たがしゅうブログ

糖質制限推進派の神経内科医が日常感じた出来事を書き連ねていきます.

情報に弄ばれないために

ブログ読者のだいきち さんから以下のようなコメントを頂きました。

(以下、コメント引用)

現代は「情報で弄ばれないよう」にしないといけません。

「日本は世界1の長寿国」なのに「癌にかかるのは2人に1人の時代」
「お米を茶わん1杯は角砂糖14個分の糖質」
「実は卵は1日に3,4個食べても問題ない」
「チョット太っているほうが実は長生きする」・・・

(引用、ここまで)


よい機会なので、本日はたがしゅう流の「情報に弄ばれないための対処法」について書き記したいと思います。
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かんじんなことは論文に書いていない

カリフォルニア大学ロサンゼルス校助教授の津川友介氏の記事を取り上げて、

文献ベースで事実に立脚していない思考は、文献の妥当性が崩れると同時に途端に信頼度を失うという問題点について指摘しました。

その記事対してブログ読者のホリデーさんより、津川氏の「白い炭水化物を食べている人は体重が増加しているのに対して、茶色い炭水化物を食べている人では体重が減っている」との主張について、

その根拠となっている引用文献(Mozaffarian D, et al. N Engl J Med. 2011 Jun 23;364(25):2392-404.)に直接当たって検証してみたとのコメントを頂きました。ホリデーさん、有難うございます。

ホリデーさんが検証された内容は御自身のブログに書かれておられます。私もその内容を読ませて頂くとともに、自分でもその文献を確認してみました。

確かにホリデーさんの御指摘もわかるような気がしますが、なかなか理解しきれない所もあります。

なぜ理解しきれないかと言えば、判断するのに十分な情報が論文に書かれていないからだと私は思います。

患者が医師に気を遣わない医療

ブログ読者のりんごさんから次のようなコメントを頂きました。りんごさん、有難うございます。

(以下、コメントより引用)

ドクター話が登場するドクターGプラス
https://www.youtube.com/watch?v=-O70A1igZ3Y
(45:45あたりからご覧ください)

患者と医者のいい関係のためには患者さんも少し協力して下さいーーーというメッセージのように思いました。 
愛(あい)しめせ: 医者の話を、相づちをうって聞いて、いいところは褒める、診断は言わない、メモをとる、生活史を語る 
で患者・医者関係はよくなるそうです。
少し納得です。

(引用、ここまで)

自然物の効能は個別性を要求する

ブログ読者のだいきちさんから、次のようなコメントを頂きました。だいきちさん、有難うございます。

(以下、コメントより引用)

テレビ番組で最近よく「様々な食品の体への効能」をネタにした健康番組が多い印象です。
「○○は体を温める」「○○は癌の発生を抑える」「○○は血流を改善する」
効能数はネタ不足に事欠かないほど膨大です。
そして決まってタレントさんが「知らなかった。よし今日からたくさん食べよう!」と場を和ませます。
私はここで首を傾げます。
すべての自然物には何かしら人体に良い成分が必ず入っているのにもかかわらず、それを無意識に食してきた人が何故病気になるのか?」という疑問が湧くのです。
そこで腑に落とす為に無理やり納得させる考えがあります。
誤解を覚悟で持論を申しますと、
「いくら良い成分をとっても、その効能を相殺するほど多量の糖質を摂取しているから」
なのでしょうか?

(引用、ここまで)

一方的な主体性では不十分

ブログ読者のエリスさんから、「自分がどうしたいかはお互いに伝える必要がある」という御意見を頂きました。

これは本当にその通りで、男女の恋愛の場合で考えると、

仮に女性側がどうしたいのかを明確に示したとしても、男性がそれを示さなければ、

和牛の漫才ではありませんが、男性側は常に女性の意見発信で物事を考えるという受身的な思考パターンを披露してしまうことになり、

はたからみたら滑稽な状況、男性役の水田さんの正論を言っているのに憎たらしい状況に陥ってしまいます。

言い換えれば、折角の主体性の良さが台無しになってしまう危険性をはらんでいるということです。
プロフィール

たがしゅう

Author:たがしゅう
本名:田頭秀悟(たがしら しゅうご)
漢方好きの神経内科医です。
南鹿児島さくら病院にいます。
糖質制限で10か月で30㎏の減量に成功しました。
糖質制限を通じて世界の見え方が変わりました。
今「自分で考える力」が強く求められています。
私にできることを少しずつでも進めていきたいと思います。
ツイッター:https://mobile.twitter.com/tagashuu600

※当ブログ内で紹介する症例は事実を元にしたフィクションです。

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