サイアミディン

わかる人には伝わるメッセージ

小保方晴子さんが書かれた「あの日」を読みました。



私はかねてから一連のSTAP騒動に対しては極めて不自然なものを感じておりました。

世紀の大発見を発表した小保方さんを送り出した理化学研究所が、

本来彼女を守るべき立場にありながら、あれよあれよという間に手のひらを返したように逆に彼女を追いこんでいく様子、

加熱するマスコミ報道、それにより扇動される世論、

そして導き出された「STAP細胞はなかった。ES細胞の混入であった」という結論、

ES細胞という基本的な内容のものを、図表の不備やコピー&ペーストがあったとはいえ、あの名門雑誌Natureが気付かずにアクセプトしたとでもいうのか、

すべてが私にとって違和感の塊でした。
それに私にはSTAP現象そのものが、十分に起こりうる現象だと思えたので、小保方さんが嘘を言っているとはどうしても思えませんでした。

しかし言ってみればほとんど国中から批判を受けたような状況に彼女はおかれたわけです。

もはや発言の場は与えられず、与えられたとしても何を言っても信じてもらえないであろう世の中を前にして、

小保方さんの心中を察すると心痛むものがありました。


そんな中、整理して自分の想いを述べる事ができる「出版」という形で、

小保方さんが私たちにメッセージをくれた事には大きな意味があると私は思いました。

なぜならば言いたくても言えなかった事が山ほどあったのではないかと想像していたからです。

きっと死にたくなるほど辛い状況に追い込まれていたであろう事を思うと、よくぞ力を振り絞って書いてくれたと思いました。

STAP細胞やその周辺の出来事を理解するには、分子生物学や細胞工学の高度な知識が必要とされますが、

一般向けに自分の生い立ちや背景から始め、前半はSTAP細胞の発見に至るまでの経緯を、専門的な言葉をわかりやすくかみ砕いて順序立てて説明されていました。

その内容はなかなか難しく、一読するだけでは正直言って覚えきれないものも多かったですが、それでも一生懸命相手に伝わるように書いている様子が目に浮かびました。

そして後半あたりから、ほとんどすべての国民が知っているであろうSTAP細胞の一連の報道の時、小保方さんが何を感じ、どう思っていたかが書かれていたのですが、

その辺りからは自然と集中して文章を読み進めるようになり、時間が経つのも忘れて一気に最後まで読み終えました。

そして読み終えた時に心打ち震えるものがありました。


誰かに一度でもいじめられた経験のある人ならわかると思います。

もしも自分が小保方さんの立場だったらどれだけ辛いか、どれほど苦しいか、

この本を読んでもまだ小保方さんの事が信用できないという人は、「相手の気持ちになって考える」のが上手でない人だと思います。

「小保方さんが悪意を持ってSTAP細胞を作った」と最初から決めつけている人は読む必要はありませんが、

もしもその結論に少しでも疑念のある人は、この本を是非とも読んでみてほしいと思います。

マスコミから、世論から批判され続けても、それでもどうしても彼女が伝えたかったメッセージがそこにはあります。

私は曲がりなりにも文章を書き続けてきた人間なのでよくわかります。それが心からのメッセージであるということが。

わかる人にはそのメッセージはきちんと伝わっていると思います。


一つ、この本の中に興味深い内容がありました。

(p77-79より引用)

実験を重ねるうちに、Oct4-GFPマウスを用いる事によって、

最初光っていなかった体細胞(Oct4陰性)がストレスを与えることで光る細胞(Oct4陽性)に変化する現象を捉えることができるようになった。

(中略)

さまざまなストレス条件を試みるうちに、

細いガラス管の中を通すストレス、浸透圧をかけるストレス、ストレプトリジンOという薬剤に晒すストレスをかけた時に、

細胞に熱をかけるストレスや低栄養の培地中で培養し飢餓状態にするストレスに比べて、

Oct4陽性の小さな細胞ができてくる割合が多い
ことに気が付いた。

Oct4陽性の小さな細胞が多くできてくるストレスに共通しているのは、細胞膜に損傷が加わりやすいということだった。

(中略)

細胞質の中でも特に注目していたのはミトコンドリアと呼ばれる細胞小器官だった。

体細胞のミトコンドリアは、ATP(アデノシン三リン酸)というエネルギー伝達体を生み出す代謝経路の役割が代表例として挙げられることが多いが、細胞死や細胞老化にも重要な役割を果たしている。

(引用ここまで)


