サイアミディン

糖質制限推進派医師こそが立ち向かうべき課題

先日、とある糖質制限実践者との交流で、

素朴かつ芯をつく質問をされてドキッとする事がありました。

「医療関係者の方は糖質、タンパク質、脂質それぞれを摂ったらどのくらいインスリンが出るかって認識しているものなのですか?」

インスリンの値は血糖と違って簡易測定器なるものはありませんから、基本的には病院での採血でないと測定できません。

また保険の問題もあり何度も採血する事は一般的ではありませんから、医療機関で食後インスリン動態を把握する機会があるとすれば私の知る限り、未診断の糖尿病の診断目的で行う75gOGTT試験の時くらいだと思います。

この試験は75gの糖質が含まれるブドウ糖入り炭酸水を飲んでもらい、摂取前、30分後、60分後、120分後に採血をして血糖値の推移を確認するというものです。

2時間値で血糖200mg/dL以上が確認されたら「糖尿病型」と判定され、2回糖尿病型と判定されたら糖尿病と確定診断されます。

この75gOGTT試験で採血する際に血糖と一緒にインスリンを測定することがあるのです。

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新たな医師人生を始めるきっかけ

白状します。正直迷っていました。

自分が今どこにいるかをこのブログで公開すべきか否かということを、です。

なぜ迷うかと言えば、おかげさまで多くの方に見て頂けるようになってきたこのブログ、

よくも悪くも記事を書く際に少しずつ影響力を持つようになってきました。

私がよかれと思って発信した情報が、めぐりめぐって誰かを傷つけるというという事も現実として起こるようになってきました。

そして今、私はとある小規模病院で糖質制限を自由に実践できる環境を整えるべく、自分のできる事を着実に行う努力を続けています。

しかしまだ始まったばかりの状況、とても環境が整っているとは言えません。

そんな中、私がいかに個人ブログとは言え、自分の所属を明らかにしてしまえば、病院にいろいろな形で迷惑をかけてしまう可能性があります。

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自分の食事の癖を把握する

糖質制限を指導するときに患者さんからよく聞かれる言葉の一つに、

そんなこと(糖質制限)したら食べるものがなくなってしまう」というものがあります。

しかしそれはその患者さんが普段の食生活をいかに糖質(炭水化物)に依存しているかということの裏返しであり、

実際は肉、魚、卵、豆類、豆腐、芋や根菜を除く野菜、きのこ類、チーズ、ナッツ類など、食べられるものは実にたくさんあるのです。

ここまでは患者さん指導で広く伝えることなのですが、

本日はそこから先のadvancedな内容について考えてみたいと思います。

糖質ゼロに近づけるためのより質の高い糖質制限を目指す場合は確かに食べるものが限られてきます。

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自律神経がきちんと働いてこそ

以前ストレスによる血糖上昇の話を記事にしましたが、

このメカニズムに密接に関わっているのが自律神経です。

そして糖尿病には自律神経障害がよく合併しますし、

ストレスを受け続けてうまく処理できない場合にも自律神経に、特に交感神経に負担がかかります。

私が糖質制限と並べてストレスマネジメントを重視する理由にはこの辺りの問題が関係しています。

そんな中、血糖コントロールと自律神経との関係について特集した医学雑誌がありましたので、読んでみました。

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様々な情報を得て知識を整理する

糖質制限について専門分野の異なる様々な先生達が共同執筆されたムック本が出ました。



スーパードクターズ! いま、糖質制限がすごい! ケトン体生活のススメ (ぴあMOOK) ムック – 2017/4/3

内科、外科、産婦人科、小児科、歯科、オーソモレキュラー、教育と、

糖質制限界で有名な錚々たる先生方が名を連ねており、私も購入して読ませて頂きました。

これだけ多分野にわたって糖質制限が良いと語っているということは、

糖質制限の本質や推して知るべし、と私は思うのです。

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意図的か否かでは雲泥の差

糖質制限を広める事を難しくしているものに抵抗勢力と呼ばれる存在があります。

一言で言えば既得権益を持つ集団、糖質制限が広まることで今まで持つ利益を失う事になる集団です。

例えば一部の食品メーカーとか製薬会社とか糖尿病学会などです。

糖質制限が広まらないのはそうした団体らの陰謀だとする考え方がありますが、私は必ずしもそうとは思いません。

糖質制限を広めさせないように行動を起こしているというよりは、自らの利益を追求した結果、結果的に糖質制限を広めさせないような行動をとってしまっているという方が正確だと思います。

