サイアミディン

都合のよい表現に変えて論じてはいけない

前回に引き続き下記の糖質制限批判本の内容について検証します。

「糖質制限」は危険!―矛盾だらけの「糖質制限」論
「糖」こそ、命にとって最重要の栄養素 単行本 – 2015/6
石原 結實 (著)


この本の第一章の構成についてですが、

まず「糖質制限賛成派の主張」と称して、糖質制限派の主張を紹介した後で、

「ドクター石原の反論」として、その主張に対して直ちに反論を並べ返すというのを6つの論点で繰り返す内容となっています。

ここで一つ問題に思う事があります。

それは「糖質制限賛成派の主張」の中身が若干歪められた内容になっているということです。

例えば、最初の「糖質制限賛成派の主張」、「糖=毒、危険ドラッグである!」、それに対する反論「うまい、心地よいと感じる食物じは、体が欲している健康食」について書かれている内容をみてみます。

(以下、p18-22より引用)

(主張の解説)

糖(甘いもの、ご飯やパンなどの炭水化物=多糖類)を食べると、「うまい!」「心地よい」「満足」「癒される」と感じる。空腹のときや、ストレスがあるときは、とくにそうだ。

これは、糖を食べると、脳から快感物質のβ-エンドルフィン(endorphin' endo=体内の、morphine=モルヒネという意味)が分泌されるためだ。

その結果、病みつきになり、どんどん糖を欲しがり、食べ過ぎ、肥満につながっていく。

肥満になると、高脂血症、脂肪肝、高血糖(糖尿病)、高血圧、痛風、ガン・・・などの生活習慣病を誘発する。

よって「糖」は「危険ドラッグ」である。

(反論の解説)

「葛根湯」(ちなみに、葛も「糖質制限食」ではNGの食物)を、風邪を引いている人に服用させると「おいしい」と言うが、同じ人に風邪が治った後に飲ませると「まずい」という事が多い。

女性の「肩こり、頭痛、めまい、生理不順、生理痛」などの不定愁訴は、漢方医学では「血の道症」と表現される。

この症状には、体力のない色白でポッチャリした女性には「当帰芍薬散(とうきしゃくやくさん)」を、体力中等度の女性には「桂枝茯苓丸(けいしぶくりょうがん)」を、体力旺盛で赤ら顔の女性には「桃核承気湯(とうかくじょうきとう)」を用いるとよく効く。

患者さんの話(訴え)をよく聞き、顔色や体格を観察し、触診(主に腹診)をすれば、どの薬が効くかは、90%以上の確率で判断できる。

しかし、どうしても確診ができないときは、三つの薬(顆粒)をなめていただくことにしている。

「うまい」「おいしい」と感じる薬が、必ずその患者さんに効く

つまり"Good medicine is bitter to the mouth."(良薬は口に苦し)ではなく、"Good medicine is sweet to the mouth."なのである。

しかし数ヶ月~1年服用していると、「味がまずい」とか「臭いが嫌だ」などという本能的な拒否サインを示してくる人が少なくない。

そのときは、その薬はその患者さんにとってもう必要がないことを示しており、こりや痛みや生理不順などの血の道症は、改善しているものだ。

私たち体力のある男が服用すると、その苦さに吐き気を催す「当帰四逆加呉茱萸生姜湯(とうきしぎゃくかごしゅゆしょうきょうとう)」という漢方薬がある。「冷え症で胃腸が弱い、女性の偏頭痛やしもやけ」に著効する薬である。

この薬が効く女性は、なめた途端に異口同音に「砂糖みたいにおいしいですね」と言う。

つまり、体が欲している薬や食物は「うまい」「おいしい」「心地よい」「気分が癒される」と感じるものなのだ

満腹や空腹を感じるのも、血糖(血液の中の糖)の多寡で決まるし、人体を構成している60兆個の細胞のエネルギー源はほぼ100%糖に依存していることを考えると、

糖が口に入ってきたときに、脳からは快感物質のβ-エンドルフィンが分泌され「うまい」「幸せ」「心地よい」と満足感でいっぱいになるのは当たり前である

フランスの菓子職人がテレビで言っていたが「スイーツは生きるために食べるのではない。幸せになるために食べるのだ」と。けだし、名言だろう。

人間にとって、一番大切な栄養素が「糖」ではあるが、筋肉労働や運動が不足している現代文明人が食べ過ぎると、糖は肝臓で中性脂肪になり、皮下や内臓に脂肪として蓄えられる。