Oct4というのは、受精卵やES細胞に発現されるけど、分化した細胞には発現しない遺伝子で、

言わば「細胞が初期化」された事を証明する遺伝子として注目されているものです。

絶食療法に注目している私は、絶食でのストレスもOct4を発現させるストレスとして有力候補になるのではないかと思っていたのですが、

飢餓状態のストレスよりも物理的や薬剤によるストレスの方がOct4を発現させやすいとの記載に予想が外れた気持ちがしていました。

しかし次の文章を読んでみて、ピンと来るものがありました。

(p83-89より引用)

私の実験系では、ストレス処理後の細胞に待ち受けるのは、細胞死か細胞塊形成だった。

この分岐点を左右しているのは、ストレス処理後の、細胞膜の修復の速さにあると考えていた。

「細胞膜修復」というキーワードで文献を見ていると、いくつかの因子にたどり着いた。その中の一つにATPがあった。

もともとミトコンドリアに着目していたこともあり、受精後に受精卵の中のATP濃度が急上昇するという報告も、

高濃度のATPに細胞を晒すと何か変化が起きるのではないかという予感を持たせてくれた。

(中略)

2011年10月頃には、ATPに細胞を晒すことが試みた中では最も適したストレス条件である事もわかり、

明るく光る(つまりOct4が強く発現している)細胞塊が観察されるようになっていた。

(引用、ここまで)



つまり同じ絶食ストレス条件でもATPが十分にある状況とない状況では、細胞死か細胞塊形成かの運命が変わってくるということです。

この関係はいわゆる飢餓と断食や不食との関係に似ている所があります。

糖質代謝主体で飢餓状態にさらされればストレスがそのまま死につながってしまいますが、

ケトン代謝主体でATPエネルギーがふんだんにある絶食状況では、ストレスで困難を乗り越えるための細胞変化が起こりうるという構想につながるのではないでしょうか。これは断食における好転反応の構造と非常に似ています。

そもそも細胞だって生物だって、そう簡単には死にたくないのです。

そんな中、食事のとれない状況は危機的なわけですが、その状況で備蓄エネルギーがなければ一巻の終わりですが、

もしも脂肪からのエネルギーが十分に残っている状況であれば生命を維持するために遺伝子の不使用部分を利用して、

生存のために有利な遺伝子を発現させようとする反応が起こるというのは合理的ではないでしょうか。

少なくとも私には小保方さんの研究と絶食療法での経験が一本の線でつながるように思えます。


本の後半には、研究者としての道が閉ざされてしまったという悲しみとともに

「私の心は正しくなかったのか」という自問が投げかけられていますが、

そんな事はありません、小保方さん。あなたの心は正しかったと私は思います。

ただあなたを取り巻く環境とタイミングがあまりにも悪かったという不運がありました。

けれど世界中の人が一人の人を嫌いになるなんてことは絶対にありえないのです。味方はいるのだと確信してほしいと思います。

また誰かの役に立つ仕事をしたかったとあなたはおっしゃいました。研究が本当に好きなのだということもよくわかりました。

けれどすでにあなたの経験は私を含め他の人の役に立っています。そういう人はきっと他にもたくさんいるはずです。

それに研究だけが誰かの役に立つ仕事ではありません。

「正しい事をやり続ければいつか道は切り開ける」

少なくとも私はそう信じています。


たがしゅう

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非公開コメント

No title

私は専門的なことは分かりませんが、パワハラと報道被害だと思いました。

京都のM議員が奥さまの出産直前にA子と密会。記者会見で「それだけですか」と迫られて、実はB子さんもいましたと白状していました。しらを切ってB子との密会の動かぬ証拠まで出されると困ると思ったからでしょう。

小保方さんの偉い先生や報道加害者は、今何かを言ったら、小保方さんに次に何を出されるかこわくて黙っているのかなと思いました。

きっとこの先は、ライターや作家がたくさん残っている資料を調べて取材をし、ルポや小説にすると思います。

それを待ちたいです。
小保方さんが友だちなら励ましたいです。

Re: No title

エリス さん

 コメント頂き有難うございます。

 細かい事がわからずとも、「何かおかしい」ということを感じ取れる人はそれなりにいるのではないかと思います。

 仮に「2:6:2」の法則に当てはめるなら、気づいている人が2割、保守的な批判者が2割、残りの6割がそのどちらでもない人達です。

 恐いのはその残り6割をマスコミが大きく動かして、8割の巨大な力に変えてしまう所です。その構造に気が付かないとほとんどが自分の敵となっているように見えてしまうと思います。

