(p209-210より引用)
アマゾンでは、「説明資料は箇条書きにせず、必ず文章形式で書く」というのが基本ルールとなっています。
プレゼンテーションでは、パワーポイントの箇条書き形式で資料を作る企業も多いと思います。けれども、アマゾンではNGなのです。
なぜか?「後からその資料を読み返しても内容がわかるものでなければならない」という考え方があるからです。
パワーポイントの資料を使ったプレゼンテーションの場合、キーワードだけを箇条書きにしているのでわかりやすいですし、
動画などが盛り込まれるとさらに印象的です。
プレゼンテーターは箇条書きの行間を埋めるようにして、話を展開していきます。
うまくハマれば、一体感を作ることができるでしょう。
その一方、「後で困ることが出てくる」とアマゾンでは考えます。
例えば、「出席者ごとに箇条書きの行間の解釈に差異が生まれてしまう」
「プレゼンテーターが話したことを忘れてしまう」「言った、言わないで揉めてしまう」などです。
実は、アマゾンでも初めの頃はパワーポイントを使ったプレゼンが行われていました。そこに〝禁止令〟を出したのは、他ならぬジェフ・ベゾスです。
なぜなら、ジェフ・ベゾスは、社内会議などで1週間に何十もの報告を受ける身です。
そのいちいちすべてを覚えていられるわけはありません。
資料を読み直してみるものの、「何を言いたいのか、よくわからない」と腹を立ててしまったのです。
そこで、2006年頃だったと思いますが、「パワーポイントのアニメーション作りなんかに時間をかけるな。すべて文章形式で書くように。
その資料を読んだだけでわかるようにしろ」となったわけです。
(引用、ここまで)
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Author:たがしゅう
本名:田頭秀悟(たがしら しゅうご)
漢方好きの神経内科医です。
南鹿児島さくら病院にいます。
糖質制限で10か月で30㎏の減量に成功しました。
糖質制限を通じて世界の見え方が変わりました。
今「自分で考える力」が強く求められています。
私にできることを少しずつでも進めていきたいと思います。
ツイッター:https://mobile.twitter.com/tagashuu600
※当ブログ内で紹介する症例は事実を元にしたフィクションです。
今日はありがとうございました。
鹿児島での講演会も勉強になりましたが、今回は先生の工夫も感じられ楽しくお話を聞かせていただきました。
先生が全身で説明してくださり、笑いもおきたりととても和やかな雰囲気でしたが内容はしっかりと伝わってきました。
残念ながら大阪の講演会には行けませんが
次回も楽しみにしています。