たがしゅうブログ

糖質制限推進派の神経内科医が日常感じた出来事を書き連ねていきます.

糖質制限反対派が抱えているかもしれない苦しみ

一般社団法人エンドオブライフケア協会理事の小澤竹俊先生の御講演について紹介しましたが、

小澤先生は「すべての苦しみは目に見えるとは限らない」ということもおっしゃっていました。

はたから見れば苦しんでいないように見える人でも、人知れず苦しんでいるということは十分にありえるということです。

ということで今日はあえてこんなことを考えてみたいと思います。

糖質制限を認めようとしない医師達が人知れず抱えているかもしれない苦しみについてです。
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[ 2019/02/11 00:00 ] ふと思った事 | TB(0) | CM(24)

体調はいかなる情報にも優先する

便秘解消に食物繊維がよいという情報を時々耳にします。

食物繊維については以前当ブログでも取り上げましたが、

便秘に対して効くとされる理由は大きく二つあります。

一つは食物繊維の中の不溶性食物繊維が腸内細菌との相性次第でその腸内細菌のエサとなり、

腸内細菌が様々な生理活性物質を産生することで、腸蠕動運動が亢進されるということ、

もう一つは単純に不溶性食物繊維が消化吸収されずに便塊のカサを増し、

腸管を物理的に刺激しやすくなることによって腸蠕動が促進されるということがあります。
[ 2019/02/07 19:00 ] ふと思った事 | TB(0) | CM(4)

公的情報と私的情報

医療情報を囲い込むべきではない」という私のスタンスについてもう少しだけ掘り下げて考えますが、

私は何も患者の個人情報までを公開し、シェアすべきだと考えているわけではありません。

情報にはシェアされるべき公的情報と、シェアされるべきではない私的情報とがあると考えています。

私が囲い込むべきではないと考えている情報は、あくまでも公的情報の方です。

例えば、「糖質は血糖値を直接上昇させる」ですとか、「消毒は細菌よりも生体細胞への傷害性が強い」などといった情報がシェアすべき公的情報の例です。

一方で患者個人が特定されうるプライベートな情報は私的情報に入ります。
[ 2019/01/29 00:00 ] ふと思った事 | TB(0) | CM(2)

医療情報を囲い込まない

本日は最近よく耳にする「オンラインサロン」について私見を述べたいと思います。

はじめに、私自身は「オンラインサロン」なるものに参加したことはないので、あくまでもそうした人間の個人の見解だと御理解頂いた上でお読み頂ければ幸いです。

「オンラインサロン」とは、主催者へ会費を支払って参加するクローズドグループで、

参加すれば特別な情報を入手することができる代わりに、参加者へはいかなる場合でも他所へ情報を漏洩してはならない、というルールを守らなければならないというものだと思います。

一言で言えば、「価値ある情報の囲い込み」ということだと思いますが、

私はその発想があまり好きではありません。
[ 2019/01/27 00:00 ] ふと思った事 | TB(0) | CM(0)

効率化の影で失われるもの

どこの世界でも業界用語と呼ばれるものがあると思いますが、

ご多分に漏れず医療の世界にもそうした業界用語は多く見聞きします。

昔医学教育がドイツ語隆盛だった歴史を受けて、ドイツ語が由来になっているものが多いのですが、

例えば、患者さんへの病状説明のことを「ムンテラ」と言ったり(※ドイツ語のmund(口)とtherapie(治療)からきた言葉)、

未熟な若手医師を指導する指導医のことを「オーベン」と言ったり(※ドイツ語のoben(上)からきた言葉)、他にもいろいろです。

こうした言葉を省略する文化は若者文化の中でも頻繁に見受けられるものなので、

専門業界に限らず、言葉によるコミュニケーションが数多く行われる場においては、

ある程度自然発生的にできあがっていくものではないかと思います。
[ 2019/01/07 00:00 ] ふと思った事 | TB(0) | CM(0)
プロフィール

たがしゅう

Author:たがしゅう
本名:田頭秀悟(たがしら しゅうご)
漢方好きの神経内科医です。
南鹿児島さくら病院にいます。
糖質制限で10か月で30㎏の減量に成功しました。
糖質制限を通じて世界の見え方が変わりました。
今「自分で考える力」が強く求められています。
私にできることを少しずつでも進めていきたいと思います。
ツイッター:https://mobile.twitter.com/tagashuu600

※当ブログ内で紹介する症例は事実を元にしたフィクションです。

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