STAP Cellって

かつて小保方さんがテレビでSTAP細胞の発見について会見を見たとき、私は衝撃を受けました。
オレンジジュース程度の酸と細胞表面への接触刺激。それだけで脱分化するだなんて驚愕でした。
そんなに簡単に細胞が脱分化し、かつ多能性を持つものなのか、と。
もしそうであれば、これは文字通り世界が変わることだと思いました。
iP Cellとは全く意味合いが違うこと。でもメディアは彼女の少々エキセントリックな面ばかり取り上げていて私は食傷気味でした。

だからどうやらそれは実在しないと聞いた時には大変落胆しました。

少し前に 夫が小保方さんと一緒に研究していた方の講演を聞いてきました。
ガラスのチューブのような狭いところに細胞を通すと脱分化する現象は研究者の間では割と知られていて
何かそういう現象がありそうだという話が講演であったそうです。
「だから小保方さんの論文がNATUREに掲載されたんだろうね」、と夫は言いました。私も同意見です。

脱分化した細胞は
だからといって万能性を持つわけではないのかもしれません。ガラスチューブを通した細胞は脱分化したそれだけのものなのかもしれません。

それでも
もしかしたら
条件を変えたら
本当に万能性を持つ細胞が遺伝子導入をせずに得られるかもしれない。
今後、大きな功績を残せたかもしれない研究者を失ったことは本当に残念です。

NATUREに掲載されなければ特段の脚光を浴びなかったでしょうからそしたら彼女が研究を続け、時間をかけてちゃんとしたデータを積み上げ、本当の功績が残せたかもしれない。

刑事告訴されたとの報道に残念で仕方がないです。

Re: STAP Cellって

はな さん

 コメント頂き有難うございます。

 御指摘の通り、小保方さんがそのまま研究を続けていれば、きっとさらに大きな功績を残していたであろう事を思うと残念でなりません。

 しかし過ぎてしまった事を考えるより、これからの事です。
 本を読んでいてもわかりますが、小保方さんはとても頭の良い人です。
 研究以外でもきっと才能を発揮する場があるに違いないと私は思います。

かねてより、周りでは少数派の小保方さん擁護派で、あの様なお嬢さんが、早とちりでの失敗、論文提出における未熟さはあったとしても、捏造してまで、しかもあの様な大舞台で発表される意味も無く、きっと純粋に研究をされていた結果、どこかで歯車が狂ってしまったのだろうと、気の毒でならず、心のどこかで、どうされているのかな…と、思って案じていました。
その様な時に、この本を読ませて頂き、彼女の背負う事になったこの重すぎる重圧、言葉では表す事も出来ない苦しみに、胸が苦しくなり、ネットで検索している内に、こちらのブログを拝見するに至りました。
何故、世の中の研究者、マスコミは、こぞって、若き研究者の幼い失敗をここまで叩かなければならないのでしょう。失敗は失敗として認め、謝罪後は、その反省を力にもっと研究をさせてあげたらいいのでは、との考えの方が1人もいらっしゃらないのでしょうか?
理研を始めとする研究者は、上の立場になる程、社会の大多数の意見に迎合し、自分達の立場を守る事に懸命になる事しか、生きる道はないのですか?
研究者は、そこに没頭し、世間知らずのオタク…でいいじゃないですか。その分野だけに専念し、事務方がそれらの人間を守ればいい。
もしアインシュタインが生きていれば「大変だったね、こちらに研究しにおいで」と手を差し伸べてくれるのでは、などと思ってしまいます。



Re: タイトルなし

凛子 さん

コメント頂き有難うございます。

> 失敗は失敗として認め、謝罪後は、その反省を力にもっと研究をさせてあげたらいいのでは、との考えの方が1人もいらっしゃらないのでしょうか?

そうです。普通はそのような対応になるべき所が、研究ができなくなるくらいの状況にさせられてしまっているのが、この問題の常軌を逸した部分の一つなのです。

事が重大であった為に既得権益が脅かされると感じた人達が、それぞれが自分達の利益を守るために動き、その大きな嵐の中に小保方さんが巻き込まれてしまったように私は思えます。

しかしこの本が世に出た事で今まで伝わらなかったメッセージがわかる人には伝わったと私は思います。

STAP騒動の真相

たがしゅう先生

真実は徐々に明らかとなっていくことでしょうね。

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大宅健一郎「STAP騒動の真相」

STAP問題の元凶は若山教授だと判明…恣意的な研究を主導、全責任を小保方氏に背負わせ
http://biz-journal.jp/2016/02/post_13989.html
http://biz-journal.jp/2016/02/post_13989_2.html
http://biz-journal.jp/2016/02/post_13989_3.html
http://biz-journal.jp/2016/02/post_13989_4.html
http://biz-journal.jp/2016/02/post_13989_5.html
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Re: STAP騒動の真相

