サイアミディン

自分の弱さと直面する

最近寒くなってきたからなのか、

患者さんの数がやたらと多くなってきています。

先日は当直でしたが、久しぶりに全く寝る暇がない程忙しい日を過ごしました。

それでも糖質制限のおかげで、翌日も大分楽に過ごす事ができ、

しかも、一晩寝れば疲れも完全に吹き飛びます。本当に糖質制限さまさまです。

そして自分の心の在り方もだいぶ変わりました。忙しいという事はそれだけ世の中に貢献できたという事ですから。

以前ならイライラしていた忙殺当直でも、おかげさまで幸せを感じながら過ごす事ができています。
といいたい所ですが、そう理想的にはいかないのが現実です。

眠たいのに夜中に立て続けに救急車対応をしなければならないと正直うんざりとする瞬間はあります。

それでも、糖質制限する前と比べて、そうした気持ちが少なくなったという事は間違いなく言えると思います。


悪いと思えるようなことでも、ものは考えようです。

私の場合は寝られずに一晩中働いた次の日は最大の絶食チャンスだと思うようにしているのです。

というのも最近の私は夜だけの1日1食を基本としていますから、

寝られなかった当直明けの一日も朝、昼を食べずに仕事をこなします。ここは全く辛くはありません。

糖質制限下においては、何かをやっていると空腹感は紛れるものなんです。

ということはへとへとに疲れた状態で家に帰るので、夕食を食べようと思っても眠たいのでそのまま寝てしまえば48時間断食が成立するという状況になっています。

ところが、やってみるとわかりますが、ここで不思議な事が起こります。

あれだけ疲れてへとへとで帰宅したはずなのに、家に帰って食べ物が近くにある状況におかれると、

それを食べずに寝るのが苦痛というか、食べないと気持ちよく眠れない感じとなってしまうのです。

結果的に私は折角の48時間絶食チャンスをみすみす棒にふってしまうことがよくあります。


しかし、ただ食べずに寝るだけということ、何も難しい事ではないはずです。

でもできないということは、それは私がいかに食べるという事に依存してしまっているかという事を表しているように思えます。

あるいは自分の弱さと直面する気持ちにもなるのです。

哲学者のイマヌエル・カントや、浄土真宗の開祖、親鸞は人間の弱さを直視する事の重要性を述べています。

世の中の一見悪いと思える事の良い面を捉えるようにする事には大分慣れてきましたが、

次は自分の弱さを理解した上で、それをどのように乗り越えていくべきなのかを

考える必要があるステージに来たのかもしれません。


たがしゅう
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プロフィール

たがしゅう

Author:たがしゅう
本名:田頭秀悟(たがしら しゅうご)
漢方好きの神経内科医です。
南鹿児島さくら病院に勤務しています(下段にリンクあり)。
糖質制限で10か月で30㎏の減量に成功しました。
糖質制限を通じて世界の見え方が変わりました。
今「自分で考える力」が強く求められています。
私にできることを少しずつでも進めていきたいと思います。

※当ブログ内で紹介する症例は事実を元にしたフィクションです。

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