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たがしゅう
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想像力は人生のスパイス

想像力を働かせて論文を読むべきという私見を記事にしましたが、

診療においても私はかねてから想像力を働かせて当たるべきだと考えており、

目に見えないことをいかに想像し考慮に入れることができるかどうかが良い医療とそうでない医療の分かれ道と言っても過言ではないくらい想像力は重要だと私は思っています。

具体的に言えば、この人は普段どのような生活を送り、食生活はどのようになっているのか、

頭痛やめまいを訴えているけれども頸椎の並びはどうなっているだろうか交感神経過緊張になるようなストレスフルな生活を送っているのではないだろうか、などのことを想像できるかどうかです。

場合によっては、本人さえ気づいていないことにまで想像力を働かせるべき場面さえあると思っています。

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想像力を働かせて論文を読む

Medical Tribuneという医療情報サイトに、

発達障害の一型、自閉症スペクトラム障害(ASD)のある児はそうでない児に比べて、

食物アレルギー、呼吸アレルギー、皮膚アレルギーのオッズ比が有意に高いという結果が、

約19万人の小児を対象にしたアメリカの大規模調査で明らかにされたというニュースを目にしました。

なぜそうなるのかという病態生理学的なメカニズムはわかっていないとされながらも、

食物アレルギーのオッズ比が他の二つのアレルギーのオッズ比より大きいということから、腸管と脳、そして行動の関連が潜在的なメカニズムの1つではないかという推測が述べられていました。

しかし私はASDとアレルギーの関連、ストレスの観点で考えればつながるように思います。

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脳梗塞や心筋梗塞の真の予防法

西洋医学ベースの現代医療で脳梗塞、心筋梗塞に対する救命救急医療は飛躍的に進歩し、

特にカテーテル治療の技術や機器の進歩により、今までは助けられなかった命を助けられる事も増えてきました。

しかしその一方で、再発予防の治療戦略はアスピリンなどの抗血小板薬とそれに伴う潰瘍予防にPPIなどの胃酸分泌抑制薬をセットで死ぬまで飲み続けることを勧めるのがなかば常識化してしまっています。

それがいかにリスクがあり正常の細胞機能を衰えさせる治療であるかということについては以前記した通りです。

西洋医学は超急性期医療に対しては優秀ですが、慢性期医療に対しては総じてお粗末な印象を私は持っています。

しかもそのお粗末な治療方針がエビデンスという見えない鎖で強固に固定されているイメージさえ持ちます。

では本日は脳梗塞や心筋梗塞の再発予防は現実的にどう行っていくべきなのかについての私見を述べたいと思います。

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エビデンスに縛られる医師の行動

前回はPPIという胃酸分泌抑制薬を長期内服することでの問題点について紹介しました。

この問題について自覚的な医師は私の感覚では1割にも満たない印象です。

多くの医師にとってPPIは降圧剤やスタチンなどと同様に、患者の求めに応じて出す薬のひとつだという認識に過ぎないのではないかと思います。

だから「医師に任せていれば安心だ」と、自分の頭で考えることを怠っている患者さんは、

これら西洋薬長期内服による悪影響をもれなく受け続けることになってしまうわけなので、

くれぐれも患者の立場の皆様には自分の病気については主体的に考えてもらいたいわけですが、

実はPPIに関しては、ほとんどの医師を断薬に踏み切れなくするもう一つの大きな要因があります。

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PPI長期内服の問題点

先日とある勉強会で逆流性食道炎に対する胃酸分泌抑制薬、

通称PPI(Proton pump inhibitor:プロトンポンプ阻害剤)の長期処方の弊害に対するお話がありました。

胃酸が多く出すぎて、ふとした拍子に胃酸が胃から食道へと逆流しやすくなり、本来なら胃酸が入らないはずの食道が胃酸の影響でただれてしまうのが逆流性食道炎ですが、

それに対してとにかく胃酸の分泌を強制的に少なくし、結果的に胃酸を逆流させにくくする目的でPPIは逆流性食道炎に対して長期的に処方され続けている状況はしばしば見受けられます。

