たがしゅうブログ

糖質制限推進派の神経内科医が日常感じた出来事を書き連ねていきます.

失敗から学ぶ糖質制限

2017年2月12日(日)、江部先生が理事長を務められる日本糖質制限医療推進協会主催で、

医療従事者向け糖質制限食セミナー in 大阪が開催されます。

以前、私はこの会に参加させて頂いた事があるのですが、実は今回もまた参加させて頂こうと思っています。

もう糖質制限の理論はわかっているだろうになぜまた参加するのかといいますと、ポイントは第三部の症例検討です。

今回の症例検討では治療に難渋した症例も提示され、参加者と共にディスカッションする機会が設けられているそうです。これが大事な事だと思ったからです。

うまくいった例だけに目を向けていても何も発展はしません。失敗例にこそ学ぶ事があると私は考えています。
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[ 2017/01/31 21:30 ] 告知 | TB(0) | CM(3)

うつ伏せ寝は良いのか、悪いのか

ここしばらくうつ伏せ寝の事について考えを巡らせています。

極端な人為が入っていない世界であれば、ヒトが心地よいと感じることは生存にとって有利に働いて然るべきだと私は考えています。心地よい刺激であればそれを繰り返したいという気持ちが自然に発生するからです。

しかし、私は独身の身でかつ診療の場で乳幼児を診る機会もないので乳幼児に接する実体験がないため、うつ伏せ寝と乳幼児に関する私の考察は完全に机上の空論だと自覚しております。

なのでここ数日、いろいろな方の乳幼児を育てた経験をうかがって実情を知ろうと試みました。

様々な話を総合したところ、「うつ伏せ寝をさせると赤ちゃんは気持ちよく眠る」というのは親の立場で多くの方が実感される事のようです。

一方で、「首もすわっていない赤ちゃんがうつ伏せ寝で息が苦しいからといって自力で首を横に向けるのは無理」という御意見も頂きました。

うつ伏せ寝は安眠させやすくするのに突然死のリスクになるという矛盾、これをどう説明すればよいのでしょうか。
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[ 2017/01/31 00:00 ] 素朴な疑問 | TB(0) | CM(2)

自ずから適応しようとする

本日はちょっと気軽にブロガーあるある的な話をひとつ。

ネット上のブログ管理者画面で長文の記事を書いている途中で、急に画面が切り替わり何も書かれていない初期状態に戻されることがあります。

それまで苦労して書いた長い文章が水の泡、その時のショックたるや相当なものがあります。

しかも自分のミス操作でそうなったのならまだしも、自分に非はなくて突然画面が切り替わるのだからやり切れません。FC2ブログだけの現象でしょうか。

でもさっきまで自分で書いていた文章だから覚えているでしょ、もう一回書けばいいじゃんと思われるかもしれませんが、

確かに書きたい内容のアウトラインは当然覚えていますが、微妙な表現やニュアンスの違いまではなかなか覚えられません。それゆえ全く同じ文章は二度と書けなかったりするものです。

しかも私の場合、文章を書く時にはかなり集中力を必要とします。
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[ 2017/01/30 00:00 ] ふと思った事 | TB(0) | CM(0)

ゼロに向かって減薬できない医師達

精神に作用する薬の総称を「向精神薬」と呼びます。

身近な所では睡眠薬、興奮状態を強制的に抑える鎮静薬、うつ病で用いられる抗うつ薬など多種多様のものがあります。

これらの薬を一時的に使用する分にはよいのですが、ダラダラと慢性的に使い続けてろくなことはありません。

先日もこの向精神薬にまつわり印象的な患者さんと出会いました。

40代男性でもともと精神発達遅滞、聴覚障害がある患者さんです。

社会的サポートを受けつつ仕事もされていた方でしたが、約10年前に職場が変わって同僚の無理解な接し方がきっかけとあり職場不適応に伴う興奮などのパニック症状を起こされました。

精神疾患だと扱われて直ちに精神科の病院へ緊急入院となり、そこから様々な向精神薬を投与され続ける日々が始まりました。
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[ 2017/01/29 00:00 ] よくないと思うこと | TB(0) | CM(12)

全体理解に役立たせる勉強

少し込み入った医学情報を把握する目的で私が愛読している「実験医学」という雑誌があります。

増刊号の今月の特集テーマはズバリ、「糖尿病」でした。



実験医学増刊 年月 Vol.35 No.2 糖尿病 研究の“いま"と治療の“これから"〜 単行本 – 2017/1/25
綿田 裕孝 (編集)


特集の中で東京大学大学院医学系研究科分子糖尿病科学講座特任教授の植木浩二郎先生によって、

現在わかっている範囲でケトン体に関する分子生物学的な事実の解説がなされている事もあって、

「ケトン体=悪者」とされてきた業界の風潮は近年大分様変わりしたことを少しずつ感じられるようになってきています。
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[ 2017/01/28 00:00 ] お勉強 | TB(0) | CM(0)
プロフィール

たがしゅう

Author:たがしゅう
本名:田頭秀悟(たがしら しゅうご)
漢方好きの神経内科医です。
南鹿児島さくら病院にいます。
糖質制限で10か月で30㎏の減量に成功しました。
糖質制限を通じて世界の見え方が変わりました。
今「自分で考える力」が強く求められています。
私にできることを少しずつでも進めていきたいと思います。
ツイッター:https://mobile.twitter.com/tagashuu600

※当ブログ内で紹介する症例は事実を元にしたフィクションです。

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