サイアミディン

信念の下に人は集まる

一般的な幸せのイメージとして、お金がたくさんあって欲しいものは何だって手に入る状況が想像しやすいと思いますが、

15人家族での波乱万丈の物語や、ファミコンソフトでの悪戦苦闘の容量節約技術の話などを見ていると、

むしろお金やモノが潤沢にある方が、皮肉なことに幸せから遠ざかっているように思える節があります。

別にお金持ちや才能がある人への僻みとして言っているわけではなく、本当にそう思うのです。

私は御縁あって鹿児島の小規模病院で働く機会を得ました。

正直言って大きな病院と比べれば医療機器も限られていますし、スタッフの数も決して十分ではありません。

けれど、そんな状況だからこそ、人の知恵というものを絞り出すことができるのではないかと私は考えます。

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内省し自分に合うグループを考える

昨日紹介した本「孤独をたのしむ力」から私が印象に残った箇所を紹介します。

今回紹介するのは「グループ化がはらむ危険性」についての記載です。

糖質制限にまつわっては様々なグループが出来上がっている現状があると思います。

〇〇先生派とか、〇〇方式とか、その呼び名は様々です。Facebookの世界にも様々なグループがあると思います。

私は別にグループを作ること自体が悪いこととは思いません。

ただグループを作るとどのようなデメリットがあるかについては知っておいても損はないと思います。

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早い移動より充実した移動

正月に里帰りした際にふと思ったことがありました。

正月の帰省ラッシュは基本的にどこも混雑しているものですが、

私が帰省で利用する新幹線も予約時点から非常に混み合っている状況でした。

ある程度選ばないと指定席も取れない状況で、指定席を取らないと自由席では混雑し過ぎて座席に座れずに長時間過ごさなければならない可能性があったため、

比較的利用者が少ないであろう時間帯の新幹線の指定席を予約して帰省することにしていました。

ところがとある事情で予定していた指定の新幹線の時間より早く駅に到着してしまいました。

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真の空腹感と偽の空腹感

最近ちょっと緩んでいた糖質制限を再び厳格に制限する事にしました。

具体的には1日1食で肉、魚、チーズ、くるみ中心の食事です。これであればくるみの食べ過ぎにさえ注意すればかなりの糖質制限具合になるはずです。

しばらくの間、さんざん身体をチートして糖質摂取を許してきていたので、厳格な糖質制限に戻すことで、ここから再び体重減少に転じていくかどうかもほんの少しだけ期待しつつ取り組んでいます。