その結果、肥満、動脈硬化(→心筋梗塞、脳梗塞)、脂肪肝など、生活習慣病の原因になる。

それは「糖」が体に悪いというのではなくて「食べ過ぎ」が悪いのである。

昔から「腹八分に病なし、腹十二分に医者足らず」といわれるごとく、

糖分、炭水化物を含む、砂糖、果物、ご飯、パン、ラーメン類もよく噛んで腹八分にすることを心がけるべきである。

(引用、ここまで)




まず最初に思うのは、糖質制限賛成派の主張と銘打って文章を書くのなら、

どの書籍のどの文章を引用しているのかを明示するべきではないでしょうか。

さもなくば、この文章は「石原先生が今までに知った糖質制限に関する知識の中で勝手に想像する糖質制限賛成派医師が言いそうなこと」という歪曲文章になってしまうし、実際にそうなってしまっています。

例えば、β-エンドルフィンという表現にしてもそうです。ここは普通の糖質制限理解者なら「ドーパミン」と表現するところではないでしょうか。

ドーパミンとβエンドルフィンの違いについては私も過去記事で触れましたが、

ドーパミンは日常的に分泌される報酬系刺激物質であるのに対し、β-エンドルフィンは特殊条件下において分泌される強力な報酬系刺激物質です。

β-エンドルフィンが出るのはランナーズハイなどが有名で、食事の刺激でも出ない事はありませんが、高級なスイーツを食べたときなど、かなり特殊な状況です。

それなのに、なぜドーパミンではなく、β-エンドルフィンと言うのでしょうか。そしてなぜ、わざわざ語源を引用してまでβ-エンドルフィンという言葉を持ち出すのでしょうか。

それはモルヒネという言葉の持つ負のイメージと「糖=毒、危険ドラッグである」という結論に結びつけやすくするためではないかと私は思います。

そのように糖質制限派の主張を刺激的な表現にしておけば、反論する側の主張も一般に受け入れられやすくなるのではないか、と。

意識してかせずかは知りませんが、石原先生のそういう意図が私には感じ取られます。

他の論点についても同様の意図は感じ取られるのですが、それについては長くなるのでまた別に機会で触れる事にします。


次に反論の解説について検証します。

私も曲がりなりにも漢方医ですので、「味証」の存在は知っています。

確かにその時身体が必要としている漢方薬をおいしく感じるという傾向は漢方にはあります。

しかしそれはあくまで「傾向がある」という程度の話であり、石原先生が言うような「90%」だとか「必ず」だとか言えるレベルの話ではありません。超多成分系の薬の複雑さを甘く見てはいけません。

それに身体に合った漢方がおいしいと感じることと、糖質がおいしいと感じることは本質的な違いがあります。

それは漢方の場合はその薬に見合って体調が悪い時にしかおいしいと感じませんが、

糖質の場合は体調の悪い時であろうと、体調のよい時であろうと、常においしく感じるからです。そしてその事こそが糖質の持つ強烈な中毒性を示すに他なりません。

それなのに、石原先生は「おいしいと感じるものは善」と強引に一般化してしまっています。それとこれとは話が別なのです。

さもなくば極論を言えば「タバコがおいしい」と感じれば、タバコも身体にとって必要な物質だ、という変な話になってしまいます。

『異口同音に「砂糖みたいにおいしいですね」と言う』というのもおかしいです。『砂糖みたいに』という表現だって糖の重要性を主張したいがための強引な意図を感じます。

実際には「飲みやすいですね」という人もいれば「まるでコーヒーのようですね」という人もいるでしょう。味証はあくまでそういう傾向を示すものです。「異口同音に言う」などとは漢方医の私でも信じられません。

さらによく読むと、石原先生が「糖質制限のことをよくわかっていないな」と思う文章が節々に見られます。

『人体を構成している60兆個の細胞のエネルギー源はほぼ100%糖に依存している』というのが大間違いだというのは言うまでもありませんが、

他にも、『ちなみに、葛も「糖質制限食」ではNGの食物だという表現。まるで葛根湯が糖質制限で使ってはいけないとでも言うような言いようですが、

葛根湯の標準1日量は7.5g、その中に入っている葛根の量は約1/5。つまり1~2gです。さらに、その全てが糖質ではないわけですから純糖質量としては微々たるものです。

