サイアミディン

パーキンソン病はストレスマネジメント不足病

糖質制限で一筋縄にいかない病気の一つに「パーキンソン病」があります。

パーキンソン病の病態に主として関わるのはドーパミンで、ストレスや快感などにより神経が刺激され放出される神経伝達物質です。

真面目な人間がパーキンソン病になりやすいという事も言われていて、それはストレスを抱えやすいからではないかと考えられています。

一方でパーキンソン病の病態には酸化ストレスが関わっている事は証明されていますので、

食後高血糖、血糖値の乱高下を改善する事で確実に酸化ストレスを減らす事ができる糖質制限は理屈から考えてパーキンソン病に対してまず間違いなく良い影響をもたらすであろう事は容易に想像できます。

私はそういう考えの下にパーキンソン病患者さんに対しても普段から積極的に糖質制限を勧めています。

ところが経験上、パーキンソン病の患者さんは糖質制限のスタートラインにすら立てない事が圧倒的に多いのです。

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「教える」のではなく「考えてもらう」

ストレスマネジメントは大事だが伝えるのが難しい、という話をしましたが、

本来こうした事を専門的に扱うのが、精神科や心療内科といった領域であると思います。

実際、精神科や心療内科が扱う治療の中に「精神療法」と呼ばれる治療法があります。

「精神療法」というのは、医師や臨床心理士などのカウンセラーが、「言葉」を使って患者の心に直接働きかけ、患者の苦痛を取り除いていく治療法のことです。

精神科を標榜する医師が一定の基準以上の時間をかけて患者さんの話を聞いたり、何かしらの提案をしたりすれば、それは保険診療で「精神療法」と認められ診療報酬が発生します。

では精神科や心療内科で積極的に精神療法が行われているかと言えば、そういうわけではありません。

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ストレスマネジメントをどう伝えるか

私が糖質制限を始めてそろそろ5年の月日が流れようとしていますが、

この間に私は様々な患者さんに糖質制限指導を行い、臨床経験を積んできました。

その結果、糖質制限にはこれまでのどの治療より大きな臨床効果があり、しかも副作用と呼べるような事象が圧倒的に少ない事を実感してきました。

一方で、様々な慣習や文化、常識の壁が立ちはだかり、糖質制限を始めるスタート地点にすら立てない人達とも数多く出会ってきました。むしろそういう人の方が圧倒的多数でした。

そんな中、明らかに糖質制限を実践できているにも関わらず全く症状が良くならないという人にも少数ですが出会いました。

そういう方々に共通していると思うのは、「心の在り方に問題を抱えている」ということです。

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プロフィール

たがしゅう

Author:たがしゅう
漢方好きの神経内科医です。
糖質制限で10か月で30㎏の減量に成功しました。
糖質制限を通じて世界の見え方が変わりました。
今「自分で考える力」が強く求められています。
私にできることを少しずつでも進めていきたいと思います。

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