2019年02月

        

「ことば」:たにやま哲学カフェ参加の御報告

category - イベント参加
2019/ 02/ 28
                 
鹿児島でいつもお世話になっているたにやま哲学カフェへ今回も参加して参りました。

今回のテーマは「ことば」についてでした。

「言葉」でもなく「言語」でもなく、「ことば」です。司会された方がこのテーマを選んだ背景を後でお聞きしたところ、

ことばの発し方によってポジティブにもネガティブにもなると、自分はポジティブなことばに興味を持っているが、みんなはどのように思っているのかということでこのテーマを選ばれたそうです。

私がまず最初に思ったのは、ことばというのは人類が生み出した最大の発明品だということです。
            
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「好き」:たがしゅう哲学カフェ in 調布の御報告

category - たがしゅう哲学カフェ
2019/ 02/ 24
                 
去る2019年2月23日(土)、たがしゅう哲学カフェ in 調布を、

東京都調布市仙川町の低糖質おやつのお店「しまねこや」さんで開催し、15名くらいの方々に集まって頂くことができました。

今回のテーマは「好き」でした。このテーマは場所を提供して下さった「しまねこや」店主の遠藤かおりさんからのご発案で、

好きを基本に始めることができた低糖質おやつのお店ですが、一方で知り合いの方で趣味が高じてコーヒーの仕事を始めたけれど、それは「好き」で続けられているわけではない、と言っている人もいる、と。

はたして「好き」とは何なのだろうと思ったことがきっかけとなりこのテーマを選ばれた、とのことでした。
            
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手術に踏み切る前にできること

category - 素朴な疑問
2019/ 02/ 22
                 
世の中には可逆的な変化と不可逆的な変化があります。

医療を扱っていると特にその事を強く意識するように思います。

病気にも可逆性と不可逆性があり、不可逆的な病態にまで及んだ時、医師としては否が応でも無力さを痛感させられます。

でもその度に責任感や罪悪感を感じていたらキリがないし、まともに受け止めていたら医師の仕事は務まりません。

だから私は周りからどう思われようとも、自分の心の平穏を保つためにも、不可逆的な病気と遭遇した時に、

その状態にはなるべくしてなったのであり、自分にできるのはここからなるべく害を与えないよう成り行きを見守るのみと思うようにして、

その考えに沿って今の医療体制で私ができる事を考えるようにしています。
            
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白血病細胞には正常細胞部分が多く残っているのかもしれない

category - 読者の方からの御投稿
2019/ 02/ 21
                 
ブログ読者のドクターの方から、先日の記事「白血病と糖質制限 ~白血病に糖質制限は効くのか~」について、

記事の中で引用したM.D.アンダーソンがんセンターの文献に関して次のような御意見を頂きました。

文献の中で白血病細胞の増殖を抑制したとされるエトモキシル(長鎖脂肪酸酸化阻害剤)は脂肪酸のβ酸化、すなわち脂質をエネルギーとして利用する代謝をブロックするので、糖エネルギーをメインで使うがん細胞(白血病細胞)にこれが効くというというのはおかしいのではないか

鋭い御指摘です。実は私も脂肪酸酸化阻害剤と聞いた時に、「これだと糖質制限の逆だから、効くというのは何か変なのでは?」と思っていましたが、そこは記事中に記したように酸化を阻害すれば酸化ストレスが減少するという点で矛盾は生じないのではないかと記事を着地させたつもりでした。

しかしドクターの御指摘を受けて、もう一度この点について考え直してみたいと思います。
            
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白血病と糖質制限 ~白血病に糖質制限は効くのか~

category - 糖質制限
2019/ 02/ 20
                 
私も全国各地の糖質制限推進派の医師達と比較的接点が多い方だと思いますが、

血液内科が専門で糖質制限を推進している医師の存在を私は知りません。

理由はわかりませんが、そうした医師がいない以上、白血病に糖質制限が効くかどうかは自分の頭で考えるしかありません。

ならば現時点で私のできる範囲で白血病に対する糖質制限の可能性について考えてみたいと思います。

まず白血病は遺伝子の異常が深く関わっている病気です。

前回の白血病の概要を示した記事でも出てきたBCR-ABL異常遺伝子はその一例ですが、

それ以外にも、白血病のタイプによって様々な遺伝子や染色体の異常がある事がわかっています。
            
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