福助 さん

 コメント頂き有難うございます。

 実験の細かい話がわからずとも違和感だけはダイレクトに伝わる、そんな一連の騒動だと私は思います。

 小保方さんの本を読んで少なくとも私はその違和感の本質が明確に理解できました。そして同様の事を感じているという人が他にもおられるという事ではないかと思います。

小保方晴子はダメですよ。

たがしゅうさんへ
研究論文の疑義に関する調査報告書 - 理化学研究所
(Adobe PDF)をお読みになる事をお勧めします。
この中に「3年間の実験ノートとして2冊しか存在しておらず、その詳細とは言いがたい記述や実験条件とリンクし難い電子記録等からこれらの画像データの由来を科学的に追跡することは不可能であった。」
私も二十数年前、ラットを使った動物実験をして「博士号」を取得しました。そのときの、経験、およびその後の研究生活からして、3年で2冊の実験ノートが信じられません。実験内容にもよるとは思いますが、小保方晴子のような大論文を書くには、多分100冊くらいの実験ノートが残ると思います。この報告書にはさらに致命的な欠点がかいてあります。さりげなくですが、小保方晴子の実験ノートには日付が無いと書かれています。つまり、全て、彼女の妄想です。たがしゅうさんのブログは面白いですが、事、小保方晴子に関する事については、×だと思います。人が一人、お亡くなりになっているのに「あの日」などという「嘘で塗り固めた本」を書いてお金儲けをするのは、人として、終わっていると思います。

Re: 小保方晴子はダメですよ。

火狐 さん

 率直なコメントを頂き有難うございます。

> 私も二十数年前、ラットを使った動物実験をして「博士号」を取得しました。そのときの、経験、およびその後の研究生活からして、3年で2冊の実験ノートが信じられません。実験内容にもよるとは思いますが、小保方晴子のような大論文を書くには、多分100冊くらいの実験ノートが残ると思います。この報告書にはさらに致命的な欠点がかいてあります。さりげなくですが、小保方晴子の実験ノートには日付が無いと書かれています。つまり、全て、彼女の妄想です。

 実験ノートに関しては小保方さんは著書の中で次のように述べています。

(以下、引用)
 
 翌4月1日、調査委員会の発表があった。調査委員たちの判断が正しいものであると印象づけるために、不正判定の対象とされた実験とは関係のない時期の実験ノートの記述が不十分であると判断した点などを強調して発表がなされた。

 調査委員会には、調査委員たちが訪れた際に、たまたま所持していた2冊の実験ノートが回収されていった。

 実験よりも論文執筆とそのためのデータの整理に力を入れていた時期には、実際に実験ノートに記載された内容は少なかった。

 将来進めたいと考えていた実験に関する記録は他のノートに記載していたし、アメリカにいる間はアメリカの実験ノートに記載していたので、アメリカにいる間の実験の内容も調査委員会に回収されたノートには記載されていなかった。

 いずれにせよ、私の実験ノートは他の研究者の見本とされるような記載方法が取られていなかったことは、猛省すべきことだと思う。

 それでも私にとっては、重要な実験の結果とその先のアイデアが詰まった大切なものだった。

(引用、ここまで)


 勿論、小保方さんが嘘をついている可能性だってあるわけですが、
 仮に小保方さんが嘘をついているとして、はたしてメリットとデメリットどちらが大きいのかという事を考えると少し予想がつけられます。

 つまり本当に悪意を持って世界をだまそうとしていたのなら、世界中の研究者の目を欺かなければならない最もハードルの高い嘘をつかなければならず、ばれる可能性が極めて高いデメリット最上リスクの危険行動をしなければならないという事になります。

 そんな世紀の大嘘をつこうと言うのに、実験ノートを2冊しか準備していないというずさんな事を普通するでしょうか。そんな話は極めて不自然です。

 そして小保方さんが本当の事を言っていると仮定してストーリーを考えると、少なくとも私は非常にしっくりくるのです。科学的な信用を失いたくない理化学研究所にしてみれば「小保方さん一人の仕業でした」という結論に落とし込んだ方がそれは都合がよいでしょう。