しかし根本的に胃酸が増える原因を放置したまま、付け焼き刃的に胃酸を抑えているだけの対症療法なので、

当然のことながら、根本的な原因が解除されない限り、薬をやめるとぶりかえすので、延々と同じ薬を飲み続けなければならなくなります。

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高齢者診療で10を目指さない

先日とある漢方の勉強会に参加した際に、

以下に示す一冊の本についての紹介がありました。



老人必用養草 老いを楽しむ江戸の知恵
香月牛山/原著 他2名


江戸時代に活躍した後世派と呼ばれる流派の漢方医、香月牛山(かつきぎゅうざん)が記した健康長寿のための心構えやコツ、ひいては養生のための具体的な漢方処方にまで言及されている本です。

香月牛山自身は1656年生まれで、1740年に84歳でこの世を去っており、当時としては長命であるため、ある程度の説得力があるように思えます。

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「のどが渇く前に水分を」への違和感

連日かつてない猛暑の到来に注意換気を促す報道が続いています。

私がこどもの頃に学校で学んだ地球温暖化が今現実のものとなってきている実感とともに、

人類が自らの都合で加え続けてきた人為がもはや取り返しのつかない段階まで及んでいるのではないかという恐ろしさを感じずにはいられません。

そんな中、熱中症関連のニュースもしばしば報道されていますが、

この時に決まり文句のように言われるセリフが「のどが渇く前から水分をこまめに摂りましょう」です。

しかしこの「のどが渇く前から」というのは、はたして本当でしょうか。

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抗がん剤はがんを不可逆化する

がん悪液質(カヘキシア)と呼ばれる状態があります。

悪液質とは、末期がんの方に見られる状態で、多くは食欲不振・体重減少・全身衰弱・倦怠感などを呈する状態のことをいいます。

私が提唱する過剰適応/消耗疲弊の概念でいえば、消耗疲弊の範疇に入る病態となりますが、

以前も述べたように過剰適応病態と消耗疲弊病態には連続性があります

身体の正常機能を使い過ぎてセルフコントロールできないくらいにオーバーヒートしてしまった過剰適応病態はまだ可逆的ですが、

その状態が解決できずにいると次第に不可逆的な消耗疲弊病態へと移行していくという流れがあります。

悪液質とは基本的には過剰適応病態にあるがんが不可逆的なステージへと進行しつつある状況を指していると私は考えます。

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自主的な行動の落とし穴

ポリファーマシー問題にもつながる話ですが、

御高齢の患者さんを中心に、かかりつけの病院・クリニックが複数あるという方はかなり高頻度でお見受けします。

高血圧や糖尿病の薬はA内科医院に、整形外科の骨粗鬆症の薬や痛み止めはB整形外科医院に、皮膚のトラブルはC皮膚科医院へ、

そして半年に1回の脳動脈瘤の検査はD総合病院へ定期的に受診しているといった具合です。

このようにかかりつけ医が複数存在すると、それぞれでそれなりの量の薬剤が処方されてしまうため、必然的に多剤内服状態になってしまいます。

さて、こうした患者さんの行動は自主的ではあるかもしれませんが、主体的ではないと私は考えています。

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プロフィール

たがしゅう

Author:たがしゅう
本名:田頭秀悟(たがしら しゅうご)
漢方好きの神経内科医です。
南鹿児島さくら病院にいます。
糖質制限で10か月で30㎏の減量に成功しました。
糖質制限を通じて世界の見え方が変わりました。
今「自分で考える力」が強く求められています。
私にできることを少しずつでも進めていきたいと思います。

南鹿児島さくら病院では職員を随時募集中です。
詳しくはホームページhttp://www.nissyoukai.or.jp/
を御覧になって下さい。
見学申し込みもお気軽にどうぞ。

※当ブログ内で紹介する症例は事実を元にしたフィクションです。

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