たがしゅうブログ

糖質制限推進派の神経内科医が日常感じた出来事を書き連ねていきます.

白血病と糖質制限 〜なぜ誰も語ろうとしないのか〜

水泳の池江璃花子選手が白血病であることを公表されたというニュースが話題となっています。

若くて才能もある彼女の心中は、部外者の私が想像できるよりもきっとはるかに辛いものがあるのではないかとお察しする次第です。

でも部外者ながらも、何とか身体へのダメージを残すことなく乗り越えてほしいと切に願うばかりなのですが、

ここでふと、糖質制限と白血病の関係については、あまりどの場所でも語られていないということに気付きます。

試しに「白血病 糖質制限」で検索してみても、それがメインの情報は全く引っかかってきません(※2019年2月17日現在)。

それにはいくつかの理由があるかと思います。結論から言えば、「語りたくても語りにくい」からではないかと私は思うのでが、

そんなタブーを振り払って、今日は白血病と糖質制限について私なりに考えてみたいと思います。
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[ 2019/02/18 00:00 ] 糖質制限 | TB(0) | CM(1)

個人の中と社会の中での不可逆的変化

変化を好む2割、変化を好みもしないし嫌いもしない6割、変化を嫌う2割という話をしました。

また変化を好む2割+中間の6割、合わせて8割の人は、変化に遭遇した時に認知的不協和を解消するためにそれぞれの対処行動をとるという話もしました。

そして変化を嫌う2割は、変化に遭遇した時にもその変化に気付ききれないという話もしましたが、

最後の2割の人がとる行動は、「もはや変化に適応できなくなった状態」だと言い換えることもできます。

私はこうした人達の行動を個人の問題ではなく、社会全体の病理ではないかと思うと表現しましたが、

もはや引き返すことができなくなったこの状態と、細胞における不可逆的な変化というのは共通構造を持っているように思えます。
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[ 2019/02/17 08:40 ] ふと思った事 | TB(0) | CM(0)

認知的不協和をどう解消するか

ブログ読者のジェームズ中野さんから、先日の記事「糖質制限反対派が抱えているかもしれない苦しみ」について

次のようなコメントを頂きました。皆様ならどうお考えになられますでしょうか。

(以下、コメント引用)

今回先生が取り上げられた設定はやや特殊な感じがいたします。私が今考えていることを書かせていただきます。

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糖質制限反対派が抱えているかもしれない苦しみ

一般社団法人エンドオブライフケア協会理事の小澤竹俊先生の御講演について紹介しましたが、

小澤先生は「すべての苦しみは目に見えるとは限らない」ということもおっしゃっていました。

はたから見れば苦しんでいないように見える人でも、人知れず苦しんでいるということは十分にありえるということです。

ということで今日はあえてこんなことを考えてみたいと思います。

糖質制限を認めようとしない医師達が人知れず抱えているかもしれない苦しみについてです。
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[ 2019/02/11 00:00 ] ふと思った事 | TB(0) | CM(24)

主語を逆転する

「苦しんでいる人は、自分の苦しみをわかってくれる人がいると嬉しい」

私達は人知れず苦しんでいる人の気持ちをわかってあげることがはたしてできるのでしょうか。

余命幾ばくもないと宣告された人、愛する人を失った人、誰にも相談できずにいじめの苦しみを耐え抜いているこども…、

アドラー心理学では課題の分離という概念があり、他人の課題に土足で踏み込んではならないとの考え方があります。

その一方で目の前で苦しんでいる人がいるのなら、何とかその人の力になれないか、どうしても考えてしまうのが人情です。

はたして、こうした状況において私達には何ができるのでしょうか。
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[ 2019/02/10 07:20 ] イベント参加 | TB(0) | CM(2)
プロフィール

たがしゅう

Author:たがしゅう
本名:田頭秀悟(たがしら しゅうご)
漢方好きの神経内科医です。
南鹿児島さくら病院にいます。
糖質制限で10か月で30㎏の減量に成功しました。
糖質制限を通じて世界の見え方が変わりました。
今「自分で考える力」が強く求められています。
私にできることを少しずつでも進めていきたいと思います。
ツイッター:https://mobile.twitter.com/tagashuu600

※当ブログ内で紹介する症例は事実を元にしたフィクションです。

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