変われる人から変えていく
本日、ヤフートップページに、↓の記事がありました。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130921-00000008-asahi-soci
新潟県南魚沼市議会が全会一致で「朝食のご飯はコシヒカリを食べよう」という条例を可決したそうです。
「コシヒカリのブランド力をもっと高めよう」とか、「消費量を更にアップしたい」という思いはわかりますが、他人の朝食内容を、それも条例を作ってまで規定しようとすることには疑問を感じざるを得ません(これこそホントの食事『介入』ですかね!)。全く「小さな親切大きなお世話」です。全会一致で可決という点も気持ち悪いですね。先生はどのようにお感じになりますか?
satyさん,情報をどうも有難うございます.
郷土愛があるのは結構な事ですが,それを他者へ強要するというのはおこがましい話ですね.
(※Yahooニュースの最後の「京都市議会が日本酒で乾杯する習慣を広める条例をつくった」というところも地味にひどい話です.)
「魚沼産のコシヒカリが世界一」と思っている方々にとってはその概念自体がまさに厚い厚い常識の壁になってしまっていると思います.まさかそのコシヒカリが健康を害しているとは誰も思っていないわけです.
これは大学病院の専門医が「大学病院で行う治療が最先端の治療だ」と信じて疑わない頑固な姿勢とさも似ていると思います.
しかし今は違います.こんな私でもできることがあります.このようにネットを通じて情報を発信し続けることです.
『まず三大栄養素のうち,炭水化物は必須栄養素ではなく,摂りすぎると有害になるものです.
米・パン,めん類などの炭水化物の多い食べ物は病気の人へはもちろん,健康な人においてもグルコース・スパイクを通じて様々な悪影響を及ぼす可能性があります.その最たるものは眠気,倦怠感です.
例えば,3食米を食べていて食後いっつも眠くてだるさを感じていた人が,主食を抜いて眠気がなくなり快適に活動できるようになったという例はしばしば報告されています.
したがって「子供の体力,知力,学力アップのために米を食べるように」と言うのは,全く逆の事をしてしまっている可能性があります.事実今でも米を中心とした給食の後,授業中に子供たちの何人かが眠り込んでしまっているのは全国的にみられている現象ではないでしょうか.
例えばそういう子供たちが,もしも主食を抜いておかずを増やした食事に変えてみるとどうなるか,やってみればそれが本人がなまけているだけという問題では決してないということがよくわかると思います.
米を食べるかどうかはその事実を知った上で,食べるか食べないか,食べるとしたらどのくらい食べるかということを個々人が考えるべきだと思います.決して強制されるものであってはなりません.』
その事が頭の固い人たちには届かなくとも,その中に埋もれた「真実を知れば行動に移せる方」へはもしかしたら私の声が届くかもしれません.
それがたった一人にでも伝われば,私がここで情報発信をしている意味はあると思います.
やはりパラダイムシフトはネットを通じて加速させていくものだと思います.
たがしゅう
「朝食にコシヒカリ」条例 新潟・南魚沼市議会が可決
朝日新聞デジタル 9月21日(土)5時16分配信
コメのトップブランド「南魚沼産コシヒカリ」を普及させるにはまず地元から――。新潟県南魚沼市議会は19日、朝ご飯に地元産コシを食べることを盛り込んだ条例案を全会一致で可決した。来月10日に施行される。
条例は5条からなり、南魚沼産コシを「世界に冠たるブランド農産物」として広めることが目的。具体的には、市は学校給食に用いるよう努め、農家は生産技術を上げる。合わせて家庭では子どもの体力、知力、学力アップのために、南魚沼産コシやその加工品を朝食にするよう勧めている。
さらに、毎年10月10日を「コシヒカリの日」と定めた。「十」を重ね合わせると「米」の字に似ることをかけ、新米の収穫作業が落ち着く時期に設定した。JAや観光協会などと一緒に「新米イベント」を企画するという。
提案した市議は「コメ離れに加え、他産地との競争が激しい。地元が先陣を切って南魚沼産コシのブランド力を守る宣言をしたかった」と話している。京都市議会が日本酒で乾杯する習慣を広める条例をつくったことを参考にしたという。