2014年03月

        

そもそも病気とは何なのか

category - ふと思った事
2014/ 03/ 31
                 
私は日常診療で御高齢の方を診る機会が多いです。

そうした方の中には「自分は病気だらけだ」と言って来院される方も少なくありません。

先日もそのようにおっしゃり原因不明の手足のしびれの精査のため当科を受診された70代の女性がいらっしゃいました。

その方には高血圧症、脂質異常症、糖尿病、慢性心不全、シェーグレン症候群、原発性肺高血圧症、関節リウマチなど、様々な病名がつけられており、それぞれに対応する薬が併せて20種類も出されているような状態でした。

医療が発達して病気を病気として認識できるようになったと言いますが、

ここで私はふと思いました。

「もしも医療が発達していない時代だったら、この人はただの体が弱ったおばあちゃんなんだろうな・・・」

はたして病気とは一体何なのでしょうか。
            
関連記事
            
                

続きを読む

                 
        

卵が悪いわけがない

category - 普段の診療より
2014/ 03/ 30
                 
肉、卵、チーズを食べる事に主眼をおく「MEC食」は、

糖質制限の理論の大事な部分を踏まえた非常に有用な食事療法の一つだと思います。

「シンプルイズベスト」とはよく言ったもので、

やはりシンプルであることは周りに普及させていく上でとても大切な事ですね。

そういうわけでMEC食のノウハウは短い時間でエッセンスを伝えなければならない外来診療でとても役に立ちます。

最近は私もよく「特に肉、卵、チーズをしっかり食べて下さいね」というフレーズをよく使うようになりました。

ところが、そういう指導を続ける中でまたしても従来の常識の壁とぶつかる事になりました。
            
関連記事
            
                

続きを読む

                 
        

片頭痛と気管支喘息の関連性

category - お勉強
2014/ 03/ 29
                 
片頭痛をお持ちの方は多いと思います.

片頭痛というのは原因のはっきりしない一次性頭痛の中の一つです.

平たく言えば体質的な頭痛で,典型的なものは脈打つような拍動性の痛みが4~72時間くらいの時間幅を持って続き,次第に痛みが治まるというものです.前兆を伴ったり,吐き気を伴ったりすることもあり,一般的にはかなり強い頭痛です.

肩こりやストレスが誘因で起こる緊張型頭痛に次いで二番目に多い一次性頭痛とされています.

ある調査では片頭痛の有病率は6.0%,疑い例を含むと日本全国に1000万人もの片頭痛の患者さんがいるという報告があります(Sakai F,Igarashi H.Prevalence of migraine in Japan : a nationwide survey. Cephalalgia. 1997 ; 17 : 15-22.)

そんな片頭痛ですが,実は背景に共通の病態の関与が想定される共存症(comorbidity)というものがあります.

片頭痛の共存症には心血管疾患やうつ病の他にも気管支喘息を含むアレルギー疾患があることが注目されてきています.

今回は片頭痛と気管支喘息を示した以下の論文を紹介します.
            
関連記事
            
                

続きを読む

                 
        

従来の常識を捨てきれない人達

category - よくないと思うこと
2014/ 03/ 28
                 
糖質制限を知ってからというもの,

私は自分の患者さんの栄養指導を栄養士に頼らなくなりました.

というのは栄養士の方の多くは糖質制限に否定的な姿勢だからです.

私の病院の栄養士も相変わらず炭水化物50-60%を基本とした栄養指導をし続けています.

しかし糖質制限に理解のある栄養士さんも着実に増え続けているのも事実です.

この間コンビニに立ち寄ると,次のような本を見つけました.



監修されているのは管理栄養士の伊達友美さんです.

「食べやせ」という事で興味深かったので購入して読んでみました.
            
関連記事
            
                

続きを読む

                 
        

生存に有利な体質

category - ふと思った事
2014/ 03/ 27
                 
1日1-2食の食生活が続いています。

特に最近はほとんど1日1食の事が多くなってきました。

カロリー計算はしていませんが、食べる量としては普通の人が食べる量よりやや多いくらいだと思いますが、

それでも1日3食の人に比べると量はかなり少ないと思います。

だからカロリー理論で考えたら絶対体重が減ってしかるべき状況ですが、にも関わらず私の体重は100kg程度で概ね横ばいか、むしろわずかずつですが増加傾向にあります。不思議です。

また一方で風呂上がりの見た目が筋肉質になってきています。

今日はそんな自分の体質について考えてみます。
            
関連記事
            
                

続きを読む