2018年06月

        

適切に楽をし、適切に仕事する

category - ストレスマネジメント
2018/ 06/ 30
                 
今の世の中、ほとんどの人は生きていくために仕事をする必要があると思います。

普通に生きていくためにはお金が必要で、安定的にお金を手に入れるためには仕事をする必要があるからです。

一方で仕事はストレスを生み出す大きな源にもなりえます。

お金を手に入れるために、それによって自分や家族を養うために、

多少やりたくなくたってしなければならない仕事もある、という事は多くの大人が感じるところではないかと思います。

理想的には「自分のやりたいこと=自分の仕事」となる状況がストレスマネジメント的には一番良い状態ではないかと思いますが、

なかなか理想通りの仕事に就くというのは難しいことかもしれませんね。
            
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事前の想定より事後の柔軟対応

category - ふと思った事
2018/ 06/ 29
                 
最近医療関係の講演会でも、ネット動画配信の形式がよく見られるようになってきました。

これまでは都心部の講師の講演会は都心部にいる人しか聞きに行けなかったのが、

このシステムによって、講師は都心部にいてもネットでつなぐことによって、地方にいる人も聴講する事ができるようになりました。

インターネットがもたらした新しい情報伝達の在り方のおかげで、情報を入手するのに地理的な不公平性はだいぶ少なくなったように思えます。

ところがこのネット動画講演会、実際に参加してみると私は若干の違和感を覚えます。

一つはその講義に集中しにくいということです。
            
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六病位を適応・消耗病態で捉える

category - 漢方のこと
2018/ 06/ 28
                 
漢方を勉強していると「六病位(ろくびょうい)」という考え方を学びます。

その昔、感染症に対する対抗手段が漢方薬しかなかった頃、

先人達は感染症を急性熱性疾患と捉え、その進行度を6つのステージに分けて考えました。

それぞれ「太陽病(たいようびょう)」期、「少陽病(しょうようびょう)」期、「陽明病(ようめいびょう)」期、

それから「太陰病(たいいんびょう)」期、「少陰病(しょういんびょう)」期、「厥陰病(けっちんびょう)」期、

という6つのステージを示しました。3つの「陽」がつく時期と3つの「陰」がつく時期があることから、「六病位」のことを「三陰三陽(さんいんさんよう)」と呼んだりもします。

このことは3世紀の初めに長沙(湖南省)の太守(知事)であった張仲景という人物が記したとされている『傷寒雑病論(しょうかんざつびょうろん)』、通称『傷寒論(しょうかんろん)』に明記されています。
            
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受容と保留

category - ふと思った事
2018/ 06/ 27
                 
前に不安のスパイラルから抜け出すには保留力が重要という話をしましたが、

ひとつ、保留のように見えて実は保留ではないという行動に注意しておく必要があります。

ある医師アンケートで糖質制限に対して賛成でも反対でもないと答えている人が過半数近くいるとの話を聞いたことがありますが、

この「賛成でも反対でもない」というスタンスは「保留」にしている状況と言えるでしょうか。

言える場合もあると思いますが、内情をよく見ると実質保留ではなく、それは「非受容」であると思える場合があります。

例えば少数派の医師で、糖質制限を推奨しているのを止めはしないが、自分は関わり合いになろうとしない姿勢の医師は、

それは保留にしていると言えばしていますが、受容していないという要素の方が強いような気がします。
            
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適応・消耗病態別治療法の概念

category - 素朴な疑問
2018/ 06/ 26
                 
引き続き、①可逆的な消耗疲弊→②可逆的な過剰適応→③不可逆的な消耗疲弊→④死亡、のステージング分類について考えます。

これらの流れは主に慢性疾患において当てはまる考え方だと思います。

先日いわゆる風邪症状は基本的に過剰適応反応だと述べましたが、

より正確に言えば、本来は「適切な」適応反応が起こっていて、時にそれが過剰適応反応へと移行しうる、という感じだと思います。

言ってみれば①の前に存在する「⓪正常な適応反応」のステージで完結するのが、一般的な急性疾患のパターンだと思います。

ただその急性疾患がいわゆる「こじれた状態」になってくると、①→②→③の順に病状が変化し、疾患が慢性化してくるのではないかと思います。

まず、「①可逆的な消耗疲弊」は、適切に休んでいれば元に戻る状態です。
            
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