たがしゅうブログ

糖質制限推進派の神経内科医が日常感じた出来事を書き連ねていきます.

身体の声に従ってみる

1週間ジムを休んだ後、久しぶりに再開したら結構な筋肉痛になったという話をしましたが、

その後、5日間くらいしてようやく筋肉痛が消えて、またジムに行こうかと思っていたら、

その日は当直明けの休みの日ということもあってでしょうか、

午前中でたっぷり時間があるにも関わらず、なんだか無性にジムに行くのが億劫になる感じがしました。

うまく言い表せませんが、どうも気が乗らないのです。再び軌道を修正するためにまた行かなきゃと思うのですが、

気持ちとは裏腹に身体はなかなか動きません。以前ブログ読者の方に教えて頂いたベビーステップも試みましたがうまく軌道に乗りません。

そこで思い切って発想を変えて、私は身体の声に従って、あえて心ゆくまで休んでみることにしました。
関連記事

治すだけが治療ではない

私は神経内科医として進行期パーキンソン病の患者さんを診る機会があります。

とあるパーキンソン病患者さんはベッド上でずっと寝たきりで、

常に無表情で口を開いたままいびき様の痰が絡むような呼吸をしています。

何をするにも意欲や覇気は感じられず、まともに意志表示もできない、ベッド上なされるがままの状態です。

口をずっと開けたままにしているので、口腔内は乾燥し外来異物や細菌が侵入しやすい状況で、

唾液も誤嚥してしまいいつも吸痰が欠かせず、それでもしょっちゅう微熱を繰り返しています。

せめて少しでも病状がよくなるように、こういう患者さんに私は鼻呼吸と深呼吸をことある毎に指導するのですが、

やってくれるのは一瞬だけ、少し目を離すと再び大きな口を開けての口呼吸に逆戻りです。
関連記事
[ 2017/08/30 00:00 ] 普段の診療より | TB(0) | CM(5)

セミナーは高すぎても安すぎてもダメ

有料で開催される糖質制限セミナーが各地で開かれているという話を時々耳にしますが、

有料セミナーはその料金設定に注意しておく必要があると私は思います。

ある有意義な情報を本当に純粋に周囲に伝えたいと思うだけなら有料にする必要はありません。

有料にするということはそれとは別の何らかの意図が存在するということになります。

それはセミナーを運営する団体が最低限活動を維持していくための必要経費なのかもしれないし、

あるいは利益を出すことでさらに発展的な何かを企画して次のステージに持っていこうとしているのかもしれない。

別に商売をすることが悪いことだとは言いません。

ただその設定料金が高すぎる場合には、当初の有意義な情報を広めたいという意図が薄れていく可能性が高いということを認識しておく必要があると私は思います。
関連記事
[ 2017/08/29 00:00 ] ふと思った事 | TB(0) | CM(0)

複雑系×複雑系=未知数

大平先生の本を読んでいて若干消化不良だったのは、

オートファジーに関する記載がごくごく簡単にしか書かれていなかったことです。

勿論、オートファジーについて本格的に取り上げれば、それだけで一冊の本が出来上がるくらい膨大なテーマですから、

人の基本的な代謝について紹介する今回の本で取り上げれば、それこそ収拾がつかなくなりますので、深く取り上げなかった妥当性は理解できます。

ただ、オートファジーの理論を取り入れるか否かによって、

「タンパク質を食事から摂取し続けなければ生きていけないかどうか」について180度方向性が変わってしまうので、これは決して看過できない問題です。

そしてこの事は今わかっている生化学的事実だけですべてを説明しようとすると、誤解につながるという可能性を示唆しています。
関連記事
[ 2017/08/28 00:00 ] 素朴な疑問 | TB(0) | CM(2)

なんとなくの理解でごまかさない

ディベートで勝つための秘訣は自論だけではなく、

打ち負かしたい相手の理論のメリットをあえて調べ尽くすことにあるという話を聞いたことがあります。

私は最近、糖質制限実践者でありながら、あえて糖質の良いところについて深く考えるようにしています。

真っ先に思いつくのは、なんといっても糖質は手っ取り早いエネルギー源になるということです。

しかしこれは糖質のメリットというよりグルコースのメリットであり、グルコースが糖新生システムにより糖質に頼らずに合成できる以上、強いメリットにはなりません。

あるいは人々を魅了して止まないおいしさがあるという点もあります。しかしこれも裏を返せば中毒の形成への道筋を作ることにもなりメリットでもあり、デメリットでもある話です。

そんな中、食品の保存技術で「塩漬け」と並ぶ、「砂糖漬け」について注目してみました。
関連記事
[ 2017/08/27 00:00 ] ふと思った事 | TB(0) | CM(0)
プロフィール

たがしゅう

Author:たがしゅう
本名:田頭秀悟(たがしら しゅうご)
漢方好きの神経内科医です。
南鹿児島さくら病院にいます。
糖質制限で10か月で30㎏の減量に成功しました。
糖質制限を通じて世界の見え方が変わりました。
今「自分で考える力」が強く求められています。
私にできることを少しずつでも進めていきたいと思います。
ツイッター:https://mobile.twitter.com/tagashuu600

※当ブログ内で紹介する症例は事実を元にしたフィクションです。

最新トラックバック
メールフォーム