2018年08月

        

常に納得し、いつでも軌道修正できる

category - 主体的医療
2018/ 08/ 31
                 
先日の記事は読む人によっては、私が視野狭窄に陥っているイメージを与えてしまったかもしれません。

何でもかんでも西洋医学を忌避させるような記事を書くのはいかがなものか、と。

早期がんで早めに手術を受けて助かった人もいるし、それを受けずに代替療法に走った結果死期を早めた芸能人もいるのだから、と。

西洋医学中心医療で恩恵を受けている人も確かにいるのだから、西洋医学の終着点がまるで地獄のように表現するのはよろしくないと。

すべては、その人が事実をどのように解釈するかという点に尽きると思います。

早期がんを手術や内視鏡で切除できた状況は、多くの人は進行がんになる前に命が救われた望ましい状況と解釈されるかもしれませんが、

私にとっては「さしたる症状がないにも関わらず、人為的外傷を加え臓器欠損がもたらされた状況」と解釈します。
            
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向学心と情報収集

category - 主体的医療
2018/ 08/ 30
                 
主体的医療を行うためには自分の頭で考えることが不可欠です。

野生動物は五感を中心とした自分の感覚のみが判断の頼りでした。

しかし人間は高次脳機能が発達し、言語、思考、概念を通じて文化的価値観を独自に形成してきた動物です。

そうした社会性の中で判断を求められる場合に必要不可欠なものは「情報」です。

人間の世界のみに生じた様々な問題をどう解決すべきかを考える時にはどうしても五感だけでは太刀打ちできないことが出てきます。

だから主体的医療に取り組むためには自分から情報を集めにかかる必要があります。
            
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いなくなって初めてわかる存在感

category - ふと思った事
2018/ 08/ 29
                 
ワイドナショーというワイドショー番組を好きでよく見ています。

この番組はお笑い芸人の松本人志さんがレギュラー出演されていて、

同じくお笑い芸人の東野幸次さんと女性アナウンサーの司会の下、週替わりのゲストコメンテーターとともに、

普段ワイドショーで取り上げられることの多い芸能人がワイドショーについて語り合うというコンセプトのもとトークが繰り広げられる異色のワイドショー番組です。

老若男女様々な立場のゲストが様々な視点で独特の意見を述べられる様子も見ていて面白いのですが、

やはり一際目を引くのは、レギュラー出演されている松本人志さんのコメントです。
            
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かんじんなことは論文に書いていない

category - 読者の方からの御投稿
2018/ 08/ 28
                 
カリフォルニア大学ロサンゼルス校助教授の津川友介氏の記事を取り上げて、

文献ベースで事実に立脚していない思考は、文献の妥当性が崩れると同時に途端に信頼度を失うという問題点について指摘しました。

その記事対してブログ読者のホリデーさんより、津川氏の「白い炭水化物を食べている人は体重が増加しているのに対して、茶色い炭水化物を食べている人では体重が減っている」との主張について、

その根拠となっている引用文献(Mozaffarian D, et al. N Engl J Med. 2011 Jun 23;364(25):2392-404.)に直接当たって検証してみたとのコメントを頂きました。ホリデーさん、有難うございます。

ホリデーさんが検証された内容は御自身のブログに書かれておられます。私もその内容を読ませて頂くとともに、自分でもその文献を確認してみました。

確かにホリデーさんの御指摘もわかるような気がしますが、なかなか理解しきれない所もあります。

なぜ理解しきれないかと言えば、判断するのに十分な情報が論文に書かれていないからだと私は思います。
            
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非我慢のススメ

category - ふと思った事
2018/ 08/ 27
                 
企業にしても、病院にしても、ブラック化する背景には、

そのコミュニティに属するメンバーの小さな我慢の蓄積が隠れているということを以前指摘しました

ということは、ブラック化を防ぐためには、我慢をやめた方がいいということになるかもしれません。

しかもまだ我慢が小さい早い段階で解消すべきです。なぜならば我慢が大きくなり過ぎて破綻した時には多くの場合、取り返しがつかないことになってしまうからです。

疲れたら疲れたと言う。行きたくない誘いはきっぱりと異なる。サービス残業は一切しない。

しかし、はたしてそれで本当によいのでしょうか。
            
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