たがしゅうブログ

糖質制限推進派の神経内科医が日常感じた出来事を書き連ねていきます.

2013年を振り返る

2013年最後の一日です.

月並みですが,本日は自分の2013年を振り返ってみたいと思います.

2012年は糖質制限を知り,それによって見えた新しい世界を学ぶことができた一年でしたが,

2013年はその経験を元に新しい行動を次々と起こすことができた一年でした.

例えば,糖質オフ仲間との会合などで何度も東京に赴きましたし,

糖質制限勉強旅行と称して全国の糖質制限関連病院見学や市民ネットワークとの交流も行いました.

さらにケトン食についての勉強も行いましたし,絶食療法も経験しました.

加えて自分の患者さんの中にも糖質制限の理解者がかなり増えてきました.

そして何よりこのブログを始めることができました.ブログを通じて数多くの貴重なつながりも生まれました.

総じて「糖質制限飛躍の一年」であったと思います.
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[ 2013/12/31 00:01 ] 自分のこと | TB(0) | CM(20)

糖質とドーパミンと衝動性

shin1さんから興味深い記事をご紹介頂きました。

ストーカー加害者の告白 ~心の闇と対策~
http://www.nhk.or.jp/gendai/kiroku/detail02_3446_all.html


ストーカー行為の心理について加害者への取材を通じて特集された記事です。

その中に『衝動的』という言葉がありました。

糖質制限の理論を知った私はこの言葉に一つ思うところがありました。

我々はパーキンソン病という病気をよく診る機会があります。

実はこのパーキンソン病の合併症の中に「衝動制御障害(DDS)」というものがあります。
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許容と推奨では雲泥の差

糖質制限の考えが徐々に広まってきていますが、

ひとくちに「糖質制限に理解のある医師」といっても様々な立場の医師がいます。

糖質ゼロを推奨される先生もいれば、緩やかな糖質制限は推奨するけれども厳しい糖質制限は推奨しないといった先生もいらっしゃいます。

しかしこの両者には糖質の推奨摂取量以外に極めて大きな差があります。

それは「糖質を必要なものと考えているか否か」ということです。

糖質は栄養学の中で長らく三大栄養素として扱われてきましたが、その科学的根拠は乏しく、人間栄養学的に糖質は必須栄養素ではありません。

つまり糖質は「全く摂取しなくても生きていけるもの」です。
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[ 2013/12/29 00:01 ] 糖質制限 | TB(0) | CM(15)

基礎医学も進化する

年末大掃除の時期です.

先日,うちの病院でも大掃除が行われました.

ある場所の棚を掃除していると,非常に古い本がたくさん出てきました.

先輩の先生と棚の整理のために捨てる本と残す本を選別していたところ,

「ハーパー生化学(原著22版)」という本が出てきました.

江部先生のブログでも紹介されている有名な生化学の教科書です.

ただし平成3年出版のかなり古い版のものでした.

でも私はこの本を持っていなかったので,「これも捨てよう」と言う先輩の先生を制して「捨てるくらいなら私にください」と申し出てラッキーにも頂けることになりました.

少し変わったクリスマスプレゼントと解釈して,ちょいと読んでみることにしました.
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[ 2013/12/28 00:01 ] ふと思った事 | TB(0) | CM(2)

フェルガードは漢方的か

認知症コウノメソッドの話題です。

コウノメソッドの中で一つ独特な治療方法として「サプリメント(健康食品)を用いる」というものがあります。

サプリと言うだけで、あまり信用しないという医師が多い中で、

メソッド提唱者の河野先生は認知症診療においてあるサプリメントを用いる事を推奨しています。

それが「フェルガード」というサプリメントです。

もともと米ぬかから抽出された成分である「フェルラ酸」と「ガーデンアンゼリカ」の二つを混ぜ合わせたサプリメントです。

ただ『米ぬか』というと糖質制限推進派医師の私としてはちょっと心配になります。

本日はこのフェルガードについて考えてみたいと思います。
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[ 2013/12/27 00:01 ] 認知症 | TB(0) | CM(16)
プロフィール

たがしゅう

Author:たがしゅう
本名:田頭秀悟(たがしら しゅうご)
漢方好きの神経内科医です。
南鹿児島さくら病院にいます。
糖質制限で10か月で30㎏の減量に成功しました。
糖質制限を通じて世界の見え方が変わりました。
今「自分で考える力」が強く求められています。
私にできることを少しずつでも進めていきたいと思います。
ツイッター:https://mobile.twitter.com/tagashuu600

※当ブログ内で紹介する症例は事実を元にしたフィクションです。

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