糖質の絶対量を問題にせずに、NG食材イコール使ってはダメ、と解釈している所に糖質制限への無理解が感じ取れます。

さらには、「糖」が体に悪いというのではなくて「食べ過ぎ」が悪い、との発言です。

断食を推奨している先生ならではの見解ですが、これもまた糖質制限の実体験が欠如していることを示しています。

糖質制限にまともに取り組んだことのある人であれば、高糖質食の食べ過ぎと低糖質食の食べ過ぎはまったく質の違うものだという事がわかります。

そして、同じ食べ過ぎでも高糖質食の場合は、糖質の中毒性にとって誘導される異常食欲によって文字通り本当に「食べ過ぎ」ます。

「食べ過ぎ」という現象の裏に糖質の関与がある事を石原先生はまるでわかっていないのです。


最後に「腹八分」についてです。

腹八分は一見よさそうに聞こえるのですが、実は非常にストレスフルな行為です。

言ってみれば、あと少し食べれば満足なのに、その一歩手前で止めるというのが「腹八分」です。

これを実行できれば確かに糖質を含めた食事による害を2割減らす事ができるので少食の観点からもよいかもしれませんが、

実際にやるには小さなストレスをひたすら蓄積し続ける行為となりえます。

我慢しながらやっている行為というのは、一時的な方法とはなりえても、根本的な解決策とはなりがたいことです。それは禁煙よりも節煙の方がうまくいかないのと同じことです。


漢方、断食と同じところに興味を持っているにも関わらず、

糖質制限に関してはここまで意見が異なるものかと、正直驚きを隠せません。

やはり自分の頭で考え続ける事が大事と思います。


たがしゅう
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漢方

たがしゅう先生

今回テーマとして取り上げられている本の内容ですが、自分なりに糖質制限を考え直す(深く考えてみる)、そうとらえると、大変興味深いですね。やはり私にとっては、糖質制限賛成派ばかりの本や意見だけでなく、否定的な意見も聞いてみた方が、糖質制限をより理解出来る気がします。
ですが身近な人に誤解されたり批判されると正直少しカチンとくるので、そういう時は出来るだけその場で強く反論せずに、一度飲み込んでからゆっくり考える様にしなければと思っています。

さて、難しい解説は先生にお任せして、漢方の事についてお話してみたいと思います。
私は8年ほど前急にアトピーになりました。顔から浸出液が溢れ、目は腫れて、一番酷いのは鼻の下で、浸出液が溜まるので鼻での呼吸は出来ません。
朝は顔にくっついたタオル(枕が汚れるのでタオルをひいてます)をバリバリ剥がす所から1日が始まり、顔にはワセリンと軟膏をべったり。顔を洗うのも気合いを入れないと痛くて洗えません。マスクを取る時もマスクが浸出液で部分的にくっついてるのでバリバリ音を立てて外し、外した瞬間一気に乾燥するのが分かります。
どこの皮膚科に行っても治らず、一生このままかと諦めていた時に漢方と出会いました。最初の2週間は余計酷くなりましたが、先生を信じて飲み続け、2ヶ月後には見た目には分からないほど良くなっていたと思います。(今では誰も信じてくれません)
それ以来、症状に合わせてずっと漢方を飲んでいますが、漢方が美味しいと思った事は一度もありません。色んな種類の漢方を飲みましたが、どれも私にとってはまずかったです。
確かに、美味しく感じる方もいるのかもしれませんが、それも人それぞれで、美味しいと思える物が身体に合っている物。少なくとも、私にはそれは当てはまりません。
漢方は、いつも先生が丁寧に教えて下さるのに、さっぱり理解出来ません。本当に奥が深いものだと思っています。

想像力

たがしゅう先生

>「食べ過ぎ」が悪い
糖尿や脂肪肝、肥満の方は、数えきれないほど耳にしたセリフでしょうね。
それを知っててもどうにも我慢できない、強い衝動的な食欲というものは、当事者でないとなかなか理解できないですからね。。
食べすぎが悪いと指摘するのは簡単ですが、それだけでは悩める患者にとってあまりに酷です。
そのあたりの気持ちがわかるかどうかで、糖質制限の賛否が大きく変わって来るのでしょうね。


ところで、参考になる動画がありましたので紹介します。
TED-Edというサイトの動画で、砂糖と脳の関係をアニメーションで解説するものです。
糖質ではなく砂糖が中心ですが、字幕もあり優しく初心者にも理解しやすいのでないかと思います。
http://ed.ted.com/lessons/how-sugar-affects-the-brain-nicole-avena

また、こちらは添加された砂糖の存在についてです。
http://ed.ted.com/lessons/sugar-hiding-in-plain-sight-robert-lustig

