たがしゅうブログ

糖質制限推進派の神経内科医が日常感じた出来事を書き連ねていきます.

月経前症候群と糖質制限

今日のテーマは月経前症候群です.

月経前症候群(PMS:premenstrual syndrome)というのは,

『月経前3日~10日の間続く精神的あるいは身体的症状で,月経発来とともに減退・消失するもの』というのがその定義です.

さらにその中で精神症状が著しく日常生活を障害するタイプのものを月経前不快気分障害(PMDD:premenstrual dysphoric disorder)と呼びます.

いずれにしても女性にとって悩ましい病気ですが,この病気の注目すべき点は「月経発来とともに何事もなかったかのように消失する」という部分です.

そこには女性特有の現象である月経,および性ホルモンのバランスが大きく関わっています.

糖質制限をすることによってPMS,PMDDが改善するという話も時々聞きますが,

今日はなぜそのような事が起こるのかについて考察してみたいと思います.
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[ 2014/04/30 00:01 ] 糖質制限 | TB(0) | CM(7)

良くなってこそのやりがい

私は今,認知症の問題に取り組んでいます.

先日このようなYahooニュースが流れていました.

<介護職>低い賃金で疲弊 相次ぐ離職「仕事夢ない」

介護の現場でも,認知症の問題は深刻です.

施設に入所するような重度の認知症の方は,食事や排泄の問題のみならず,徘徊,睡眠異常,嚥下困難,幻覚・妄想など様々な問題を抱えています.

そんな中,介護職の方はそうした問題に逐次対応して行かなければならず,本当に大変な仕事だと思います.

その介護職の賃金が低く,やりがいを感じられずやめていく人が多くなってきているという今回のニュースです.
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[ 2014/04/29 00:01 ] 医療ニュース | TB(0) | CM(6)

基準をどうとらえるか

去る2014年4月4日,日本人間ドック学会から,

人間ドックの判定基準に関して新しい見解が出ました.

それは血圧やコレステロール,BMIなどのメタボリック症候群に関係する数値の基準を次のように緩めようというものです.

人間ドック新基準

なぜ急にこのような変更することになったかというと,

「重大な既往歴がなく薬物治療や喫煙をしていない健康な成人約1万人を抽出してデータを分析。その結果、これまでの範囲を超える値でも健康を維持している人が多くいることが分かり基準を見直した」ということのようです.

しかしこれはあくまで提案であって,その基準を導入するかどうかは各施設に委ねられています.

そんな中,この人間ドック学会の提案に真っ向から反対の姿勢を呈しているのが,日本動脈硬化学会です.
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[ 2014/04/28 00:01 ] 素朴な疑問 | TB(0) | CM(4)

嫌いなものには意味がある

私は小さい頃から歯みがきが嫌いでした。

歯みがき粉のあの何ともいえない刺激性が嫌で、

親から歯をみがくよう言われても拒否する事が多く、あまり歯みがきはしていませんでした。

しかし、小さい頃はそれでよくても、大人に近づくにつれそれでは困る状況が出てきます。

やはり徐々に虫歯にはなっていくようで、時々歯の痛みに悩まされる事がありましたし、歯の色もきれいにはなりません。

しかしそれでも痛みもすぐに治まるし、さして困る事でもないためろくに歯医者にも行かずそのままにしていましたが、

さらに成長し学校の修学旅行に参加するような年になるとさらに困る事が出てきます。
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[ 2014/04/27 00:01 ] 自分のこと | TB(0) | CM(10)

外食で糖質制限するには

「糖質制限中の外食はどうすればいい?」

という悩みを時々聞く事があります。

確かに見渡せば外食できる飲食店と言えば,和食,中華,パスタ,ファストフードなど,

糖質主体の食事が提供されるお店ばかりです.

しかしそんな中でも工夫次第で外食でも糖質制限を継続することは可能です.

例えば,ファミリーレストランではセット料理ではなく,単品料理を組み合わせる事で対応できます.

また定食屋ではごはん抜きを申し出れば対応してくれる場合があります.

でも中には「ご飯を抜いて下さい」と申し出るのが気が引けるという人もいると思います.
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[ 2014/04/26 00:01 ] 素朴な疑問 | TB(0) | CM(18)
プロフィール

たがしゅう

Author:たがしゅう
本名:田頭秀悟(たがしら しゅうご)
漢方好きの神経内科医です。
南鹿児島さくら病院にいます。
糖質制限で10か月で30㎏の減量に成功しました。
糖質制限を通じて世界の見え方が変わりました。
今「自分で考える力」が強く求められています。
私にできることを少しずつでも進めていきたいと思います。
ツイッター:https://mobile.twitter.com/tagashuu600

※当ブログ内で紹介する症例は事実を元にしたフィクションです。

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