 これはあくまで私の自由な意見です。火狐さんが私の意見に不同意なのもそれはそれで自由だと思います。

> 人が一人、お亡くなりになっているのに「あの日」などという「嘘で塗り固めた本」を書いてお金儲けをするのは、人として、終わっていると思います。

 まるで小保方さんのせいで人が亡くなったような言い方はよくないと私は思います。
 これは小保方さん一人の問題ではなく、科学界の深い闇やマスコミの体質なども絡んだ非常に複雑な問題です。

 出版社は多かれ少なかれ商売の意図があるでしょうが、小保方さんにその意図があったかどうかは周りからは何とも言えません。あったかもしれませんし、なかったかもしれません。決めつけてしまうと憶測になってしまいます。

 しかし文章を読む限りでは、一連の騒動への反論だけではなく、反省の念や正直な心の葛藤などが極めて詳細に語られており、少なくとも私は誠実な文章だと思いました。

小保方晴子は嘘つきである。

たがしゅうさんへ
再度、研究論文の疑義に関する調査報告書 - 理化学研究所
(Adobe PDF)をお読みになる事をお勧めします。
「実験を行った時期は、聞き取り調査時の小保方氏の記憶によると、ES 細胞を 2011 年の春から夏にかけて、STAP 幹細胞を 2012年の 1 月下旬〜2 月に培養を開始したということだが、小保方氏の出勤記録で、実験ができた時期は見つからなかった。 」
つまり、出勤していない時期に実験をしていたと明らかに嘘をついているのですよ。これだけでも、彼女が嘘つきである事は明白です。なお、早稲田大学の学位論文ですが、彼女は「あれは、学位論文の下書きだった」と明言しています。「コピペの学位論文に学位を授与した」早稲田大学は、きちんと反省しています。
まあ、どうでも良いですが、小保方晴子の「実験なるモノ」が世界中どこでも再現できないのは事実です。
無いモノを証明するのは「不可能に近い」と思います。例えばUFOです。小保方晴子は「UFOがある」と言っているようなモノですね。世の中には、UFOがあるという本や雑誌をありがたがる人々がいます。そういう存在を、私は、否定しませんが、お付き合いをしたいとはお思いません。
人が一人、お亡くなりになっている事実は大きいのです。

小保方晴子 追補

たがしゅうさんへ
小保方晴子擁護の論陣を張るのは構いません。たがしゅうさんは、当然、小保方晴子が発表したSTAP細胞の論文と、理研の最終報告書を読んでいると仮定して話をします。あのSTAP細胞の論文は前後半に分かれて書かれていました。前半部分は「小保方晴子がストレスを細胞に与えてSTAP細胞を作る」ところまで、後半は若山照彦現山梨大学教授が、「小保方晴子の作ったSTAP細胞」をSTAP幹細胞に変化させキメラマウスを作る。そういう論文でした。小保方晴子が行った実験及び再現に失敗した実験は、前半部分です。200回できました!と嘯いていましたね。再現は出来なかったのです。そうこうしているうちに若山照彦現山梨大学教授に渡されたSTAP細胞はES細胞だった事が、若山先生には(STAP細胞と称する細胞の遺伝子解析を用いて)わかり、急遽、山梨大学での会見が行われたのです。若山氏やお亡くなりになった笹井氏及び周囲の研究者はまじめな研究者ですから、小保方晴子が、ストレスを与えて作ったSTAP細胞なるモノが、どこからか盗んだ(今、警察の捜査が入っていますね)ES細胞だとは、思いも寄らなかったでしょう。しかし、嘘はばれます。まじめな、笹井氏は、その責任をとったのです。個人的意見を言わせてもらえば、笹井氏は死ぬべきでは無かったと思います。死んだことで、混乱を招いたと思います。
以上、どうか、元論文、理研の報告書全部をお読み頂き、頭をクリアにして頂きたいですね。
どうでも良いですが、そうでないと、「糖質制限をする人」は「UFOが見えると呟いている人」と、同一視されます。

Re: 小保方晴子 追補

火狐 さん

 理研の調査報告書の事を何度もおっしゃいますが、
 理研の調査報告書が嘘をついているという可能性もあります。両方の言い分を聞いて公平に判断しないといけません。

 私が理研の報告書を読むのと同様に、火狐さんにも先入観なしで小保方さんの本を読んでもらうとよいのかもしれません。
 
 小保方さんの弁によればSTAP細胞実験の前半部分、すなわちOct4陽性の細胞塊をストレス刺激を加えて作成したところまでは毎日の並行して行う培養で何度も成功しましたが、後半部分のキメラマウスの作成に若山先生の熟練の技を要するという話のようです。

