サイアミディン

薬出すだけの医者になりたくない

私は、今現在は神経内科医ですが、

将来的にはプライマリケア医として広く人を診れる医者でありたいと思っています。

ふと辺りを見渡すとすでにたくさんの開業医院があります。

プライマリケア医を目指す身としては周辺開業医の診療スタイルは大いに参考にしたいと思っていますが、

紹介状を通じてだったり、患者さんを通じて見聞きする開業医の診療スタイルは、

参考にならないどころか、はっきり言って反面教師も多いです。

こないだも患者さんに次のような事を言われました。
「(開業医に行ったら)いつも薬出してハイ終わりって言われるだけですよ

私の外来の待ち時間は、多分一般的な待ち時間に比べて長めだと思います。

それは私の外来での治療方針の基軸に糖質制限があるからに他ならず、

初めて糖質制限を知る人へ一応の納得を得るためにはどうしても時間がかかります。

そこの時間の短縮が私にはどうしてもできません。なぜならば、ここをなおざりにすると中途半端な治療となり逆によくないからです。

だから、今まで別の開業医にかかっていた人が、臨時で私の診察を受けた時に上記のようなコメントをされるのだと思います。

それでも出された薬が適切なものであれば別にいいのかもしれませんが、

基本的に「食事療法+必要最低限の薬」という診療スタイルの私からみれば、薬の良し悪しに関わらずあまり良いやり方には思えません。


しかしながら、私はまだ開業医の立場を経験したことがありませんので(※類似の環境は研修医時代に経験済)、

実際に開業の環境になってみれば、そんな事は言っていられないと言われそうです。

確かに私自身、もし開業したとしてはたして今のペースで患者さんを診つづけることはできるかどうかについてはかなり不安があります。

だから私は開業のやり方自体を巷の開業医と一線を画す形へアレンジする必要性を感じています。

いろいろアイデアはありますが、

実現可能性など慎重に検討を重ねつつ、

今はただ修行あるのみです。


たがしゅう
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プロフィール

たがしゅう

Author:たがしゅう
本名:田頭秀悟(たがしら しゅうご)
漢方好きの神経内科医です。
南鹿児島さくら病院に勤務しています(下段にリンクあり)。
糖質制限で10か月で30㎏の減量に成功しました。
糖質制限を通じて世界の見え方が変わりました。
今「自分で考える力」が強く求められています。
私にできることを少しずつでも進めていきたいと思います。

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