さてしばらく糖質摂取を許して糖代謝を回していたせいか、夜に食事を終えた後にお腹はいっぱいなのに、

なぜかもう少し追加で食べたくなる変な感覚に襲われました。かといって肉はもうこれ以上食べられないので、いわゆる甘いものは別腹の状態の再発です。

ここでチートデイに甘んじていてはまた元のもくあみだと自らを律して、我慢してその夜は頑張って寝ることにしました。

すると翌朝は昨晩の空腹感がうそのように消失しており、朝、昼を食べずとも済む1日1食のペースに戻すことができたのです。

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始まりと終わりは一つ

たまにすごく高齢の患者さんで、

見た目だけではおじいさんなのか、おばあさんなのか一見わからない感じの方を診ることがあります。

一方で生まれたばかりの赤ちゃんも性器の区別はあるにしても、男の子なのか女の子なのか見た目わからないという側面があると思います。

これは生命のスタートが雌雄同体で、歴史の流れの中で雌雄を分けるシステムが作り出され、

生命誕生とともにそのシステムが動き出し、生命の終結とともにシステムが徐々にソフトランディングしていく流れを想像することができます。

もしそうなら、人生を本来の働きを使い尽くす形で終えた場合、その見た目は男性か女性かどちらか分からない形となるのかもしれません。

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人に教えることの魅力

私は院内で勉強会を月に1-2回ペースで自主的に開催しています。

テーマは糖質制限だけでなく、マインドフルネス、音楽療法、腹臥位療法、冷え症についてなどその時々に応じて様々です。

これを繰り返すことで自分の知識が整理されることや、プレゼンの技術を向上させることに加え、

勿論院内のスタッフにも情報と刺激を与えて、さらに良い仕事をしてもらうようになることも期待しています。

あわよくば私だけではなく、他のスタッフからも自主的に発表したいという声が上がればと思っておりましたが、

半年近く続けてきて、誰からもそのような声が上がってこないのが実情です。

察するに「そんな大変なことはたがしゅう先生にしかできない。自分なんかに発表は無理だ」と思われているのかもしれません。

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自由を求める信念の強さ

私が好きな漫画「ONE PIECE」の主人公で海賊王を目指す青年モンキー・D・ルフィは、

自由な発想で明るくて誰よりも仲間想いでそれゆえ仲間達に愛されるキャラクターの持ち主です。

そのルフィが作中の中で次のような台詞を言うシーンがあります。

「支配なんかしねェよ。この海で一自由な奴が海賊王だ!!!」

ルフィはその言葉を実践するように既存の体制を打ち破り、海賊王を目指し突き進んでいきます。

仲間のためならたとえ世界政府とその傘下の国々すべてを敵に回そうとも立ち向かいます。

どれだけ無理だと周りから言われても、可能性がゼロでない限り最期の最期まで決して諦めません

私達が生きていく中で大切なメッセージがそこには込められているように思います。

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ウケるドラマが表す世相

医者を題材にすればドラマの視聴率は手堅いという話を聞いたことがあります。

なぜそのようなドラマが受けるのか、それは多くの人に支持されるドラマはある意味で世相をよく表しているからではないでしょうか。

仕事でストレスを抱えている人が多数派なら、ズバッと言いたいことを言ってくれる人が主人公のドラマがウケますし、

愛情に飢えている人が多数派ならば、素敵な恋愛が繰り広げられるドラマがウケるでしょう。

そして今の医療に不満を抱える人が多ければ多いほど、優秀な医師が主人公のドラマがウケるというわけです。

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目先の利益にとらわれない

先日、医者に依存したパーキンソン病は良くならないという厳しい意見を記事にしましたが、

何を言うたがしゅう、実際にL-dopaを中心とした神経内科医による投薬治療で患者の症状は確実に改善しているではないかという御意見があるかもしれません。

確かに症状は良くなっています。神経内科医としてその現場を私も確かに目の当たりにしてきました。

しかし同時に、その治療を続けていった先の顛末も約10年の神経内科医経験により肌で感じてきました。

薬で良くなったかに見えたパーキンソン病患者の症状はその後年単位で悪化していき、

最終的にドーパミン神経系の過剰適応(ジスキネジアなどの不随意運動)や消耗疲弊(薬に無反応で無表情持続開口寝たきりの状態)へとつながっていくのです。

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自ら情報を取りに行く姿勢

AGE測定器の妥当性について私は判断を保留にしました。

私の知識にも限界があるので、測定技術の難しい物理学的な原理だとか工学的な話をされても即座に判断する事はできません。

そんな私の知識不足をサポートするように機械を売る業者は、わかりやすく資料や文献で機械の妥当性を説明してくれますが、

私はわからない分野の真偽を考える時には、人から与えられた情報だけで判断するのではなく、

自分から取りに行った情報も加味して考えるようにしています。

なぜならば人から与えられた情報はこちらでコントロールする事ができないからです。

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プロフィール

たがしゅう

Author:たがしゅう
本名:田頭秀悟(たがしら しゅうご)
漢方好きの神経内科医です。
南鹿児島さくら病院に勤務しています(下段にリンクあり)。
糖質制限で10か月で30㎏の減量に成功しました。
糖質制限を通じて世界の見え方が変わりました。
今「自分で考える力」が強く求められています。
私にできることを少しずつでも進めていきたいと思います。

※当ブログ内で紹介する症例は事実を元にしたフィクションです。

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