サイアミディン

経験が価値観を作っていく

普段、コーヒーを飲む習慣のない私ですが、

別に嫌いというわけではないので、たまにはコーヒーを飲む事もあります

この間出張の移動の際に電車の時間まで少し時間があったので、

気まぐれでコーヒーショップに立ち寄ってみました。

普段こういうお店に入らない私は、慣れない注文に少し緊張しながらも、とりあえず通常サイズの普通のコーヒーを頼みました。

そのコーヒーの値段が250円でしたが、私はその値段が正直少し高いと感じてしまいました。

ただコーヒーショップがこれだけ全国に流行り、その価格設定で経営されているということは、

おそらく多くのコーヒー愛飲家の方にとっては、その値段は高くないということなのだと思います。
一方私は普段コーヒーを飲まないので、良いコーヒー、悪いコーヒーの違いがそんなに細かくはわかりません。それゆえ良いコーヒーの価値がわからず高く感じてしまったのかもしれません。

そこはコーヒーをいつも飲んでいるか、飲んでいないかで変わってくる価値観の違いなのではないかと思います。



話はがらっと変わって、こないだ朝のニュース番組を見ていると

就職活動中の大学生が受ける面接の特集がされていましたが、

ある女子大学生が塾講師を志望し面接を受けている様子が放送されていました。

彼女は塾講師になりたい理由として「自分が塾に通っていていろいろ教えてもらって、自分もそんな風に教えられるようになりたいから」と言っていました。

・・・そう言えば、私もそのような希望を持っていた時代がありました。

私が医師になろうと最初に思ったのは高校2年生の頃ですが、

中学生までは親の言われるがまま塾に通って勉強をしておりました。

その塾は割と個性的な塾で、楽しい事もいろいろあったので、今でも良い思い出になっています。

だからでしょうか、その頃の将来の夢としては学校の先生や塾の先生になりたいと漠然と考えるようになっていました。

しかし世の中に数多ある職業の中で、当時の私の希望は教師というところにしか及んでいませんでした。

もしかしたら私は、学校や塾という非常に狭い世界の中だけで将来の夢だとか進路だとかを考えてしまっていたのかもしれないと考えさせられました。

勉強に限らず、様々な経験をする事が幅広い価値観を持ち、またそれを理解できる事につながるのかもしれません。



さらに話を変えて、以前も取り上げたタモリさんの名言についてです。

タモリさんは次のようなこともおっしゃっています。

やりたいことが見つからないというが、当たり前だ。やってみて分かるものだし、若いうちはムダなんてない



これは将来に悩む若者へのエールと受け取れる言葉ですが、

別に若者に限った話でもないようにもないように思えます。

将来の事を考えるのに、あれこれ考えてみているだけでは結局何も変わらないのだと思います。「やってもいない事がわかるわけはない」のですから。






人はそれまで生きてきた経験を元にそれぞれの価値観が形作られるものだと思います。

私もよく「これは自分には向いていない」とか、「その領域の事は苦手だ」なんて考えたりするのですが、

それはただ単にその領域の経験が足りないという事に過ぎないのかもしれません。

逆に考えれば、自分が苦手だ、不得意だと感じる領域においても、

経験を重ねる事でその意識や価値観は変わってくる可能性があります。



糖質制限も同じだと思います。

何はともあれこれを経験しない事には始まりません。

さもなくば糖質制限に対する価値観は、今までの非糖質制限における経験で形成されることになります。

知らない世界の事もまずは経験をすること、そして一つ一つ経験を積み重ねていく事が

大切なのかもしれません。



たがしゅう
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「やってみもせんで、何がわかる」

 本田宗一郎のことばですね。

「チャレンジしての失敗を恐れるな。何もしないことを恐れろ」
これも好きな言葉です。

同感です

今丁度55歳から英会話始めて3年目、日常会話ならどんな外国人相手でもなんとか会話こなせるレベルになってきました。毎日、4回約2時間、世界旅行をする感覚でネット会話楽しんでます。今日はルーマニア人と南アフリカ人との会話でした。興味の赴くまま、いろいろなことにチャレンジしている中から出てきた活動です。

病気もしかり。
6ヶ月前に発病してから、直りたい一心で朝から晩まで医学関係の書物を読み漁りつつ、糖質制限食の実践とウォーキングを繰り返してきました。おかげで今は元気いっぱい。
そして多くの病気に関する知的な財産と経験が頭に蓄積されました。
そして死を意識しながら、いろいろ考えました。それが自分の老後に向かってのいい折り返し地点になったことを今自覚してます。

経験って、歳に関わらずすべてが生きていく教訓になります。まだまだ知らないことはいくらでもある。

コーヒーの話 また場違いだったらすみません。

こんにちは。
本題からハズレるかもしれないけれど、京都にみえたら、是非イノダコーヒに寄ってみてください。
「アラビアの真珠」など本当においしいです。、コーヒーだけで酔いそうですよ。こんなにおいしいもの、砂糖やミルク入れたらもったいないって思います。(ただし、1杯500円。でも、高いとは思えません)

イノダの回し者ではありませんのでね、念のため。

Re: 「やってみもせんで、何がわかる」

ライフワーク光野 さん

 コメント頂き有難うございます.

 私も糖質制限に出会ってからというもの,チャレンジの連続です.

 充実した第二の人生を送る事ができています.

Re: 同感です

アンチスタチン さん

 コメント頂き有難うございます.

 世界は広いですし,世界は日々変わり続けます.変わろうとさえ思えば人はいつでも変われると思います.

 私も興味ある事を中心に少しずつ活動の幅を広げていきたいと思っています.

Re: コーヒーの話 また場違いだったらすみません。

エリス さん

 情報を頂き有難うございます.

 イノダコーヒですか.そんなおいしいコーヒーがあるのですね.

 機会があれば是非とも行ってみたいと思います.

コーヒーの話しをもうひとつ

45年前です。
山口市で喫茶店に入りました。

 「ちょっと高いな~」と思いながらコーヒーを注文。
これが本当に美味しかった!
勘定のとき、マスターが話しかけてきました。
「お味は如何でしたか?」
もちろん、
「いや~、美味しかったです!」
にっこり笑ったマスター、
「ありがとうございます」

 それ以来、
女房に「コーヒー入れようか?」と聞かれたら、
「うんと薫り高いコーヒーだったら欲しい」
と応えてました。

 女房の応え、
「そんなものありません」

 いまだもって山口のコーヒーは
私にとって「伝説のコーヒー」です。

Re: コーヒーの話しをもうひとつ

ライフワーク光野 さん

 コメント頂き有難うございます.

 「伝説のコーヒー」,興味深いです.本当においしいコーヒーというのはやはりあるのですね.
プロフィール

たがしゅう

Author:たがしゅう
漢方好きの神経内科医です。
糖質制限で10か月で30㎏の減量に成功しました。
糖質制限を通じて世界の見え方が変わりました。
今「自分で考える力」が強く求められています。
私にできることを少しずつでも進めていきたいと思います。

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