同じことじゃないかと思われるかもしれませんが違います。意図的なのとそうでないのとでは全然違うと思います。

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礼儀のある建設的な批判をしてほしい

ブログはインターネットにさえつながっていれば誰でも閲覧可能な公平な場です。

だから私は私の記事に対する肯定的な意見だけでなく、批判的な意見にも真摯に向き合う気持ちを持っています。

しかしながら、その批判が的外れな場合は、例外的に私がコメント返しをしない場合があります。

例えば私がある批判に対して丁寧にコメントを返しても、それに対して論点がずれたコメントが返ってくれば議論にすらなりません。

その状況を無理に続ければ、いわゆる「炎上」と呼ばれる状態になり、いつまで経っても分かり合えないのでお互いにとって時間の無駄になるからです。


また批判する側の礼儀というものもあります。建設的な議論のための批判であれば大歓迎ですが、

批判に乗せて人格を否定したり、ブログ自体を否定したりする行為は単なる悪口です。少なくとも私は、そんな人と建設的な議論をする気にはなりません。

私の記事に誤りがあり、それを正して欲しくてコメントをしているという方は、最低限の礼儀を持ってコメントしてほしいと思います。

そうではなくてただ私のブログを否定したい、私の書く記事が許せないという方は、どうぞ私のブログから立ち去って下さい。

もしも私の記事が本当にとんでもない記事であれば、きっと多くの批判が集まり、あなたが私を潰さなくとも自然と私はブログ続けられなくなるはずです。

そうではないのならあなたと私の価値観が違うだけのこと、表現の自由は保障されてしかるべきではないでしょうか。


もしも私のブログにコメントを書かれて承認されなかった方は、

私はあなたとお話したくないという私の意思表示です。

その事をどうか御了解頂きたく存じます。


たがしゅう
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高血圧をもたらす真の原因

今日は高血圧治療について自分なりに考えてみます。

まず、そもそも血圧はなぜ上がるのでしょうか。

もともと人体には様々な血圧を上げるためのシステムが備わっています。

例えばストレスがかかり交感神経が活性化されると、交感神経末端や副腎などからドーパミン、ノルアドレナリン、アドレナリンといったカテコールアミンと総称される物質が分泌されます。

カテコールアミンは直接的に心臓に作用して心臓の拍出を強めたり、身体の末端の血管を収縮させたりして中心部分の血圧を上げたりします。

またカテコールアミンは腎臓に作用してレニンという昇圧物質の分泌を刺激し、それが様々な昇圧作用を持つホルモンと連携して全体として血圧が上昇する方向へも働きかけます

これだけ様々な昇圧システムが張り巡らされているという事は、血圧が上がることそのものは人体にとって必要な機能だと考える事ができます。

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人間の基本的な働きを忘れない

今働いている病院のカルテは昔ながらの紙カルテです。

もしかしたら今若手の医師達で電子カルテしか経験したことがないという人も珍しくないかもしれませんが、

私は幸いにも紙カルテも電子カルテも両方をそれなりに経験している医師です。ただ紙カルテを扱うのは随分久しぶりでした。

久しぶりに紙カルテに文章を書いていると、普段自分がいかに文章を書くという作業から離れていたかという事を痛感させられます。

また、もともと綺麗な字ではないですが、より一層自分の字が汚くなったようにも思えました。

やはり普段使わない機能は廃れていくというのが世の常なのだと思います。

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小規模病院の魅力

先日、私が新しく勤める病院の初出勤日でした。

回復期と療養の80床程の病床を持つ比較的規模の小さい病院でこれから内科医として勤務します。

私は、ここに行き着くまでに様々な規模の病院に勤務してきましたが、

最も自分の意見が反映されやすいと感じたのは小さな規模の病院でした。

世間的には大きな病院に勤める方が安心で保障もあると思われるかもしれませんが、

大きな病院と小さな病院とではその性質も果たす役割もまったく異なるという事を理解しておく必要があると思います。

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プロフィール

たがしゅう

Author:たがしゅう
漢方好きの神経内科医です。
糖質制限で10か月で30㎏の減量に成功しました。
糖質制限を通じて世界の見え方が変わりました。
今「自分で考える力」が強く求められています。
私にできることを少しずつでも進めていきたいと思います。

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