インスリン

こんばんは。
糖質をよく噛んで腹八分食べても、よく噛まずに腹いっぱい食べても、そこそこ血糖値が上がってインスリンが分泌されるのは、同じようなものだと思うのですよね。
インスリンは老化ホルモンで、肥満ホルモンですから、美容と健康のことを考えたら、どうしたら血糖値を上げないか、インスリン分泌が少なくてすむかを考えたいのです。
と、石原先生にお知らせしたいですよ。

Re: 漢方

かず さん

 コメント頂き有難うございます。

> 漢方が美味しいと思った事は一度もありません。色んな種類の漢方を飲みましたが、どれも私にとってはまずかったです。


 そういう人もいると思います。味証はあくまでもそういう傾向を示すもの、絶対的なものではありません。

 漢方は奥が深いですよ。私もまだまだ勉強中の身ですが、そこには西洋医学にできないことがたくさんあります。
 エビデンスにこだわりすぎる人には胡散臭い世界に思われるかもしれませんが、私は実際に起こっている事に重きをおくべきだと思っています。

 科学で私たちは多くの事を把握できるようになったと思っている人も多いかもしれませんが、私は全然そんな事はないと思っています。事実を下に科学で説明できない事象に真摯に向き合うべきだと考えます。

Re: 想像力

mina さん

 コメント頂き有難うございます。

> 食べすぎが悪いと指摘するのは簡単ですが、それだけでは悩める患者にとってあまりに酷です。
> そのあたりの気持ちがわかるかどうかで、糖質制限の賛否が大きく変わって来るのでしょうね。


 おっしゃる通りです。聞こえのいい言葉の本質を見失わないようにしたいですね。

 TEDは私も時々見ています。御指摘の動画も含め、素晴らしいプレゼンが多いので参考になりますよね。

Re: インスリン

エリス さん

 コメント頂き有難うございます。

 血糖値を極力あげないで済むように心がけ、ストレスなどに対抗するためいざという時だけ血糖値を上昇させる、そういうのが健康的かつ美容にも良い生活の基本となると私は思います。

科学だけで説明出来ないこと

たがしゅう先生

お返事ありがとうございます。

「科学で私達は多くの事を把握出来るようになった」
確かにそうですね。ですが、科学だけでは説明出来ない物もたくさんあると思います。
以前アトピーが酷い時、天気予報よりも高確立で雨の予報が出来ました。天気予報で晴れ、空を見上げても晴れ。でも、肌がピリピリして、雨が降るかもと思っていると、半日以内に必ず雨が降りました。
そして、自分の体調で、発作が増える傾向も分かりました。
なんとなくですが、発作が起こるかもと思っていると、その日はてんかん発作が多かった。という事がよくありました。勿論、ただの偶然かもしれませんが、私はその勘を大事にしていました。
職業柄、出来るだけ危険予知を考えながら仕事をします。
てんかん発作に関しては、主に見守りだけが多かったのですが、あまりにも発作が大きかったり頻回であったり、レベルが低下したりすると、それ相応の処置が必要となるので、坐薬の在庫や指示を確認したり、酸素マスクやチューブを確認(時々使ったまま補充されてない事があったので)したり、そうすると、慌てずに対処出来ます。
本当なら、いつ何が起こっても迅速に対応出来る様に備品などの環境も、自分の知識も完璧ならいうことないのですが、そんなに完璧ではありません。
だからこそ、自分の体調から発作を予感出来そうな時には、その勘を大事にしていました。

他にも、色々、現代科学ではまだ証明されてないだろうなと思える事を経験しています。
特に、私の仕事は、エビデンスだけに頼り、データだけ見ていては、決して良い仕事は出来ないと思っています。

Re: 科学だけで説明出来ないこと

かず さん

コメント頂き有難うございます。

> エビデンスだけに頼り、データだけ見ていては、決して良い仕事は出来ない

同感です。エビデンスにだけ頼る人はエビデンス外の現象に対する応用が効きません。だから「エビデンスが出るまで待て」という思考回路になってしまいます。それだと極めて頭を使わない姿勢です。

理屈にこだわったり、大局で物事を捉えれば、エビデンス外の現象に対してでも応用が利くと思います。

いざという時

こんばんは。

>>ストレスなどに対抗するためいざという時だけ血糖値を上昇させる

いざという時って、どんな時なのでしょう?
思い浮かぶのは、大災害や変質者に遭遇して、全力で逃げるとき。大舞台でお話をしなくてはならなくなったとき。(これは経験値にもよるかもしれません)逆飛込みやバンジージャンプをしなくてはいけないとき。(お笑い芸人ではそういうことあるでしょう)

そういう時って、糖質を食べなくてもきっと身体が血糖値を上げてくれるはず。
糖質を摂ってでも血糖値を上げたほうがよいときも、実際には有るのですか?
(実際には無駄においしいものを食べて血糖値を上げてますが、それは置いといて)

Re: いざという時

エリス さん

> いざという時って、どんな時なのでしょう?