 そして前半部分は件の再現実験でも再現されていたにも関わらず、再現実験に若山先生が参加されておらず、後半部分の再現が困難であったために「STAP細胞は再現できなかった」という結論とともにそういう形で報道されてしまったそうです。

 そういう情報も加味して、自分の頭で考えて判断するしかないのではないでしょうか。

> どうでも良いですが、そうでないと、「糖質制限をする人」は「UFOが見えると呟いている人」と、同一視されます。

 無関係の話ですが、そんな風に考えてしまう人を、私にはどうしようもありません。
 むしろそういう人は「学会のガイドラインが言っている事に従わない医者は、UFOを信じているのと同じだ」と言って短絡的に糖質制限を否定する人と同じ構図に見えてしまいます。

 科学的に正しい事を言うべき立場の人間が意識的であれ無意識であれ、誤った判断をしてしまう可能性もあるという事をもう少し考慮する必要があると思います。

小保方晴子 追補 最後

「そして前半部分は件の再現実験でも再現されていた」→え?、STAP細胞を作ることに成功したのすか? それは初耳です。世界中の大ニュースになりますよ。「細胞死するときの発光現象をもって、STAP細胞があったと小保方晴子は述べているのです。」STAP細胞は確認できなかったと再三、報告書に書かれています。理研の人々だって「STAP細胞」がある事を望んでいたのですよ。だって、本当なら、ノーベル賞級の発見です。

「にも関わらず、再現実験に若山先生が参加されておらず」と書かれていますが、STAP細胞が出来て初めて、若山先生の出番なのです。論文を良くお読みください。大学の図書館には該当号が残っており、読めると思います。

これも再三、述べますが、論文になった実験で、小保方晴子が若山研究室の持ってきたのはSTAPではなくて、ES細胞であったことは、明白です。
すでにたがしゅうさんもご推察のごとく「あの日」を私は、読んでいます。読むに堪えない代物でした。嘘と欺瞞に満ち満ちています。

たがしゅうさんも是非、元論文と報告書をお読みください。
糖質制限は、様々な、検証可能な科学に裏打ちされていると、思います。糖質制限を肯定する論文も沢山あります。勿論、否定する論文もあります。それを議論するのが「科学」です。STAPを肯定する論文は、世界中どこにもありません。そこが、糖質制限とSTAPとの違いです。
糖質制限を、たがしゅうさんが広めたいなら、STAP細胞擁護はおやめになった方が良いと思います。江部医師、夏井医師にとって、とても迷惑だと思います。さようなら。

STAP事件の真犯人

STAP事件の真犯人―1 「発見」を「盗んだ」人
http://takedanet.com/archives/1018461270.html
STAP事件の真犯人―2 お金を狙った人
http://takedanet.com/archives/1018539647.html
STAP事件はどのように報道すべきだったか?
http://takedanet.com/archives/1019266982.html

この中で述べられていますが、「無給研究員の研究=結果は個人のもの」です。
理研はその研究に対し特許を出願したのであるから、社会との関係においてこの発明は一研究員から理研に渡ったものです。因って研究員にはその後の再現性などには責任はありません。
そもそも、「小保方さんは論文が通らなかった(今でも通っていない)のですから、「もともと何もなかった」のです。それを架空の成果をでっち上げ、理研の利権に役立てようと、論文作成、人の応援、記者会見、壁塗りなどすべては「理研」がやったこと」です。
そして、「科学の世界には「人にダマされる」ということは「原理的にない」のであり、「人を信じる」というプロセスや概念自体がない。つまり若山さん、笹井さんが共著の論文というのは、両人が「自然との関係で研究結果に自信がある」ということを示しており、そこには「小保方」という字は存在しない。」
「今回の場合、N○Kや毎○新聞は「科学」ではなく「人の犯罪」を問題にした。そうなると、「責任者は誰か」ということになり、第一に若山さん、第二に笹井さん、第三に小保方さん、そして監督責任が理研ということになるだろう。
STAP事件が社会的な問題なら「理研が組織ぐるみ犯罪」。」です。

STAP現象、米国研究者Gが発表…小保方晴子氏の研究が正しかったことが証明

返す返すも残念でなりません。。。

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「STAP現象、米国研究者Gが発表…小保方晴子氏の研究が正しかったことが証明」
STAP現象、米国研究者Gが発表…小保方晴子氏の研究が正しかったことが証明

不快メールは即刻削除.

