の少ない間食は許可します.」とお話しして,あとは患者さんの選択に任せます.

Re: タイトルなし

吹越 さん

 コメント頂き有難うございます.

> 先生方でも裁判できるんじゃないでしょうか?

 できるかもしれませんし,訴訟が起こっても無理もない状況だと思います.

 しかしそのやり方は私の性に合いません.負の感情は次なる負の感情を産み出すだけです.

 私は,今変われる人へ変わるきっかけを与え続けるというやり方を選びます.

Re: 疑い 考える

nao@berry さん

 コメント頂き有難うございます. 

> 病人に対して栄養・食事指導をする立場ならもっと勉強すべきだと思う。
> 私たち患者の側も自身で知識を獲得していかなければ自分や家族の身は守れないのかもしれませんね。


 本当ですよね.

 パラダイムシフト前の過渡期である以上は,自分で自分の身を守るしかないと思います.

No title

ご存知かもしれませんが今年の1月に筑波大学でマウスでの喘息治療の研究発表がありました。

抗生剤服用→腸内最近のバランス変調(善玉菌の減少)→腸内で真菌(カンジタ)の増殖→喘息の悪化→抗真菌剤の投与→喘息の軽快

このプロセスがマウスで解明されたということです。

私は医療従事者なのですが、喘息治療を専門にしている医療機関で多量の抗生剤投与をよく見かけます。こうした患者は喘息の一般的な治療薬(抗アレルギー薬、気管支拡張剤、吸入ステロイド)も出されるのですが一般的にはあまりいない口腔カンジタを発症する患者もたまにいます。

こうしてみると糖尿病における糖質推奨食事療法とその治療(糖質を上げさせといて下げる薬を処方する)と喘息における抗生剤投与(免疫系のバランスを崩し対処療法的な薬剤を処方する)というのは構造がとても似ています。

抗生剤の使用を否定するつもりはありませんが、「その疾患は本当にウイルス性感染症でない可能性が高いのか?」「自己免疫で対処できないほどの重篤な細菌感染だったのか?」という点を熟慮しているのか疑問です。

きっと医療の分野ではこうしたことはほかにもあるのかと思います。自分や家族の体のことはお医者様に任せず(もちろん頼りにする時もありますが)、自分が主体になって考えないといけないなと思います。

No title

ご存知かもしれませんが今年の1月に筑波大学でマウスでの喘息治療の研究発表がありました。

抗生剤服用→腸内最近のバランス変調(善玉菌の減少)→腸内で真菌(カンジタ)の増殖→喘息の悪化→抗真菌剤の投与→喘息の軽快

このプロセスがマウスで解明されたということです。

私は医療従事者なのですが、喘息治療を専門にしている医療機関で多量の抗生剤投与をよく見かけます。こうした患者は喘息の一般的な治療薬(抗アレルギー薬、気管支拡張剤、吸入ステロイド)も出されるのですが一般的にはあまりいない口腔カンジタを発症する患者もたまにいます。

こうしてみると糖尿病における糖質推奨食事療法とその治療(糖質を上げさせといて下げる薬を処方する)と喘息における抗生剤投与(免疫系のバランスを崩しておいて対処療法的な薬剤を処方する)というのは構造がとても似ています。

抗生剤の使用を否定するつもりはありませんが、「その疾患は本当にウイルス性感染症でない可能性が高いのか?」「自己免疫で対処できないほどの重篤な細菌感染だったのか?」という点を熟慮しているのか疑問です。

きっと医療の分野ではこうしたことはほかにもあるのかと思います。自分や家族の体のことはお医者様に任せず(もちろん頼りにする時もありますが)、自分が主体になって考えないといけないなと思います。

Re: No title

やっくん さん

 コメント頂き有難うございます.
 なぜかコメントが迷惑フォルダに入っていたため御返信が遅くなりました事をお詫び申し上げます.

> 「その疾患は本当にウイルス性感染症でない可能性が高いのか?」「自己免疫で対処できないほどの重篤な細菌感染だったのか?」という点を熟慮しているのか疑問です。

 抗生剤の乱用の問題も現場でよくみられます.

 本当にその抗生剤は必要か,よく考えて処方しなければなりませんが,実際は「もしも何かあった時に」という感覚で使われている事が多いような気がします.

 御指摘のように医師任せにしてはダメな問題の一つだと思います.ただ感染症については,患者がまさに調子の悪い状態に置かれている状況のため自分で考えるといっても限界がある点が難しいところですね.

 教えて頂いた情報は腸内細菌がアレルギーにも関与しているという点でも興味深いですね.
プロフィール

たがしゅう

Author:たがしゅう
漢方好きの神経内科医です。
糖質制限で10か月で30㎏の減量に成功しました。
糖質制限を通じて世界の見え方が変わりました。
今「自分で考える力」が強く求められています。
私にできることを少しずつでも進めていきたいと思います。

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