2019年01月

        

公的情報と私的情報

category - ふと思った事
2019/ 01/ 29
                 
医療情報を囲い込むべきではない」という私のスタンスについてもう少しだけ掘り下げて考えますが、

私は何も患者の個人情報までを公開し、シェアすべきだと考えているわけではありません。

情報にはシェアされるべき公的情報と、シェアされるべきではない私的情報とがあると考えています。

私が囲い込むべきではないと考えている情報は、あくまでも公的情報の方です。

例えば、「糖質は血糖値を直接上昇させる」ですとか、「消毒は細菌よりも生体細胞への傷害性が強い」などといった情報がシェアすべき公的情報の例です。

一方で患者個人が特定されうるプライベートな情報は私的情報に入ります。
            
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グループのあるべき姿とは

category - 素朴な疑問
2019/ 01/ 28
                 
医療情報は囲い込まない」という私のスタンスにいて書きましたが、

その意味で私が好ましくないと感じるのは、いわゆる学会という存在です。

学会とは、会員が支払う年会費や学術総会などの企画への参加費などにより運営されている団体ですが、

ここで得られる情報も、基本的に会員に限定されている情報なので、「オンラインサロン」と同様に、「価値ある情報の囲い込み」の構造があります。

特に医学系の学会で情報の囲い込みは本当によろしくありません。誤解を恐れずに言えば、本当に患者を助ける気があるのか、とさえ思ってしまいます。

しかし一方で一人ではできないことも集団になればできる、ということもあると思いますし、お金がなければ集団としての活動も事実上困難です。

はたして集団として活動する場合、そのスタンスはいかにあるべきなのでしょうか。
            
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医療情報を囲い込まない

category - ふと思った事
2019/ 01/ 27
                 
本日は最近よく耳にする「オンラインサロン」について私見を述べたいと思います。

はじめに、私自身は「オンラインサロン」なるものに参加したことはないので、あくまでもそうした人間の個人の見解だと御理解頂いた上でお読み頂ければ幸いです。

「オンラインサロン」とは、主催者へ会費を支払って参加するクローズドグループで、

参加すれば特別な情報を入手することができる代わりに、参加者へはいかなる場合でも他所へ情報を漏洩してはならない、というルールを守らなければならないというものだと思います。

一言で言えば、「価値ある情報の囲い込み」ということだと思いますが、

私はその発想があまり好きではありません。
            
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自分を適切に認識する難しさ

category - 素朴な疑問
2019/ 01/ 26
                 
先日紹介した「隣のサイコパス」という本には、コラムとして次のようなことも書かれていました。

(p52より引用)

【サイコパスの科学者が真の自己を探求する書】

サイコパスに関する多くの書物の中でも特別な一冊が、

神経科学者のジェームズ・ファロン氏による『サイコパス・インサイド―ある神経科学者の脳の謎への旅』(金剛出版)。

            
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「サイコパス」について学ぶ

category - おすすめ本
2019/ 01/ 25
                 
最近、興味深いような、恐ろしいような複雑な気持ちになった本を読みました。



まんがでわかる 隣のサイコパス 単行本(ソフトカバー) – 2018/2/2
名越康文 (監修)


猟奇的殺人や反社会性に関わるイメージの多い「サイコパス」という言葉ですが、

実は医学用語としては「サイコパス」という言葉は一般的には用いられません。

「サイコパス」とは、主に異常心理学や生物学的精神医学などの分野で使用されている心理学用語で、

サイコパシー(psychopathy 精神病質)を有する人、つまり精神病質者を指しています。
            
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