2018年04月

        

糖質制限希望の患者さんの受け皿を作る

category - 普段の診療より
2018/ 04/ 30
                 
先日の鹿児島糖質制限講演会に参加して下さった方が、

糖質制限での診療を希望されて私の外来に受診されるという出来事がございました。

かなり遠いところからわざわざ来られていたので誠に恐縮でしたが、

折角御希望頂いているので精一杯診させて頂くことに致しました。

ただこの患者さん、もともとかかっている病院へは何も告げずに薬が無くなるタイミングで私の所を受診され、

それまで打っていたインスリンも自己判断で止められたとのことでした。
            
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医療関係者には糖質制限を勧めにくい

category - 普段の診療より
2018/ 04/ 29
                 
人間はそれほど合理的な生き物ではないと以前も書きました。

医師であれば誰でも、たとえどんな人物が患者として訪れようと平等に公平に診療に当たる事が、世間に求められている医師像ではないかと思います。

そうしたいのはやまやまなのですが、私の場合、相手によって診療内容を変えざるを得ない場面がどうしてもあるのです。

その一つの例は、相手が医療関係者、もしくは患者さんの近しい家族に医療関係者がいる場合があります。

一般論としても患者が医療関係者の時の診察は、まるで自分の行いが試験されるかのように感じられ緊張してしまうのですが、

私の場合は自分が糖質制限推進派医師ということが大きく関わってきます。
            
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主体性は上達の元

category - ふと思った事
2018/ 04/ 28
                 
先日とある訪問診療系の症例検討会に参加してきました。

一人の症例に対して医師、看護師、理学療法士、医療ソーシャルワーカーといった多職種が

その患者にどのように関わり、どのような経過をたどったかということをそれぞれがパワーポイントを用いて発表されていました。

それぞれがその患者さんの情報を事細かに述べて、経過もかなり詳しく述べられており、その内容もすべて配布資料として配られるという親切さだったのですが、

残念ながら、私が把握できたのは症例の大まかな流れだけでした。

なぜならば与えられる情報のほとんどが文字情報であったからです。
            
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コレステロールにも人生を支配されない

category - ふと思った事
2018/ 04/ 27
                 
以前、私は「血糖値に人生を支配されない」という記事を書きました。

従来のカロリー制限では、十分な血糖コントロールを図るのが困難であったため、

患者さんは何も考えていなければ言わば自分の健康を医療へゆだねるしかないという状況があったかと思います。あるいは今でもほとんどはそうかもしれません。

それが糖質制限の普及によって少なくとも血糖コントロールに関しては医療に頼らずに自分の意思でコントロールしやすい状況になりました。

ところが今度は医療に依存する代わりに、血糖値に依存するという状況が出てきてしまいました。

血糖値変動がその都度気になり、少々血糖値が変動しただけでも不安があおられてしまい、さらにその不安がストレスとなって血糖値を上昇させ、さらに不安が増幅してしまうという悪循環です。

ある意味それは、カロリー制限だけしか選択肢がなかった時代には存在しなかった不安であるように思います。
            
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運動習慣に見合った筋力がつく

category - 素朴な疑問
2018/ 04/ 26
                 
私の中での健康を維持するための二大原則は、

糖質制限+ストレスマネジメントですが、

そこに運動も入れてはどうかという御意見を時々頂くことがあります。

確かに運動は健康を維持するために考慮すべき大きな要素の一つだとは思います。

しかし私の中で運動は、糖質制限とストレスマネジメントに比べて何か違うという違和感があったため、いまいちその御意見を採用し切れずにいました。

最近熟考を重ね、その違和感の正体が少しわかってきたように思います。
            
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