火狐さんのような方は相手をぎゃふんといわせて,自分はこんなに何でも分かっているえらい奴だということをアッピールするのが目的です.律儀に反論するのは無意味です.私が管理人なら,即刻削除です.あるいは,載せるとしても,「そうゆう意見もありますね,暇があったら考えときます.」で終わりにします.日々たが集ページを見ているものとして,不快メールを目にしたくないので,このような意見を述べさせていただきました.ではでは,

URL記載ミス

たがしゅう先生

大変失礼しました。先ほどのコメントを下記の通り訂正させて下さい。

「STAP現象、米国研究者Gが発表…小保方晴子氏の研究が正しかったことが証明」
http://biz-journal.jp/2016/03/post_14306.html

先を越されてしまった感じで非常に残念です。

Re: STAP事件の真犯人

福助 さん

情報とコメントを頂き有難うございます。
また別の観点からこの問題を論じて頂き、大変参考になります。

理研は一連の報告書でうまくまとめたと思っているのかもしれませんが、私に言わせれば完全に墓穴を掘っています。研究者を守り育てるべき立場の組織がおよそやるような事とは思えません。賢明な人はたとえ生命科学に詳しくなかろうともその違和感に気がつくと思います。

Re: STAP現象、米国研究者Gが発表…小保方晴子氏の研究が正しかったことが証明

福助 さん

情報を頂き有難うございます。

Re: 不快メールは即刻削除.

mmm さん

コメント頂き有難うございます。
そして御指摘の点、ごもっともと思います。不快な思いを与えてしまい申し訳ありません。

一方基本的に当ブログは異論反論大歓迎なので、反対意見にもできるだけ答えるスタンスなのですが、
今回頂いたコメントに関しては確かに不愉快な表現も含まれていたので、承認するか否かは微妙であり正直悩むところでした。

ですが今後は反論意見にしても礼を失した表現が含まれるものは非承認とする事に致します。今後とも何卒宜しくお願い申し上げます。

No title

僕はここ最近primidon dose for essential tremor に関わる論文を読んでいました。

それで思ったのがそれらの論文は、全て同じ書き出しで始まっていて言語的なフォーマットはすべて同じで変数だけが違っていることでした。

理系の論文は「表現」という視点は存在していないのでデータだけを最も簡潔に伝える形式としてそれ以外の要素(言語という不透明性)は簡略化されています。

小保方さんの論文がコピペであるという批判が出たのは社会科学、人文科学の文献しか読んだことのない私のようなものの錯誤でしょう。そのように人物破壊はなされます。

あの山中氏も自身の発明に対する特許を北米ではもっていません。研究結果が盗まれたわけです。

小保方さんも金のなる木を略奪されたのでしょう。もっともSTAPの権益の51%を要求していたのは若山氏ですが。

Re: No title

佐々木 さん

 コメント頂き有難うございます。

 確かに、理系の論文書く時には様々な制約があるのですよね。
 せっかくのオリジナルの表現を作り出しても、「簡潔でない」「曖昧である」などと言った理由でそういう表現は排除される傾向にあります。そうして残ったものが今世にでている論文達です。

 それだけ制約があれば、過去に認められた表現を拝借して論文を構成してしまうのも無理もない話のように私には思えます。特に時間に迫られているようなときにはなおさらです。しかし世の中はそんな事情がある事などつゆほども知らないのです。

STAP現象、理研で再現されていたことが発覚…若山教授、不当に実験成果物を大量持ち出し

たがしゅう先生

失礼します。
情報転記します。

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「STAP現象、理研で再現されていたことが発覚…若山教授、不当に実験成果物を大量持ち出し」
http://biz-journal.jp/2016/04/post_14498.html

「契約がないまま成果物を持ち出し」
http://biz-journal.jp/2016/04/post_14498_2.html

「STAP現象は再現実験で確認されていた」
http://biz-journal.jp/2016/04/post_14498_3.html

「 『あの日』に書かれている内容と理研の公式発表「STAP現象の検証結果」には齟齬がなく、筆者の取材結果とも合致 」
http://biz-journal.jp/2016/04/post_14498_4.html

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上記でも述べられていますが、STAP細胞問題については早急な第三者機関による再調査が必要ですね。

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Re: STAP現象、理研で再現されていたことが発覚…若山教授、不当に実験成果物を大量持ち出し