説明不足で申し訳ございません。

いざという時というのは、「糖質を摂らなくても遭遇しうる全ての血糖上昇イベント」の事を指します。

言葉のニュアンスから特殊状況をイメージさせてさしまったかもしれませんが、実際にはもっと日常的に血糖上昇イベントは存在しています。

報酬を期待する時も、恐怖を感じる時も、恋をする時も、血糖値はホルモンや自律神経の働きを介して糖質を摂らなくても色々な事で上昇します。それなのに糖質摂取で無条件に血糖上昇・下降システムを何度も駆動させたりなんかしていると、いざという時にこのシステムが働かなくなってしまう事を心配している、というのが私が言いたかった事です。

なるほど納得

血糖値も、思っている以上に流動的なのですね。
時々刻々と血圧が上がったり、脈拍が増減するように、血糖値上昇イベントは思っている以上に日常茶飯事なのですね。(イベントではありませんね、笑。)
ありがとうございました。



糖質が原因

たがしゅう先生
ブログ、非常に興味深く拝見しています。
私は、MEC食で肉食を実践しています。
調剤薬局の薬剤師をしていますが、全ての病気、メタボ疾患だけではなく神経疾患、パーキンソンから、認知症、公費指定の難病とされるものまで、全ては糖質摂取が原因と知ってからは病気に対する見方が変わりました。
患者さんに糖質制限をすすめますが、難しいですね。
まさか普段の普通の食事が病気を作っているとは考えられないのでしょう

たがしゅう先生は薬の副作用について目を向けられて、滅多にいない貴重なDrと存じます。
薬の副作用と思われる症状にそれを抑えるための薬が追加されるのをよく見かけます。
薬に対して不安をもつ患者さんもいますが、医者がすることだから大丈夫と医者に従うのみです。病気が治るわけでもないのに、毎回同じ薬を処方してもらうために毎月通院されている。そういう関係性は見るに堪えない感じを持ってしまいます。
今後もたがしゅう先生の貴重な内容のブログを読ませていただき勉強していきたいです。

Re: 糖質が原因

肉食女 さん

 コメント頂き有難うございます。

 概して医者はプライドが高くなる環境で育ち、ある程度経験を積むと全てを知っているかのような傲慢さを伴う人が多いですが、
 
 微妙な薬の副作用とか、添加物の害とか、科学で判明しきれていない事とか、わからない事はとてもたくさんあるのだという事を素直に認め、謙虚に向き合うべきだと思っています。

 ブラックジャックでの本間先生の名言「人間が生きものの生き死にを自由にしようなんておこがましいとは思わんかね」が心に響きます。

ケトン体

何度かメールしてますがうまくいってないようなので再トライしています、先生のおかげで、ようやくケトン値はかってもらえました、ありがとうございました、かなりストイックなケトン食してたつもりだったのでもう少し高い数値を期待してましたが総ケトン2824アセト酢酸410ヒドロキシ酪酸2414ぐりこアルブミン13.8でした、からだは快調そのものです、せっかくケトン体回路になっていると思いますのでブドウ糖回路に戻るのはもったいないのでこのまま続けてみます、多少の空腹感ある時はmctオイルを飲むとかなり楽になります、まだケトン値は低いですが具体的に数値が出て、安心しました、大変ありがとうございました、これからも先生のブログで勉強していきます、先生のご多幸をお祈りします、感謝。

Re: ケトン体

キクチ さん

 御報告頂き有難うございます。

 十分高いケトン値だと思いますよ。上手く実践できていらっしゃると思います。

 実践を繰り返し、自分のちょうど体調のよい場所を探してみられる事をおすすめします。
プロフィール

たがしゅう

Author:たがしゅう
漢方好きの神経内科医です。
糖質制限で10か月で30㎏の減量に成功しました。
糖質制限を通じて世界の見え方が変わりました。
今「自分で考える力」が強く求められています。
私にできることを少しずつでも進めていきたいと思います。

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