普段の診療より

        

コレステロール異常で受診する人への対応

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2019/ 01/ 13
                 
健康診断でコレステロールの異常を指摘されて私のもとを受診される患者さんが時々おられます。

私はコレステロールの上昇に対して寛容で、基本的にはむしろ好ましい現象と捉えているスタンスの医師です。

また当然ながら、健診で指摘されるコレステロール異常を判定するための基準値は、糖質を普通に摂っている集団から導き出された数値です。

糖質制限の実践者ではコレステロールは、大きく分けて
「①速やかに正常化」
「②数か月から数年かけてゆっくり正常化」
「③長いことコレステロール上昇が続いたまま」

という3通りがあるかと思うのですが、

糖質制限を実践しているという前提が確かで、自覚症状が特にない場合は、①~③どのパターンでも私なら様子を見ます。
                         
                

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無駄な指導にこだわらない

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2018/ 09/ 09
                 
当院へ時々、働き盛りの男性が健康診断目的で来られることがあります。

会社からの指示で受診されているのでしょうが、そういう方で高率に喫煙習慣が認められます。

喫煙は強力な酸化ストレス源となりますし、肺癌、喉頭癌、肺気腫をはじめ、呼吸器を中心とした様々な疾患の増悪リスクであることは、

今までの医学の中ででかなり確かめられてきています。

だから私も決まり文句のように禁煙することをおすすめするのですが、

これまでに禁煙指導をしてみて手応えを感じたことはほとんどありません。
                         
                

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緩やかな糖質制限食で脳卒中を予防できなかった一例

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2018/ 08/ 24
                 
正しい科学的思考とは事実をもとに考えていくことだと私は考えています。

その意味で私は医学論文に書かれていることより、実際に自分の目で確かめたことを重視しています。

先日当院における糖質制限教育入院システムについて御紹介致しましたが、

これはあくまでも患者さん自身が希望された時のみに適用されるシステムです。

当たり前のようですが、糖質制限にまつわっては本人は希望していないけれど、家族に強烈に勧められるというような状況もしばしば起こり得ます。

しかしたとえどんなに家族に勧められようとも、本人が希望していない教育入院を私はお受けしないことにしています。

なぜならば、本人の意図していない糖質制限は本人にとっての大きなストレスとなりうるからです。
                         
                

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健診には主体性が不可欠

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2018/ 07/ 14
                 
健診で病院を訪れたとある30代の女性患者さん、

問診票の自覚症状を書く欄には「なし」と書かれていました。

診察が始まり、「気になっている症状はありませんか?」と尋ねると、

「ないです。生理痛があったりはしますけど。」

ん?と思いさらに踏み込んで聞いてみると、月経痛にはかなり前から悩まされているとのことでした。

ピルは効かず、町の漢方専門の薬局で相談し、高い漢方薬をいろいろ試してみるもどれも効かず、

産婦人科でホルモン治療を行うも、今度は卵巣過剰刺激症候群という状態となり、余計に調子が悪くなったので、

結局今は何も治療せずにただ我慢をしているのだというのです。
                         
                

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足りないものを探す旅

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2018/ 06/ 16
                 
もはや国民病として不動の存在となったがんという病、

たとえ上手に糖質制限をしていたとしても、抑え切れないステージがあることを私は知っています。

糖質制限は理論的に考えてがん抑制的に働いて然るべきなのに、

ある時点から不可逆的な転帰を辿る事実が厳然としてあるのです。

そんな事実に直面すると自分の無力さ、未熟さを否が応でも痛感させられます。

中医学とか、ホメオパシーとか、私がまだ扱いきれない医療の名医がもし診ていたら治すことが出来ていたのではないか、

そう思うとやりきれませんが、それでも一歩ずつ前に進んで行くしかありません。
                         
                

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