福助 さん

情報を頂き有難うございます。

遅きに失した感は否めませんが、ようやく違和感のない方向に話が展開しつつありますね。静観したいと思います。

Re: 別の視点から

No name さん

コメント頂き有難うございます。

科学界の中では「STAP細胞は存在しない」と現時点で結論づけられているということ、わかります。
また客観的で再現性がないものは科学論文として適切ではないという事も理解できます。

しかし世の中には、100%の再現性がなくとも一定の確率で起こりうる重要な現象もなると思います。例えば絶食療法における好転反応がその例です。ここには科学のメスが入りにくいです。個人差が大きいからです。作成して条件に不確実性がはらむという点でSTAP細胞作成にも通ずるものがあります。

そういう現象の価値を認めないところが科学的思考の問題点だと私は思います。あまり科学的になり過ぎるのも考えものです。

2014年3月16日(日)の本ブログ記事
「再現性がないことは無価値か」
http://tagashuu.blog.fc2.com/blog-entry-212.html
も御参照下さい。

No title

小保方晴子氏「STAP細胞の作り方」特設サイトで公開

https://stap-hope-page.com/

Re: No title

Yamamot_ma さん

情報を頂き有難うございます。

的確なブログありがとうございます。

以前にも投稿したものです。
標記の件のとおり、ありがとうございます。
また、前後のブログを読ませいただいたのですが、「2:6:2の法則」や「科学の世界が全てではない」、また芸能人の不倫についての「太古の昔は云々」といったことなど、自分が常に考えていたことが書かれてあり、胸が救われた気持ちです。

今回の事件にしても、そもそも、その前提として純粋に科学的な研究することができる状況だったのか、というのを前提として議論しないといけないのに、科学者の人達は「科学の場で勝負しろ」の一点張りで、苦々しく思っています。
自分が本を読む限り、上司がきっちりとした指示を出しているようには見えないし、また人や組織が色々関わると(特許など)色々ややこしいですしね。

ただ、もし自分がたがしゅうさんと意見が違うところがあるとしたら、「もう彼女を正しさから解放させてあげたい」ということかもしれないです。
彼女は、「自分の心は正しかったのか」と自問自答していますが、結局正しさなんて、人、立場、職業、もっと広く言うと国、時代、宗教などで違うもので、そんなの答えはでないと思っています。
「正しさ」も世の中に絶対に必要なものだけど、でもそんなものなんですよね。

彼女が正しかったのかといえば、やはり反発する人も多いでしょう。ただ、少なくとも「やさしさ」は間違いなくあった、と断言できます。
やはり、一連の彼女の発言の中でも、誰かを攻撃する言葉はほとんど発しなかったし、これまで発言しなかったのも、組織や関係者に配慮したためだと思われます。

「正しさ」と「やさしさ」という本来別の言葉で、もし究極の2択で「正しくは無いけどやさしい」のと「やさしさがないけど正しい」人を比較した場合、やはり自分は前者に好感を持ちますね。
後者(やさしさがない正しさ)は空虚に思えるのです。
「やさしさ」は人間が持っている先天的なもので、「正しさ」は後天的なものだとも思っています。

以上、少し自分が思っていることを書き綴っていたら、まとまりが無くなってしまいましたが、これからもたがしゅう先生には彼女を応援してあげつづけてほしいですね。
数少ない医療界からの応援者なので。

長文失礼いたしました。

Re: 的確なブログありがとうございます。

RK さん

 コメント頂き有難うございます。

> 結局正しさなんて、人、立場、職業、もっと広く言うと国、時代、宗教などで違うもので、
> 「正しさ」と「やさしさ」という本来別の言葉で、もし究極の2択で「正しくは無いけどやさしい」のと「やさしさがないけど正しい」人を比較した場合、やはり自分は前者に好感を持ちますね。
> 「やさしさ」は人間が持っている先天的なもので、「正しさ」は後天的なものだとも思っています。


 なるほど、考えさせられますね。
 確かに「正しさ」は価値観によって変わります。
 例えば戦争での指導者は、戦国時代なら英雄、非戦国時代なら大犯罪者ですものね。

 自分にとって正しいと思う事が他人にとっても正しいとは限りませんが、
 少なくとも自分が胸を張って生きられるように、自分が正しいと信じることを愚直に続けていきたいと私は思います。
プロフィール

たがしゅう

Author:たがしゅう
漢方好きの神経内科医です。
糖質制限で10か月で30㎏の減量に成功しました。
糖質制限を通じて世界の見え方が変わりました。
今「自分で考える力」が強く求められています。
私にできることを少しずつでも進めていきたいと思います。

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